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自分に負けない物語。将棋アニメを超えたヒューマン・ドラマに涙する。「3月のライオン」第2シリーズ。

あなたは季節ごとにどのくらいTVアニメをご覧になりますか?アニメ作品は基本、1クール(3か月)12~13話が主流ですが、季節ごとに各40作品以上が登場するのがもう当たり前になってきています。最近の深夜TVアニメは制作本数が大杉(゚∀゚)です!社畜な私はさすがにその40タイトルを全部観ることは到底出来ません。普通、そんなに観ないだろう!いいとこ1~2本だよ。もちろん、エリアによって視聴出来ないアニメもあったりしますので、そもそも全クリは出来ませんが。

ネットで情報も織り混ぜながらピックアップし、約10~15作品にまで視聴作品を絞り込みます。数年前は観たい作品が季節ごとに7~8作品前後といったところでしたが、そのように絶対数が増加傾向にあるので、それに比例して観たい作品数も増え、最近では15作品ぐらいまで膨れ上がってしまいます。それを全部観るとなると、季節に15作品×1作品あたり12話×1作品あたり24分=4,320分(72時間)が必要とされます。

がんばってアニメをのべ72時間観続けたら、NHKさんは私の72時間をドキュメントしてくれるでしょうか?(NHKさんの番組「ドキュメント72時間」のことです。あれ、結構面白いですよね)。おっさんの時間ごとの定点観測で、アニメに一喜一憂する姿が撮れます。そして、おっさんが全部インタビューにコメントします。とってもウザそうですね。誰もそれを観ても嬉しくもなんともない代物。ユーチューバーとしての自己満足ならあり?(笑)

そんなわけで、私のアニメ作品の視聴は季ごとに10~15作品が限界です。それ以上はもう食えません!なぜなら、それ以上は仕事中に観るしかなくなってしまいますので。(笑)冗談ですよ。さすがに、節度ある日本の正義”サラリ~マン”(中身はおっさん)としてはそれはイカンでしょうから。社畜には社畜なりのプライドがありますから。絶対に負けられない戦いがそこにある!なので。その視聴の中からどうしてもこれだけは皆さんにお伝えしたい感動作品を、4~5作品、筆無精なのになぜか、お伝えしています。

冬アニメがあまりにもわたし的には豊作だったので、紹介したい作品が現在、てんこ盛り状態なのです。その中で、やはり、この作品を紹介しないことには私は前に進めない、ということに気が付きました。(正確には秋から冬にかけての2クール(22話)で終了した作品です。)それは、この作品を優先的に記事にしないと、私が後悔するからです。この作品を紹介して、まだ観ぬ人に感動を分かち合っていただかないと、今後で私がおすすめする記事がすべて、嘘っぱちになりそうで。この作品はNHK・総合11:00~の放送でしたのでガチな深夜アニメではありませんが、私の中では特別枠(「交響詩篇エウレカセブン」も深夜帯ではありませんがその枠で記事にしております)のくくりとして紹介したいのです。つまり、私の中では”世界アニメ遺産”な作品なのです。

その作品とは「3月のライオン」第2シリーズです。

3月のライオン第2シリーズ1

この作品は、私が第1シリーズについて、すでに1度、記事にしてます。同じアニメは原則として2度は記事にしませんが、面白すぎて2期目まで待てない場合は記事にし、2期目の内容が1期を越える面白さの場合は例外的に2度めの記事を書くことになります。過去、100作品以上を記事にしてきましたが、このパターンはこれが4作品目です。そして、この作品、第2シリーズは、私が今まで観たアニメの中で1作品中で一番涙した作品でもあります。全22話中、4度、涙腺崩壊に追いやられています。「プラスティック・メモリーズ」の全12話中、3度の涙腺崩壊を上回る”泣きアニメ”でもあります。

「3月のライオン」は将棋アニメ青春アニメです。しかしながら、主人公をはじめ、彼と関わる周囲の様々な人物が多数登場し、それぞれの人間性が深く描かれた”群像劇”でもあります。ときに優しく温かく、ときに冷たく、ときにものすごく熱い物語が展開されていきます。気がつけば将棋アニメということを忘れてしまうくらいのヒューマンドラマを垣間見ることになります。逆に、純粋な将棋アニメを望む方は「りゅうおうのおしごと!」をおすすめいたします。こちらはこちらですごく面白い作品です。では、この作品が将棋アニメである必要性は無いかといえば答えはNOです。将棋を軸とした根幹と、その枝葉に多くの人間がつながっているからです。だからこそ、最後までその軸をもとに、ぶれないお話が続いてゆくのです。人の生き方にスポットを当てた作品が好きな方に、ぜひとも観ていただきたい作品です。

また、この作品はお子さんをお持ちの世代にこそ、ぜひ、観ていただきたい作品です。悩み多き子供に対して、大人がどう寄り添えるかも第2シリーズには描かれています。単なる将棋アニメではありません。この作品はその枠を越えています。なので、その世代の方にはかなり共感を持って観ていただける作品だと思います。

そして、この作品の第2シリーズのテーマはズバリ、”自分に負けない”です。本当にたくさんの人物が登場しますが、みんな、世の中と、そして他人と、闘っております。でも、みんな最後は自分の内面と闘っています。どの人物も決して自分に負けていないのです。つまり、自分を信じるということ、自分の導き出した答えを信じ、それに向かって行動すること、眼の前のハードルを越えてゆこうとする強い心をそれぞれが持っています。そうした多くのドラマを観ていると、観ているこちらもとっても勇気づけられます。リアルで負けそうになっている方、このアニメの中ではみんなが必死で生きています。自分だけじゃない、って思えたら、もうひとがんばりする力がきっと出てくるはずです。

3月のライオン第2シリーズ3

幼い頃に事故で両親を亡くし、父親の親友の家に引き取られて暮らすことになった”桐山零”。零の父親は将棋が好きで、彼もまた将棋が好きだった。父親の親友で零の養父となったのはプロ棋士の”幸田”八段。彼のもと、零は類稀なその才能を開花させてゆくが、実の息子や娘に疎まれて、やがて家に居場所がなくなり、家を出てゆくことを決意。中学を卒業し、一人で生きて行くために15歳でプロ棋士となる。孤独と闘いながら少年が一人、生活して行くことは並大抵のことではなかった。

東京の大きな川沿いの小さな町で生活を始めた零。ある日、彼は道端で生き倒れてしまう。そこを通りかかった心優しい”川本あかり”に助けられる。それをきっかけに、川本家との交流が始まる。零は、将棋の合間に次第に川本家に身を寄せるようになってゆく。その川本家も、実は両親を事故で亡くし、残された3姉妹で生活している。あかりは川本家の長女で妹たちの面倒を見る母親代わりでもある。あかり・ひなた・モモの3姉妹はとても温かく、いつも零を迎えてくれる。その優しさに触れ、近くに住むあかりたちのおじいちゃんとも交流は深まり、零は徐々に閉ざされた心を開いて行く。

一度止めた高校も編入し直し、再び高校生活も同時に送る、二足のわらじを履くことを零は選んだ。将棋を言い訳にしないためにも。学校では良き理解者である担任との出会があった。また、将棋の世界では彼のライバルが彼に熱い想いをぶつけるのであった。いつしか、彼は、ただ生きる手段だけの将棋から、誰かを守るための、更に強い将棋を目指すようになって行くのであった。(第1シリーズあらすじ)

5月の朝、起きて窓を開けても、身をすくめないで済む風が吹くようになった。 
”桐山零”。これが僕の名前。  
大きな川沿いの、小さな町で暮らしている。  
C級1組、5段、18歳。   
職業、プロ棋士。                      (第2シリーズ1話冒頭)

3月のライオン第2シリーズ2

第1シリーズよりたくましくなった彼の生き様が描かれた全22話は、2017年10月~2018年3月に”NHK総合”で毎土23:00より放送されました。原作は女性漫画「はちみつとクローバー」の作者である”羽海野チカ(うみの ちか)”さん。彼女が望むアニメーション制作会社と監督、”シャフト×新房昭之”でこのアニメは完成されました。この組み合わせは「魔法少女まどか☆マギカ」といえば納得いただける方も多いかもしれません。第2シリーズから観ても十二分に楽しめる作品ですが、おそらくはこれを観ると、あとから第1シリーズがきっと観たくなるはずです。急がば回れで、せっかくなら、第1シリーズ全22話から観るのをおすすめいたします。ちなみに、原作の漫画は2007年7月より青年漫画誌「ヤングアニマル」で不定期掲載。現在。既刊13巻です。

この作品は実写版にもなり、劇場版映画が昨年の春に公開されました。しかしながら、豪華キャストを持ってしても思ったほどに爆発的なヒットはしませんでした。おそらくは、漫画の世界観、そしてアニメの世界観を超えることが出来なかったのかもしれません。実写版はアニメとはまったく別ものなので、それを比較することはナンセンスです。それぞれの楽しみ方があるので違う作品と思って観るのが礼儀だと私は思います。ただ、単純に売れたか売れないかだけをみると、実写版は大成功とはいい難い結果だったのではないかと。

多くの「3月のライオン」の漫画ファン・アニメファンがそれぞれの世界観という磁場に引きづられて実写の世界には足を踏み入れなかったのではないでしょうか。つまり、完成された漫画・アニメの世界観ですでにお腹がいっぱいになっていたことが原因であるような気がします。あくまで個人の見解ですので推論の域は出ませんが。何が言いたいかというと、それだけにこのアニメは、この作品は、多角度的に完成度・クオリティが非常に高く、世界観いっぱいな作品だと言いたかったのです。さすが、NHKさん!NHKなので。間違いなく第3シリーズも放送されるであろう、感動アニメをまだ観ていない方はぜひ、視聴してみてくださいね。

では、最後に、第2シリーズのオープニングテーマを2曲アップいたします。
どちらも未来に明るさと強さを感じる素敵な曲です。ぜひ、お聴きください。

オープニングテーマ「フラッグを立てろ/YUKI」(第23話~第33話)
オープニングテーマ「春が来てぼくら/UNISON SQUARE GARDEN」(第34話~第44話)

第1シリーズにつきましての記事を見ていただける方はこちらをクリックしてください。

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若者たちよ、旅に出よう!昨日までの自分を超えるために、未来の自分を見つけるために。「宇宙よりも遠い場所」

人がなにかに行き詰まった時、現状を変えたい時、日常の中でどんなにもがいても答えがうまく見つからないことがあると思います。皆さんもそんな経験が今までにありませんでしたか?そんなときは、今、自分がいる日常から一旦離れて非日常の場所に身を移し、客観的に自分を観ることが必要かもしれません。そうすれば、何かしらの打開策や考えつかなかった答えが見つかることもきっと在るはずです。アイデアを出すときもしかりだと思います。環境を変えるとあら不思議?と、思いつかなかったひらめきがどんどん浮かんでくるかもしれません。

行き詰まったときは旅に出る、なんていうのも一つの方法です。自分がまだ知らなかった遠いところを旅していると、観・聴きするものすべてが新鮮で、知らない世界がまだまだたくさんあることをあらためて感じることになります。そうした中で、自分の小ささ、世界の大きさがわかります。自分の立ち位置がわかるっていうやつでしょうか。心が開放されると吸収されるものがたくさん出てきますよね。

私もかつて若かりし28歳の時に、仕事が嫌になって次の職場を決めずに5年半で会社を辞め、その後に一人で旅に出たことがありました。次は陶芸家にでもなろうかと、思いつきの夢を求めて焼き物で有名な街を目指して。でも、なんとなく良さげでやっていけるほどその世界も甘いものでは無いだろうと思い直し、旅から戻るとリセットして別業界に転職し、現在に至っております。今の仕事は給料は安いですが、20年以上、続いておりますし、やりがいがあります。自分では天職だと思っております。

旅は新たなものとの出会いと発見、そして自分が変わるきっかけを与えてくれるはずです。まずは行動、そこから何かが動き出すと思います。きっと素敵な何かが見つかるはずです。

今回は旅にまつわる作品を紹介いたします。「宇宙よりも遠い場所」という作品です。

”宇宙”は「そら」と読みます。、”宇宙よりも遠い場所”って一体何処なの?ってこのタイトルを見ると思いますよね?私もまずはそこに興味が沸きました。その場所とは”南極”です。私たちにはまず縁のないところ、ある意味、程遠い場所としてはものさし的にも宇宙も南極もどっちもどっちの遠い場所です。このタイトルは2007年に元宇宙飛行士の毛利さんが昭和基地に招待された際に述べた言葉から来ているようです。「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠い場所ですね。」と。言う人が言うと、やはり重みが違いますよね。

この作品は、”4人の少女たちが南極を目指す青春グラフィティ”であります。「少女たちと南極」というそれぞれのキーワードは、そもそもが合間みれることのない、お互いに遠い位置に存在するものであるはずです。しかしこの作品は、観進めていくと、なるほどね、と思える自然なストーリー展開が用意されており、気がつけば2つの関係性が調和していることに気が付き、後半は大パノラマの中に4人と一緒にいる自分にやがて気が付きます。決して突拍子もなくドラえもんが現れて、「どこでもドア~」と道具を用意して、ドアを開けると目の前が南極だったという、お手軽ファンタジーな設定ではありません。仮にそうだとしたら、”宇宙よりもかなり近い場所”になってしまいますから。

4人がどういった経緯でそれぞれが南極の存在を知り、南極を目指すことになったのか?この4人はどうやって出逢ったのか?そして、どうやって南極へ向かったのか?南極へは無事にたどり着いたのか?見る前に気になるところはそれなりに在るかと思いますが、ディズニーのアトラクションを体験するかのごとく、楽しんでもらえたら良い作品かと思います。笑いあり、涙ありの感動作品をぜひ、多くの方に観ていただきたいですね。

リアルな話ですが、国の南極観測事業を行っている「国立極地研究所」では、実際に平成16年より、南極観測隊を一般公募からも一部募るようになっているようです。しかし、誰もが南極観測隊になれるわけではないようです。極寒地での作業や計測がお仕事のため、資格としては心身ともに健康であって、高い精神力・適応力・協調性が必要で、かつ、高度な専門性と柔軟な対処能力が問われるようです。それらを兼ね備えて訓練にも参加してから審査されるようですので、実際は選考・決定にも数ヶ月を要するようです。観測隊の構成員は海上自衛隊員の方が多いらしいですね。このお話の主人公たちが南極へ向おうとした方法は、そうした正規ルートではない、とある方法なのです。それは、どうぞ観てのお楽しみ、ということで。

宇宙よりも遠い場所1

主人公である高校二年生の”玉木マリ”は、休みの日に自分の部屋を片付けるように母親から催促された際、自分の散らかった部屋の中から出てきた日記帳を見て突然泣き出した。キマリ(学校のみんなからは名前を縮めてそう呼ばれている)のその日記帳にはこう書かれていたのだった。高校へ入ったら、と題して、<・日記をつける。・一度だけ学校をサボる。・あてのない旅に出る。・青春、する。>すでに高二になったキマリはこの中の何一つとして達成出来ていないことにあらためて気づき、泣いたのだ。

学校へ行くと、幼馴染の”めぐっちゃん”にそのことを話した。めぐっちゃんは1日くらい学校サボるのはみんなやっていると思う、とキマリに告げた。一人で旅に出ることも全然問題無しと。なんだったらそのためにできることは協力すると。ただし、一緒には行かないと釘を刺された。一緒だったら意味がないと。これを聞いて、キマリは学校をサボって一人で旅に出ることを決意。夜になり、ニヤつきながら旅支度を整えた。翌朝、キマリが学校へ大きなバック持って出ていこうとする姿を見た母からツッコミが入ったが、友達から借りた体操着が入っているとうまく切り替えした。バックの中には駅で制服から着替えるための私服が入っていたのだ。

いつもの通学と同じように駅へと向かったが、今日はいつもと反対方向の電車に乗って、今まで見たこともない風景を見るんだ、とキマリは思った。のはずだったが、気がつくとキマリは学校の教室にいた。その姿を見ためぐっちゃんはキマリにツッコんだ。どうしてここにいる?と。いざ行動したら、土壇場で怖くなって止めてしまったのだそうだ。これがいつものキマリの行動パターン。いざとなると、尻込みをしてしまう引っ込み思案な性格らしい。そんな自分の性格をキマリは嫌っていた。

学校の帰りがけ、駅へ着いたキマリを追い越して電車に乗ろうとしていた少女が一人。彼女は急いでいたので、走っている最中、カバンから封筒のようなものを落としてしまう。目の前で落とし物を目撃したキマリは、急いで封筒を拾って彼女に渡そうとするが、その少女はもういなかった。封筒の中を見ると、なんとそこにはたくさんの1万円札が入っていた。翌日、キマリは学校でめぐっちゃんに会うとその話をし、封筒を見せた。なんで警察に届けなかったのか?とめぐっちゃんに聞かれ、キマリは思わず動揺して持ち帰ってしまったことを話した。相手の少女はキマリの話によると、同じ学校の制服を着ていたらしく、髪の長い美人な感じの女子で、髪からいい匂いがしたと。

二人はその特徴をもとに早速、その女子を学校の中で探すことにした。他のクラスを見て回っている最中、キマリとすれ違う女子の一人から、その時と同じいい匂いが漂ってきた。その女子を追って行った先はトイレ。お目当ての女子はトイレの個室の中にいた。すると、個室の中から壁をけるか、あるいは壁を叩くような音がして、その直後、「100万円~」と悲しそうな鳴き声が聞こえてきた。間もなく彼女はキマリの前に現れた。キマリはびっくりしながらも、彼女の前に100万円をちら見させた。反応からして、どうやら、その大金を落としたのは彼女に間違いはなさそうだった。彼女はキマリに抱きつき、わんわんと泣いた。キマリがそれを拾ったことを話すと、彼女はその100万円の理由をキマリに話し始めた。

彼女の名は”小淵沢報瀬(こぶちざわ しらせ)”。同じ学年の高校二年生。彼女は南極へ行くために、その資金を作ろうと放課後は毎日、スーパーでアルバイトをしてこの100万円を貯めたらしい。彼女の母は民間南極観測隊員で、3年前に南極での厳しい観測の最中、行方不明となって消息を絶ったらしい。戻らぬ母の元へ、南極へ必ず行けることを信じて今まで彼女なりに頑張ってきたのだと。周りのみんなからは高校生が南極へ行けるわけがないとバカにされ続けているが、絶対に南極へ行って、そう言ったみんなを見返してやると、報瀬はキマリにそう話した。キマリは、そんな自分には無いものを持っている報瀬のことを応援したいと話す。それに対して彼女はこう答えた。「だったら南極へ一緒に行こう。来週の土曜日に観測船の下見に広島まで来て。そうしたら、あなたのことを信じる」と。

キマリは広島へ行くことを決心した。翌土曜日、キマリは朝早くに一人で家を出て、広島行きの新幹線へ乗り込んだ。彼女にとっては一世一代の大イベントである。車両の中でキマリは報瀬を見つけた。今まで何もしてこなかった臆病者のキマリの大冒険、そして彼女の青春が今、動き始めた。(第1話)

宇宙よりも遠い場所2

この作品は、アニメーション制作会社”マッドハウス”のオリジナル作品で、「ノーゲーム・ノーライフ」という独特の世界観を持つファンタジーアニメを作ったスタッフたちが手掛けた、もう一つのすばらしい作品です。監督はその作品で指揮をとった”いしづかあつこ”さんで、シリーズ構成をこなした”花田十輝”さんがこの作品でもシリーズ構成を担当をしています。花田さんは、「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」「中二病でも恋がしたい!」・ 「ラブライブ!」 「ラブライブ!サンシャイン!!」「響け!ユーフォニアム」といったヒット作品のシリーズ構成を担当した方でもあります。また、いち脚本家としても「ちょびっツ」・「Fate/stay night」・「けいおん!」・「さくら荘のペットな彼女」「とある科学の超電磁砲S」の脚本も担当していたようです。こうしたラインナップを見ただけですごさがわかりますし、本作も期待を裏切らないだろうことがわかってもらえるかと思います。

ジャンルは”青春”・”冒険”。2018年1月~3月に”BS11”他で全13話が放送されました。インターネットの”AbemaTV”・”ニコニコ生放送”でも配信されました。

4人の少女の南極を目指す理由はそれぞれ違えど、今まで全く別々の環境を生きてきた4人が同じ方向を向いてチームとなり、ときに喧嘩して、ときに笑ってお互いを仲間だと認め合いながら、成長し、目的地を目指す過程がとてもドラマティックで心につき刺さってきます。あらたなことにチャレンジすること、何かを成し遂げること、自分を開放しさらけ出すこと、仲間を想って行動すること、過去を振り返りながらも前に進むことなど、大切ないろんなことがこの作品には非常に多く詰まっているように思います。そして、今回の作品も涙腺崩壊ポイントがしっかりとございます。感動したいあなたにぴったりな作品であること間違いなしです。

最後に声優さんについてですが、今回の作品はとっても豪華メンバーなのです。まずは主人公キマリ役ですが、飛ぶ鳥を落とす勢いの”水瀬いのり”さんです。「天体のメソッド」/ノエル役、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」/ヘスティア役、「Re:ゼロから始める異世界生活」/レム役、「少女終末旅行」/チト役、「心が叫びたがっているんだ」/成瀬順役、「キラキラ☆プリキュアアラモード」/キュアパルフェ役を演じているのが彼女です。すべてメインヒロイン役です。どれも可愛らしく、それぞれに違う特徴をもたせられるすばらしい若手声優さんだと思います。この作品のキマリもとってもキュートです。

そして、南極へ向かう他の3人は、小淵沢報瀬役が”花澤香菜”さん、コンビニ店員の三宅日向役が”井口裕香”さん、アイドルの白石結月役が”早見沙織”さんなのですが、この三人はヒット作品の「化物語」のシリーズのメインヒロインたちを演じている方々なのです。このお三人さんもありとあらゆる作品に出ている超メジャー級な人気声優さんです。ほんとに、こんなに豪華で良いの?という布陣ですね。なので当然、キャラが立ちまくりです。個性あふれるヒロインたちを存分にお楽しみ下さい。

宇宙よりも遠い場所

最後はこの作品の世界観いっぱいのオープニングとエンディングをどうぞ!
そして、最後の最後に声優さんの南極観測船”しらせ”の貴重なレポートをぜひご覧ください。遠い南極について一緒に想いを馳せてみませんか?

オープニングテーマ「The Girl Are Alright !/saya」
エンディングテーマ「ここから、ここから/玉木マリ・小淵沢報瀬・三宅日向・白石結月」

             ~南極ハイスクール~

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人には届けたい大切な想いがある。その想いが伝わる時、人は愛の深さを実感する。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

自分の伝えたい本当の気持ちは、なぜか直接だと伝えたい相手にその通りに伝えることが難しいものです。不思議ですよね?いざ伝えようとするものの、何かが邪魔してそれにブレーキがかかってしまいます。それどころかあらぬことが口から出てしまい、本心ではないことが相手に伝わってしまうこともよくありますよね。なんででしょうかね?本当に人間てやつは。やれやれですね。

そんな時はやっぱり、原始的ですが、手紙に想いをしたため、相手にそれを読んでもらうというのが一番でしょうか。気恥ずかしいところはありますが、手紙を書くと自分で自分を客観視することにもなりますし、紙面に残るだけにより真実に迫ることを書こうとするので素直な気持ちになって想いが書けるのかもしれません。それをもらっった相手の方も、手紙とはそういうものだと解るからこそ、想いが手紙を通して相手に伝わりやすいのだと思います。想いを口から出せない時は、やっぱり、手紙がここ一番で伝えたい自分の想いを替わりに代弁してくれる大事なツールとなり得ます。

本日紹介いたしますのは、想いをその人に代わって手紙に綴り、伝えたい方へ大切な想いを伝える、素敵なお話がたくさんつまった「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品です。

この作品は、”愛”というものを知らないで育った少女が、自分に対して”心から愛している”と言ってくれたその人の、その言葉の意味を知るため、縁あって知った”手紙を代筆する仕事”に従事する中で、多くの人々の伝えたい様々な想いを理解しながら成長し、愛するとはなんなのかを見つけて行く、といったお話です。タイトル名は主人公である少女の名前から来ています。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン7

この作品のジャンルは”ファンタジー”・”群像劇”となっております。基本はファンタジーなお話なので、物語のつじつまや展開にツッコミを入れる若い方もいるようですが、重箱の角を突っつくことよりも、描かれている人の心の移り変わりや触れ合う心の暖かさにぜひ、目を向けてご覧頂きたい作品だと私は思っております。この作品は”京都アニメーション”が制作したものですが、京都アニメーションは映像が綺麗なことでもよく知られています。背景の美しさ、その中に登場する人物たちの喜怒哀楽の表情や動きを観つつ、それに伴う声優さんの声や雰囲気のBGMに耳を傾ける、そうした楽しみ方で観ていただけたならとても叙情的で優れた作品であると思います。

そして、何より各話の物語がどれも感動的です。戦争で両腕を亡くした主人公・ヴァイオレットが、義手でタイプライターを一生懸命に学び、心を持たなかった(心というものを知らないで育った)彼女が回を追うごとに心を持ち始める、大切な人が最後に残した”愛している”の言葉の意味を知るために。戦争後に再会できていない、大切なあの人にまた逢いたい。これだけ書いていても目頭が熱くなる展開なのですが、孤児で心を持たずに何の疑いもなく戦争の殺戮に加担しながら生きてきた彼女が、代筆の仕事を通して心を持つようになり、今までの自分の行いに自責の念を感じながら自問自答し、前を向いて人を助ける方向の生き方を選択して行く彼女の強い生き方に、より一層の感動をおぼえます。

さらに、ヴァイオレットが代筆する相手とのお話の中で、そのヴァイオレットが書いた手紙によって感謝、そして感動を呼び起こすお話が数多く登場いたします。全13話の作品ですが、10話と11話がとても感動的なお話で、思わず涙腺崩壊いたしました。10話・11話はティッシュもしくはハンカチなしには観れない回だと思います。

また、この作品は群像劇となっておりますので、周りの人たちのそれぞれの生き方も同時に多く語られております。みんなそれぞれに模索しながらその時代を懸命に生きております。戦後をどう生きて行くかという、それぞれの生き方に意志なるものを観ることができます。あくまでアニメですが、自分の意志できちんと人生を選択して生きている彼らを観ると、今の自分は自分の生き方をきちんとした意志を持って未来に向かっているかを自問自答したくなる場面もあります。

さて、そんな登場人物たちの中で、タイトル名にもなっている主人公のヴァイオレットは、最終話までで愛しているの言葉の意味を知ることができるのでしょうか?そして、ヴァイオレットが大切に想うその人とは無事に再会できるのでしょうか?

「お客様がお望みなら、どこへでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。」

ヴァイオレット・エヴァーガーデン6

この作品は、京都アニメーションが主催する第5回京都アニメーション大賞に応募があった”暁佳奈”さんの小説が大賞を受賞し、後に”KAエスマ文庫”(京都アニメーション)よりライトノベルとして同タイトル小説が文庫化され、さらにアニメ化となって2018年1月~3月に”BS11”他で全13話がTV放送されました。文庫は本編全2巻・外伝1巻既刊。

今回の作品の注目の声優さんはやはり、メインヒロインのヴァイオレット役の”石川由依”さんとヴァイオレットが大切だと思っている彼女の上官、ギルベルト・ブーゲンビリア少佐役の”浪川大輔”さんです。石川由依さんは、知る人ぞ知る「進撃の巨人」の主人公・エレンと並ぶメインヒロインである”ミカサ・アッカーマン”を演じている方です。クールビューティで強いミカサに対して、強さと同時に涙を見せる女性らしさのヴァイオレットの演じ分けを見比べてほしいところです。片やの浪川大輔さんは2011年以降の「ルパン三世」の石川五ェ門役を演じている方です。今回の少佐も非常に優しくて男っぷりのいい役です。五ェ門のかっこよさと今回の役柄を観て聴いていただき、同じ声優さんでもキャラが違うと全く同じ人が演じているとは思えないことを実感していただけるかもしれません。

最後にオープニングテーマですが、ヒロインのヴァイオレットの大切な人を想う気持ちがたくさんあふれている、この曲をアップしておきます。アップしたのはこちらの曲を歌っているTRUEさんのフルバージョンタイプのミュージックビデオです。
フルのこちらを聴きつつ、アニメではヴァイオレットの映像を観ながら作品を味わっていただければ幸いです。

オープニングテーマ「Sincerely/TRUE」

それでは愛を知っている方も、まだ本当の愛を知らない方もぜひ、この作品でたくさんの愛を感じてくださいね!

早くも新作の制作が決定したようです。次回作は今作の続編かどうかはわかりませんが、とても楽しみな一報です。
私にとっては心待ちな作品となりました。

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いつもあなたのそばにいたいから。これが私なりの、二人だけの幸せな時を過ごす最良の方法かな?「からかい上手の高木さん」

大好きな人といつも一緒にいたい。自分の想いを相手に伝えたい。好きな人に対してどのようなかたちをとれば幸せなのか、あるいは満足できるのか。相手へのアプローチの方法は人それぞれですよね。告白してうまく相手に承認され、かたちとして付き合うことになった場合でも、そのためにかたちにこだわり過ぎて、互いが自然に楽しくいられることの振る舞いがかえって以前よりもうまく出来ない、と言ったこともなきにしもあらずですよね。そう考えると、すぐさま告白することで結果を出すことだけが正解とは一概には言えないかもしれません。

もし、告白しないでも、好きな相手と楽しく一緒にいられる時間が最大限に作れる方法があったとしたら、そちらを選ぶという選択肢も人生にはありのような。2つ前にブログに書いた「Just Because!」という作品記事で私は間接的に、相手にお想いがあるならば、結果はどうあれ、告白すべきだというような内容を書きました。しかし、今回紹介する作品を観終わって、それだけが目の前の選択肢では無いと思いました。告白することばかりにとらわれると、本来、恋愛の最終目標である、好きな相手と楽しい時間を共有することにブレーキが掛かる恐れも秘めています。楽しい幸せな時間を相手と育むこともまた大切なことであり、例え付き合っていなくても、そういった時間をたくさん相手と過ごせたら、結果として自分は今が幸せだと思えるはずです。

そのような、牛歩の一歩のようなアクションでも、その共有の時間を積み上げることがむしろ、相手にとっても必然だったと感じられる時があとあと自然に訪れることになるかもしれません。どちらの方法が自分にとってより良い方法かは、最終的には自分の選択次第にはなりますが。私の恋愛はもう打ち止めですので(私には最愛?な妻がいますので)、これから未来ある若い方にはそう、アドバイスをしたいものですね。

今回そのような恋愛感にいたったのは、このアニメ作品を観たからです。
「からかい上手の高木さん」です。

この作品のジャンルは”ラブコメ”・”ギャグ”・”日常”です。登場キャラは非情に少なく、中学1年生のヒロイン”高木さん”と、高木さんにいつもからかわれている同じクラスで高木さんの隣の席の主人公男子”西片くん”のふたりをメインに、その他には同じクラスの女子4名・男子3名・クラス担任が準レギュラーとして登場するぐらいです。ほぼ8割以上が高木さんと西片くんのお話です。その内容はもちろんタイトルの通り、高木さんが西片くんをからかうというものです。”高木さんが西片くんのことが好き”というのがベースにあって、それ故に、高木さんは西片くんと楽しい時間を過ごすためにいつも彼をからかってしまうという、彼女なりの間接的な恋のアプローチが彼をからかうというかたちになってお話は進行します。

からかい上手の高木さん1

鈍感な西片くんはなかなかそれには気が付かず、むしろ、高木さんのからかい攻撃に対して一矢報いる反撃をいつもPLAN・DO・CHECKし続けるのですが、西片くんの行動は高木さんにはすべてお見通しで、ことごとく反撃をかわされてしまいます。からかいを止めてもらうために彼なりに彼女の裏をかく行動を起こすのですが、読み過ぎてそれが裏目に出たりと、からかいが減るどころかむしろ増える一方で、その数は1日に53回にも達することも。そのために西片くんは、「高木さんめぇ~、今度こそはこれで高木さんをぎゃふんといわせてやる!」といつも口癖のようにそう発し、四六時中、高木さんに対してリベンジすることを考え続けています。高木さんがそこまで計算づくなわけでは決して無いとは思いますが、結果、彼の頭の中と目の前にはいつも彼女の存在がありありになっています。

そんなふたりの微笑ましいやりとりが日常の出来事となってコミカルに描かれている作品です。彼といつも一緒にいたい高木さんの行動が一途で愛らしく、反撃するも優しく純情である西片くんの少年らしさがこれまたとっても可愛いと言える内容です。

しかしながら、この作品はラブコメ&ギャグ作品ではありますが、見方によっては、むしろ、ムズキュン的な”ラブストーリー”にも映る作品かと思います。全12話のラスト2話は、どうなる今後のふたり?的な内容にも発展するという、お楽しみな構成になっています。殆どは高木さんの西片くんへのかわいらしいからかいと、いつかぎゃふんと言わせることだけに命を燃やす西片くんの反撃、そして周りの生徒達の恋愛感がお話の中心です。しかし、その合間合間に、微妙な高木さんのさりげない彼への告白が登場するのです。中学1年生の若さゆえか、それプラス西片くんがあまりにも鈍感なのか、なかなか彼はそのことに気が付きません。中坊男子なんてそんなものかもしれませんけどね。面白さとドギマギの両方が味わえる、ひとつで2度美味しいあん&バターパンのような作品です。

年輩の方々がこの作品を観ると、そんな昔の淡い恋心を懐かしく感じる事が出来るお話だと思います。自分にとってもそんなかわいらしい時代があったんだ、その頃のそうした記憶は色褪せないで思い出すことが出来るって、私はあらためて30数年前を思い出しました。そして、その思い出は自分史の中の大切な1ページであったことを再認識させてくれました。

今、目の前に、高木さんのような”相手を適度にかまってくれて、男性を手のひらの上で転がせる”ような女性がいたら、私は迷わずその女性を奥様候補にしたいと思いました。このような女性は将来、良い奥方になるんじゃないでしょうか?周りの状況を見極め物事を正しく判断出来る能力に長け、旦那さんをうまく操縦出来る、内助の功と呼ぶにふさわしい女性。高木さんを観ると、うちの息子にはそんな女性を選びなさいとアドバイスしたい気持ちが沸きました。女性側から観たらまた違うのでしょうけれど、年をとってもかまってくれる女性が良いですね。でも、それは所詮、自分にあまりに都合の良い、無理な要望かもしれませんね。自分が魅力ある男性であり続けられるか、そのように思われるように意識と努力が必要ですね。片やの西片くんも家族を大事にしそうな優しい家庭的な旦那さんになりそうです。

この作品は漫画家・”山本崇一朗”さんの漫画が原作となっており、少年漫画誌「ゲッサン」(小学館)の付録小冊子「ゲッサンmini」に2013年7月連載開始、2016年8月より「ゲッサン」に連載開始(既刊8巻)となり、その後アニメ化され2018年1月~3月に”BS11”他で全12話がTV放送となりました。”ニコニコ生放送”でもネット配信。アニメーション制作は”シンエイ企画”。注目すべきは、全体のシリーズ構成担当者が「SHIROBAKO」のシリーズ構成も手掛けた”横手美智子”さんであることです。中だるみがなく、最後まで面白く、最後は切れの良いエンディングに仕上がっているのは横手さんの存在が大きいのかもしれません。

からかい上手の高木さん3

そしてこの作品はオープニングテーマ・エンディングテーマがすごく良い作品でもあります。本編を挟む初めと終わりにもしっかりと物語を感じることが出来、単なるラブコメで終わらないラブストーリー性がそこからもうかがい知ることが出来る、トータル的に高木さんという一人の女の子の恋心を余すところなく楽しめるアニメだと思います。オープニングテーマはシンガーソングライターの”大原ゆい子”さんの曲ですが、リズミカルな曲調の中に可愛らしい女の子の気持ちがたくさん入っていて、また、大原さんの歌い方もとてもチャーミングで私の今の一推し”神曲”です。

そして、エンディングテーマ7曲は、ヒロイン高木さん役の”高橋李依”(りえ)さんが歴代アーティストのラブソングを高木さんの声でカバーしているこちらもスグレモノの曲ばかりです。高木さん仕立てのラブが溢れております。なお、ラスト2曲「愛唄」と「出逢った頃のように」は物語の11話と12話にドハマリなラブソングです。高木さんの声から曲の良さを思い知らされるという逆バンジー型の全7曲を皆様、どうぞアニメを観つつご堪能くださいませ!

オープニングテーマ
「言わないけどね。/大原ゆい子」
「言わないけどね。/大原ゆい子(ミュージックビデオFULLバージョン)」

エンディングテーマ
「気まぐれロマンティック(いきものがかり)/高木さん(高橋李依)」第1話・2話
「AM11:00(HY)/高木さん(高橋李依)」第3話・4話
「自転車(JUDY AND MARY)/高木さん(高橋李依)」第5話・6話
「風吹けば恋(チャットモンチー)/高木さん(高橋李依)」第7話・8話
「小さな恋のうた(MONGOL 800)/高木さん(高橋李依)」第9話・10話
「愛唄(GReeeeN)/高木さん(高橋李依)」第11話
「出逢った頃のように(Every Little Thing)/高木さん(高橋李依)」第12話

以上、オープニングテーマとエンディングテーマをあげておきますので、オレンジ色の文字はぜひ、クリックして聴いて観てくださいね。わたしのブログは基本的にオレンジ色をクリックするとリンク先につながるようにしております。平面をやや立体的に魅せられたらと、動画まではいかない間の”大人版飛び出す絵本”を目指しております。 

からかい上手の高木さん5

最後に声優さんについてです。今回のヒロイン高木さんは”高橋李依”さんが演じていまして私の好きな声優さんの一人です。「がっこうぐらし!」の”直樹美紀”役や「この素晴らしい世界に祝福を!」の”めぐみん”役など同列ヒロインの中でも存在感をしっかりと出してくる若手の声優さんの中でも折り紙つきの声優さんです。今回は高木さんの独特な個性あるキャラを演じる一方で、歌の方もそれなりにこなせる器用さが際立ちました。

男性は、主人公の西片くん役を”梶裕貴”さんが演じております。数々の主人公をこなされる人気声優さんです。「ギルティクラウン」の”桜満集”、「ブラック・ブレッド」の”里見蓮太郎”、「進撃の巨人」の”エレン・イェーガー”などのカッコイイ役はもちろんのこと、「変態王子と笑わない猫。」の”横寺陽人”のコメディ役なども魅力的で、今回はちょっと弱気な心優しい少年役を演じております。

注目なのはもうひとり、今回のサブキャラの友人”日比野ミナ”役を演じた”小原好美”(このみ)さんです。彼女は「月がきれい」のヒロイン”水野茜”と「魔法陣グルグル」のヒロイン”ククリ”の個性あるキャラを好演された方ですが、今回はちょっと天然でお馬鹿なミナ役で存在感を表しました。同じ声優さんが演じているとは思えないバリエーションの豊富さを彼女に感じることが出来ました。ミナはサブキャラですが、かなり作品の中で個性的で目立つ面白い娘なので注目してみてくださいね。

「からかい上手の高木さん」は、漫画の方ではスピンオフとして「からかい上手の(元)高木さん」が出ているようです。つまり西片くんと高木さんは結婚して、一人の娘がいて、という設定になったお話が進行しているようです。私はまだ観ておりませんが、こちらでも西片くんがおそらくは(元)高木さんにからかわれているはずですが、どのように大人になった彼がからかわれているのかがすごく気になりますね。アニメで良かった方はぜひ、こちらも観てみるとさらに楽しみが広がるかもしれませんよ!

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光に向かって一歩でも進もうとしている限り、人間の魂が真に敗北することなど断じて無い!「血界戦線」

「ヒーロー(HERO)」って言ったらみなさんはどんな人を思い浮べるでしょうか?私は自分にとっての憧れの存在や勇気を与えてくれる人なんていうのが真っ先に頭に浮かびます。ちなみに単語を調べてみると、1 敬慕の的となる人物・英雄、2 劇・小説などの男の主人公、3 スポーツの試合などで特に活躍した人、だそうです。余談ですが、我が地元・仙台のヒーロー・羽生結弦選手の4月22日のパレードは凄まじいほどのフィーバーぶりで、すごかったです。

1と2の枠だったら、とりあえず私はヒーローにはなれません(なるんかい?)。残る選択肢はひとつ。私が目指すは、2枠の主人公でしょうか。それも、自分の人生の中での本人、って、それだったらもう、すでに甘々でヒーローになっちゃてますがな、って話になりますよね。そうではなく、多少は自分物語の中での主人公であっても、それプラス、毎日の通勤圏内・およそ半径5km範囲で、周りの人から観てこの人カッコイイと言われるような、人を助けられるようなヒーローに私はなりたい!ってことです。うっ、なんかこの人ってすごくめんどくさそう、って思ったあなた、正解です。変なとこにこだわりがあったりで、割と私はめんどくさい人かもしれませんね。

もう、だいぶお年頃ですので、この先大したことは出来ないと思います。耳を動かすことぐらいしか特殊能力のない今の私には、「TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)」(ヒーローもののアニメ)の主人公のようなことは到底、無理なことです。せめて身の丈、いや、もうちょっとだけ背伸びした範囲でヒーローに私はなりたいです!自分の周りで困っている人に手を差し伸べるくらいのことは今後、もしかしたら出来るかもしれませんよね。ちょっと、アニメ「いぬやしき」を観た影響もあるかもしれません。アニメを観るとつい看過されてそう思ってしまうのです。妄想を現実にできたらどんなに良いだろうに。ああ、神様、私にちょっとした特殊能力もしくは小金をお与えください(お金は正しく有効に使ってこそなんぼですよ、主人公様、わかってらっしゃいますか?はい、ごもっともでございます)。中二病ならぬ中年病から抜け出して、リアルヒーローになりたい今日この頃です。みなさんはヒーローになりたいって思いませんか?

本日紹介しますは、腕力はなくとも愛と勇気で目の前の困っている人を守ろうと奮闘する主人公と、世界を救うために悪と戦う強者達の活躍を描いた超絶カッコイイHERO物語、「血界戦線」 「血界戦線&BEYOND」です。
やっぱり、正義のヒーローものはいつ観てもいいですよね。3時のおやつに、お酒のお供にヒーローものはいかがでしょうか?

血界戦線9

この作品のジャンルは”SFアクション”で、強い人達がたくさん登場します。そして、それぞれが個性的で、みんなカッコイイのです。割と登場人物が結構多い作品ですね。それぞれが得意とする戦い方、いわゆる流派を持ち、相手と戦う時は必ずこの流派と技の名前を名乗りながら戦っているのが特徴的です。見た目にも技の名前が画面に大きく登場しますので、技を繰り出すその当事者がなんだか強そうです。実際、それぞれが強いのですが、作者自身もこの作品をそのような”名乗りをあげて戦うアニメ”だと解説しております。漫画だと当然、活字でそれを表す必要が有りますので、漫画からアニメになった作品では自然な流れかもしれません。

かつて私が小学生の頃は、車田正美先生の漫画「リングにかけろ」に酔いしれました。フィニッシュブローと呼ばれるいわゆる最終のキメパンチ、例えば”ブーメランスクエアー”とか”ギャラクティカマグナム”とか そんなのにえらく心躍らされたものです。それから「北斗の拳」もみなさんご存知のように、名乗りをあげて戦う漫画でしたですよね。”北斗百裂拳”とか”南斗鳳凰拳”とか”ひでぶ”とか”あべし”とか、これは違いましたね。アニメの場合はそれらに更に音声が追加されるので、その技の凄さがより強調される形となり、キャラクターの強さもそれによってよりリアリティが増す感じになるのではないでしょうか。血界戦線の各キャラが使う技名はたくさんありますし、割と名前が難しいのですが、それを理解すると言うよりは雰囲気ですね。なんかカッコイイ、そう感じられるだけで充分だと思います。

また、この作品の主人公たちは悪と戦う秘密結社のメンバーでありますが 、個人の強さもさることながら、チームとしての統率力が非情に優れているので、そんじょそこらの悪党には決して屈しないところが観ていてとてもスカッとします。また、人情味のある輩が多く、そんなエピソードが物語の中の随所に出てくるのがこの作品のもうひとつの見処かと思います。決して強くはない主人公のハートの強さと行動にも感動いたしますのでそこもこの作品の良いところです。

血界戦線3

「これは僕と僕に希望を示してくれたある人たちの物語。」
異世界と現世が交わる神秘の街”ヘルサレムズ・ロット”。3年前、ここにはニューヨークがあった。あの日、突如としてゲートが開き、異世界の侵食が始まり、都市が再構築され、霧の結界がはられた。アメリカ政府が事態を確知した時には手出しの出来ない霧の彼方だった。大崩落によって長年、空想上の産物とされてきた異世界の存在があるということが明確になった。しかし、あるということ以外は何もわかっていなかった。凶悪犯罪や異世界の超常現象が日常に存在する街、ヘルサレムズ・ロット。

主人公、”レオナルド・ウオッチ”は、理由があってこのヘルサレムズ・ロットに記者見習いとして修行にやってきた。その日は、彼にとって都合の良い偶然の連続だった。いつものダイナーでいつもの世話好きな定員と長話をして、偶然、音速ザル(普通の一般人には動きが速くて見えない)のスリ被害に遭い、偶然、イカレタ市民の起こした強盗騒ぎに巻き込まれ、偶然、ふっとばされて転がされた先で、彼が探し求めていた人物に出会った。その人物の名は”ザップ・レンフロ”。彼はヘルサレムズ・ロットにおいて世界の均衡を保つという名目で暗躍する超人秘密結社「ライブラ」のメンバーであった。レオナルドのことを待ち合わせ場所に来た新メンバーの”ジョニー”だと勘違いしたザップは、レオナルドに対して、この街には凶悪犯罪者やテロリスト・巨大組織・各国の諜報機関などのヤバイ連中たちがたくさんいて、それらを相手に命を張っていることを話した。その上で自分の足出まといにはなるなと彼にクギをさすのであった。

ザップについて行くと、向かった先はライブラのアジトであった。通された部屋の先にはライブラのリーダーと一人の女性がいた。「ようこそ、君が新しい同志か、歓迎しよう。彼女は”チェイン・皇(すめらぎ)”。よろしく、ジョニー・ランデス君。」と”クラウス・フォン・ラインヘルツ”が挨拶をした。すると、チェインが口をはさんだ。「そんなわけない。だって、彼はさっき死んだんですよ。」どうやら、新メンバーは事件に巻き込まれて死んだらしい。ここで、レオナルドが新メンバーでないことが明らかとなる。「スミマセン。でもどうしても知らなきゃならない事があるんです。裏の世界に通じているみなさんならわかると思って。」そう言うと、レオナルドは自分の身の上話を始めた。

彼は半年前に家族と共に観光旅行でここ、ヘルサレムズ・ロットを訪れていた。その際に、突如、異世界の存在”リガ=エル”に遭遇し、兄妹どちらかの視力を差し出せば、「神々の義眼」を与える、と言われる。怖さに何も出来ずにいたレオナルドだったが、妹の”ミシェーラ”は勇敢にも「私の目を持っていきなさい。」と答えた。そのため、ミシェーラは視力がなくなり、レオナルドはすべてを見通すと言われる「神々の義眼」を持つこととなった。レオナルドは自分の不甲斐なさで妹をきちんと守れなかったことに負い目を感じていること、そして彼女の目を取り戻すためにこの街に来たことをクラウスたちに話した。

そんな矢先、早速、事件が起こった。”堕落王”と呼ばれる”フェムト”が魔神を動かし、無差別襲撃事件を開始したのだ。彼は退屈しのぎでも事件を起こすという、ヘルサレムズの怪人である。クラウスはこの事件の解決にはレオナルドの「神々の義眼」が必要と感じ、彼に契約を申し出た。事件解決に力を貸してくれるのなら、レオナルドの望むことに当方も協力することを。レオナルドは契約を受け入れた。そして彼らは事件の現場へと向かうのであった。クラウスはレオナルドに告げた。「征(い)け!手始めに、世界を救うのだ!」と。クラウスは十字架をかたどったナックルガードを用いて血を武器に転化して戦う”ブレングリード流血闘術”の使い手である。方やのザップは、血液を刃や様々な形状に硬化させた武器で戦う ”斗流血法・カグツチ”の使い手。果たして彼らは堕落王の事件をくい止める事が出来るのだろうか?そして、レオナルドはこの先、妹を救う手立てを見つけ出し、彼女の視力を取り戻すことは出来るのだろうか?(第1話途中)

結界戦線1

この作品は、集英社の月刊漫画雑誌「ジャンプ・スクエア」2009年2月~4月号と増刊号の「ジャンプ・SQ.19」2010年~2015年に掲載されていた漫画家”内藤泰弘”(やすひろ)さんの作品が原作です。「ジャンプ・SQ.19」が休刊後は「ジャンプ・SQ.CROWN2015年SUMMER号」から連載中です。既刊10巻+4巻。2015年4月~6月にアニメの1期・全12話が”BS11”他で放送、2017年10月~12月に2期・全12話が同じくBS11他で放送されました。アニメーション制作は”ボンズ”です。

今回の作品は、1期・2期オープニングテーマ・エンディングテーマのそれぞれがメジャーアーティストが担当しており、豪華で大変聴きごたえがあります。特に1期のOP・EDは神曲と呼ぶにふさわしい曲かと思います。4曲共にノリの良い曲ですので、アニメ好きでない方でも充分に楽しめるじゃないかと。アニメはもちろん曲の方もぜひぜひ、楽しんでくださいね。

1期オープニングテーマ「Hello world!/BUMP OF CHICKEN」
1期エンディングテーマ「シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN」
2期オープニングテーマ「fake town baby/UNISON SQUARE GARDEN」
2期オープニングテーマ「ステップアップLOVE/DAOKO✕岡村靖幸」

さあ、あなたも血界戦線の世界へご一緒に。いざ、推して参る!

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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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