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大切な人といつかまた巡り会えますように。「プラスティック・メモリーズ」

 昔見たドラマの最終話で語られた1節ですが、
「人は生まれた時から死へと向かって生きていく、そのためには人には愛が必要である。
愛を知るために人は生まれ、愛を見つけるために人は生きていく。」
こんな言葉だったと思いますが、とても哲学的な1節で今でも私の心に残っています。
そして最近見たアニメの中で、再びこれを思い起こさせる作品に出会いました。

「自分の命の時間があらかじめ決まっていたとしたら、オレならどう受け止めるだろう?」
衝撃的な主人公のフレーズから物語はスタートとします。

「プラスティック・メモリーズ」。

この作品は先月終わったばかりの2015年春アニメです。
シナリオライター”林直孝”さんが原作・脚本を手がけたオリジナル作品で、4月~6月でBS11で放送されました。
ジャンルはSF・ロボット・ラブコメとなっていて、アンドロイドと人間の純愛を描いていますので、”SF純愛ラブストーリー”というのが一番ぴったりかもしれません。

人間とほとんど見分けがつかない機能と外観、そして人口の心を積んでいるアンドロイドが人間社会で共存している近未来が舞台です。
主人公、”水柿(みずがき)ツカサ”は虫垂炎による受験失敗で、親のコネで世界的大企業SAI社に就職することになった。
SAI社は高性能のアンドロイド”ギフティア”を製造・管理している企業であり、ツカサが配属されたところは”ターミナルサービス課”という、寿命間近のギフティアを回収する業務を遂行する部署であった。
ギフティアは高性能であるがゆえに、人間と一緒に仕事をしたり、家族として子や孫、親としての役割を果たすくらいに深く人間社会に関わりをもつ存在であるが、耐用年数が81,920時間(およそ9年4ヶ月)という限界の中で生かされている存在でもある。
その時間を越えると、ギフティアは人格や記憶が壊れ出すため、法律によって期限前の回収が義務付けられている。
ターミナルサービス課では、人間とギフティアがペアを組み、回収作業にあたる。回収作業は、オーナーが同意書にサインをした後に、”マークスマン”と呼ばれるギフティアと回収対象がペアの指輪をはめ、マークスマンがOSを消去するスイッチを入れて完了となる。方やペアの人間の方は、”スポークスマン”と呼ばれ、その全体の遂行を管理(見届ける)するのが役目である。9年4ヶ月ものそれなりの時間を過ごした「人間とギフティアの思い出を引き裂く仕事」という見られ方もする仕事であった。
しかし、全世界にある29あるターミナルサービス課の中でも唯一、ツカサの所属する第一ターミナル課は、ギフティアのオーナーの心のケアも徹底することを業務方針に打ち立てて、任務を遂行していた。 

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 ツカサは入社後、主にお茶酌みをしているギフティア”アイラ”とペアを組むことになった。ほとんど感情を表に出さないアイラであったが、昔は感情豊かなギフティアであったらしく、とある事件以後心を閉ざすようになっていた。
アイラは久しぶりにマークスマンとなって現場復帰し、必死にツカサの役に立とうとする。
それには理由があり、アイラは自分の寿命がすぐ近くまで来ていることを悟り、残りの時間を人の役に立つことをする事で自分の存在意義を見出そうとしていたのであった。
ぎこちない二人が少しずつ互いを理解し、仕事も順調に過ぎていこうとしている。
そして、第二話にしてアイラの寿命があと2,000時間しかないことが、上司の”カヅキ”からツカサに告げられる。
それを聞いたツカサは、最後までアイラとパートナーを組むことをカヅキに申し出るのであった。
いつしか二人の中にアンドロイドと人間を超える感情が芽生えていく。パートナーとしてはもちろん、それ以上の感情が・・・。
楽しく幸せで、それでいて切ない時間が刻々と過ぎていく。
二人の遠くない未来はどうなるのか?

この作品は最初から二人の別れへ向けてのカントダウンが描かれていることが予想される物語であり、結末はうすうすわかってはいるけれど二人のことを見届けないわけにはいかない、ガチなラブストーリーです。
相手がアンドロイドという設定がむしろ、よりお互いの人間的な感情のぶつかり合いを引き出していて作品の絶妙さを感じます。
二人がお互いを想う気持ちがとてもいじらしく、時間の経過にドギマギし、いつしかこちらも入り込んでしまいます。
”想いを作れるのはこの一瞬だけ”、アイラの言葉が心に響いてきます。

ヒロインのアイラ役は、私が好きな”雨宮天(あまみやそら)”ちゃんです。一週間フレンズのヒロイン藤宮香織役もよかったですが、今回も優しく純真な役柄をうまく演じています。
また、同僚の”絹島ミチル”役もサブヒロインながら”赤﨑千夏”さんが作品を良く盛り上げています。

最後にオープニングとエンディングテーマですが、どちらも原作者の林直孝さんが作詞をしているようでして、ストーリーにとても則したすごく心に染みる良い曲かと思います。
オープニングテーマ「Ring of Fortune/佐々木恵梨」
エンディングテーマ「朝焼けのスターマイン/今井麻美」

私は全13話のうち3回は号泣してしまいました。
そして最終話を見たあとは、家族に優しく接することが出来ました。
この作品は、限りある時間を好きな人と過ごせる幸せをあらためて感じることが出来る作品かも知れません。
ぜひあなたもご覧ください。

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