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光に向かって一歩でも進もうとしている限り、人間の魂が真に敗北することなど断じて無い!「血界戦線」

「ヒーロー(HERO)」って言ったらみなさんはどんな人を思い浮べるでしょうか?私は自分にとっての憧れの存在や勇気を与えてくれる人なんていうのが真っ先に頭に浮かびます。ちなみに単語を調べてみると、1 敬慕の的となる人物・英雄、2 劇・小説などの男の主人公、3 スポーツの試合などで特に活躍した人、だそうです。余談ですが、我が地元・仙台のヒーロー・羽生結弦選手の4月22日のパレードは凄まじいほどのフィーバーぶりで、すごかったです。

1と2の枠だったら、とりあえず私はヒーローにはなれません(なるんかい?)。残る選択肢はひとつ。私が目指すは、2枠の主人公でしょうか。それも、自分の人生の中での本人、って、それだったらもう、すでに甘々でヒーローになっちゃてますがな、って話になりますよね。そうではなく、多少は自分物語の中での主人公であっても、それプラス、毎日の通勤圏内・およそ半径5km範囲で、周りの人から観てこの人カッコイイと言われるような、人を助けられるようなヒーローに私はなりたい!ってことです。うっ、なんかこの人ってすごくめんどくさそう、って思ったあなた、正解です。変なとこにこだわりがあったりで、割と私はめんどくさい人かもしれませんね。

もう、だいぶお年頃ですので、この先大したことは出来ないと思います。耳を動かすことぐらいしか特殊能力のない今の私には、「TIGER&BUNNY(タイガー&バニー)」(ヒーローもののアニメ)の主人公のようなことは到底、無理なことです。せめて身の丈、いや、もうちょっとだけ背伸びした範囲でヒーローに私はなりたいです!自分の周りで困っている人に手を差し伸べるくらいのことは今後、もしかしたら出来るかもしれませんよね。ちょっと、アニメ「いぬやしき」を観た影響もあるかもしれません。アニメを観るとつい看過されてそう思ってしまうのです。妄想を現実にできたらどんなに良いだろうに。ああ、神様、私にちょっとした特殊能力もしくは小金をお与えください(お金は正しく有効に使ってこそなんぼですよ、主人公様、わかってらっしゃいますか?はい、ごもっともでございます)。中二病ならぬ中年病から抜け出して、リアルヒーローになりたい今日この頃です。みなさんはヒーローになりたいって思いませんか?

本日紹介しますは、腕力はなくとも愛と勇気で目の前の困っている人を守ろうと奮闘する主人公と、世界を救うために悪と戦う強者達の活躍を描いた超絶カッコイイHERO物語、「血界戦線」 「血界戦線&BEYOND」です。
やっぱり、正義のヒーローものはいつ観てもいいですよね。3時のおやつに、お酒のお供にヒーローものはいかがでしょうか?

血界戦線9

この作品のジャンルは”SFアクション”で、強い人達がたくさん登場します。そして、それぞれが個性的で、みんなカッコイイのです。割と登場人物が結構多い作品ですね。それぞれが得意とする戦い方、いわゆる流派を持ち、相手と戦う時は必ずこの流派と技の名前を名乗りながら戦っているのが特徴的です。見た目にも技の名前が画面に大きく登場しますので、技を繰り出すその当事者がなんだか強そうです。実際、それぞれが強いのですが、作者自身もこの作品をそのような”名乗りをあげて戦うアニメ”だと解説しております。漫画だと当然、活字でそれを表す必要が有りますので、漫画からアニメになった作品では自然な流れかもしれません。

かつて私が小学生の頃は、車田正美先生の漫画「リングにかけろ」に酔いしれました。フィニッシュブローと呼ばれるいわゆる最終のキメパンチ、例えば”ブーメランスクエアー”とか”ギャラクティカマグナム”とか そんなのにえらく心躍らされたものです。それから「北斗の拳」もみなさんご存知のように、名乗りをあげて戦う漫画でしたですよね。”北斗百裂拳”とか”南斗鳳凰拳”とか”ひでぶ”とか”あべし”とか、これは違いましたね。アニメの場合はそれらに更に音声が追加されるので、その技の凄さがより強調される形となり、キャラクターの強さもそれによってよりリアリティが増す感じになるのではないでしょうか。血界戦線の各キャラが使う技名はたくさんありますし、割と名前が難しいのですが、それを理解すると言うよりは雰囲気ですね。なんかカッコイイ、そう感じられるだけで充分だと思います。

また、この作品の主人公たちは悪と戦う秘密結社のメンバーでありますが 、個人の強さもさることながら、チームとしての統率力が非情に優れているので、そんじょそこらの悪党には決して屈しないところが観ていてとてもスカッとします。また、人情味のある輩が多く、そんなエピソードが物語の中の随所に出てくるのがこの作品のもうひとつの見処かと思います。決して強くはない主人公のハートの強さと行動にも感動いたしますのでそこもこの作品の良いところです。

血界戦線3

「これは僕と僕に希望を示してくれたある人たちの物語。」
異世界と現世が交わる神秘の街”ヘルサレムズ・ロット”。3年前、ここにはニューヨークがあった。あの日、突如としてゲートが開き、異世界の侵食が始まり、都市が再構築され、霧の結界がはられた。アメリカ政府が事態を確知した時には手出しの出来ない霧の彼方だった。大崩落によって長年、空想上の産物とされてきた異世界の存在があるということが明確になった。しかし、あるということ以外は何もわかっていなかった。凶悪犯罪や異世界の超常現象が日常に存在する街、ヘルサレムズ・ロット。

主人公、”レオナルド・ウオッチ”は、理由があってこのヘルサレムズ・ロットに記者見習いとして修行にやってきた。その日は、彼にとって都合の良い偶然の連続だった。いつものダイナーでいつもの世話好きな定員と長話をして、偶然、音速ザル(普通の一般人には動きが速くて見えない)のスリ被害に遭い、偶然、イカレタ市民の起こした強盗騒ぎに巻き込まれ、偶然、ふっとばされて転がされた先で、彼が探し求めていた人物に出会った。その人物の名は”ザップ・レンフロ”。彼はヘルサレムズ・ロットにおいて世界の均衡を保つという名目で暗躍する超人秘密結社「ライブラ」のメンバーであった。レオナルドのことを待ち合わせ場所に来た新メンバーの”ジョニー”だと勘違いしたザップは、レオナルドに対して、この街には凶悪犯罪者やテロリスト・巨大組織・各国の諜報機関などのヤバイ連中たちがたくさんいて、それらを相手に命を張っていることを話した。その上で自分の足出まといにはなるなと彼にクギをさすのであった。

ザップについて行くと、向かった先はライブラのアジトであった。通された部屋の先にはライブラのリーダーと一人の女性がいた。「ようこそ、君が新しい同志か、歓迎しよう。彼女は”チェイン・皇(すめらぎ)”。よろしく、ジョニー・ランデス君。」と”クラウス・フォン・ラインヘルツ”が挨拶をした。すると、チェインが口をはさんだ。「そんなわけない。だって、彼はさっき死んだんですよ。」どうやら、新メンバーは事件に巻き込まれて死んだらしい。ここで、レオナルドが新メンバーでないことが明らかとなる。「スミマセン。でもどうしても知らなきゃならない事があるんです。裏の世界に通じているみなさんならわかると思って。」そう言うと、レオナルドは自分の身の上話を始めた。

彼は半年前に家族と共に観光旅行でここ、ヘルサレムズ・ロットを訪れていた。その際に、突如、異世界の存在”リガ=エル”に遭遇し、兄妹どちらかの視力を差し出せば、「神々の義眼」を与える、と言われる。怖さに何も出来ずにいたレオナルドだったが、妹の”ミシェーラ”は勇敢にも「私の目を持っていきなさい。」と答えた。そのため、ミシェーラは視力がなくなり、レオナルドはすべてを見通すと言われる「神々の義眼」を持つこととなった。レオナルドは自分の不甲斐なさで妹をきちんと守れなかったことに負い目を感じていること、そして彼女の目を取り戻すためにこの街に来たことをクラウスたちに話した。

そんな矢先、早速、事件が起こった。”堕落王”と呼ばれる”フェムト”が魔神を動かし、無差別襲撃事件を開始したのだ。彼は退屈しのぎでも事件を起こすという、ヘルサレムズの怪人である。クラウスはこの事件の解決にはレオナルドの「神々の義眼」が必要と感じ、彼に契約を申し出た。事件解決に力を貸してくれるのなら、レオナルドの望むことに当方も協力することを。レオナルドは契約を受け入れた。そして彼らは事件の現場へと向かうのであった。クラウスはレオナルドに告げた。「征(い)け!手始めに、世界を救うのだ!」と。クラウスは十字架をかたどったナックルガードを用いて血を武器に転化して戦う”ブレングリード流血闘術”の使い手である。方やのザップは、血液を刃や様々な形状に硬化させた武器で戦う ”斗流血法・カグツチ”の使い手。果たして彼らは堕落王の事件をくい止める事が出来るのだろうか?そして、レオナルドはこの先、妹を救う手立てを見つけ出し、彼女の視力を取り戻すことは出来るのだろうか?(第1話途中)

結界戦線1

この作品は、集英社の月刊漫画雑誌「ジャンプ・スクエア」2009年2月~4月号と増刊号の「ジャンプ・SQ.19」2010年~2015年に掲載されていた漫画家”内藤泰弘”(やすひろ)さんの作品が原作です。「ジャンプ・SQ.19」が休刊後は「ジャンプ・SQ.CROWN2015年SUMMER号」から連載中です。既刊10巻+4巻。2015年4月~6月にアニメの1期・全12話が”BS11”他で放送、2017年10月~12月に2期・全12話が同じくBS11他で放送されました。アニメーション制作は”ボンズ”です。

今回の作品は、1期・2期オープニングテーマ・エンディングテーマのそれぞれがメジャーアーティストが担当しており、豪華で大変聴きごたえがあります。特に1期のOP・EDは神曲と呼ぶにふさわしい曲かと思います。4曲共にノリの良い曲ですので、アニメ好きでない方でも充分に楽しめるじゃないかと。アニメはもちろん曲の方もぜひぜひ、楽しんでくださいね。

1期オープニングテーマ「Hello world!/BUMP OF CHICKEN」
1期エンディングテーマ「シュガーソングとビターステップ/UNISON SQUARE GARDEN」
2期オープニングテーマ「fake town baby/UNISON SQUARE GARDEN」
2期オープニングテーマ「ステップアップLOVE/DAOKO✕岡村靖幸」

さあ、あなたも血界戦線の世界へご一緒に。いざ、推して参る!

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450年の時を経て侍、現代に目覚め、馬ならぬ巨大ロボに乗りて鬼退治にいざ、参る!!「クロムクロ」

”愛すべき者を守る”というコンセプトアニメは、私にとってはそれがあれば他におかずはいらないぐらいの主食なるもので、アニメを観る上でとても好きなテーマです。ヒーローアニメでなくとも広く、こうしたテーマが盛り込まれた作品には心ひかれますし、実際、心の琴線に触れる作品がほとんどかと思います。好きなジャンルによって観る作品を選ぶのとは別に、こうしたコンセプト作品と認識してジャンルをまたいでアニメを観る、というのも付加価値が高くおすすめです。

そしてそれらのアニメを観ると、私は日頃のたるんだ精神が引き締まり「もっとしっかりせなあかんなぁ(何故かこういう時は関西人じゃないのに関西人口調な私の心の声)。」と、戒めの気持ちが出てきます。そして、さらに「損得じゃなく誰かを助けたり守ることが出来たらええのになぁ。」なんて3日間ぐらいはでっかい気持ちになったりします。最終的には「そうか、これらの系統のアニメを観ることは、私にとってはオトナになってからの道徳心を振り返る、いわば再学習の時間なのだ」、なんて内心思いながらアニメ三昧な自分を正当化してしまうのです。

しかしながら、冗談抜きに、ときにはアニメに勇気づけられたり反省させられたりと言うこともありまして、”愛すべき者を守る”というたぐいの作品には特にチョコレートのポリフェノール効果ならぬ、アニメポリフェノール効果が多く含まれている、と私は考えております(カカオ80%入りのオトナチョコ並に)。それはどんな効果かと言うと、「目の前の嫌なことから逃げない」・「途中で物事を諦めない」・「正しい行いをしようとする」・「ポジティブな考え方になる」などのプラス効果です。よって、それらのアニメを多く好む私はそれらが増幅してかなり最強になっているはずなのです。きっと・・・おそらくは?・・・そうであってほしい!(希望)

そんなわけで、今回は正義の心とポジティブな気持ちが増す効果が高い”誰かが誰かを守る”がいっぱい詰まったお話を紹介いたします。作品名は「クロムクロ」。ジャンルはSF・アクション・ロボット

恋愛・青春ものが得意なアニメーション制作会社P.A.WORKSが、自社の15周年記念として初めてロボットアニメに着手した興味深い作品です。オリジナルアニメ制作で定評のあるP.A.WORKSならではの、こちらもオリジナル作品です(アニメのもととなる漫画や小説などの原作がなく、自社で書き起こした作品)。2016年4月~9月にBS11他で全26話が放送されました。作品の監督は、「YAWARA!」、「新世紀エヴァンゲリオン」、「フルメタル・パニック」の絵コンテ・演出を担当した”岡村天斎(てんさい)”さんです。

クロムクロ1

時は2016年のまさに現在。舞台は富山県の黒部ダムのある黒部町。その町はかつて60年前のトンネル工事の最中に地球には存在しないとされる謎の遺物”アーティファクト”を発見したことから、そこはやがて国連の管轄下に置かれ、その物体の研究のために黒部研究所が設立され、解明するための様々な研究が現在まで行われてきた。

その町にある立山国際高校は、黒部研究所で働く、世界から集まったエンジニア・研究者の子どもたちが通う国際色豊かな高校でる。そこに通う”白羽由希奈(しらはねゆきな)”は高校2年生。黒部研究所の所長であり母である”洋海(ひろみ)”といっしょに進路指導を受けていた。由希奈の進路は漠然と火星。先生に言わせれば、火星探査の仕事に着くには母のように優秀でもなく、何の努力もしない由希奈には到底無理との判断。娘の希望と可能性を無視する先生に対して憤慨しながらそそくさと研究上へ戻る洋海。

大事な携帯電話を忘れていった母にそれを届けるために、由希奈は同級生の”荻野美夏(おぎのみか)”といっしょに黒部研究所へと向かった。研究所に着く、と美夏はそこで働く父に面会するため由希奈と別行動をとることに。由希奈は洋海に面会する途中で、謎の遺物”アーティファクト”のひとつであるザ・キューブと呼ばれるものを目の当たりにする。そしてそれに関わる顔見知りのエンジニアからどのようなシロモノなのか説明を受けていた。そんな最中、事件は起きる。

未確認飛行物体が黒部周辺に落下したのだった。それは隕石などの落下ではなく、異星人による地球襲来であった。これに応戦するために国連部隊の人型機動兵器が出動し攻撃するが、まるで歯が立たない。黒部研究所が作り出した”ジオフレーム”と呼ばれる最新型の人型機動兵器ガウス1・2も出動し応戦。一方、外部からのものすごい衝撃を受けた黒部研究所内では、由希奈たちに避難指示がくだされていた。避難する前に、由希奈は目の前の”ザ・キューブ”に何らかの反応が起こっている事に気が付き、思わず、その反応している光る部分に手を触れてしまう。するとその四角い箱は反応し、中が開いた。その中にはうつ伏せに裸で横たわっている男性らしき人の姿があった。間もなくその男は目を覚まし、由希奈を見ると「姫、ご無事でしたか!」と言葉を発した。そして振り返るやいなや携えていた刀を手に取り、「我は”青馬剣之介 時貞(おうまけんのすけ ときさだ)”、うぬらは鬼の手先か」と名乗りを挙げ、目の前まで侵入してきた敵の人型機動兵器に向かっていき、その刀で敵を倒してしまう。しかし、間もなく男は意識を失くしてその場に倒れてしまう。目の前で起こっている状況を飲み込めずにただ呆然と立ち尽す由希奈であった。

クロムクロ3

男は一度捕らえられたが脱走してしまう。そして、由希奈を見つけると由希奈の手を取って突然走り出したのだった。しかし、それはその男の勘違いであった。昔仕えていたお家のお姫様と由希奈を見間違ってお守りしようと連れてきてしまったようだ。間もなく男の目の前にザ・キューブが移動して現れた。男が「馬!」と叫ぶとそれはトランスフォームして、乗り物に変形。男は由希奈を強引にそれに乗せ移動しはじめた。着いた先は研究所の地下施設で、そこには巨大ロボットらしきものが存在していた。そのロボットもまた地球には存在しない遺物”アーティファクト”であった。次の瞬間、その馬は変形し、コックピッドとしてロボットに合体。由希奈の首にチクリと何かが刺さる。初めて乗ったにも関わらず、由希奈はコックピッドの状況がわかるらしい。モニターに敵らしき大型の人型起動兵器が映ると男は「鬼!」とそう呼んだ。ロボットを起動し、研究所の外に出ると山の斜面をものすごいスピードで駆け上がっていった。山から見下ろした市街のビルを見て男は見たことのない景色に由希奈に「あれ何だ!」と問いかける。ここまでのいきさつから由希奈は彼が現代の方ではないことをあらためて感じるのであった。

向かった先で二人の乗ったロボット”ムクロ”は大型の人型機動兵器(巨大ロボット)と遭遇。応戦しているうちにたちまちまわりをぐるっと敵に囲まれてしまう。男はそれでもその敵に立ち向かおうとする。わけもわからないうちにいつの間にか戦いに巻き込まれてしまった由希奈。彼女は直接ロボットは操作しないが、何故かこのロボットに適合し敵の所在が手にとるようにわかるため、敵からの攻撃方向を剣之助に伝え、成り行き上、戦いに協力し出すようになる。ふたりはこの窮地を突破することが出来るのだろうか?そしてこの状況を作り出している剣之助は敵それとも味方?黒部だけじゃなく世界規模で異星人が襲来してきた理由とは一体?

クロムクロ5

この作品には、誰かが誰かを守るという伏線が本当にたくさん入っております。家来が姫を、執事がお嬢様を、母が我が子を、父が娘を、少年が好きな女の子を、国が国民を、そして敵が敵を守るという展開もあったりと、そこに多くの人間味あふれるストーリーが組み込まれています。また、アクション・ロボット系アニメなので敵とのバトルがもう一つの見処です。敵がとにかく強すぎます。難敵を相手に打ちひしがれる場面も有りますが、それでも人々は立ち上がり戦いに挑みます。未来を信じて。そしてこのお話の後半で素敵な言葉が登場します。「お前は俺が命に変えて守る!」というフレーズ、とてもしびれます。さあ、誰が言っているのでしょうか?男性なら一度は言ってみたいし、女性も言われてみたい言葉ですよね。全26話ですが、とてもテンポの良いストーリー展開で、アクションあり笑いありな作品ですのでさくさくっと見進めていけます。早い方なら4~5日でコンプリート出来るでしょう。

オープニングテーマ1「デストピア/GLAY」(第2話~13話)
エンディングテーマ2「永遠ループ/和島あみ」(第14話~24話)

今回の作品に出てくる注目の声優さんは3人います。まずは主人公の白羽由希奈役が”M・A・O”さんで、海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイイエローの方です。次いで由希奈のクラスメイトのお嬢様で、ガウス2のパイロットであるソフィー・ノエル役の”上田麗奈”さんですが、前に紹介した「ばくおん!!」の主人公・佐倉羽音役もこなしている旬な方です。そしてもう一人、由希奈の親友・荻野美夏役は「TARI TARI」では主人公・宮本来夏(こなつ)役をやっていた”瀬戸麻沙美”さんです。3人ともヒロイン役をこなしている方ですし、役柄もそれぞれが個性的なのでそれぞれに萌え要素があるかと思います。あなたのお気に入りが見つかるかもしれませんよ。

最後になりましたが、愛の力があふれる感動の最終話が、皆さんを釘付けにすること必至です。どうぞ見る予定の方は最後までご期待下さい!2期もあるだろうなあ、きっと。

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自分のおかれた環境とかかわる人々によって、人生は180度変わる!?「グリザイアの果実・迷宮・楽園」

アニメを見て「楽しかった」と感じる作品は合格点。それだけで当たりものです。それ以外にプラスの材料・付加価値が付いていたら「得した気分」。その作品はまさに大当たりと言えます。
ただでさえアニメは楽しいのに、感動やためになる事など、他の事が同時に得られるアニメに出くわしたならば「なんて私はラッキーボーイ?(すみません、嘘を申しました。もう、おじさんですので正式にはラッキーおじさんですね)」と自分のセレクトに対して自画自賛でいたりします。
そのような数々の付加価値要素の高いアニメの中でも特に、”教訓”といったものがかなり詰まったアニメというものも中には存在します。今日はそのようなアニメをご紹介いたします。

”グリザイア”というシリーズの3部作です。その3部作とは「グリザイアの果実」(1部目)「グリザイアの迷宮」(2部目)「グリザイアの楽園」(3部目)です。
この作品の中で主人公の少年が語る言葉、そしてこの少年を育てた師匠の言葉がとても教訓めいていて、そして時に感動を与えてくれます。思わず「ファンタスティック!」と思う言葉が随所に出てきます。流れをとめてあえて全部を確認はしませんが、2回目として見るとさらにたくさんの教訓に出会えるはずです。教訓というと大げさかもしれないので”カッコイイ言葉”と置き換えるとしっくりくるかもしれません。たとえばこんな台詞です。「恩を受けることは恥じゃない。受けた恩を返さないことが恥じなんだ。」なんて、とってもカッコイイですね。言ってみてぇー。これ以上書くと楽しみを減らしてしまいますので、見た方それぞれがお気に入りの言葉を見つけてみてくださいね。

この作品は、ゲーム制作会社”フロントウイング”が原作で、設立10周年作品として作られたもののようです。”きんいろモザイク”を監督した”天衝”さんが監督しています。
1部目「グリザイアの果実」が2014年10月~12月で13話、2部目「グリザイアの迷宮」が2015年4月に1話、3部目「グリザイアの楽園」が2015年4月~6月で10話、それぞれがBS11他で放送されました。1部目で主人公と登場人物(ヒロインたち5人)の出会い、そしてそれぞれヒロインの過去が語られ、2部目では主人公自身の過去についてが明らかとなり、3部目に話が続くといった流れです。
ジャンルは学園・恋愛となっていますが、恋愛よりもむしろアクション要素が強い作品かと思います。この作品のタイトルの”グリザイア”とは美術用語の”グリザイユ”をもじった言葉らしく、灰色という意味合いが込められていて、作品全体の大枠を意味するキーワードであります。

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主人公”風見雄二(かざみゆうじ)”が海辺の町にある全寮制の高校、”私立美浜学園”に転入してくるところから物語は始まります。
その学園は高い塀に囲まれ、立派で広々としているにもかかわらず、在籍している生徒は雄二の他にわずか5人の少女のみであった。どこか不自然さを感じるその学園。雄二はその5人の中の3人の少女たちとはすぐに会うことができた。彼女らは明るくそして個性的な少女たちであった。翌日、4人目の少女と教室で会えるが、残るもう一人の少女は授業に出席せず、まだ会えずにいた。4人の話によれば、最近は夕方になるとやってくるという。雄二は寮長も兼ねることを学園から頼まれている手前、彼女に挨拶しようと彼女が来る夕方に教室を訪れた。雄二は早速、彼女に自己紹介をするが、いきなりカッターナイフで切りつけられそうになる。早くも訳あり風な彼女だが、実は学園の創設者の娘であった。雄二は彼女とこの先うまくやってゆけるのだろうか?

個性的な5人の少女たち。だが、その個性とは裏腹に彼女たちはそれぞれが互いに人には言えない過去を心に秘めて生きていたのである。徐々に明らかになってゆく彼女たちの過去とはいったい?

5人の今までの生活に新たに雄二がかかわったことにより、それぞれの歯車が少しずつ動き始めてゆく。
雄二が美浜学園に来たのはただの高校生だからではない。彼が受け持った仕事の、成功に対する報酬として彼が望んだこと、それが普通の高校生活を一度はして見たいということであったからである。彼は学生ではなく、本社がアメリカの日米合同対テロ組織中央調査部諜報2課分室(CIRSサーズ)に所属していた。国家や組織に害となる者を排除するためのプロの戦闘集団であり、彼はコードネーム9029(ナインオーツーナイン)のエースナンバーで呼ばれる殺し屋であった。壮絶な過去を持つ雄二。やがてはそのことが5人にも明らかになるときが訪れる。そのとき彼女たちはどう雄二と接するのだろうか?

この作品には、”因果応報”という言葉の意味がすごく当てはまる様に私には思えました。もしかすると、それがこの作品の一番の教訓に成り得るかもしれないと。私の勝手な解釈ではありますが。
生まれながらにして人は自分の生きる環境を選べない中で、かかわる人によって未熟な人間の人間性たるものが形成されてゆくという生い立ちの部分から、その後の人生が良い方向に行くのか、悪い方向に行くのかが、その人のおかれる環境と係わりある人の影響、そして、それが作用したことによる行い(行動)次第でいずれかに導かれる、ということがこの作品の中に映し出されている様に思います。そしてその上で、悪い人生でも途中からそれらの環境や人間関係といった要因を変えることが出来れば、善い行いをすることが出来、結果として人生を修正することが可能であるという希望が込められている崇高なアニメかもしれません。

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一見、見方によってはいろんな意味で刺激のアル作品(カッコ良さあり、お色気あり、グロさあり、ワクワクあり)ではありますが、それだけには終わらない、作品の根底でそのような重要なことを教えてくれるまさしく教訓アニメだと感じます。
3部作目のタイトルの様に、最終的に登場人物たちが楽園にたどり着けるかどうかはぜひ、あなた自身の目で確かめて見てください。

オープニング・エンディングもすばらしいのですが、今回はリンクできる曲が少なくアップできませんのでアニメ映像はなしですが、曲の良さを一部の曲で感じてください。

グリザイアの果実 
オープニングテーマ「楽園の翼/黒崎真音」・エンディングテーマ「あなたの愛した世界/南條愛乃」

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2期が楽しみな、もうひとつのダブルアクションストーリー。「ブラック・ブレット」

女性が男性に求めるものの中での一番はやっぱり優しさでしょうか?そして男性はその優しさよりはむしろ、「男たるもの、強くてカッコイイ存在でなければ・・・」、なんてことを常日頃一番に思っている方も結構多いはずでは。現実、それを実践するする機会もあまりないので、優しさに徹するほうが女性ウケもいいのでしょうが。男性のどこか頭の片隅には、このキーワードがあるんじゃないかと思います。優しさはもちろん大事、でもカッコ良さも男にとってはやっぱり必須アイテムなのであります。

主人公がやさしく、そして強くてカッコイイ、それは剛田猛男か砂川誠。いやいや、それは先週終わりましたのでその方でない方に今回は登場していただきましょう。
2031年の近未来の方で、”里見蓮太郎(れんたろう)”16歳、高校2年生。彼は高校生ながら、元陸上自衛隊第七八七機械化特殊部隊の機械化兵士であり、民間警備会社に勤務。”ガストレア”という人類の脅威である寄生生物から人類を守る役目を全うする人物であります。
幼少のとき、両親が亡くなり、引き取られた天童家でガストレアが侵入した際、同い年の”木更(きさら)”という女の子をかばって左目と右腕・右足を失う瀕死の重傷を負うが、生きるために”新人類創造計画”の手術を受け、義眼と義肢を手に入れる。それによって彼は”機械化兵士”となる。彼の持つ人間兵器と呼ばれるそのパーツの能力はすさまじく、義眼の演算装置で弾丸をもかわす動きと義肢による超人的な攻撃と高速移動能力を手に入れた。それらの力を使うには体にかなりの負荷がかかるため、通常は拳銃と天童式戦闘術だけで闘っている。
彼はヒーローと呼ばれる絶対的な存在ではありませんが、無愛想な割りに、誠実でやさしくそれでいて強くてカッコイイという4拍子もそろったお方なのです。16歳ながら、相棒の”藍原延珠(あいはらえんじゅ)”という10歳の身寄りのない女の子を親代わりとして面倒も見る、甲斐性をも併せ持っている。そんな最高にカッコイイ彼が主人公として登場する作品、それは「ブラック・ブレット」です。

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西暦2021年の東京近郊は、突如世界中に出現した寄生生物”ガストレア”に襲われた。
ガストレアが持つウイルスに感染すると、人間のDNAはものすごいスピードで書き換えられ、その体内侵食率が50%を越えると人間は耐え切れなくなり、ガストレアに変わってしまう。変わってしまった人間は人間を襲い、これによってガストレアが万延し、人類は壊滅的な被害を受ける。
人類は、ガストレアが嫌う”バラニウム”性の金属板を積み上げ、囲い、巨大な”モノリス”という建造物の結界を築き、その中に立てこもり、かろうじて滅亡を逃れたのであった。

そのような背景の中、ガストレアウイルスが妊婦の口から胎児に蓄積されることによって生まれてきた子供たちがいた。その子たちは生まれつき目が赤いために、”呪われた子供たち”と呼ばれるようになる。全員が女の子で、ガストレアの抑制因子を持っているため体内侵食率は非常に緩やかであり、ガストレアになる危険は少ない。そしてガストレアの再生能力と運動能力も併せ持つ優れた才能を秘めている。この子たちの中から”イニシエーター”と呼ばれ、バラニウムを使ってガストレアと闘う子供たちが現われ、人類は闘うすべを徐々に見につけていった。
彼女たちは人類の最後の希望であり、彼女たち”イニシエーター”と彼女たちを統率する”プロモーター”たちによって平安が保たれようとしていた。

そんなある日、蓮太郎はガストレアが現われたとの通報によって現場に向い、その部屋に突入するが、ガストレアはすでに姿を消していた。そこには殺された警官とタキシード姿の仮面の人物が一人。警官をやったのは自分だと告げる。蓮太郎は仮面の男とこぶしを交えるが、相手は強く、立ち去られてしまう。
その後、東京を壊滅しようと目論むタキシード姿の男”蛭子影胤(ひるこかげたね)”の計画を阻止しようと、東京中の民警が東京を治める最高責任者”聖天子(せいてんし)”によって召集される。蓮太郎と延珠にもその依頼が届く。
ガストレアの闘い以外に東京を支配しようとする新たな強敵に蓮太郎たちはどう挑むのか?
そして蓮太郎はこの先、ガストレアにまつわる謎や自身のルーツを解き明かしてゆくことが出来るのか?
様々な能力を持つたくさんのイニシエーターとプロモーターのペアがガストレアと壮絶なバトルを繰り広げ、展開は最高潮に盛り上がっていきます。

しか~し、このお話は13話で1期終了、2期に続くのでした。
(2014年4月~7月にBS11で放送。小説家”神崎紫電”さんによるライトノベル既刊7巻。)
早く2期が見たいですね。

天真爛漫な延珠役は”日高里菜”さんが、かたや同じイニシエーターで狙撃のプロのティナ・スプラウト役は”黒沢ともよ”さんがそれぞれカワイク演じていますのでお楽しみに!

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オープニングテーマ「black bullet/fripSide:ボーカル南條愛乃」
エンディングテーマ「トコハナ/やなぎなぎ」
どちらもお上手なアーティストでアップテンポで心地よい曲です。
刹那的でありながらも未来に希望を託すこの2曲もぜひ聴いてみてくださいね。

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弱きを助け、悪しきをくじく14歳。「とある科学の超電磁砲(レールガン)」

 近年、何でこんなことが起こるのだろうというような、理解しがたいニュースが世間をにぎわせています。
何が正義で何が悪か、分り難い世の中がそうさせてしまっているのかもしれません。
昔ほど悪いことは悪いと親からあまり怒られなくなったご時世の中、その環境で育った人間が大きくなり、そして親になり子を育てれば、ますます甘い世の中が出来上がって行くんじゃないかと。
もっと先生の尊厳を大事にし、そろそろ悪いことは悪いと大人一人ひとりが襟をただし(自分も含めてですが)、間違っている子供がいたら他人であっても怒れないと今後の日本に明るい未来はありません。おとなのみなさんは薄々それに気がついているとは思いますが。
そして、「いまこそ、みなさん、ジャッチメントですのよ!」ということで、子供のお手本になれる生き方をそれぞれが選択して行きませんか?

今日は、そんな志を持ち始めた大人の方にお送りしたい作品をご紹介いたします。

「とある科学の超電磁砲(レールガン)」、通称”レールガン”です。

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この作品は「とある科学の禁書目録(インデックス)」という作品があるのですが、その作品の中に出てくるヒロイン、”御坂美琴(みさかみこと)”を主人公としたスピンオフの作品なのです。
私は最初はインデックスの1期を見ましたが、その後、そのヒロインのスピンオフ作品があることを知り見たところ、大いにはまってしまいました。
この作品に限っては、ほかのスピンオフとは別格の存在感と価値を感じています。
スピンオフなのにこんなに面白くていいの?というぐらい。

主人公”御坂美琴”は弱冠14歳にして、すごい超能力の持ち主であります。彼女は体から出る強力な電気を集中させた”超電磁砲”を自在に操ることが出来るのです。
彼女はその能力をひけらかすどころか、世の中で自分が果たさなければならない役割・自分の存在意義をよく理解しており、自らの意志で、弱きを助け、悪にはひるむことなく立ち向かうヒーローなのです。

話の舞台は総人口230万の内、8割が学生でしめるという学園都市。
そこでは学生全員を対象に超能力開発が行われており、学生は無能力のレベル0から超能力のレベル5まで6段階に分類されています。
自分の能力に目覚めて良い行いをするものもいれば、悪い方向に行ってしまうものもいます。
美琴は学園都市の中で7人しかいないというレベル5の能力者でかつ、学園都市第3位の実力者。
それでも日常を普通に過ごす中学2年生であったが、いつしか、学園都市の上層部によって行われている非人道的な実験によって引き起こされた事件に彼女は巻き込まれてしまう。
やがてその闇に彼女は気づき、自分の存在を知ったとき、彼女はたった一人、悪に立ち向かうことを決意するのでした。
目の前には自分より上の能力者が立ちふさがるが、彼女は決してひるまない。
自分の命をかけて世を正そうとする彼女の行く末やいかに?

このような大方の内容ですが、多くのタイプ別の超能力者が出てくるところも見所であり、また彼女を助ける友人たちの熱き友情にも注目の作品です。

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この作品はライトノベル小説家”鎌池和馬”の原作をもとに、漫画家”冬川基”が作画を担当し、しっかりとスピンオフながら作られています。
2007年4月から月刊コミック電撃大王に連載、2009年10月~2010年3月にテレビアニメとしてAT-Xにて1期24話放送、2013年4月~9月にBS11にて2期24話が放送されました。そして、2クールずつの放送すべてが飽きずに魅了させられました。

主人公の美琴役は前回紹介した幸腹グラフィティの主人公「リョウ」もこなした声優の”佐藤利奈”さんです。
リョウの上品な役柄とは全く違う彼女の幅を改めて感じます。みなみけの春香役もはまってましたが。

音楽は1期・2期のオープニングテーマを”fripSide”というグループが担当。そのボーカルは声優の”南條愛乃”さんで、とてもハイトーンで軽快に歌い上げています。最近ですと、「ブラック・ブレット」というアニメのオープニングテーマも担当しているようです。

2期オープニングテーマ「sister's noise/fripSide」

1期・2期合わせて48話とボリュームはありますが、それを感じさせないぐらいに前のめりになって見れる作品ですので、白黒つけたい水戸黄門好きな性格の方であればなおのこと、ぜひご覧くださいませ。 

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