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「トニカクカワイイ」は、想像以上に”とにかく、可愛い”。

我が家はただいま3人暮らし。一人息子も昨年の5月から自活していて、今は家内と義母と私の3人で生活しています。最近はアフターコロナの生活様式も板につき、コロナ以前に比べて帰宅も早くなりました。と言っても私の帰宅は夜8時か9時ぐらいですが、食卓を囲む日が以前に比べたらめちゃくちゃ増えたので、食事しながらの会話も自然と増えました。妻も働いていて、お互いに1日にあった”ああでもない、こうでもない”と言った職場や通勤での何気ない出来事、今の世の中に関してのこと等など内容は様々ですが、楽しい夕食のひと時を味わっています。

警察24時のTV番組が好きで警察官になりたいと常日頃から口癖のうちの妻、サンリオキャラクターのぐてたまが大好きで、ぐてたまの音声入り目覚ましで起き、ぐでたまのだらだらとした格言が書かれた日めくりカレンダーを観てニヤニヤしている妻。ものまねタレントのコロッケさんがやる”五木ひろしロボ”もどきの、ビール腹を手で叩き土俵入りしてしこを踏む、お相撲さんロボを義母に披露する、ほろ酔い気分のうちの妻。こんなにもうちの妻は自然体で、個性的でひょうきんで、一緒にいて楽しい人だったのかと最近になって気づかされる事が多くなりました。

もちろん、これらはうちの中でしか、家族にしか見せない一面です。ああ、世間に公表してしまった、ごめんなさいm(__)m。そんな妻が、いとおしく、可愛らしく思えるようになりました。これは良い事ですよね?間違いなく。タバコをやめ、コロナの影響で毎日の晩酌の量とつまみの量が増えたことによる、ちょっと丸顔でふくよかになった見た目のせいもあるかと思います。笑顔が良い感じに見えるからそれも手伝ってなのかと。

実は以前、私たちは一度、離婚をしています。4年ほど離れていましたが、東日本大震災後に復縁しました。あれから10年を迎えます。以前は妻の行動に対して片眼をつぶることが出来なかったことが多々あったのですが、今では両目もつぶれます(笑)相手を敬うゆとりが出来ました。おじさんになってようやくちょっとは大人になったのかもしれません。大人になるのがかなり遅くなりましたけど(笑)

妻は世の中の平均的な考え方そのものズバリな人間です。中庸な思考を持っているので、普段の生活の中で妻から相談されること以外は全面的に彼女に判断を任せています。なぜなら、そのスタンダードな判断がほぼ正しい、と安心・納得できる事に気が付いたからに他なりません。なので、今では妻の行動に腹を立てることは皆無に等しい感じです。普通の家庭ではごく当たり前のことですが、離婚前に比べてきちんとお互いを尊重し、気配りや協力をして生活が出来るようになった、という事でしょうかね、遅ればせながら。

おっと、プライベートな話が長くなってしまいましたね。
今回は夫婦のあり方をメインテーマにしたような作品がありましたのでそれを紹介いたします。
「トニカクカワイイ」という作品です。

トニカクカワイイ7

視聴のきっかけは、何気に目にしたタイトルに惹かれて(つられてスケベ根性で)視聴してみた、というかたちです。チョロい男なので、すぐにこういうのにつられます。ですが、実際にみて観るとこれが予想以上、タイトル以上に可愛らしい主人公が出てくる作品だったのでつられて正解でした。タイトルに偽りなし!と自信を持って言える作品です。「イチイチカワイイ」「ナニワナクトモカワイイ」とか「トリアエズカワイイ」というタイトルでも良いかもしれないくらいに”とにかく、可愛い”ですね。見た目も性格も行動も。あっ、だから”トニカクカワイイ”なんだ、なるほど、納得。

物語もややファンタジーがかったロマンチックなお話しです。そして、この物語はハッピーエンドで結ばれる王道のラブストーリーではなく、あるきっかけで出会った二人が恋愛を踏まずに結ばれ(結婚)、夫婦となってから愛を育んでいく過程を描いたラブストーリーなのです。簡単に言えば、ハッピーなスタートをきってからのラブストーリーです。

ジャンルは”ラブコメディ”。原作は、週刊少年サンデーで2004年~2017年連載で人気となった「ハヤテのごとく!」の作者”畑 健二郎”さん(単庫本は52巻発刊、コミックス2,000万部を売り上げた執事コメディ)の同タイトル漫画です。こちらは”週刊少年サンデー”に2018年から連載中で既刊15巻まで既刊。アニメ化され、2020年10月~12月に”BS日テレ”他にて全12話が全国放送されました。インターネットでは”AbemaTV”、”dアニメストア”、”U-NEXT”、”FOD”、”Amazonプライム・ビデオ”他で配信。

監督は「それが声優!」の監督を担った”博史 池畠”さんで、シリーズ構成は「ハヤテのごとく!」「WORKING!!」の脚本を担当された”兵頭 一歩”さん。キャラクターデザインは「咲―Sakiシリーズ」「それが声優!」のキャラデザを担当された”佐々木 政勝”さん。アニメーション制作は「魔法少女リリカルなのはシリーズ」「セキレイ」「トリニティセブン」を手掛けた”Seven Arcs”です。

ある冬の日の夜、16歳の主人公、”由崎 星空(ゆざき なさ)”は頭から血を流しながら地面に横たわっていた。自分はこれで死んでしまうのか?そんなことが頭をよぎり始めていた中、星空の視界に一人の少女が映る。「大丈夫、人はこの程度では死なないよ。それに君はまだ死ぬ気もないのだろう?頑張れ。」薄れゆく意識の中で星空はとても優しい声を聴いた。

彼の名前は星空と書いて”なさ(NASA)”と呼ぶ。宇宙のようなでっかい男になってほしいと父が名付けた。とても壮大な名前のため、彼はみんなに馬鹿にされないよう、物心がついた頃から必死で勉強をしてきた。そのおかげで、中学3年の全国模試ではたびたび全国1位に。

高校受験をひかえたある夜、模試結果の紙を観ながら受験に対して安堵して(油断して)道路を歩いていた彼の目の前に、一人の少女が目に入った。よそ見をせず、一心不乱に勉強ばかり集中してきた星空の頭の中に、今までに感じたことのない思いが芽生えたのだ。「トニカクカワイイ。」そう思った瞬間、星空は彼女に声をかけようと無意識に道路に飛び出していた。トラックが目の前に迫っていたことなど、彼の視界に入らないうちに。

トニカクカワイイ9

彼は車にひかれたらしい。トラックの運転手と彼女の会話を聴く限り、どうやら彼女が星空をかばおうと間に入ったたために、むしろ彼女の方がダメージを負っているらしい。自分は大丈夫なので彼を病院へ運んでほしいと彼女は運転手に伝えていた。星空は彼女によって救われたのだ。「死なないだけで傷は深い。礼はいらない。寝て起きたら私のことは忘れてくれ。」星空にそう言って彼女はその場から立ち去った。彼女の行く先には満月が見え、まるでそれは月へと帰る”かぐや姫”のように星空の目には映った。

運転手が救急車を呼ぼうとしているのを振り切って、彼は必死に彼女を追った。運命の人だと思えるこの人に出会える奇跡は二度とは起こらない、彼はそう思った。彼女はバス停にいた。「さっきはありがとう。おかげで助かったよ。僕の名前は、ほしぞらと書いてなさと読むんだ。」「これは驚いたな。よくその怪我で歩いてこられたな。さっきも言ったけど浅くはないぞ。」そう言いながら彼女は彼の体を温めようと着ていたショールを外し彼の肩にかけてあげた。

「今、すぐに誰かを呼んでくる。では、さようなら。命は大切にな。」そう言って彼女はバス停を離れた。すぐさま星空も立ち上がったが、ひざからくずれ落ちた。彼は両足を骨折しているらしい。だんだんと意識が遠のき始める。「死にたくなかったらここで待っていろ。救急車を呼んでやる。」しかし、彼は力を振り絞り、彼女を追いかける。

「待って!さっき、君のこと、かぐや姫だと思ったんだ。月からの使者が来た時、かぐや姫を大切に思っていながら帝も翁も戦うことすらしなかったんだ。だけど、二度と会えないとわかっているなら戦って、追いかけて取り戻すべきだったんだ。たとえ死ぬことになろうとも。本当に好きなら・・・僕は君のことが好きです。君とはついさっき出会って、僕は君の名前さえ知らないけれど、だからこそ、・・・僕とつ付き合ってくれませんか。」一瞬間が空いたが、彼女は答えた。「いいだろ。私と結婚してくれるなら、付き合ってあげる。」「よろこんで」。そう返事をしたあと、意識がとんだ。

目が覚めた時、星空は病院のベットに横たわっていた。桜は散っていた。今思えば彼女の返事はていの良い断り文句だったのかもしれない。彼はそう思った。リハビリと勉強の毎日を送るが受験には間に合わず、中学浪人。1年遅れで受験をし、トップ合格を果たすものの高校へ行く気になれず、入学を辞退。もう一度、彼女に再会するために接客のバイトをフルでこなした。しかし、彼女との再会の日は訪れなかった。働き過ぎを親が心配するため、家を出てアパートで独り暮らしを始めた。気が付けば星空は18歳になっていた。

そんなある夜、玄関のチャイムを鳴らす誰かが、やってきた。「は~い、どちら様?」星空が玄関を開けると、そこにはなんと、2年前に出会ったあの子の姿が。「やあ、久しぶり。そうそう、言い忘れていたけど、私の名前は”司(つかさ)”というんだ。とりあえず中へ入っていいかな?大事な話があるんだ。」彼女は笑顔でそう答えた。星空は思わぬ来訪者に取り乱してしまった。彼女を部屋に通すと、初めて女の子を部屋にあげたことに気付き、また驚いた。

トニカクカワイイ4

「ところで、話って何?」星空が尋ねると彼女はこう答えた。「婚姻届け。」「こ、こ、婚姻届け?」彼は三度驚いた。「何をそんなに驚くのよ。あの日約束したじゃない。結婚してくれるなら付き合うって。そしたらすぐにハイって。」「確かにそうだけど。」「じゃあ、この話は無かったことに。」「待って!ビックリしたけど、君が好きで付き合いたいって気持ちは何ひとつ変わっていないんだ。そのために必要なら、婚姻届けだろうが何だろうが書くよ。」

星空は司が持ってきた婚姻届けに一気にサインし、判を押した。「由崎ってこういう字なんだ。由崎 司か。新しい私の名前、なかなか良い響きだ。気に入った。」「さて、行こうか。」「えっ、行くってこんな夜中にどこへ?。」「決まっているじゃない、区役所。」ふたりは区役所の深夜窓口へ婚姻届けを出しに向かった。何事もなく、無事に手続きが終了し区役所から出てきて彼は言った。「でも、結婚ってこんな簡単なんだね。現実感がないってゆうか。」

それを聞いた司は彼にこう言った。「じゃあ、とりあえず、手でもつないでみる?」「えっ、いいの?」ドキドキしながら星空は司と手をつないだ。あまりの柔らかな感触と手の温もりに星空は思った。「これが結婚か、いいじゃないか。これから死ぬまでこれを握り放題だなんて、すごいぞ、結婚!」「あの~、そんなに強く握ると痛い。あと、握り放題って表現もどうかと。」「ええ~、僕、心の声もれてた?最悪だぁ~。握り放題って何だよ、お寿司じゃないんだから、もう。」「私たち、夫婦になったのね。」そう言って司はしっかりと星空の手を握り返した。

「これからは握り放題、その通りだね。」司は笑顔でそう答えた。これは不思議な縁で巡り会い、かけがえのないそれもまた縁で結ばれた、ある夫婦のお話し。(第1話)

この作品は、運命的な出会いと互いのインスピレーションを信じ、交際期間ゼロ日で夫婦になった二人の恋愛=結婚物語です。恋愛と結婚が同時スタートなので、イチャイチャラブ感がマックスなところはご容赦願います。とてもまっすぐにお互いを観て接している二人は、単に初々しいだけではなく、相手を思いやる気持ちに溢れています。そうした愛情こそが二人の一層の信頼や絆に繋がっているのかもしれない、そう感じさせてくれる作品です。自分よりも相手ファーストな姿勢は、周囲をより幸せに導きます。周りの幸せよって結果的に自分も幸せな気持ちに包まれればそれが自分の幸せに置き換わります。

全12話のお話ですが、ところどころで”かぐや姫”と”月”にまつわるお話が出てきます。1期は二人のイチャイチャぶりに終始した内容ですが、これらの伏線が2期でどのように作用して行くのかが今後の見所です。幸せ絶好調な日々がその後もず~と続くのか?はたまた苦難な日がやがて二人の前に訪れるのか?それこそ、今以上のハッピーエンドが待ち受けているのかどうかはわかりません。ただ、事の結末がどうなるのかがすごく気になる作品であることは確かです。

自分が若い時はこんな甘い日々もあったな、なんて回想するも良し、いやいや、現役の私たちの方がもっと甘いわよ、なんて比較するも良し。言葉や行動によって、相手に素直に意思表示をする事がどんなに素晴らしいことかを存分に感じていただける作品だと思います。

トニカクカワイイ3

星空君は”NASAよりも速く高速になる男”を自称している青年ですが、その言葉に嘘はなく、それを実践できるくらいに周りの人の困リ事をいち早く解決する男であり、とても頼もしい一面を持っています。誰かの役に立てることを自分の喜びに出来る好青年ですね。頭が良くて手先が器用なことを自分以外の人のために使う姿勢に憧れてしまいます。反面、のめり込むと加減を知らないので自分のことを顧みずとことんやってしまうため、自己犠牲になってしまうことも。完璧な人間ではないところもあるわけです。

料理が得意で優しくて、縁の下の力持ちの司が彼をしっかりとコントロールするあたりがとても息のあった良い夫婦に映ります。そんなふたりの助け合う姿をぜひ、みなさんにも観てもらえた良いなって思います。この幸せが末永く続くことを半分、続編に期待したいところです。

星空君は18歳、司ちゃんは自称16歳(彼女の身の上には謎の部分も多いですので自称のようです)のカップルですが、二人の会話や内心の気持ちの描写を聴くと、結構ビックリするような言葉や素晴らしい言葉が出てきます。年の割にしっかりとした二人の思いやりのフレーズにも注目です。

今回の作品の声優さんは、主人公の星空君は”榎木 淳弥”(えのき じゅんや)さんです。「鬼滅の刃」の”煉獄さん”の人と言ったらみなさんに一番わかり易いかと思います。かたや、鬼滅の刃に続く人気作「呪術廻戦」の主人公”虎杖悠仁”役を演じている方でもあります。男らしく豪快な煉獄さんに対して、コミカルでちょっと線が細くて今風な男子の星空君。きちんとそれぞれの特徴ある人物を演じ分けていてすばらしい声優さんですね。

そして、ヒロインの司ちゃは”鬼頭 明里”(きとう あかり)さんです。同じく「鬼滅の刃」の炭治郎の妹”禰豆子ちゃん”を演じて一気にブレイクした、今一番人気沸騰中の話題の声優さんです。彼女はかつて、「ブレンド・S」という作品の中で、ツンデレ設定のメイドカフェ店員”日向 夏帆”を演じていた方です。若手の声優さんですが、ビックリするくらいの人気の人になりましたね。禰豆子ちゃんは常に竹筒を加えているので「ふん」としか言わない子だったので、せっかくなのでこの作品でどんな声でどんな話し方の声優さんかをあらためて感じてくださいね。

最後はこの作品のオープニングテーマとエンディングテーマの紹介です。

オープニングテーマ「恋のうた(feat.由崎 司)/鬼頭 明里」
エンディングテーマ「月と星空/カノエラナ」

人生においては、出会いがあればいつか必ず別れの時もやってきます。だからこそ、出会えたことに素直に感謝や喜びを感じ、幸せな時には大いにその瞬間をかみしめることが大事なのではないでしょうか。キュンとするその思いは、出会えたその人とだけのかけがえのない、あなただけの最高の1ページです。

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愛すべき存在がいるからこそ、人は強くたくましく、優しくなれる。時空を超えたもう一つの愛と正義の物語。「マクロスΔ(デルタ)」

健常な人々がある日突然、自我を失い凶暴化してしまう奇病、”ヴァールシンドローム”。銀河の各惑星でその病が猛威をふるい、暴徒化する者によって住民は恐怖と混乱に陥れられていた。そうした中、歌の力でヴァールシンドロームを鎮静化させる歌姫たちが現れた。星間複合企業体「ケイオス」が擁する戦術音楽ユニット「ワルキューレ」である。

ワルキューレの歌声に含まれる”生体フォールド波”は、ヴァールシンドロームにかかった人たちの体内に共生する”フォールド細菌”を抑制できるらしい。彼女たちメンバーは、このフォールド細菌の抑制に有効な「フォールド因子受容体(フォールドレセプター)」という特殊な受容体を持っているため、歌で生体フォールド波を出し、彼らを鎮静化できるのだ。

鎮静化ライブを銀河系の各惑星で行い、人々を窮地から救う、彼女たちは女神である。「歌は神秘!歌は愛!歌は命!歌は希望!歌は元気!」5人のメンバーはそれぞれに名乗りを上げながら戦場ライブを決行する。華やかな衣装に変身し、華麗に宙を舞いながら渾身の歌声で歌う。それによってヴァールシンドローム化した人々は、徐々に険しい表情から安らぎの表情に変わり、やがて正気を取り戻す。彼女たちは同時に、銀河ネットワークチャートに常にランクインする人気アーティストでもある。

危険と隣り合わせの過酷な戦場ライブのため、彼女たちの護衛には常に可変戦闘機(バルキリー)部隊のΔ(デルタ)小隊が連携で共同任務を遂行していた。

「マクロスΔ(デルタ)」は、2008年放送の「マクロスF」から8年後の2016年に”BS11”他全国で全26話が放送となった、マクロスシリーズTV版の4番目の作品です。ジャンルは”SF”・”ロボット”。原作は”河森 正治”さんと”スタジオぬえ”、総監督は”河森 正治”さん、キャラクターデザインは”実田 千聖”さん、アニメーション制作は”サテライト”です。ついに私も、マクロスシリーズのフィナーレを飾る(今のところは)作品にたどり着くことが出来ました。

長い航海の末に母港にたどり着いたような、旅の終わりの終着駅に着いたような、何か感慨深いものを感じております。ただ観ただけなのに、やり抜いた感や達成感が結構ありますね。だって、このマクロスΔの全26話を入れると、4作品合計で144話になるんですもの。

マクロスΔ1

マクロスΔは、今までのマクロスシリーズ3作品の流れが汲まれたその先の未来の物語です。前3作品は、敵が未知なる異星人や未知なる生命体であったのに対して今回は、銀河系内のそれぞれの惑星の先住異星人たちと銀河系内のネットワークが築かれた後に起こった、異星人間の争いを描いた作品になっているところです。過去の3作品の流れも物語の中で説明がきちんとされているので、今までマクロスシリーズを観た方はもちろん、過去3作品を観ていない方でもマクロスΔ単独で十二分に楽しめる作品です。

「マクロスΔ(デルタ)」の舞台は、2059年の世界を描いたマクロスFから8年後の2067年。マクロスシリーズのお約束のコンセプトである3大要素、可変戦闘機メカアクション×歌×三角関係(恋愛)がしっかりと受け継がれた作品です。今回紹介する作品は、前回のマクロス記事に書いたように、本編の中での歌の露出は割と多めです。かと言って、可変戦闘機メカアクションや三角関係の恋愛ストーリーがおろそかにになっているわけではなく、それらはしっかりとその役割を果たしつつ、歌の領域がさらに広がったと感じています。

今回の歌姫は5人のユニットで登場します。5人のキャストはしっかりとしたオーディションで選ばれております。尚、選ばれた5人中4人の方が自ら歌唱も担当出来る声優さんであり、歌に関しての力の入れように並々ならぬ本気の度合いを感じます。この中で、メインヒロイン/フレイア役を演じている”鈴木 みのり”さんは8,000人もの中から選ばれた、非常に歌がお上手なお嬢様です。

ワルキューレのエースボーカルである美雲役は”小清水 亜美”さんが演じていますが(小清水さんも歌は普通に上手いのですが)、歌は当時15歳の”JUNNA”さんが担当し、臆することなく堂々としたクールな歌声を披露しています。この方も相当、お上手ですね。

5人の歌姫の中には私の好きな声優さん、”安野 希世乃”さん、”東山 奈央”さんもいるので個人的に本編が楽しみな他に、歌まで聴けてしまうプレミア付きの作品だと思っております。子供がプリキュアに魅了されて(大人の方にも絶大な支持を得ていますが)TV画面に釘付けにされてしまうように、私も毎回、ワルキューレの歌でパソコン画面に釘付け状態にされていました。

5人の歌声は、それぞれのソロパートで聴くと結構、個性的で特徴があって楽しめますし、5人全員でハモル部分はお互いが邪魔をしない感じにすごく調和がとれていて、重厚感ある音楽に仕上がっています。オープニング・エンディングで声優さんが歌を披露し、CDなどを販売するのは、最近では当たり前の時代となりました。それはそれですごく良くって、作品全体のイメージ訴求に貢献していてその作品の世界観を押し上げてくれています。

マクロスΔ4

片や、それとは別に作品本編のストーリに組み込まれる音楽・歌は、その場面ごとの情景と一緒に脳に刷り込まれ、より心に刺さります。この音楽・歌を聴くとあのストーリが思い浮かぶ、という記憶に残る音楽・歌というのもまた格別なものです。悲しいシーンでは心に染みるバラードが歌われ、嬉しい場面では心温まる歌が披露されています。そして戦場バトルでは心が乱舞されるような激しい曲調の歌が登場します。

各場面を盛り上げる最高な1曲がこの作品には用意されている、と言っても決して言い過ぎでないことは、実際にこの作品をご覧いただくとわかっもらえるかと思います。気が付けば、いつの間にか気持ちも高揚して、自分も一緒にドッグファイトを演じているような感覚に陥ります。あんた、子供か?って思われてしまいますが、それだけ作品に引きずりこまれる歌の魔力がこの作品にはあるという事です。TVを観ていると箸が止まるところは否めませんので、半分子供ではあるかもしれませんけど(笑)

華麗なるステージ衣装に変身し、歌で人々を次々に癒していく5人の姿を初めて観た時、おじさんは「誰かに似ているかも?あっ!”ヒーリングッと♥プリキュア”だ!」って思ってしまいました。プリキュアよりもちょっとだけお姉さん的な。「ヒーリングッと♥プリキュア」は昨年2月~今年2月まで放送のTVアニメです。という事は、むしろプリキュアがワルキューレに似ていることになるかも?なんて。ワルキューレの衣装が華やかなのは理由があるようです。戦場で怖がっている人々の気持ちを安心させるためだとか。

観ていると、「どうして彼女たちは飛んでいられるの?どうやって変身できるの?」という素朴な疑問が出てきます。大人ならではのいやらしいツッコミですね。プリキュアはアイテムを使って華麗に変身します。ワルキューレたちは地球人ではなく、銀河系内の異星人ですが、他の惑星の異星人は宙を舞ったり、変身も思うままにできる、というご都合主義的な設定には決してなっておりません。物語を観進めていくと、ワルキューレの変身&空中遊泳の謎が解き明かされるシーンが出てきますので、どうぞお見逃しなく!

ワルキューレの5人は、自分たちをアピールするために指でWを形作るキメポーズをします。親指を閉じ、薬指の上に中指をのせるサインでWを表すメンバーもいますが、おじさんは片手ではすんなりこのサインが出来ません。今後でワルキューレの6人目の募集があってもこのサインが出来ないので、おじさんはちょっとワルキューレにはなれそうもありませんね。グワシ、なら出来るんですけど駄目ですかね?

歌について結構割いてしまいましたが、今回の作品、可変戦闘機メカアクションは健在です。物語の舞台設定が惑星の大気圏内が中心のため、可変戦闘機の戦い方は戦闘機形態でのドッグファイトが多めのようです。マクロスエリシオンからスクランブル発進する事前の羽翼の動作確認やGのかかる戦闘機の旋回シーン、相手をロックオンするシーンや敵とニアミスするシーンなど、戦闘機ファンにも喜ばれそうな各シーンが満載なので、そのあたりも非常に楽しめる要素です。

マクロスΔ7

戦闘機から瞬時にロボット形態(パドロイド)に様変わりするシーンはやはり圧巻です。マクロスΔは思ったよりも戦闘シーンがたくさんあり、観ていて結構、ワクワク、ドキドキしますね。宇宙空間で戦うシーンもありますが、大気圏内での戦い方との違いも比較して観てみるのも面白いかもしれません。スピーディで迫力のある戦闘シーンの映像にワルキューレの曲が加わると、互いの相乗効果でマクロスならではの世界がそこに誕生します。

そして、これらの歌と可変戦闘機の要素にさらに三角関係の恋愛ストーリーが加わるわけです。
今回の三角関係は男性パイロットと女性パイロット、そして歌姫の3人の三角関係がメインです。サブ的に他の先輩男性パイロット2名と別の歌姫による三角関係も登場しますので、そのあたりも要チェックです。

惑星アル・シャハルの宇宙港で貨物コンテナの荷役のアルバイトをしている主人公”ハヤテ”。機械操縦のテクニックは一流だが、何をやっても未来に希望が持てず仕事も長続きしない。ワルキューレのオーディションに参加しようと惑星ウインダミアIVから密航してきたヒロイン”フレイア”。貨物コンテナの中にいたところをハヤテに見つかってしまうが、歌が好きでワルキューレになりたいという想いをハヤテに話すと、彼は以外にも彼女を逃がす手助けをした。

しかし、ワルキューレのオーディションが開かれるのはこの惑星から30光年離れた惑星ラグナ。それを聞いたフレイアは一瞬、がっかりするものの、「風に乗れば飛べる」そう言いながら、絶対にワルキューレになることを諦めない、とハヤテに宣言する。

折しもワルキューレのメンバーはアル・シャハルに滞在していた。ワルキューレのメンバー・”美雲”を専属で護衛しているΔ小隊の女性隊員である”ミラージュ”は、いなくなった美雲を探している途中、密航者の騒ぎを聞きつけ、怪しい行動をしていたハヤテを目撃するやいなや、拘束してしまう。密航者は私だとフレイアが告げ、誤解は解けた。

そんな中、アル・シャハルでヴァールシンドロームによる暴動が発生する。「ここは今から戦場になるから非難するように」とミラージュは二人に告げる。巨大なゼントラーディ人がヴァールシンドロームにかかり、目の前で暴れていた。その時、フレイアの目の前に美雲たち、ワルキューレが現れたのだ。憧れのワルキューレが目の前にいる。フレイアは驚きを隠しきれない。彼女たちはΔ小隊と連携して鎮圧にあたり始めた。危険な任務にもかかわらず、彼女たちは華麗に鎮圧ライブに臨む。

マクロスΔ8

暴徒化して険しい表情だったゼントラーディ人たちは彼女たちの歌声を聴き、穏やかな顔つきに戻リ、徐々に鎮静化していった。だが、突如、そこに別の新たな敵戦闘機部隊が現れる。尚もワルキューレとΔ小隊はその敵との交戦にあたり続ける。ワルキューレの歌声を聴いたフレイアは触発され、ワルキューレに加勢するように自らも歌い始める。彼女の歌声にはワルキューレたちが持つフォールドレセプター(ヴァールシンドロームを鎮静化する力)の力があり、ワルキューレメンバーに良い影響を及ぼしはじめた。

敵戦闘部隊の危険がフレイアに迫っていた。フレイアを助けるため、ハヤテは無我夢中で近くにあった操縦したこともないバトロイド形態(人型ロボット)のバルキリーに乗り込み、彼女のもとへ駆けつけ、彼女を救出しながら暴走したゼントラーディ人と戦った。無数のミサイルがハヤテたちを襲う。ハヤテはバルキリーをバトロイド形態からファイター形態(戦闘機)に変化させ、空へと飛び立った。

初めて空を飛ぶ気持ち良さ、そしてハヤテは風を感じた。その感動もつかの間。間も無く、ハヤテとフレイアを載せたバルキリーは敵ミサイルに撃墜されてしまう。ハヤテとフレイアの運命はいかに?(第1話)

こんな感じで三角関係の当事者たちは第1話で偶然の出会いを果たします。この後、ハヤテはパイロットを目指すのでしょうかか?フレイアは無事、ワルキューレになれるのでしょうか?ミラージュとハヤテとフレイアの関係はどんな三角関係になっていくのでしょうか?続きは観てのお楽しみに!

この作品の魅力は、代々受け継がれる3大要素がやはりベースではありますが、その他にマクロスFに負けず劣らずなストーリーの良さが挙げられます。戦争を題材にした作品ですので、それ自体の是非を問われると先には進みませんが、その中での愛と正義についての描写について注目して観ていただけると良いかと思います。

人類種間の争いなので、どちらも自分たちの正義が前提で戦っていますが、それぞれの側に立って観れば悪が正義に見えますし、その逆もまた然りであって、動物以外の人類だからこその問題・共存の難しさを考えさせられます。それが大枠ですが、その中での登場人物たちのそれぞれの愛ある行動に特に主眼を置いて観ていただきたいです。

ワルキューレたちが歌う行動は愛ある行動であると同時に、ある意味、戦いです。正常な人間であれば、自分だけのために戦うという事は傭兵じゃない限りあり得ません。自分以外の誰かを守るため、自分が愛した人を守るためだからこそ戦えるんだと思います。自分のことより他人のことを優先して戦う、その人を守るという事は献身的な愛がないとできない行動ですよね。

マクロスΔ2

愛国心で戦う人(敵側にあたる人)もこの物語には登場しますが、プライドや復讐心で戦うのは良くないことだと思います。積極的な攻めの戦いではなく、守るための致し方ない戦い、避けられない戦いであればやるしかない、でしょうか。まずは和平交渉で済ませられるならそれが一番ですが。

それぞれの人たちの戦い方が出てきますが、やはり愛の力のなせる業?愛の大きさが勇気ある行動につながるのかなって思います。愛すべき存在がいるからこそ、人は強くも優しくもなれる、そんな力をものすごく感じる作品です。途中、お亡くなりになる方も残念ながら出てきますが、愛あっての殉死のパターンです。こちらのシーンは本当に泣けますね。設定上の必要悪ではありますが。主人公はそれらも乗り越えながら一層、強くたくましく成長していきます。

切なさややるせなさを感じる場面もありますが、リアリティを持たせるとなるとすべての人々がハッピーで終わるわけにはなかなかいかないですよね。それも含めてこれが愛、これが正義という部分を存分にかみしめて観ていただければ幸いです。

最後にワルキューレの曲を紹介しますね。

まずはワルキューレの1stアルバム「Walküre Attack !」のダイジェスト版 です。オレンジ文字をクリックしてくださいね。
サビの部分の8曲が聴けますが、本編の中で実際に流れるシーン映像も観れますのでお楽しみに!どの曲、どのシーンも胸が熱くなること必至です。これを観てしまえばマクロスΔを観たくなると思いますよ。

そして、2曲目は私の好きな「僕らの戦場」です。この曲は、戦闘シーンで結構流れる挿入歌で、26話中最多となる6話で使われた挿入歌です。個人的には一番気持ちが高まる曲で、単純作業の仕事をしながら聴くと効率がとっても上がりそうな1曲かと 思います。

最後は、ワルキューレの歌唱を担当された5人の方の映像入りの「一度だけの恋なら」Music Videoです。オープニング曲・挿入歌で、こちらも最高な1曲です。ワルキューレをサポートするΔ小隊が自分のペアに向けて捧げる歌のように感じます。守る使命・戦う覚悟を恋に例えたような名曲です。リアルワルキューレの皆さんの各パート部分も聴きごたえのある1曲です。踊り付きで本気で歌っているワルキューレの皆さんがとても素敵ですので、こちらも必見ですよ。

では皆さん、想像以上に良い作品なので、覚悟して観ルンよ!by フレイア

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男は何のために何を賭けて戦い、女は何のために何を想い歌うのか?可変戦闘機&音楽&三角関係のSFアニメ。マクロスシリーズ3部作

1980年代、90年代、2000年代は私がアニメから遠ざかっていた時代です。一旦、卒業してしまったというのが正しいのかもしれません。2008年頃に深夜アニメに出会って、またこの世界に戻ってくることになった訳ですが、私の頭の中にはこの1980年~2007年あたりの、27年間のアニメに関するデータはあまり蓄積されていないのです。

新しいアニメは当然、これからも観続けますが、どうも未視聴の名作アニメが残されていると落ち着きません。私がまだ元気なうちに、この抜け落ちたピースを埋めるべく、過去の名作アニメを新着アニメと並行して辿っておきたい、と思っています。歴史好きな方が文献を紐解くのと同じようなものです。なんて、そこまで高尚なものではなく、あえて高尚に言ってアニメを観る、単に理由付けをしているにすぎませんが(笑)”故きを温ねて新しきを知る”というやつでしょうかね。昔のアニメを観るといろいろと今のアニメとの違いや発見があって勉強になります。

2008年以前に作られたアニメは、作られる本数も今よりもっと少なかったこともあってでしょうか、きちんとしたコンセプトのもとに丁寧に作られている作品が多いように感じます。細部まで吟味して作られているというか、そもそものスタッフさんも精鋭部隊で臨まれていたりとかを想像しちゃいますね。画像処理技術の進化は除いて、脚本・演出・音楽の調和もとれていて、声優さんの技術レベルは高かったりなど、感心させられることは結構ありますね。

2001年放送の 「フルーツバスケット」という過去アニメを観た時は、ヒロイン役を演じていた”堀江由衣”さんの演技力の高さに驚かされました。とは言っても、堀江さんは昔の人ではなく、今も現役バリバリの人気声優さんですけど(笑)若い時から実力があったことを思い知らされましたね。

最近、私はこのエアポケットに入っていた時代の未視聴アニメ、マクロスシリーズTV版を観ました。1982年の「超時空要塞マクロス」全36話、1994年の「マクロス7」全49話+TV未放送3話、そして2008年の「マクロスF」全26話です。3作品を合わせると合計114話となります。当時は”毎日放送”・”TBS”系列で全国放送されたようです。

マクロスシリーズは、ロボットを駆使して敵と戦う”ロボットアニメ”・”SFアニメ”ですが、それだけに終わらずにそこに恋愛ドラマと華やかな歌を取り入れた斬新かつちょっと欲張りなアニメです。後世のアニメ作品の作り方にもいろんな布石を残した作品だと思います。

超時空要塞マクロス1

宇宙戦艦あるいは移民船団で新たな生活拠点を探しに宇宙を旅することになった人類が、未知なる敵と遭遇し戦うお話です。その中で、敵と交戦する戦闘機パイロットを主人公として描いた物語です。どの作品も三大要素という共通の骨格ベースをもとにつくられています。その3つとは、”可変戦闘機”の高速メカアクション、””、”三角関係”の恋愛ドラマです。マクロスシリーズは、これらを基本コンセプトとしてシリーズを通してぶれずに採用しているのが大きな特徴です。

可変戦闘機とはマクロスに出てくる航空戦闘機・バルキリーのことです。アメリカ海軍のF-14戦闘機”トムキャット”がモデルになっているとも言われています。戦闘機の形態を基本として、そこからロボットの手足を展開した中間形態「ガウォーク」や人型ロボット形態「バトロイド」に変形可能な戦闘機で、臨機応変に形態を変えて敵と戦います。そして、マクロスに出てくるメインヒロイン(男性の場合あり)は必ず歌を歌います。シリーズによって敵は変わりますが、ヒロインが歌う歌の作用で敵の戦意が消失されるという効果があるため、頻繁に物語の中で歌が披露されています。また、シリーズは基本、敵との交戦・バトルがメインでありながら、作中で主人公男子一人と女子二人、あるいはその逆で男子二人と女子一人の恋愛ドラマ(三角関係)が繰り広げられています。

「超時空要塞マクロス」の舞台設定は西暦2009年であり、「マクロス7」は2048年、「マクロスF」は2059年です。登場人物はそれぞれで大きく変わりますが、お話の流れには関連性がありますので時系列で3つを観進めると、最終的な「マクロスF」の作品理解に深みと面白さが増しますので、これから作品を観ていただける方はぜひ、時系列で観ていただくことをお勧めいたします。また、「マクロスF」はマクロス生誕25周年記念作品として作られた、マクロスシリーズの集大成的な作品だそうなので大いに期待して観てくださいね。

大枠である基本コンセプトは変わらないのですが、その作品によってテーマは変えているようですので、それぞれの違った持ち味を楽しむことができるというわけです。「超時空要塞マクロス」は”日常ドラマ”、「マクロス7」は”漫画”、「マクロスF」は”学園青春ドラマ”がテーマになっているそうです。

「超時空要塞マクロス」のテーマは”日常ドラマ”ですが、戦争というものの理不尽さとリアルな現実社会の理不尽さとが重なって見えるような物語でした。軍のお偉いさんの大人事情に巻き込まれてしまった宇宙戦艦マクロスの乗組員たちと一般乗客が敵との避けられない戦いに遭遇する、どこか日本のサラリーマン社会を彷彿とさせる、悲哀が描かれていました。

また、男性パイロット”一条 輝”が想いを寄せる女の子”リン・ミンメイ”がアイドルとして駆け上がって行く過程や彼女との恋愛模様が描かれていたり、輝の上官である”早瀬 未沙”との気になる関係もあったりと、戦いのさなかにも男女のロマンスが見え隠れする物語です。人類が救われるか?恋愛はハッピーエンドを迎えるのか?最終的にどうなるのか気になるポイントは二つありますね。ネタバレになるので言えませんが、人生のしょっぱさと恋愛の甘酸っぱさが同時並行で味わえる?ような作品です。歌姫ミンメイの歌声が時に楽しく、時に悲しく語りかけてきます。

マクロス7

「マクロス7」では、主人公がロックグループのボーカリストという事もあり、歌で敵と分かり合おうとバルキリーに乗りながら敵前で歌を披露しますが、攻撃によって相手をねじ伏せる手段は一切使わずに、己の歌でハートをぶつける一貫した行動とポリシーがまさしくロックであり、前者の作品とは大きく異なっています。戦わない主人公の生き方、それがマクロス7です。

漫画がテーマという事もあってコメディ要素も豊富で、熱い気持ちが前面に伝わる内容でしたね。戦いからは何も生まれない、むしろ歌が世界を救うという平和的解決の選択がそこにはあったと思います。ちなみに主人公は”熱気 バサラ”という名前です。バサラとダブルボーカルの”ミレーヌ”、そしてエースパイロットの”ガムリン”との三角関係も描かれています。

「マクロスF」は学園青春ドラマがテーマ。舞台設定とキャスト設定は学園内がベースとなっていて、主人公パイロットが学園の生徒でありながら民間の軍事戦闘部隊にも所属している設定になっています。男子が白馬の王子様的な存在で、二人の歌姫から好意を持たれての三角関係は3作品の中で一番恋愛ドラマ要素が高いかもしれません。思春期の男女の友情・恋愛・将来の進路等、学園内でのお話を通じて進行する、青春ドラマ仕立てな作風です。

そんな中、未知の生命体との交戦もあり、自分は何のために戦っているのか、自分は何のために歌うのか、主人公とヒロイン、そしてまわりの登場人物たちそれぞれも、自分の存在意義を再確認するのです。思春期を背景に悩める子供たちが戦いの中でそれぞれの答えを探し見つけて行く、そんな物語です。二人の歌姫の歌パートはとにかく聴きどころ満載ですのでお楽しみに!

マクロスシリーズでの一番の見どころは、何と言ってもメカの機動性だと思います。大型宇宙戦艦マクロスのトランスフォーメーションによる、変形後の敵陣へ突っ込む"ダイダロスアタック"の迫力あるシーンには目を見張るものがありますし、可変戦闘機バルキリーの変形スピードの速さと進化にも注目です。

2000年代に入ると3DCG技術が発達し、2008年放送の「マクロスF」では3DCGがふんだんに使われているため、変形スピードが格段に上がっていて、アッという間の変形に思わずビックリしてしまいます。発射された無数ミサイルの軌道の描かれ方もすごいですし、それをかわすバルキリーの機体操作スピードに目が追いついていかないほどの速さと迫力ある戦闘シーンにも衝撃を受けること間違いなしです。

マクロス・バルキリー

私はシリーズの中で「マクロスF」が一番好きですね。登場する男性パイロットたちそれぞれの生き方がすごくカッコいいと思える内容でした。愛する者のために身を挺して戦う姿に涙しそうになる場面も多々あります。終盤では、とある男性が部下からの戦う姿勢に関して問われた疑問にシビレル名言で答えるシーンが登場します。それと全体を指揮する艦長の一斉攻撃を仕掛ける際の言葉も最高にカッコいいのです。アクションあり、歌あり、恋愛ありと3拍子揃って全体バランスも良く、3作品の中でもサクサクと一気に観進めていくことができる超優れもの作品と言えるのではないでしょうか。エンターテイメント性抜群の作品です。

そして、このお話の中でも、歌が敵を無力化できるアイテムだとして祭り上げられています。本来、純粋に歌が好きで、あるいは自分のアイデンティティのために歌っている二人が、いつしか戦いに巻き込まれながらその中でそれぞれが歌い続ける理由を再認識して歌を熱唱するあたりも見所です。オープニングテーマ・エンディングテーマ・挿入歌それぞれたくさんの曲が披露されますが、曲自体に力があり中毒性も手伝って、結構はまりますね。妖艶なトップシンガーの”シェリル・ノーム”、清純派アイドルの”ランカ・リー”、それぞれの持ち味も違っていてどちらの歌もとてもGoodです。さあ、あなたの歌姫はどっち?

主人公男子”早乙女アルト”と二人の歌姫・シェリルとランカの三角関係があるわけですが、一見か弱そうに見えて芯が強い女子と、毅然と振る舞っていて実はか弱い女子のどちらとアルトは結ばれるのか?非常に気になるところです。互いのすれ違いや勘違いもあったりしてそれぞれの距離は縮んだり離れたりと終始、目が離せない展開です。

マクロスシリーズを通して観た中で共通して私が感じた事は、”誰かを愛する優しさ”と”誰かを守る強さ”というものが人間にとってはやはり必要不可欠な要素であり、生きる力になりうる大切なものだというメッセージです。人それぞれが人生のいかなる場面で重要な局面に出くわすかはわかりませんが、あらゆるところでこの二つはその人なりの運命を左右するキーになるのではと私は思います。

マクロスシリーズのTV版ですが、「超時空要塞マクロス」と「マクロスF」の原作は”スタジオぬえ”です。「マクロス7」の原作は”河森正治”さんで、「マクロスF」にも原作で参加されています。マクロスシリーズのメカニックデザインはすべて河森さんが担当しており、「マクロスF」においては総監督も務めています。慶應義塾大学の工学部在籍時代にすでに学生デザイナーとしてマクロスのメカニックデザインを担当していたというので驚きですね。理にかなった工学デザインを取り入れているようで、可変戦闘機のリアリティさは河森さんだからこそ成し得たものだと思いますし、アニメに本物を取り入れるプロとしての探求心を垣間見ることができます。

キャラクターデザインは、「超時空要塞マクロス」と「マクロス7」が”美樹本 晴彦”さん、「マクロスF」は”江端 里沙”さんが担当しています。どちらが良いかは観る方の好みによって分かれるところが大きいかと思われますので、それぞれかと思います。

マクロスF2

「マクロスF」の音楽についてですが、全体音楽を作曲家である”菅野 よう子”さんがすべて担当しています。オープニングテーマ・エンディングテーマ・挿入歌の大半は菅野さんが作曲・編曲をしているようです。皆さんもご存知のNHK東日本大震災プロジェクトのテーマソング「花は咲く」は、菅野さんが手がけた曲だそうです。映像と音楽の一体化を重視しているマクロスシリーズの中で、「マクロスF」は音楽においてもバラエティさとクオリティの高さを感じさせてくれます。

1982年に放送された「超時空要塞マクロス」は2009年の時代を描いています。そして1994年に放送された「マクロス7」は、今より24年先の2045年の未来を描いています。過去に描いた未来が現実の科学の進化と比べてどうだったか、これから先の未来はどのような発達を遂げて描かれているのかを意識してご覧いただくと、別角度で作品を一層楽しむことができるかと思います。

2059年を描いている「マクロスF」の世界は、28年後の81歳まで私が生きていれば違いが明らかになります。実際がどうなのかはその際に検証比較ができますが、あくまで私がボケてなければの話にはなりますが。ああ、そのころにはマクロスシリーズも4つ5つ進んで「マクロスZ」くらいになっているかもしれません。よし!ガンバって長生きしましょう。

そして、シリーズのTV版作品としては「マクロスΔ」2016年版がこの後に続いておりますが、こちらは私もまだ未視聴ですので観るのはこれからになります。さらに歌の要素比重が高い構成になっているそうですので、歌姫たち?がどのように登場するか楽しみにしています。

また、1984年の劇場版「超時空要塞マクロス 愛おぼえていますか」は、”飯島 真理”さんの歌でかなり話題になりましたが、製作費4億円もかけた映画だそうです。興行収入7億円は、当時としては割といい数字だったんじゃないでしょうかね。「超時空要塞マクロス」だけで言えば、こちらはダイジェスト版ではなくTV版の途中までのストーリー+新たなストーリー仕立てになっているらしいので、飯島さんの歌う名曲が登場するシーンを押さえる意味でも観ない訳にはいかないかと思っております。

では最後はマクロスの歌についてです。それぞれのマクロスの中で歌は重要な役割を背負っていますので、各場面〃〃で実にたくさんの歌が披露されています。リン・ミンメイはアイドル曲を歌い、熱気 バサラはロックとバラードを歌い、シェリルは洋楽リーヴァ(オペラ)風な歌を歌い、ランカはアイドルソングを歌っています。場面ごとに歌われる歌は、その場面の意味合いが反映されて歌われていますので、それだけで純粋にそのシーンを楽しむことができるかと思います。

マクロスF3

「マクロスF」については好きな歌が結構たくさんありますね。シェリルの歌は、”May'n”さんが歌っていまして、ランカの歌は約5,000通の応募からオーディションで選ばれた”中島 愛”さんが歌っています。シェリルの「射手座☆午後九時Don't be late」、ランカの「星間飛行」、そして”坂本 真綾”さんが歌うオープニングテーマ「トライアングラー」がお気に入りです。一番最強なのはシェリル&ランカが歌う「ライオン」でしょうか。後半のボルテージ最高潮な場面で流れるこの歌は、まさにマクロスを代表する神曲と言って良いでしょう。この歌だけアップしておきますね。その他につきましてはぜひ、作品の中で本編を観ながらお楽しみください。

新しいアニメも良いですが、たまには時空を超えて過去アニメを観てみるのも悪くないかもしれませんよ。
ではみなさん、最後は一緒にご唱和ください。「みんな、抱きしめて!銀河の果てまで!」byランカ・リー

オープニングテーマ・挿入歌「ライオン/シェリル&ランカ」

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時代を越えて今尚、くじけそうになる私たちに語りかけてくる応援メッセージがここに。不朽の名作「SLAM DUNK」

新年、アニメ増しておめでとうございます。今年もよろしくお願い、痛します!m(__)m
と言いながら、もう2月に突入ですね。早いものです。
私は今年になってようやく休みが取れました。自主的に土日休日を返上し、まさに貧乏暇なし!で働いていました。コロナの影響もあって、わが社も売り上げが5割に減りました。トホホな状況ですが、新たな売り上げ奪取のために孤軍奮闘な毎日を送っております。

うちの会社のおじさんたちが思うように動いてくれません。って私ももう、十分すぎるおじさんなのですが。コロナが収まった後のわが社の売り上げ構成を考えると、既存事業だけでは足りず、新規事業を取り入れないとお先真っ暗な状況なのです。でもおじさんたちは動いてくれません。チャレンジすることをすでに諦めているのです。教えても駄目なのです。どうも年齢という壁が邪魔しているようです。自分で自分の限界を作っているように見えます。年齢を言い訳にするのはあまり良くないですよね。要はやる気の問題です。

会社で爪を切ったり、新聞の夕刊を隅々まで読んで、夕方5時半にそれじゃあ、お先に!って、てめえ一体、何様だ~!ふざけやがってくそじじぃがー!って思ってしまいます。あまりにおじさんの仕事態度がひどくてつい、心の声が洩れてしまいました。日頃、温和な私でもさすがに激おこですね。とは言うものの、本来、仕事は人から言われてやるものではなく、自分から見つけてやるもの、というのが私の信条なので、その人の姿勢・力量がそこまでなら自分なりに頑張ればいいかなって、最近は諦めモードです。変に相手に期待してがっかりするのももういい加減、嫌になってきたので。

今は時間がいくらあっても足りないぐらいですが、新しいジョブを毎日、ひたすら繰り返した結果、その事業のセールスポイントと売り先がかなり明確にロックオンされてきたように思います。まだ満足のいく結果が伴っていませんが、諦めないで続けることで必ず良い成果を残せるものと信じて、今は頑張っています。

気持ちが折れずに前向きに新規事業に取り組めているのは、昨年の秋に「SLAM DUNK(スラムダンク)」を観たことが功を奏している、と言っても良いかもしれません。スラムダンクが一世風靡していた時代は、私は26~28歳。すでに社会人になっていたこともあり、アニメの世界からは遠ざかっていた時期です。その当時ヒットした、大黒摩季の「あなただけ見つめている」やWANDSの「世界が終わるまでは」、あるいはZARDの「マイフレンド」がスラムダンクのエンディング曲だったことは、なんとなく聞こえていましたが、さほどスラムダンク自体に関心は示さなかったので、その当時は観ませんでした。

SLAM DUNK1


今までドラマやアニメの中で良く使われてきたフレーズに”あきらめたらそこで試合終了”というのがありますが、皆さんも一度ぐらいどこかで耳にしたことがあると思います。このフレーズの元祖が、スラムダンクの主人公のバスケチーム監督である安西先生が発した言葉だという事を、作品を観て、今更ながら知ることとなりました。
「最後まで・・・希望を捨てちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ。」
これこそが、物語の中で出てきた安西先生のオリジナルな名言の一つです。どのシーンで出てきたかは観てのお楽しみに。

作品を観て実際にこの言葉を知るだけでも、スラムダンクという作品を観てみる価値は十分にあります。どんな偉人の言葉にも負けない、恐ろしいほどのパワーを秘めている言葉だと思いますし、実際に私の心にずっしりと刺さってきたのです。出処である原点を知れば、その言葉が真実となります。私はこのフレーズの原点に出会えたことにすごく感謝しております。27年の時を経て、この作品から感銘を受けました。ものすごくシンプルな言葉ですが、魔法の言葉となり、今の私の仕事の原動力になっています。

スラムダンクは、”週刊少年ジャンプ”で1990年10月~1996年6月まで連載された、バスケットボール競技を描いた長編漫画であり、全276話、全31巻が発刊されました。その後アニメ化され、1993年10月~1996年3月で全101話が”テレビ朝日”系列で全国放送されたようです。原作者は”井上 雄彦”(たけひこ)さんで、自身が高校生の時のバスケ経験者だそうです。アニメーション制作は”東映動画”。

この作品は、意中の女子からバスケへ勧誘された不良少年・桜木花道が、ド素人ながら天性の高い身体能力を持ってして、根性と努力で成長していく青春スポーツアニメです。全101話と長編ですが、彼を中心にチームメイトと対戦相手をめぐっての様々な物語が絶妙なバランスでギャグパートとシリアスパートで展開される、飽きの来ない楽しい作品です。私は2週間で観終えることが出来ました。バスケのルールや用語を知らなかった人にも馴染めるよう、時折り解説も入るという、非常にわかり易さにも長けた作品であるのが特徴です。おかげで、トラベリングぐらいしか知らない私がそこそこに理解しながら十分に楽しむことができました。

スラムダンクは、バスケ漫画・アニメの草分け的な作品です。サッカーの「キャプテン翼」のような、世代の多くの小中学生たちがバスケを始めるきっかけになった、バスケットボールをメジャースポーツに昇格させた多大な功績を残した作品でもあります。私があと15年ほど遅く生まれてスラムダンクを観ていたら、サッカーではなく、バスケをやっていたかもしれません。そう感じるぐらいカッコイイ作品ですね。影響を受けて、安西先生、バスケがしたいです!といったかどうかは知りませんが(笑)このフレーズも作品のどこかで出てきますので、これから観る方は頭の片隅に入れておいてくださいね。

SLAM DUNK4

バスケットボールは10分間を第1クオーターとし、2分休んで第2クオーター目をこなし、その後15分のハーフタイムを挟んで第3クオーターに入り、また2分休んで第4クオーターで終了、といった流れで1試合が構成されています。合計で59分ですが、コート外にボールが出ると時間が止まるので、実際はもう少し時間を要するようです。相手がゴールすれば今度は敵陣へ攻め、ゴールすれば今度は守りを固めるといった具合に、30秒ちょっとで攻守が入れ替わる非常に目まぐるしくゲームが展開する、割と激しいスポーツです。もたもたしたゲーム展開は意図的に作りにくいシステムになっているようです。

30秒ルールというものがあり、30秒以内にシュートを打たなければバイオレーションという反則となり、敵のスローインでゲーム再開となります。2019年にこのルールは改正され、現在では24秒バイオレーションが採用されているようですね。さらに得点が増える計算になっています。

バスケは5対5で戦う競技です。ポジションは、ポイントガード(PG)、シューティングガード(SG)、スモールフォワード(SF)、パワーフォワード(PF)、センター(C)の5つとなります。ポイントガードは、全体を観ながら攻撃を組み立てる司令塔であり、コート上の監督と言われる一番大事なポジションだと言われています。シューティングガードは、相手をドリブルで抜いてパスしたり、3点シュートを決めたりと主に3点シュートになる位置、つまりアウトサイドでプレイすることが多いポジションです。スモールフォワードもアウトサイドでプレイするポジションですが、積極的に点数を取りに行く攻めのポジションです。

パワーフォワードは、主にゴール近くのインサイド(2点シュートのエリア)でプレイし、速攻やリバウンドで点を取りに行きます。そして、同じくインサイドでプレイするのがセンターですが、ポイントガードに次いで大事なポジションと言われています。背が高い人が多く、相手のフォワードと競りあったり、攻守でリバウンドの役割を担ったりと攻めも守りも要となるポジションです。背の高さを活かしたポストプレイもこなしたりもします。

しかし、バスケはこの5人だけでやるものではないようです。選手交代をせずに第4クオーターまで5人で戦い続けることはほとんど稀で、大抵の場合、相手の戦術に対応して場面ごとに控えの選手を入れ替えて攻めたり、あるいは守ったりと、常に戦況は変化していきます。主力選手を途中で交代させて休ませたり、終盤でまた集中して使ったりと選手の交代は基本、自由にできます。飛び抜けた才能のある選手が一人いれば勝てる競技ではなく、チームプレイに優れた、選手層の厚い総合力の高いチームが勝ち上がっていくスポーツなのかもしれません。

そして、バスケは選手の力だけでなく、指揮官である監督の存在もそれなりに大きいスポーツのようです。戦況を観ながら戦術を変えたり、選手の入れ替えで攻めや守りを強化したり、あるいはタイムの取り方ひとつで流れを変えたり切ったりと、監督の采配の一つ一つがゲームメイクとなり、勝敗を大きく左右するような印象を受けました。

SLAM DUNK2

スラムダンクの一番の魅力・見所は、主人公の自称”天才”・桜木花道がどこまで成長し、活躍を見せるか、チームにどう貢献するかに他なりません。そして、タイトルのスラムダンクはいつ爆発するのか?ここがポイントでしょうね。花道にはチーム内にライバルがいます。”スーパールーキー”と巷で評判の、バスケの凄腕選手で、花道と同じ高校1年生の”流川 楓”(るかわ かえで)です。

花道が憧れている先輩女子の”赤木 晴子”が好きな男子、それが流川なのです。流川はバスケ一筋のスポーツバカな男のため、女子にうつつを抜かすようなことはまず無いのですが、事あることに花道は流川に対抗意識を燃やし、何かと突っかかっていきます。すべてにおいて自分の方が上だと花道は思っています。晴子に好かれるために彼は、バスケが上手くなりたいと、一層の努力を重ねます。

晴子は赤木キャプテンの妹であり、バスケをする兄を応援しています。純粋に花道にはバスケの才能があると思って花道をバスケに誘い、彼のことも応援しています。流川のことはLOVEな応援をしています。この微妙とも言える応援が妙な三角関係を築く要因になっているわけですが、そのコメディ的な要素もまた、笑いありで観れる、別見所となっています。

初めは晴子に好かれるための花道の努力が、いつしか他校のライバルに負けないため、チームの勝利に貢献するための努力へと徐々に変わっていきます。回を重ねるごとに進化していく、男・桜木花道の伸びしろに注目です。

また、ライバル・流川の目指す頂点がどこにあるかにも注目です。彼が闘っているのは自分自身であり、戦う相手など眼中になく、日頃から別次元で彼は戦っている感があるキャラクターです。常に彼のまなざしの先には人と違う景色が見えているのかもしれませんね。どこで彼のギアがトップに入るかも期待して観ていただきたいところです。より強くなるために彼もまた、高みを目指して一層の努力を重ねていきます。

花道・流川の所属チーム・湘北高校バスケ部には、4人の頼れる先輩がいます。鉄壁のゴール下ディフェンスのセンターでキャプテンを務める”赤木 剛憲”(たけのり)、元中学MVPで3ポイントシューターのシューティングガード・”三井 寿”(ひさし)、小柄ながら俊敏な動きで速攻が得意の県下1・2を争うポイントガード・”宮城リョータ”、花道のよき理解者であり赤木とともにバスケ部を支えてきた副キャプテンの”小暮 公延”(きみのぶ)。彼らがどのようなプレイを魅せてくれるのかも大いに期待して観てほしいところです。ちなみに、花道のポジションはパワーフォワード、流川はスモールフォワードです。

そして、スポーツアニメなので当然、ハンパない強さの対戦相手が続々登場します。湘北は強くなりますが、行く手を阻む強豪チームがわんさかい挑んできます。果たして湘北はどこまでやってくれるのでしょうか?バスケを良く知っている作者が描く試合運びも見事なものです。常にシーソーゲームの展開が待っていて、どちらが勝つのか緊張感を持って観ることができます。単純には事が運ばない、バスケの奥深さがたっぷりと描かれています。

大人が観ても感動できるスポーツアニメ、少年に戻った気持ちで観ることができる青春アニメ、それがスラムダンクです。登場人物のそれぞれが勝つためにたゆまない努力を魅せています。自分を信じて、仲間を信じて、最後の最後まで全力を出し切るプレイが光り輝いています。

まだ観てないよ、という方はぜひ、ご覧ください。あなたなりに感じる何かがきっとつかめる不朽の名作です。新たに劇場版映画制作が決定!との朗報も入ってきて、これからのスラムダンクにも大いに期待が持てる作品です。

最後に、登場人物の一人一人が最高に格好よく描かれたエンディングテーマをアップしてみました。私はこのエンディングが大好きです。ぜひ、こちらも観てくださいね。

エンディングテーマ「マイフレンド/ZARD」(82話~101話)

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すべての大人達に観てほしい、心揺さぶられる・愛を感じるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と「鬼滅の刃」

先々月の話ですが、10月29日(木)は私、しがないサラリーマンであるおじさんの誕生日でした。初めて誕生日の日に仕事を休みました。うちの会社には”メモリアル休暇制度”なんていう、気がきいたものはなにひとつ無いので、個人的に人生初の”バースデー休暇”を設定してみました。その日に何をしたかというと、楽しみにしていた京アニの劇場版映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と話題沸騰中の「鬼滅の刃」の2本を観に行ってきました。勿論、2本とも「おじさんの呼吸。壱の型・弐の型で全集中!」で観ました。鬼滅の刃を知っている方ならつい、会話の中で使ってしまいたくなる、あるあるなフレーズですよね。

若い女子(若くなくても女性は自分達のことを女子と言うようですが)をはじめ、そうでないうちの妻も”自分へのご褒美”と称して、頑張っている自分への贈り物をしていますが、それは決して悪い事ではなく、むしろおじさん達もそういうのを見習うべきかと。自分をもっと甘やかす大事にしないと男は長生き出来ないですよね(最近うちの妻から、私の生命保険の追加申し込みの提案がありました。これってアニメやTVドラマでいうところの一種の死亡フラグみたいなもの?何か怖さを覚えます。)映画を観て気持ちをリフレッシュするぐらいはカワイイものですよね。

コロナ禍において、世の中のライフスタイルは間違いなく一変しました。必要に迫られての話ですが、授業や習い事もオンライン化が進んだり、ビジネスでの商談やセミナーもZOOMを介してリモートで行われることがだんだんと定着してきたことを考えると、昨年までの日常形態はもう、永遠に戻っては来ないような気がします。より便利さが進むと、人間はその心地良さから元の生活には引き返せない生き物じゃないでしょうか。いずれ訪れるだろう、世の中のデジタル化の波をコロナが加速させ、その体験(通過)が少々早まっただけなのかもしれません。そんな状況にいささか戸惑っているのはおじさんだけでしょうか?

ビジネス界では”DX”(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉が浸透しつつあります。おおむね「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」という意味合いで用いられる(ウキペディアより引用)言葉のようです。経済産業省からも”既存システムの保守費が高額になる(2025年の崖)”前までに、各企業にDXに取り組んでもらい、既存システムから脱却をはかって業務を改善させようとするレポートが出ております。日本はデジタル化への移行が世界の中でもだいぶ遅れているそうで、とりわけ中小企業はさらに立ち遅れている状況のようです。わが社を見ればなるほど、納得です。日本が先進国と言えたのは一昔前のことなのかもしれません。

そういえば、今から38年前のTVアニメ「超時空要塞マクロス」(1982年~全36話)の作品の中で、すでに”トランスフォーメーション”なる言葉が使われていたことにビックリでした。敵対する地球外生物からの攻撃のために5万人もの一般市民が巻き添えとなり、艦内に収容せざる負えなくなった大型宇宙戦艦マクロスは、窮地から脱するために苦肉の策として、艦内に築き上げられた街が壊れてしまうという弊害がありながらも、ロボット形態にトランスフォーメーション(変形)して敵に対処し、ピンチから抜け出す、といった場面がありました。あくまでアニメの中での作り話ではあるのですが、人生においては誰にでも避けて通れないような変革(進化)を迫られる局面が訪れ、自らが決断を下さなければならない時がある、といったメッセージが作り手にあったのでは?なんて想像してしまいます。
超時空要塞マクロス
世の中の大多数の人間は、大なり小なりいろんなストレスや悩みを抱えて生きていることでしょう。また、今の社会背景が原因で自殺する人も増加傾向とのネット情報も目にします。生きにくい世の中に拍車がかかったこのご時世で、八方ふさがりで途方に暮れる方もたくさんいるかと思います。本来の望むべき自分になれなくて絶望している人もいるかもしれません。

それでもこれから向かう先々に何かしらの光があることを信じ、あきらめずに前を向き、努力することを思い出せれば、望む自分のその次か、あるいはその次あたりの自分にはなれるような気がします。今が.苦しくても、どん底でも、前向きに生きてさえいれば、いつかは自分らしい何者かに?それに努力していればきっと、その行いを見ていてくれる人、評価してくれる人が現れ、サポートしてくれる日がやってくるかもしれません。

今回私が観た作品の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の主人公”ヴァイオレット”も「鬼滅の刃」の主人公”竈門炭治郎”(かまど たんじろう)も、一時期はどん底にいた人間です。やがてそこから気持ちを切り替えて、自分を見つめ直したところから行動が変わり、新たな自分を取り入れ人生の意味と役割を見出せる人間へと成長しています。私はこの映画の中にある、そうした自分を変えようと前向きに行動することと、それに伴う努力を惜しまない姿勢をすべての大人の方々に観て、感じてほしいと思っています。それ以外のすばらしい要素もたくさんあるのですが、そこが一番ですね。あきらめずに努力することで、いつの日か良い報いが得られるということを信じていきたいものです。

「鬼滅の刃を観に行きますので、本日は休業いたします。店主」と張り紙をして映画を観に行った、ラーメン店の店主の張り紙写真がネットに出ていましたが、店主の気持ちを映画館に集中させるほどのドラマが鬼滅の刃にはあったんだと思います。実際に観た方ならわかりますが、仕事を休んででも観る価値は十二分にある作品だと私も思いますね。むしろ、これを観ることによって、今までの自分の生き方をそれぞれの方々が見つめ直す良い機会になるかもしれません。自分はこれからをどう生きるか?を問われるアニメ、といっても過言ではない気がします。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も「鬼滅の刃」も劇場版はどちらもTVアニメ版の続きとなっています。ですので、これから劇場版をご覧になる方は、どうせならTV版をしっかりと観て予習してから行った方が感動の度合いは数段違ってくると思います。ちなみに私は、どちらもTV版は一昨年・昨年のうちに観ています。劇場版では感動してヴァイオレットで3回、鬼滅で2回、1日のうちで合計5回も涙腺崩壊させてしまいました。これだけ泣けるのは、やはりTV版を観てから映画を観たからに他ならないかと。とにかく、どちらも大満足の映画で、薄汚くなっていたおじさんの心もこの2本でだいぶクリーニングされ、良い1日となりました。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、”京都アニメーション”という、とても映像美に優れたアニメ制作会社による秀逸な作品です。昨年の痛ましい放火火災事件でたくさんのアニメ制作者の方々がお亡くなりになった、皆さんの記憶に新しい制作会社さんの作品なのです。あの事件、そしてコロナの影響もあって公開が延期されて、ようやく待ちに待った上映となりました。亡くなった方々のお名前もエンドロールに記された、とても意味のある作品でもあります。

物語はこの映画で完結を迎えることとなりました。とにかく、涙なしには観ることが出来ない感動作品です。背景の隅々まで職人の手が入り込んだ美しい作画による映像を堪能してください。手紙の質感までもがリアルに描かれた、繊細かつ妥協を許さない作画・演出にも驚かされます。苦難も乗り越えてたどり着いた完結版をぜひ、皆様の目にも焼き付けてほしいと思っております。TV版アニメについては過去に記事を書いてましたので、どうぞこちらもご覧ください。

では、知らない方に簡単なあらすじをお話しいたします。
戦時下の時代背景の中、主人公”ヴァイオレットには両親も身寄りもなく、幼いころから女子少年兵として軍に買われ、上官の命令に従ってただ戦うことだけで生きてきた、心というものを全く持たない少女でした。そんな中、ヴァイオレットは貴族出である心優しいギルベルト少佐の部隊に配属されます。”ギルベルト少佐”は戦うことしか知らないヴァイオレットにきちんと読み書きを教え、一人の少女として愛情をもって接するようになります。

しかし、やがて戦争は激化し、ギルベルト少佐の隊は最前線で戦うことになるのです。「兵器」とまで敵軍に恐れられるほどの強さと怖さを持ったヴァイオレットは、上官であるギルベルトを身を挺して守るのです。そのために彼女は両腕を失うことになるのでした。そんな状態になっても彼女はギルベルトを守り続けます。ギルベルトは瀕死の状態にありながら、最後にバイオレットに対して戦い続けることではなく、自分にかまわずに生き延びることを命令します。「愛している」の言葉をヴァイオレットに告げながら。

意識を取り戻したヴァイオレットがいた場所は病院の中でした。ギルベルト少佐は無事なのか?ヴァイオレットは真っ先にそう思うのでした。やがて戦争は終結し、ヴァイオレットはギルベルトの親友だという”ホッジンズ”のもとで働くこととなります。両腕から指先まで自由に動かすことができる義手をつけながら、彼が社長である会社、C. H郵便社で”自動手記人形”と呼ばれる代筆業の仕事に就くのでした。

人の心・感情や思いがわからなく、うまく代筆が出来ないヴァイオレットでしたが、人と接しながら相手の気持ちを考え代筆するうちに、自身も人の心がわかる人間へと成長していきます。徐々にヴァイオレットは少佐が残した「愛している」の言葉の意味を理解していくのでした。各場面を回想して文章を書いてて、おじさんは泣きそうです。

映画はこのお話の続きです。ギルベルト少佐は生きているのか?それとも。ヴァイオレット自身の気持ちと彼女の代筆にかかわる人間たちの様々なエピソードが語られる内容ですが、これでもかと言わんばかりに心が揺さぶられてしまいます。いい意味で。そして泣かされます。また、TV版に比べて、やはり、感受性豊かになったヴァイオレットの成長がうれしくもあります。ヴァイオレットはハッピーな人生を迎えられるのでしょうか?

「愛する人へ送る、最後の手紙。」、これが劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンのサブタイトルですが、ヴァイオレットが最後に書く手紙とはいったいどんな内容なのでしょうかね。本当に良い作品ですので、ぜひ、ハンカチを持ってお近くの劇場でご覧ください。

劇場版 鬼滅の刃

「鬼滅の刃」は、昨年のTV版を観ていた時に面白かったので、2期が出たらまとめて記事を書こうと思っていたのです。しかし、2期が出る前に人気が沸騰して劇場版という形になったので、書くタイミングを逸してしまいました。ですが、良い作品なのでこの際、すべての大人に観ていただくという前提で、やはり皆様に紹介すべき作品だと感じて記事にしました。

大正時代を舞台にしたこの作品は、家族を鬼に殺された少年”竃門 炭治郎”(かまど たんじろう)が、唯一生きながらえたものの、鬼と化してしまった妹・”禰豆子”(ねずこ)を人間に戻すために、人食い鬼達の討伐のために編成された”鬼殺隊”の剣士となって鬼と戦う物語です。言うなれば、主人公が仲間と一緒に鬼を退治しに行く現代版”桃太郎”だと私は思っております。桃太郎はイヌ・サル・キジを従えて鬼退治に向かいますが、こちらはどうかと言うと、鬼化した妹・禰豆子を箱の中に入れ、背負いながら、鬼殺隊の仲間である”我妻 善逸”(あがつま ぜんいつ)、”嘴平 伊之助”(はしびら いのすけ)と共に4人で鬼退治へと向かいます。禰豆子は鬼化しているため、一般の人間よりは力があり、みんながピンチの時は足蹴り攻撃で加勢します。

日本人ならみんな知っている昔話のテイストがそれとなく、このお話のベースとして流れているような気がしませんか。だとしたら、基本、この作品を受け入れ難い日本人はあまりいないはずです。むしろ、多くの方が幼少の頃から親しんできた物語と非常に近しい分、今までのどんなアニメストーリーよりも溶け込み易い作品だと言えるのではないでしょうか。愛と正義が詰まっている点も桃太郎と通じるものがあります。強さばかりではなく、倒した鬼に対する慈悲深さを見せる主人公・炭治郎に多くの日本人が感銘を受けております。

鬼滅の刃の原作は、昔よりも読者年齢層が上がっていると言われる”少年ジャンプ”に連載されていましたが、内容がわかり易いことと、TV版アニメの放送も手伝って、一気に小学生全般にまで読者・視聴者層が広がりました。最初は弱い等身大の主人公がだんだんと努力して強くなっていく様は、自分を主人公に投影させながら観ている子供たちにとって、勇気と希望を与えてくれる良いエッセンスがあります。とはいえ、鬼の首がはねられるショッキング&グロテスクなシーンも結構あるので、正直、小学校低学年のお子様に見せるのは早すぎるきらいもあります。

ちなみに劇場版はPG-12指定となっております。(PG-12とは映画鑑賞における年齢制限の区分の一。12歳未満の年少者には保護者の助言・指導を必要とする日本の映倫規定であり、PGはparental guidance の略です。)、劇場版は親子で鑑賞する方が多いのを見越してなのか、鬼の首がポンポン飛ぶようなストーリー構成・演出にはなっておりませんでした。TV版に比べたら、かなりマイルドな仕上がりだと思います。

TV版アニメ・劇場版アニメともに原作漫画を変えることなく忠実に再現しているそうなので、漫画ファンにとってもアニメ版は肯定されやすいようですね。また、鬼滅の刃は戦うシーンのスピード感が他のアニメと比較してもハンパないほど速い、ということもかなり話題になっていましたが、3DCG処理技術に長けている”ufotable”さんがアニメーション制作を請け負っていることがその要因のようです。

劇場版 鬼滅の刃2

そして、長男で生真面目で優しく家族思い、とても良く働く主人公・炭治郎の素の部分が、世のお母様方にも「こんな息子がいたらいいのに」と言わせるほどの熱烈な支持票を獲得しております。また、鬼滅の刃を親子間での話題にすることで、疎遠だった息子・娘とコミュニケーションが取れるようになった、というお父様・お母様方の鬼滅効果もかなり報告されているようです。

家族愛、優しさと思いやり、そして勇気と努力。「罪を憎んで鬼を憎まず」の相手を慈しむ精神まで盛り込まれた本作品。これだけいい材料・理由がそろっていていろんなプラス効果まで生み出している”良い事尽くめ”なアニメはそうそう無いのでは。ケチの付け所がなかなか見つからない、全世代、男女問わず、そして世界的にも超話題な全包囲網的人気作品であることはすでに皆さんにも承知のところでしょう。

置き換えれば、コロナが憎っくき鬼に思えるこのご時世に、生まれるべくして生まれた人気なのかもしれません。殺伐とした世の中ですが、だからこそ今、この作品を観て出来るだけ多くの方に人に優しく接する気持ちを再確認してほしいと思っています。自分も含めてですが「コロナを憎んで人を憎まず」の姿勢を取りたいものですね。そして、常に強く、優しくあれたらなあ。

10月16日から全国403館で公開がスタートした劇場版「鬼滅の刃」無限列車編は、12月6日までの52日間の興行成績が動員2152万人越え、288億円越えを記録したようです。年内に宮崎駿監督の名作「千と千尋の神隠し」が記録した308億円を追い抜き、日本アニメの歴代1位になるであろうことが予想されています。とてつもない数字なので12月から始まった劇場版「ドラえもん・スタンドバイミー2」も、秘密道具のバイバインを使わない限り、なかなかこの数字には迫れないと思います。和尚さんの今年を象徴する漢字一文字ですが、間違って”鬼”とか”刃”とか書かれたら楽しいですよね。いや、”炭”かもしれないですね。ぜひ、狙ってほしいです。

映画のすばらしさと並行して映画館の安全性についてですが、コロナ感染防止対策がかなり徹底されているように感じました。まず、予想通りチケットはきちんと座席が一つ空きで販売されておりました。入館の際にはしっかりとガンタイプの検温計が使われ、上映中の「マスク着用」や「会話の禁止」がしっかりとスクリーンに出ていました。実際に、上映前から映画が終わってスクリーンを出るまでの間、同伴者同士の会話は一言も聞こえてきませんでした。聞こえてきたのはお隣のお客さんのポップコーンを食べる音と、あちこちから聞こえてくるすすり泣きでしたね。観る側の意識も想像以上に高かったように思います。居酒屋や普通の飲食店よりも、映画館はかなり安全な場所に映りました。

体に疾患をお持ちの方もいらっしゃるので、すべての大人の方に劇場に足を運んだ方が良いとは言い難いのですが、後々にインターネットの有料サイト等で観ることはできますので、心に留めておいていただけましたら幸いです。先ずはそれぞれ2作品のTV版をぜひ、その間に観られることをお勧めいたします。きっと感動を手にする機会を得られるのと、心がかなり豊かになること間違いなしです!

2020102902[1]

ブログのお友達である時雨お嬢様から、今年も誕生日のプレゼントとしてイラストをいただきました。左から「ブレンド・S」のツンデレキャラ設定のウエイトレス/日向 夏帆(ひなた かほ)、「きんいろモザイク」の日本が好きでイギリスから来た留学生/アリス・カータレット、「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま」の美少女悪魔/ベルゼブブ閣下の3人を描いてくれました。3人とも私の好きなアニメのなお、推しキャラです。時雨お嬢様自身もアリスは推しキャラと言っていましたね。

夏帆の健康的なわがままボディの特徴が良く出ていますね。制服姿もバッチシ!アリスはトレードマークのツインテール・かんざし飾り・ピンクのカーディガンと背丈のかわいらしさ、ベルゼブブ嬢は愛らしさとドレッシーながらお胸が強調されたけしからん!服装のギャップがそれぞれ良く描かれていますね。実は時雨お嬢様が描かれた私の推しキャラは、3人とも金髪・碧眼・白ニーソなんですよ。つまり私自身が知らなかった私のフェチを時雨お嬢様が教えてくれた形ですね。私は金髪・碧眼・白ニーソが好きなおじさんだったのですね。あくまで2次元上で好きということですから、皆さんくれぐれも誤解のないように(笑)。潜在的に金髪の外人さんが好きなのでしょうかね?

可愛らしく丁寧に全集中!でイラストを描いていただきありがとうございました。m(__)m きっと、しぐれの呼吸ですね。

絵師さんでもある時雨お嬢様は、プリキュアシリーズ/東方/ごちうさ/ラブライブ・サンシャイン!/ジャンプ系作品などetcな話題とイラストが紹介されている、可愛らしくて楽しいブログです。みなさん、ぜひ、遊びに行ってみてくださいね。
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マジンガーZにパイルダ~オン!ヤマトと999の主人公達と一緒に旅していたアニメ世代の私も今は40歳。嘘です。年齢だけは立派な50歳になりました、てへぺろ。40歳を過ぎた頃から再び、アニメの世界へ戻って来まして、今は専ら深夜帯アニメに夢中です。私なりに選りすぐりだと思うアニメを紹介しておりますので、良かったら覗いていって下さいね。

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