たくさんのスタッフの苦労と想いが詰まってアニメは完成されてゆく。裏を知れば表も共感倍増、アニメファン必見の1作品。「SHIROBAKO」

今回の記事で、おすすめアニメ100記事100作品目となりました。2014年8月13日から記事をアップしてきて2年9ヶ月、ようやくこの数字にたどり着きました。最初の頃は1週間で1作品記事、2週間で1作品記事というペースでアップしましたが、いずれそのペースだとやがておすすめが枯渇することと、そんなに早いペースでアップしても大抵の作品は1作品12~24話が主ですので、観る方の立場を考えたら立て続けにおすすめしても、観る間隔もへったくりもありはしない、ということになると気が付き、現在の3週間あたりで1回のペースに落ち着いてきました。なので後半は失速です(笑)

実際に誰かにアニメ作品をすすめるにあたって、いざおすすめしようとすると、そうそうおすすめ出来るアニメは決して多くは無いものです。なぜなら、自分の記事を参考にそれをご覧になって、がっかりするようなことがあっては皆さんの限りある時間を無駄にしてしまうことになってしまうかもしれませんので、気軽にポンポンと自分の好きな作品だけをすすめるわけにはいかなくなります。楽しい+付加価値のある、ある程度ストライクゾーンの広い作品を紹介する必要があると考えそうしました。

忙しい皆さんに少しでも”心のリフレッシュと満足を共有していただく”、そしてまた来店いただくためには一切の妥協は許されない、という意気込みで、本当にすすめられる作品だけに絞って記事を書いてきたつもりです。しかし、そう思えない方もいらっしゃることかと思います。その場合は非力に免じてご容赦いただけましたら幸いです。

最近は、季節ごとに40前後ぐらいは作品が登場するでしょうか?私もその全部は到底観ることが出来ませんので情報を収集してピックアップした中から季節ごとに10~15作品を観るようにしています。それと並行して過去で見過ごしてきた良作を探してその過去作品も観つつ、自分が観てきた過去作品と直近で観た作品でバランスをとって記事にしております。そのような経緯でこの100記事までは時間を要しました。自分ではそれなりに納得の100記事100作品ではあります。(まだまだ、紹介しきれていない超絶オモシロ作品はございますので、2nd Seasonで引き続き紹介していきます。) 

100記事まで貯まったらインディックス分けしてみようと考えておりましたので、これを機に分類してみました。インディックスは”ジャンル分け”ではなくカテゴリーとして私のオリジナルでやや細かく分類しました。皆さんの心の症状に合わせた処方箋となっておりますので、これを機に自分にあった処方箋・作品があるかどうか探してみてくださいね。そこから入るときっと、皆さんにあった楽しい作品を見つけてもらえると確信しております。そのはずなのですが・・・、そうであってほしいなぁ(願)

今回は100作品目ということで、アニメが出来上がるまでの裏舞台を描いた作品「SHIROBAKO」を紹介いたします。

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私は、初めはこの作品を1話で斬ってしまうというもったいないことをしました。私はリアルで、0から作り上げる”ものづくり”の会社で働いています。ちょっと業界は違いますが、同じクリエイティブの匂いがして普段の仕事の延長線上に立つような気がして1話で止めてしまったのです。でも、この作品、実は2話以降からじわっと盛り上がってくる作品なのであります。ちょっと期間が経ってからこの作品が素晴らしいことを周りからさんざん聞かされ、リベンジして観たら、一生懸命にアニメを作るクリエイターたちが熱く、その姿が実にカッコイイ、いつもアニメをつくってくれて有難う!な作品だったのです。

素直に2話目以降もその時に観ておけばよかったなぁと、ちょっと後悔しました。登場人物たちの群像劇にはとても共感でき、私もリアルな仕事でのスムーズな進行に大いに参考になった程です。これを観たらもう、アニメに足を向けては寝られません。作ってくれたP.A.WORKSさん、いろんな意味でアッパレ!でございますm(_ _)m

”SHIROBAKO”というタイトルは、アニメ作品がはじめて完成した際に入れるビデオテープの白い箱(業界用語の白箱)からとっているとのことです。制作者が初めて手にすることが出来る白箱は、まさにクリエイターたちの想いが詰まった成果物そのものであり、アニメ制作業界のメーキングな日常を描いた当作品にぴったりなタイトルですよね。

大筋は、高校のアニメーション同好会所属だった5人の女の子の、その後のアニメ業界でそれぞれの夢を追うお話が軸となって、アニメーション業界でのアニメを作り上げていく工程とそこで働く大人たちの並々ならぬ仕事っぷりが物語となっております。

ジャンルは”アニメ業界&群像劇”。この作品は、アニメーション制作会社”P.A.WORKS”のオリジナルTVアニメ作品で、2011年に制作された”働く女の子シリーズ”第1弾の「花咲くいろは」に続く第2弾作品という、面白い位置づけでもあります。2014年10月~2015年3月に全24話+OVA2話がBSフジ・毎日放送(広域近畿圏)・ニコニコチャンネル(インターネット配信)他で放送されました。監督は、超人気の萌え&戦車アニメ「ガールズ&パンツアー」を手掛けた”水島努”さんです。

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山形の上山高校アニメーション同好会の3年生/”宮森あおい”・”安原絵麻(やすはら えま)”・”坂木(さかき)しずか”、2年生/”藤堂(とうどう)みさ”、1年生/”今井みどり”の5人は、文化祭に向けての自主アニメーションを完成させ、無事に上映を果たした。そして3年生は卒業を迎える。将来はいつかまたこの5人で絶対にアニメを作ろうと、5人は手に持ったドーナツを頭上に上げ誓いを立てるのであった。あおいは地元の短大、絵麻は東京のアニメーション制作会社・武蔵野アニメーションに”アニメーター”(アニメを描くお仕事)として、しずかは”声優”を目指して上京、それぞれの未来へ向かい始めた。

そこから2年半が過ぎた現在・・・。あおいは絵麻と同じ武野アニメーションで駆け出しの”制作進行”担当として働いていた。アニメ制作の全体スケジュール・管理をする仕事の一部分を担当。武蔵野アニメーションは7年ぶりに元請けとなる全13話のオリジナルアニメーション「えくそだすっ!」を制作していた。スタッフ全員が見守る中、第1話が無事に放送されるのだが・・・ その喜びも束の間、13話完成目指して制作工程は組まれているのだが、第3話で早くもトラブルが発生。第3話制作進行担当の先輩”太郎”が進行に穴を開けてしまっているようだ。原因は第3話の原画が原画マンから満足に上がってこないため、原画が足りずその後の制作に支障が出ているためらしい。

監督の”木下”と制作デスクの”本田”は悩み、第4話の作画監督・”瀬川”に急挙、第3話の作画をお願いする方針を立てる。第4話制作進行担当のあおいは監督・デスクと共に瀬川にそれをお願いしに行くのであった。第4話の原画制作をストップし、第3話の原画をテコ入れする事で瀬川は了承、どうにか原画はアップされ作業は再び流れ始めた。その御礼にドーナッツを差し入れに瀬川宅を訪れたあおいだが、ドアを開けると瀬川が目の前に倒れてこんでいた。過労が原因なのか?乗り切ったと思った矢先にまたまたピンチが訪れる。制作進行のあおいはこのピンチをどう乗り越えていくのか?武蔵野アニメーションのオリジナルアニメ「えくそだすっ!」は13話まで無事に完成を迎えることが出来るのだろうか?

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今回のこの作品は、アニメーション制作会社が自らの業界をクローズアップしたお話ですので、内容はデフォルメされないリアルな日常そのものだと思います。悪戦苦闘な状況が日常茶飯事な業界のようで、盛らずとも、ある意味リアルな現実がドラマチックに映る業界なのかもしれません。それを差し引いても、感動する作品という、観る側のニーズに答えるべく誇りやプライド・こだわりを持って真剣に作品づくりに奮闘しているクリエイターたちの姿が眩しく見えます。仕事上で妥協しちゃいけない場面ってきっとどの業界でもありますよね。働く大人たちのかっこよさが垣間見ることが出来る作品でもあります。

そんな業界で5人のお嬢様たちは自分たちのそれぞれの夢を果たすことが出来るのでしょうか?そこがまた観る上で楽しみなポイントです。そうそう、同好会の後輩の女の子、美沙ちゃんとみどりちゃんが業界で何を目指しているのかは2話以降のお話で出てきますが、それも楽しみですね。最終話ではとびっきりの素敵な結末が待っているかもしれません。乞うご期待の24話です。あと、個人的には第1話での、みやーもりちゃんのドライビングテクニック(ドラフト走行)も観てもらいたいものですね。

声優さんについてですが、この作品はヒロインたちの成長が軸にもなっていることもあってか、メインキャストは初々しさが出るどちらかと言うとキャリアが浅い声優さんが選ばれているような気がします(あくまで想像の域ですが)。その中での注目は一番のメインヒロイン宮森あおい役の”木村珠莉”さんです。前向きで明るく元気な主人公を好演しております。人に夢を与えられるようなポジティブな性格でいて、周りも気づかえるチャーミングな主人公にぴったり寄り添っています。そんな彼女はこのあと、「ミカグラ学園組曲」でもメインヒロインのお調子者で元気な萌少女好き主人公・”一宮エルナ”役を個性的にキャラづくっております。今後新たなメインヒロインが、彼女によって個性的に誕生していくことを期待したいですね。

最後にオープニング&エンディングですが、 さすがはP.A.WORKSさん、明日を夢見る
働く女の子たちの姿を素敵に演出しています。

オープニングテーマ「宝箱-TREASURE BOX-/奧井雅美」(第13~22話)
エンディングテーマ「プラチナジェット/どーなつ◎クインテット(宮森・安原・坂木・藤堂・今井)」(第13・15~18・20~24話)

私のようにこの作品を1話で斬ってしまった方、アニメが好きだけどまだ観ていない方、そしてお仕事で「万策尽きたー!」方はぜひ、「SHIROBAKO」を観てくださいね。何かしらの突破口が見つかるかもしれませんよ(*^^*)

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自分のことを理解してくれる相手だと知ったときに、初めて人は心を開きはじめる。「亜人ちゃんは語りたい」

世の中にはいろんな人がいます。背格好はみんな違うし、性格も人それぞれ。見た目やちょっと接した感じの第一印象で人はまずどんな人か勝手に判断されるもの。それが世の中の絶対数と違って映った場合、印象は決して良くはなく、むしろ煙たがられてしまう傾向にあります。でも、果たしてそれがその相手の真の姿であるのか(内面も含めて)どうかはわからないはずなのに、その第一印象(固定観念)の情報だけに過敏に反応し、自分にとって相手が合うか合わないかを判断して今後の付き合い方を決めてしまう、という方が大半ではないでしょうか。

”人は見た目が9割”という言葉も聞いたことがあります。本当にその第一印象とやらの判断は絶対的な正しさを持っているのか、それによって素敵な出会いの機会損失はないのだろうか、ということをあらためて考えて見る必要があると私はこの頃そう思います。そう判断を下す前に、自分から相手を知ろうとアプローチはしたのかどうか?あるいは自分が感じた第一印象は本当に正しかったのかを最低限確かめる行動を起こしたのかどうか?そんな気持ちにさせてくれたアニメが最近ありました。

今日紹介したいのは「亜人ちゃんは語りたい」という作品です。亜人は”デミ”と読みます。

漫画家”ペトス”さんによる週刊「ヤングマガジン」の増刊号「ヤングマガジンサード」の創刊号9月(?)から連載中(既刊5巻)の同タイトル漫画が原作で、それがアニメ化され、2017年1月~3月にBS11他で全12話が放送となりました。ジャンルは”学園コメディ”ですので、楽しさいっぱいがメインのアニメです。

この作品の注目すべきは監督よりも、むしろ脚本・シリーズ構成を手掛けた方です。アニメ「セキレイ」「四月は君の嘘」の脚本とシリーズ構成を担当されたフリーライターの”吉岡たかを”さんが担当されています。どちらも心の琴線をくすぐるような感動を与えてくれる良い作品です。うまくは言えませんが、楽しい作品の中にも「人ってこういうものじゃない?」というようなメッセージ性がきちんと入っているように感じましたが、それは原作の良さをさらに良い方向に運ぶ、こういった方の役割が非常に大きいような気がしました。アニメ制作会社は年に1~2本はコンスタントに良作を輩出している”A-1Pictures”です。

どんなお話かというと、特別な体質を持った人間(神話やおとぎ話のモチーフにもなったバンパイアや雪女などかつては恐れられ、迫害を受けていた人種が現代では総称”亜人”と呼ばれるようになり、一人の個性ある人間として認められ、一般社会で普通に日常生活をが行えるよう国家も様々な生活保障を認めるようになったとされる時代のお話です(半分ファンタジー的な人物が登場するお話ですのでその前提で話を続けます)。

亜人ちゃんは語りたい1

亜人とされる人間には、牙を持ち、吸血性のある人間の”バンパイア”と、アイルランドの妖精にルーツを持つ頭と胴体が分離した、世界に3人しかいないとされる”デュラハン”、ストレスを感じると汗や涙が氷になり、冷気が体から出る特異体質の”雪女”、普通に接するだけで相手の男性をみだらな気持ちにさせてしまうフェロモン漂う”サキュバス”が該当する。それらの人間は、遺伝よりも何かしらの突然変異が生じてそのような特別な体質になるケースがほとんどらしい。

柴崎高校の生物教師”高橋鉄男”は、大学時代は亜人に興味があり、卒論のテーマを亜人の研究にしていたほどだが、実際に今まで亜人に会う機会はなかったのだ。教師になって5年目の春、新学期に新人女性教師の”佐藤早紀絵”が着任したが、上下トレーニングウエアというなんとも色気のない格好であった。そして彼女は先生方全員に自己紹介をするが、最後に自らを”サキュバス”だと名乗ったのである。鉄男にとってはこれが人生初の”亜人”との対面であった。後に、彼女と対面した鉄男は彼女に挨拶しながらフレンドリーに握手を求めたが、「興味本意で私に近づかないでください。」と、必要以上に警戒されてしまう。サキュバスである彼女は地味な服装で出来るだけ男性と接触しないよう、自分を律していたのであった。確かに興味があって近づいたことが否めない鉄男は、自分の行動を反省するのであった。

そんなことがあって間もなく、鉄男は廊下で一人の女子生徒に助けを求められた。彼女の名は”小鳥遊(たかなし)ひかり”新入学の1年生。事情を聞くと、同じクラスの女子が具合が悪そうだから彼女のことを保健室に運ぶのを手伝ってほしい、とのことだった。生物教師の鉄男は、今までの教師としての経験から生徒の顔色を見て具合を判断しようとするのだが、なんと顔を見ようにも首から上が無いのである。彼女は亜人の”デュラハン”であった。小鳥遊ひかりが言うには、先に彼女の頭だけ保健室に運んでおいた、とのこと。早くも今日、二人目の亜人との対面であった。

そんな状況の中、「大丈夫だから、冷やせば大丈夫だから、雪女だから。」と言いながら、目がまわっている状態で担架で運ばれる女子が一人。そう、彼女は亜人の”雪女”であった。暑さに弱くて倒れたらしく、クラスメイトに運ばれていた。3人目の亜人との遭遇。目の前の亜人のデュラハンと雪女になんら驚かないひかりに対して、鉄男は「落ち着いてるけど、珍しくないのか?亜人。」と聞くと、彼女はこう答えた。「別に驚かないけど。私も亜人だし、バンパイアだし。」と。1日で立て続けに4人もの亜人と会ってしまった鉄男にとってはまさに驚きの連続。

人なつっこいひかりに対して鉄男は、バンパイアについて、良ければいろいろと教えて欲しいと頼んでみた。ひかりは快く受け入れ、しばしば、生物室の鉄男のところに顔を出すようになり、バンパイアについて語りはじめるのであった。ひかりに見聞きした限りでは、現代のバンパイアは昔からの伝承と実際の事実にそれなりの差異があることがわかった。例えば、にんにくは大好きで十字架には弱いこともなく、吸血行為は食生活で緩和される。国から月1で血のパックも支給されているらしく、それなりに社会に順応している事がわかる。ただし、バンパイアも暑さには弱く、日差しも苦手なのだが、学校側のこまめなケアまでにはまだ至っていないらしい。そして亜人ついての良き理解者であることがデュラハンの”町京子”にも、雪女の”日下部雪”にも伝わり、二人も日頃の悩みを鉄男に相談するようになっていく。

亜人ちゃんは語りたい2

亜人の生活は国からも保障されているといえども、社会的に弱い部分も多く、彼女たちのいろいろな悩みを徐々に知る鉄男であった。どうしても彼女たちは特別な性質のため、学校での生活は多少浮いてしまう部分もある。最初は興味本位からだった鉄男の亜人の研究。しかし、学校という自分が勤める身近なところで亜人(デミ)たちに偶然にも接する機会が増え、鉄男は彼女たちを守るために自らが率先して彼女たちの理解と生活しやすい環境づくりに努めていくのであった。

彼の彼女たちへの働きかけで何かが少しづつ変わっていこうとしている。果たしてそれは一体なんなのか?
ハートフルな物語の中で亜人ちゃんたちが鉄男先生に色々と語り始めていきますが、同時にみなさんにも、この物語は何かを語り始めていきます。

この作品を観ると、相手に興味を持って接することの必要性を感じることが出来ます。せっかくの目の前の出会いも、表面だけの接し方では相手の本質はいつまでも知り得ないし、相手の事を理解しようと努めてその意思表示が初めて相手に伝わった時に、相手もこちらに心を開いて本当の自分を見せてくれるものだということを再認識させられる作品です。

また、この作品の中では同級生が陰口を叩く場面が登場します。良くない行為ですよね。それが相手に届いたらどんなに相手は辛いことか。八方美人になることとは別で、少なからず相手に嫌な思いをさせないためにもそれらの行為は慎み、人の良いところを見るとか、思いやりを持って相手の立場も考えて接しないといけないものですよね。大人になるってそう言うことですよね、きっと。昔の本のタイトルですが、確か、「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」というのがあったと思いますが、私はアニメで再学習をしております。良いアニメ作品は大人にとっても倫理的復習ドリルの役割になると私は断言いたします。

今回の注目の声優さんは、メインヒロインのバンパイア/小鳥遊ひかりちゃん役の”本渡楓(ほんど かえで)”さんです。お調子者でおしゃべり好きなヒロインをバッチリ演じております期待の21歳の若手声優さんです。19歳から活動しているそうですが、最近では昨年の秋アニメ「ガーリッシュナンバー」(声優さんの業界的アニメ)の天然であざといサブヒロインの一人”久我山八重”役や、今年の冬アニメ「うらら迷路帖」(占い師見習い女子アニメ)のお嬢様的真面目なサブヒロイン”巽紺(たつみ こん)”役を演じるなどとても多くの作品に登場し始めております演技派な声優さんですので、これからもたくさんの作品に登場必至な方です。

あともう一人、一見真面目風で実は下ネタ・ギャグ漫画好きな雪女/日下部雪役の”夏川椎菜”さんです。彼女はちょっと前に書いた「天体のメソッド」の真っ直ぐで芯の強いメインヒロイン”古宮乃々香(こみや ののか)”役や昨年春アニメの戦艦&萌え系「ハイスクール・フリート」のちょっとふんわりとした性格のメインヒロイン”岬明乃”役を演じています。彼女は声に優しさがあるようで、それがかえってヒロインの一生懸命な役どころにハマっているような気がします。徐々に役幅を広げている印象でこれから頑張って欲しい声優さんです。

この作品は楽しいし、ひかりちゃんがとても可愛いし、とってもハートフルな作品だよって「オジちゃんは語りたい」

オープニングテーマ「オリジナル/TrySail 」
エンディングテーマ「フェアリーテイル/3月のパンタシア」
             ※今この何気ない瞬間がやがて大切な思い出に変わります

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ドラえもんのひみつ道具より、私は宇佐くんが持っている”包容力”がほしいなぁ。「僕らはみんな河合荘」

4月2日は、息子の大学入学式の日でした。ついに息子が大学生。アラフィフに向かってカウントダウンの私もそろそろ大人にならなくてはいけないとは思っています。精神的にですが。でも、まだまだ大人になりきれていませんねぇ、ほんとに困ったものです。

私はリアルな世界では営業職に就いています。近頃は、顧客先に行く合間にですが、営業車の中でIpadミニを使い、お気に入りのfha'na (ファナ/アニソンバンド)を何曲も飽きることなく聴いています。子供が同じアニメを何回も観るように、何回聴いても飽きないんです、これが。そう言う曲ってあるんですよね。曲の良さはもちろんですが、飽きない理由はもう一つ、実はそのバンドのボーカル女子towanaさんが私の昔付き合っていた(25年も前になりますが)彼女にとても良く似ているので、ついついYouTube でミュージックビデオを観てしまうんです。

そんな事をやっていたら、先日、彼女の夢を見ました。25年たっても夢の中ではやっぱり若い!昔のままです(とは言っても、年を重ねた彼女が今はどうなっているか知る余地はありませんが)そして、夢の中で「オレについて来い!」みたいな展開でハッピーエンドになってしまいました(25年前はそう言えずにバッド・エンドでしたが(笑))。私の妄想力はすごいとあらためて自分で感心しました。ただ、これにとどまらず、その翌日から数日間、毎日夢を見るわ見るわで、おふくろは出てくるわ、兄貴は出てくるわ、地元の懐かしい小・中学校時代の友達はいっぱい出てくるわで、しばらく会ってない面々がオールキャスト大出演でした。これってもしかしたら、天からお呼びがかかる前ぶれ?いやいや、単にみんなに会いたいという潜在意識が働いただけだとは思いますけどね。 fha'na恐るべし!です。

ちょっと引っ張りすぎましたが、この曲のタイトルは「いつかの、いくつかのきみとのせかい」です。この曲は、観るととてもほっこりとしたあったかい気持ちになれるアニメのオープニングテーマです。おそらく、その温かさを同時に想い出して連日夢を見てしまったのかもしれません。リアルな世界でのストレスや、愛情で満たされたいっていう気持ちが手伝ってなのか、最近そんな出来事がありました。

今回は、そんなことで、春の新生活時期に見るにふさわしく、また先程の曲が使われているアニメであります「僕らはみんな河合荘」を紹介いたします。

ジャンルは”青春&ラブコメディ”です。この作品は、漫画&アニメ「恋愛ラボ(LOVE LAB)」の作者&原作者でもある”宮原るり”さん(女性漫画家)による同タイトル漫画が原作となっております。青年漫画雑誌「ヤング・キングアワーズ」に2010年6月から連載中で、2014年4月にアニメ化、6月まで全12話がTBSテレビ(関東広域圏)、BSーTBS、ニコニコ生放送(ネット配信)他で放送されました。OVAも1話ございます(この1話も必見です)。アニメーション制作はブレインズ・ベース。

この作品は、ストーリーはいたってシンプルなので簡単なあらすじに留めるぐらいで、あとは実際に見ていただいた方が良さげなアニメです。主人公が好きな相手に一途な恋愛感情を抱き、それに伴い相手に対する接し方に試行錯誤を繰り返す、と言ったお話ですが、結果としては主人公の包容力がキラリと光るという展開アニメなのです。まだ大人になりきれない40代後半の私にとっても目からウロコの包容力です。

相手に対して一方的な優しさは”ただのいい人”で終わってしまいがちですが、相手との距離を的確に測った上で相手が欲する時に優しく接することが出来る人は”包容力のある人”と格付けされるのかもしれません。相手が好きでも自分本位ではなく、相手優先の行動で常に接することができれば相手からも認められるでしょうし、好かれるはずですよね。理屈じゃ分かるけれど実際にそれを計算抜きで実践することはなかなか難しいとも思います(”解る”と”出来る”の差は大きいわけですが)。どこぞの知事さんがおっしゃっている”〇〇ファースト”の考え方にもつながるかもしれませんが、このような行動が自然とできるようになると、好きな相手ばかりではなく、自分が今後接する全ての相手に対して真の優しさを発揮出来るような気がしました。

仕事も含めて、自分の周りの人とより円滑に事が運べばなお良いですし、少なからず、自分の接する範囲の人は幸せにしたいものですよね。そう、これはまさに「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウが考えていたもう一つの人類の幸せのかたち”人類幸せ補完計画”なのです!(嘘です)とにかく、優しさ<包容力 が大事かな。私もそれを目指してこれから日々、頑張りマッスル、マッスル~。

僕らはみんな河合荘1

主人公”宇佐くん”(本名/宇佐 和成)は高校一年生。親の仕事が転勤になるタイミングで一人暮らしがしたいと親に頼むが、母親が勝手に決めてきた食事付きの下宿に住むこととなる。

その下宿先である「河合荘」を訪れると、途中で見かけた不審人物の男性が同じ河合荘の住人であり、さらにその人と同部屋になることが判明。その男性の名は”シロさん”(城崎)。人畜無害ではあるようだが、かなり個性的でマゾなお人柄。他の住人から罵倒されることに喜びを感じているらしい。シロさんは宇佐くんに話しかけ、仲良くしようとするが、高校に入ったら穏やかな学校生活を送ることを夢見てきた彼にとって、それは前途多難な予感を感じ、受け入れがたいものであった。早くも、彼はその理想と現実のギャップに直面し、ここ河合荘の大家さんである”住子さん”(本名/河合 住子)にここでの生活を辞退することを申し出る。

そんなやり取りをしている中、本を読みながらそのわきを通り過ぎようとする一人の女子が現れた。なんと彼女は、高校で図書委員である宇佐くんが、日頃図書室でよく見かける気になる女子であった。彼女は河合荘の住人だったのだ。ここでは”律ちゃん”(本名/河合 律)と呼ばれている。宇佐くんより一つ年上の二年生で、本が好きで放課後は大抵図書室にいるのだ。そんな物静かな文学女子に宇佐くんは密かに憧れていた。つい今さっきまでこの河合荘での生活に希望を無くして出て行くはずだった彼だが、彼女の登場で180度その考え方は変わった。彼の目の前は一気にバラ色に。

彼は彼女に話しかけようとすぐさま後を追うが、彼は知らずに男子が踏み込んではいけない女子専用エリアに侵入してしまう。河合荘は男女で居住スペースが別れていて、女子エリアには女子側の許可がないと入ってはいけないルールがあった。それを知らず踏み込んだ彼に対して、彼女の反応は冷たかった。彼女は思いの外ガードが固く、無口で無愛想だった。ここに来る以前も、日頃からどうにかして彼女に近づきたいと思っていた彼だったが、ファーストコンタクトは見事に失敗に終わったのである。

この河合荘には律ちゃん、シロさんの他にあと二人、女子が住んでいた。一人は”麻弓さん”(錦野 麻弓)という30歳間近のOLで、メガネ美人だが男運がなく、酒癖が悪く、いつもやさぐれて住人たちによく絡んでいるようだ。
もう一人は”彩花(さやか)さん”(渡辺 彩花)という20歳の女子大生で、可愛いが小悪魔で腹黒。男を翻弄するために大学のサークルをかき回していくつも潰したことから、彼女は”サークルクラッシャー”と呼ばれているらしい。

ちなみに大家さんの住子さんは律ちゃんの叔母さん(律の父の妹)である。住人が落ち込んだり、嬉しいことがあった日には、その住人の好物をつくってくれるらしい。とっても優しく、ときにはとっても怖い存在のようだ。住子さんもシロさんのことをわかっていて、彼をよく罵倒しているみたいである。河合荘では、食事は広間でみんな一緒に揃って食べるのがルール。親元を離れて一人で生活する住人たちにとって、それは騒がしくも家族同然のふれあいが出来る素敵な時間。それを守らないときには住子さんからの何かしらの罰が下るらしい。

彼にとって河合荘での新しい生活がはじまった。彼が望む穏やかな高校生活とやらはここで実現できるのだろうか。そして、憧れの先輩/律との距離は縮まって行くのだろうか。個性的な面々が集まるここ河合荘で、うざったくもあったかい日々が流れてゆくのであった。

僕らはみんな河合荘2

以上がこの作品の登場人物と大まかなお話の流れです。主要人物たちの個性溢れるお話がとても楽しいのですが、各々の関わり方が優しげでそこも素敵な流れが入った作品です。宇佐くんと律ちゃんの関係はどうなるのかが最大の気になるところですが、それとは別にとにかく律ちゃんがめちゃくちゃ可愛いです。そのあたりもこの作品の見処たっぷり要素かなって思います。

注目の声優さんは何と言っても住人3人女子ですが、3人3様で、いつもと違うキャラを演じきっているところがさすがベテランだなって思います。律役は”花澤香菜”さんで、言わずと知れた超人気声優さんです。最近は「orange」という作品の奈穂ちゃん役に出ていて、こちらも恥ずかしがり屋さんの女の子で魅力的でしたが、この律ちゃんは仕草の可愛さを見事に声で表現している演技が実に素晴らしいと感じさせてくれます。そして麻弓役の”佐藤利奈”さんですが、彼女は「みなみけ」シリーズの3姉妹の長女・春香 ちゃん役を演じている方です。春香はしっかり者の優しいお姉さん役でしたが、この麻弓さんはかなりやさぐれて柄が悪いです。同じ声優さんとはとても思えないぐらいのキャラを演じられる幅を感じました。最後に彩花役の”金元寿子”さんは「翠星のガルガンティア」でエイミーという可愛らしいヒロイン少女の役を演じていましたが、今回の彩花役はとっても小悪魔的で、また彼女の違った要素を見ることが出来ました。それぞれの声優さんのいいお仕事ぶりも感じてもらえたら幸いです。

ぜひ、みなさんもこの作品を見て、どこか懐かしい感じとほっこりとした気分に浸って頂けたら思います。

オープニングテーマ「いつかの、いくつかのきみとのせかい/fh'ana」
エンディングテーマ「My Sweet Shelter/律・麻弓・彩花」

実は私は九州で下宿しております。それはネット上ですが、サテライトの感覚で勝手に下宿生気分を少しだけ味わっております。
リアルな下宿ですよ。九州のお母さんが、毎日の晩ごはんとその日のトピックスをブログに載せている楽しいブログです。
漫画も大好きなイケてるお母さんですよ。今日の晩ごはんは何かな?ぜひ、あなたも気になる晩ごはんを食べに行ってくださいね。
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氷の上では主役はオレだ!演じる男たちが追求する美と技の世界。「ユーリ !!! on ICE」

スポーツアニメの魅力は何か。それは、あなたが知らないスポーツならばその競技の解説がちょくちょく入ったりしますので、当然その作品を楽しみながら知らなかったルールやその競技の見処を知ることが出来るところにあります。知っているスポーツならば、そのアスリートに同調しながら 心理状態や精神論についてより突っ込んだ深い部分に触れる楽しみが出てきます。

私が今までに紹介したアニメ作品の中で、スポーツジャンルものは唯一、「ピンポン」(卓球)というタイトル作品だけにとどまっています。決してスポーツが嫌いなわけじゃないのに、自分がスポーツアニメをあまり取り上げていないことにふと気がつき、なにゆえかをあらためて考えてみました。要するにそれは、私がメインで取り上げようとするアニメ作品の大方が深夜帯ものであることに起因します。大人も子供も楽しめるスポーツジャンルの作品は当然、人気が出るので、大半が日中の帯で組まれるために深夜帯でのスポーツものは絶対数が少ないわけです。

そして、深夜帯で取り上げられる作品は、どちらかと言うと逆に万人受けする方向のスポーツではなくなっていきます。例外的に、人気のスポーツではあってもお話の作りが大人仕様の場合は深夜枠になるかとは思います。果たしてこのスポーツアニメはみんなに紹介するに値するものなのか?40代以上の方には楽しんでもらえるのか?それらも考慮すると、おのずと私の紹介するスポーツアニメはそこで更にふるいにかけることになり、少なくならざるおえないということになるわけです。

理由がわかって私自身もスッキリしたところで、今回はスポーツジャンルの作品を紹介したいと思います。今の話の流れからいくと、メジャーじゃないスポーツということになりそうですが、今回は違います。男子フィギュアスケートの世界を描いたアニメです。

作品タイトルは「ユーリ!!!on ICE」です。

女子のフィギュアスケートならアニメに取り上げられそうですが、男子というのが珍しい気がします。このアニメはイケメンがたくさん登場するので、美男子大好き女子にはもちろんですが、男性が観ても十分に楽しめる作品かと思います。単に勝った負けたのスポーツの熱さが先行する中高生向けアニメとは一線を引いた作品かと。トップアスリートたるものが乗り越えるべき自分自身・相手・そして様々なプレッシャーとの闘いを、引退を考えながらラストシーズンに臨む主人公を軸に他のスケーターの生き様も合わせ描く青春群像劇は、フィギュアスケートという限られた者たちにしか見えない独特な世界を私たちにより身近に感じられるようにしてくれる意義ある作品と言えます。

元フィギュアスケーターの”宮本賢二”さんが、登場人物の課題曲20曲の全てにオリジナルの振り付けを加えているらしく、自らがそれを滑って動画撮影し、作画につなげているようです。それも登場人物のキャラをよく考えて振り付けをしたらしいので、力の入れようが半端ないですね。各キャラの滑りが見どころでもあり、それに合わせた各々の本格的なオリジナル曲も聴きどころが満載なアニメです。今は解説者として活躍され始めた”織田信成”さんもゲスト解説者として実際に声の出演がありますので、そちらもお楽しみに。

この作品は、漫画家の”久保ミツロウ”さんとアニメーション監督・演出家である”山本沙代”さんの二人の原案がもととなっております。山本さんが監督兼アニメ全体のシリーズ構成を担当、久保さんがキャラクターデザイン兼脚本を担当しております。そして、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した「この世界の片隅に」を制作した、”MAPPA(マッパ)”がアニメーション制作を行っております。2016年10月~12月に全12話がBS朝日・テレビ朝日(関東広域圏)・AbemaTV(インターネット配信)他で放送されました。では物語の始まりを少し紹介いたします。

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日本フィギュアスケートの特別強化選手である”勝生勇利(かつき ゆうり)”23歳は、グランプリファイナル初出場を果たした。しかし、背負ったプレッシャーの大きさとグランプリファイナル直前の飼い犬の死が重なり、メンタルの弱さから滑りのミスを繰り返し、最下位(グランプリファイナルは6人で争われる)とボロ負けをしてしまう。試合終了後、勇利はジュニアファイナル優勝者のロシアのユーリ・プリセツキー(15歳)とトイレで遭遇。「来年は俺がシニアに出るからユーリは二人はいらない。弱いやつはさっさと止めてしまいやがれ!」と因縁までつけられてしまう始末。そのファイナルのダメージを引きずったまま続く日本選手権大会もボロ負けし、そのため、その他のメジャーな大会には声がかからずにシーズンを終了。デトロイトを拠点に専属コーチと練習を積んできたが、そのコーチとの契約も解消、スケートのために留年までしていた大学も卒業し、5年ぶりに日本に帰国する。

勇利の実家は九州の長谷津町(はせつちょう)という海沿いの城下町にあった。温泉の街でもあったが、段々と温泉をやる家が少なくなって、現在は勇利の実家「ユートピアはせつ」だけが温泉施設を営んでいた。町には「アイスキャッスルはせつ」というスケート場があり、小さな頃に勇利はそこでスケートをはじめたのだ。これからは地元でひとりでスケートを続けることになり、勇利は今後の自身に何が必要なのかを考えはじめていた。

久しぶりに地元のスケート場・アイスキャッスルはせつに行くと、そこにはそのリンクで働く、かつてのリンクメイトで勇利の憧れのマドンナ”優子”がいた。営業が終了した時間帯ではあったが、優子は傷心の勇利に対して、「ひとりで滑ってもいいよ」と優しく声をかける。そんな優子に対して勇利は「僕の滑りを観てほしい」というと、自分が小さな頃からずっと憧れ続けているフィギュア界のトップ・ロシアの”ヴィクトル・ニキフォロフ”選手(27歳)のプログラム(課題曲)を滑走し始める。それはヴィクトルの完全コピーの滑りであったが、勇利と共に昔からヴィクトルに憧れていた優子は勇利のその滑りに痛く感動する。勇利は試合後にずっと落ち込んでいたが、その落ち込みにも飽きて、ヴィクトルの滑りをずっと練習していたらしい。自分が好きなスケートを、ヴィクトルのプログラムを滑ることで思い出したかったからだ。

そんな完コピの滑りを、勇利のファンでもある優子の三つ子の娘達が動画に撮っていたようで、思わず勇利に無許可でネットにアップしてしまう。「勇利、ヴィクトルFS(フリースタイル)滑ってみた」のタイトルで。勇利の知らぬ間に、それはあっという間に世界に拡散。スケート関係者はもちろん、完コピされた本人”ヴィクトル”もこの滑りをネットで観てしまう。

数日後、”ユートピアはせつ”の温泉に浸かる、鍛えられた体の外国人がひとり。なんとそれは、あのヴィクトル・ニキフォロフそのものであった。目の前に憧れのヴィクトルがいることに勇利は信じられない。「どうしてヴィクトルがここに?」勇利の頭の中は??? ヴィクトルは答える。「は~い、ユーリ。今日からオレはユーリのコーチになる。そしてグランプリファイナルで優勝させるぞ。」ネットがきっかけでヴィクトルが日本に来てしまった。何故に?それは曲に調和したユーリの滑りを見てヴィクトルが何かを感じたからに他ならない。勇利をコーチするって本当?そのためには彼は現役を休業して勇利のコーチに専任するらしい。彼が勇利のコーチする狙いは一体?そして勇利は再びグランプリファイナルに出場する力を出す事が出来るのだろうか?
ヴィクトルがはせつに来たことによって勇利は再び始動し始める。憧れの存在がパートナーとなってここから勇利は進化を遂げられるのだろうか?

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この作品は、大枠でのフィギュアスケートの採点方法について説明が入っておりますので、それを多少の知識として軽く頭の片隅に入れればそれ以上は必要なく、むしろ、選手の心理的な内面や各人が今まで背負って来たストーリーを想いながら選手のスケーティングを観るということで、よりフィギュアスケートを感慨深いものにしてくれる作品です。フィギュアスケーターは氷上での演目がスタートすれば、その持ち時間を精一杯自分ひとりで滑りますが、その舞台に立つまでのコーチと二人で費やした時間の中で作り上げてきた、美と技の集大成が試されるのが本番のスケートであります。見た目には一人でも、そのスケーターひとりひとりはそのスケーターを応援する家族・仲間・関係者・多くのファンの支えと想いを背負って氷の舞台に降り立ちます。そう考えるだけで目頭が熱くなりそうです。 

どのスケーターも自分の力量を考えた演目の構成になりますが、氷の上の世界はスケーターひとりひとりがドラマの主役です。その中で最優秀の主演男優・女優賞を決めるのがフィギュアスケートなのでしょう。先行で滑る選手の結果を知り、それを上回るために、ときには用意した演技構成という名の台本を、滑りの中で書き換える選手もいるようで、自分自身との闘いの他に同じリンク上での他の演技者との攻防もありうるようです。ただ、自分の演技以外では同じリンクで滑る選手を応援したり、健闘を称え合う姿勢があるようで、すごく紳士なスポーツだとこのアニメを見て尚思うところがありました。

どのスポーツでもメンタルの強さが大切ではありますが、本番でのノーミスの演技というのが限りなく難しいフィギュアスポーツにおいては、ミスするのは割りと当たり前で、持ち時間数分の中でのミス後に気持ちを引きずらずに瞬時にリセットし、その先をリカバリーすることが出来るメンタルの強い選手がより結果を残しやすいスポーツのような気がします。私たちはスポーツ選手ではありませんが、スポーツ以外でも平常なメンタルを一定に保つということは日常の中でも必要とされることのように思えます。ここからそんなことが学べたら良いですね。

さて、今回の声優さんについてですが、正直、私は男性声優さんは詳しくはありません。ですので独断と偏見で、今回の主役3人の声優さんが出ている知っているアニメキャラを紹介いたします。

主人公の勝生勇利役の”豊永利行”さんは私が割りと好きなアニメ(まだ紹介はしていませんが)「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」の主人公”西村英騎(にしむら ひでき)を演じておりました。このアニメヒロインがめちゃくちゃ可愛いです。すみません、豊永さんの話でしたね。続きましてヴィクトル・ニキフォロフ役の”諏訪部順一”さんですが、今回のアニメでは二枚目でありながらおちゃめな一面を魅せてくれる幅のある役でした。「Fate/stay hight」のアーチャー役もこの方の代表的な役柄で、とてもカッコいいですね。 最後に勇利のライバルとなるロシアのユーリ・プリセツキー役である”内山昴輝”さんですが、このお話の中ではわかりやすく言うと、ロシアのヤンキー役です。柄悪いですね。この方は「甘城ブリリアントパーク」の主人公”可児江西也(かにえ せいや)”役ではイケメンでクールな青年を演じていました。こちらも結構面白い作品ですよ。

では皆さん、スケートアニメは見ても、リアルな世界では何かと滑らない様にご注意くださいませ。

オープニングテーマ「History Maker/DEAN FUJIOKA」 
    ※あのディーン・フジオカさんが作詞・作曲・歌まで歌っており、ビックリです。

エンディングテーマ「You Only Live Once/YURI !!!on ICE feat.W.hatano」
    ※ロシア人選手ギオルギー・ボボーヴィッチ役の”羽多野渉”さんが歌っております。

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いくつになろうと、胸キュンな日常ってやっぱり私たちには必要?「デンキ街の本屋さん」

以前はMY携帯を持っていた私ですが、会社のPHSが、”誰とでも10分間無料通話”が出来るプランに数年前に入ったのを機に、もったいないからとMY携帯を解約させられました(誰にかって、それはもちろんうちの影の司令塔ですが)。なので、もしこの1台の携帯が無くなると私は公私共に非常に困るのです。先日のことですが、そのPHSが壊れてしまいました。新しいPHSに変更しようとYモバイルショップに問い合わせると、「PHSはかなり希少になって、いつ入荷するかわかりませんのでガラケーへの機種変更をおすすめします。電話番号も変えずに機種変出来ますし、通話エリアもPHSよりも広がって便利ですよ。」とのこと。

それを聞いて安心してショップへ出向くと、店のガラケーコーナーには「”LINE”もできます!」のポップが。LINEを言葉でしか知らない私は、LINEに対し強い憧れがあり、「これで私も時代に追いつけるかな?」と思わず内心にやり。会社ではIPadミニとWI-FI I端末を持たされているので、出先ではネットは使い放題のためにスマホまでの機種変は料金も考えるとさすがに止めました。そして、10分間無理通話については通話数が無制限に進化しているようでしたので、納得してPHSからガラケーに機種変完了。しかし、保存データの何百という電話登録が新機種に移せないという事態に。電源も入らなくなってしまい、ついに最後を迎えたMYーPHS。「仕方ないか、今まで私を支えてくれてありがとう!」とPHSに敬意をはらって一から登録することを決意。

本題はここからです。家に帰ってLINEをする前にまずは電話リストの登録と思い、妻に「新しい携帯に電話のリストが移行できなかったから、登録するから電話してね。」と意気揚々と頼むと、「寝るから明日にして。」と予想もしない答えが。連絡が取れない間に万が一があったら大変と思っているのに、明日でいいか?とあなたはおっしゃいましたか。そこはやっぱりせめて「そんなにかけてほしいって言うならかけてあげなくもなくてよ。」とツンデレの回答でお願いしたいとこなんですけどね。我が家はデレが無い!世のお嬢様たち、”アメとムチ”・”ツンとデレ”はどっちも必要ですよ。旦那様や世の殿方を上手に手のひらの上で転がしてくださいね。とにかく、それを聞いて私は言葉を失い、胸がとっても苦しくなりました。思わず胸キュンですよ。別な意味で!たかだか電話を一回ポチッとかけるだけですよ。まだ結婚して20年にも満たないのにきみまろさんの”あれから40年。うちの妻は~”のくだりが私の脳裏をかすめた瞬間でした。結婚前に「貧乏してもいいからいつも一緒にいたい。」と言ってくれた妻ですが、未だに貧乏なのがやっぱりいけないのでしょうかね?(笑)-おしまい-

そんなわけで、私のリアルな日常回第◯◯話”これって本当の胸キュン?”でしたが、通常、”日常アニメ”と言われる「日常」ジャンルの作品は笑いがほぼほぼで、胸キュンのラブコメ要素はそれほど入ってきません。日常ものアニメは物語性があまりないのでストーリー仕立てのラブコメは成立しにくいということになります。 「WORKING !!」あたりは日常ものでもうまくストーリーがあってラブコメ要素があった作品です。そんな日常ジャンルにラブコメ要素ありで、さらに胸キュンな隠し味までプラスされたアニメが本日のオススメ作品であります。笑い7割:胸キュン3割といったところのラブコメでしょうか?ラブコメでも笑いだけじゃ何もあとに残らない、という欲張りなあなたにぜひ、お届けしたい作品です。でも、ちょっと軽いエロ話もありかもよ、の作品なので、すごく真面目な方はそのあたりをご容赦頂き寛大な心でご覧くださいませm(_ _)m

作品名は「デンキ街の本屋さん」です。

漫画家の”水あさと”さんが描いている同タイトル漫画が「月刊コミックフラッパー」に2011年7月号より連載となり、既刊13巻まで出ています。こちらが原作となりアニメ化し、2014年10月~12月にBS11・東京MX他で全12話が放送されました。ジャンルは日常・青春ラブコメ。アニメーション制作はドラえもん・クレヨンしんちゃん・あたしんちのTVアニメを手掛けた”シンエイ動画”です。

デンキ街の本屋さん1

ここは、とある電気街にある漫画専門書店「COMICうまのほね」。全国チェーン書店の電気街店である。各フロアがまるごと様々なジャンルの漫画や同人誌・関連グッズで埋め尽くされていて、ビルまるごとがオタッキーな特殊な空間。その磁力に引き寄せられて、ある種に於いてコアなお客様たちがこの店を訪れる。そこで働く店員さんもみんな個性派揃いであり、日頃彼らは互いをニックネームで呼び合うフレンドリーな社風のお店なのだ。ではそこに集う店員さんについて説明しよう。

まずはこの店の正社員”カントク”から。彼はこのフロアのリーダーであり、店長の他にいる唯一の正社員である。映像を取るのが趣味で元映画監督志望であるところからそう呼ばれている。好きな子をいじりまわす典型的な子供のような大人である。日頃から女性店員”ひおたん”の行動を追っかけて、彼女のおもしろ映像をコレクションしている。

そしてメインヒロイン”ひおたん”はこのお店にしてはかなり普通な部類の女の子。だが、天然なドジッ娘であり、素直な性格ゆえに騙され易く、よくカントクにいじられている。オタク系には知識が浅く、非オタクなところからそう呼ばれている。しかし、お店のBL本(BOYS LOVE)の表紙を見て知らない世界にドキドキし、そっちの方向に今後目覚めつつある?

”主人公の”海雄(うみお)”はお店で一番新しいバイト店員でひおたんが海雄の教育係。漫画・ゲーム・ライトノベル・フィギュアなど多くのオタク趣味をもっているが、割りと常識人。と思いきや、やっぱり趣味の話になると相手構わず話が止まらなくなってしまうほどの筋金入りのオタクだ。うみおだけはそのまま名前に君付けで呼ばれている。なぜ彼だけ名前で呼ばれるのかは不明。

”カメ子”はいつも大きなキャスケット帽がトレードマークの女の子。その帽子で癖っ毛を隠すシャイな娘で、カメラが好きでいつも一眼レフのカメラを持ち歩き、シャッターチャンスを狙っている。語尾には必ず「◯◯ですぞ!」とつけて話すのが口癖。自分の事より他人を優先し、周りがよく見える気遣い上手な女の子でもある。ニックネームはもちろんカメラ好きから生じているようだ。

”先生”はプロ漫画家志望のメガネ女子。黒髪にジャージ姿でいつもほとんど変わらない。でも微妙に変わっている?ファッションにはかなり無頓着。服装ばかりではなく、先生の女子力は世間と比べてかなり低いらしい(時々お店にやってくる、元うまのほねの店員で今はライトノベル作家の女子”つもりん”いわく)。先生の描く同人誌漫画は海雄も大ファンであり、先生の夢を応援するべく、締め切り前は徹夜作業を海雄も手伝う間柄となるが、二人はお互いを意識しつつも関係はなかなか縮まらない。

”ソムリエ”は客の望む漫画を的確に勧める事が出来るほど、豊富な漫画知識を持っていて、その能力をいかした「大ソムリエ会」が定期的にこのビルの別フロアで開催されている。自分に合った本を選んでもらおうと、毎回多くのソムリエファンが参加するこのお店の人気イベントである。ソムリエというニックネームがついたのは小学校までさかのぼる。その当時に友達からつけられたらしく、その感動?エピソードがある回で語られている。

”腐ガール(ふガール)”は店員の中で一番背が低く、内気なツインテール少女である。16歳の現役女子高生。ゾンビが大好きでゾンビを観るとゾンビ退治をしたくなり、思わずバットを振りかざしてしまうという、少々デンジェラスな一面を併せ持っている。特殊メイクが上手で、海雄がゾンビキャラにぴったりな事がわかり、特殊メイクをしたがるが、その後の彼女の変貌ぶりには恐怖の結末が伴うことは言うまでもない。ニックネームはゾンビ好きから来ているらしい。ソムリエに好意を抱いているようだ。

電気街の本屋さん5

この作品は、そんな7人の店員さんたちが繰り広げる漫画書店ラブコメディであります。彼ら彼女らの店内外で起こる様々な笑いと感動のエピソードに思わず拍手を送りたくなるお話がいっぱい登場します。ただこの作品、それだけに終わらず、意外と仕事にかけての情熱を感じさせるエピソードも多数盛り込まれているところがじつに素晴らしいと思います。顧客満足第一主義のお店の姿勢にあいまって、一見馬鹿げたコーナーづくりがお客様のニーズを反映する創意工夫の表れであったり、商売の原点を感じさせてくれます。やっぱり、楽しめてなおかつ、希少価値のあるものにお客様は魅力を感じてお金を使ってくれるということですかね。

今回の注目の声優さんは、ひおたん役の”高森奈津美”さんと腐ガール役の”竹達彩奈”さんです。高森さんは「田中くんはいつもけだるげ」の天然系の宮野さんを演じた方で、今回のひおたん役も宮野さんとは一味違った天然の役どころを観ることが出来ます。個性的な天然キャラを演じさせたらベスト10には入る声優さんではないでしょうか。竹達さんは「けいおん!」中野梓役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」高坂桐乃役、「たまゆら」佐渡楓役などメインヒロインを数多くこなす売れっ子声優さんです。いろんな性格の役をこなせるマルチプレーヤーです。今回登場の内気な腐ガールには萌えること間違いなしです。

オープニングテーマ「齧(かじ)りかけの林檎/竹達彩奈」

この作品を観て、日本においての漫画やアニメの世界がより細分化と深化を遂げていることを感じつつ、オタクの領域がすでにオタクと言えない世の中のスタンダードになっていることを理解いただけましたら幸いです。

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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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