みんなで作ると楽しいね。みんなで食べると美味しいね。愛情いっぱい召し上がれ!「甘々と稲妻」

皆さんの食卓は楽しいものですか?一人で食事をされる方は、誰に気兼ねせずに自由に自分の好きなものをセレクトして楽しむことが出来るのが最大の特権・メリットですよね。彼氏彼女がいる方やルームメイト・友人と一緒に食べるという方は、相手となにを食べるかシェアする喜びがあるかと思います。そして家庭を持っている方は、特に晩ごはんを囲んだ中で、家族のそれぞれの1日のドラマに笑ったり怒ったり、そして子供の食を観て成長を感じたりと、食べることの他に家族内のコミュニケーションをはかるという、すごく大事な役割を持ってたりするものじゃないかと思います。

そう言う我が家は4人で食卓を囲んでおります。私と妻と高校生の息子と義理の母との4人構成です。私の会社がブラック?それとも単に私が仕事大好き?なせいか、私が帰宅するのはいつも夜の10時前後。ごくまれに7時ぐらいに帰るものなら「今日は早いわね、もうひと働きしてきたら?」とブラックジョークを噛まされます、誰とは言いませんが(これってブラックジョークですよね、あくまで^^; そうであって欲しい)。なので平日はほぼ、お一人様で食事を済ませます。その分、休みの日の食卓でいろいろとコミュニケーションを取るチャンスなのですが、普段、仕事の際には全力で営業トークしていることも手伝って、 家では割りと無口になってしまいます。ただそれは言い訳ですので、やはり休みの日ぐらいは家族ともっと話をしないといけないですよね。ですが、ついつい全脱力してしまっています。「田中くんはいつもけだるげ」の田中くんのように。またもや反省の日々でありますm(_ _)m

本日はそんなことで、食卓の大切さがものすごく身にしみるアニメ、”笑って泣いて美味しく食べる”がたくさん出てくる作品をご紹介いたします。タイトルは「甘々と稲妻」。ジャンルは料理・グルメ・食育となっておりますが、一生懸命に幼い娘のために食事を作り、一緒に食べることで娘に喜んでもらおうと頑張るお父さんの”子育て物語”でもあります。このアニメは2013年3月より「good!アフタヌーン」で連載中の”雨隠(あまがくれ)ギド”さんの同タイトル漫画が原作で(既刊7巻)、それがアニメ化され、2016年7月~9月にBS11他で全12話が放送されました。

甘々と稲妻5

主人公”犬塚公平(いぬづか こうへい)”は、とある高校の数学教師。5歳の娘”つむぎ”と二人暮らしで、仕事とつむぎの幼稚園の送り迎え、そして家事・子育てに毎日奔走中。半年前に妻に先立たれ、料理がまともに出来ないこともあり、食事にはいつも四苦八苦している様子。朝はパン、夜はお弁当屋さんのお弁当がメイン。つむぎの幼稚園のお弁当は、ほぼほぼ冷凍食品の詰め物で構成されている。公平は早く帰るために家に仕事を持ち込むことも多く、つむぎはそのためテレビを観ながら一人でお弁当を食べる日々が続いていた。

なかなかつむぎのことをかまってやれない公平は、休日に二人でお花見に出かけることにした。休みの日、やるべき家事を済ませ、二人はお花見スポットへと向かった。そこはたくさんの人と笑顔に溢れていた。そんな中で一人だけ、泣きながらおむすびを頬張っている少女がいることに二人は気がつく。つむぎは彼女に近づき「だいじょうぶ?」と声をかけた。すると彼女は「悲しくて泣いているのではなく、お弁当が美味しくて泣いているの。一緒に来るはずの母が来れなくなったために二人分のお弁当を食べていたら、そのお弁当がすごく美味しくて、忙しい最中にお弁当をつくってくれた母のことを考えたら思わず泣けてきたの。」と、つむぎにそう答えた。「そんなに美味しいの?」と聞きながら、つむぎはそのお弁当箱を見るが、2段重ねのお弁当は全て空っぽ。彼女は体型に見合わず、かなりの大食いであった。彼女は母が営んでいる「恵」という料理屋の名刺を公平に渡し、美味しいので食べに来てくださいね、とお店を紹介するのであった。

お花見の帰り道、今晩はなにを食べようかと公平はつむぎに尋ねるが、つむぎは食べ物にあまり興味を示さない。結局、いつもと代わり映えのしないお弁当屋さんのお弁当で済ませることにしたが、つむぎの食は進まず、最近はお弁当を残す事が多くなった。ある日、公平が家に帰ると、つむぎはテレビの中の圧力釜で料理された美味しそうな肉に釘付けになっていた。「おとさん、これママにつくってって、頼んでね。」それを聞いた公平は愕然とした。つむぎに美味しいものを食べさせたいと瞬間的に思った公平は、つむぎを連れてすぐに、料理屋「恵」を目指し走り始めた。途中からお店に電話をかけると、この前の彼女が電話に出たが何か気が乗らない返答。お店に着くとそこには彼女だけがいた。

彼女は制服姿であり、公平が勤務する高校の生徒であることがわかった。更に、公平の副担任として受け持つクラスの生徒でもあった。彼は全く覚えていなかったが、彼女の名前は”飯田小鳥(いいだ ことり)”。母が急用でいないために今日はなんのお構いもできないことを彼女は公平にわびた。公平は仕方なく帰ろうとするが「ごはんは?」とつむぎは納得していない様子。思わず小鳥は二人に「ご飯出来ます!」と言ってしまう。覚悟を決めた小鳥は土鍋でご飯を炊き始めた。見よう見まねでかなり時間はかかったが、無事にご飯は炊き上がった。眠かけをしているつむぎを起こし、三人は土鍋で炊きあがったツヤツヤふっくらご飯を実食。ただおかずは何もない。小鳥は自分の炊いたご飯に感動しつつ早速食べ始めた。つづいて、つむぎもごはんを口に運ぶと次の瞬間、「うまい!」の一言が。そんなつむぎの笑顔を観て公平は嬉しさのあまりホロリとしてしまう。自分もそのご飯を食べてみるとそれはとても美味しく、公平は手作りの美味しさに、はっと気がつく。そしてつむぎに対して約束をする。これからはお父さんが美味しいごはんを作り、ふたりでいっしょにそれを食べることを。

それを聞いていた小鳥は公平に突然、思いついたようにお願い事をするのであった。「私とごはんをつくって食べませんか!」と。唐突なお願いにもちろん公平はすぐさま同意はしなかった。見ず知らずの親子と高校女子がごはんをつくって食べるというシチュエーションは、高校教師の公平にとっては常識としては考えられないことだったが、小鳥はえらく真剣。これは公平に対しての恋、それとも・・・何か彼女には思うところがあるらしい。それには一体どんな理由が?

甘々と稲妻1

この作品は、”料理を美味しく作る”そして”みんなで美味しく食べる”という事が前提の料理アニメであります。毎回、日本人にはお馴染みの美味しそうな料理が登場します。料理が得意じゃない主人公たちが毎回試行錯誤しながら、食べてもらいたい相手のためにとにかく頑張ります。結果、美味しい料理ができるのですが、そこまでたどり着くのに毎回いろんなドタバタやエピソードがあって、最後に美味しい笑顔で締めくくられるという、とってもハッピーな物語です。ときには笑い、そして涙。父と娘が互いを思いやり、そして理解しようとするエピソードに毎回心を打たれます。子供って本当によく親を観ているものですし、親は我が子をもっと正面から見てあげないといけないですよね。子供の行動にはそれなりの理由があることも忘れずに。子育て世代のお父さん・お母さんにはぜひ観ていただきたい作品です。私はこの作品を観て、あらためて家族のあり方を再認識させられました。つむぎがお父さんのために大冒険をする第7話も必見ですよ。

今回の作品には、上記の3人の他にも日常で絡むさまざまな人物が登場しますが、この3人がほぼほぼメインであります。3人を演じているのは、まず公平役が”中村悠一”さんです。セクシーな低音ボイスにとても特徴があり、女性には魅力的な声質を持つ声優さんかと思われます。本当に数多くの作品の主役をこなしている方ですので、まだ知らない方は抑えておきたい声優さんの一人です。そして5歳のつむぎ役は11歳の女優さん&声優さんの”遠藤璃菜”さんが演じています。天真爛漫かつ、時にむくれてしまう子供っぽさが上手に出ていて好感が持てました。「ばらかもん」のひな役も演じていて、今後活躍が大いに期待される声優さんでしょう。最後は小鳥役ですが、こちらは”早見沙織”さんが演じております。本当に食べることが大好きなんだと思わせる女子高生役を見事に演じていらっしゃいます。数々の主役&個性的な脇役を演じている声優さんで、アニメに石をぶつけたら(ぶつけちゃダメですが)早見さんに当たるといっても過言じゃないくらい多くの作品に出ている、引っ張りだこな声優さんですよ。個人的には彼女が演じている「終わりのセラフ」の”柊(ひいらぎ)シノア”が好きですね。

寒い冬には心温まるお話と、そして美味しそうな料理を観て、自分たちも楽しい我が家を作りましょうね(^_^)

オープニングテーマ「晴レ晴レファンファーレ/みみめめMIMI」
エンディングテーマ「Maybe/Brian the Sun」


柊シノア
おまけ/柊シノア


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オレンジジュースは甘く、酸っぱく、切ない味がした。「orange」

レモンほど酸っぱくはなく、りんごほど甘くはないくだもの、といえばオレンジ(日本人にとって馴染みのあるものはみかんでしょうけれど)。どちらに転ぶかわからない振り幅の大きい悩める青春時代をイメージするにはぴったりな言葉、それがオレンジなのでしょうか?心理的にオレンジ色から受ける言葉のイメージとしても、”元気”、”明るい”、”楽しい”といった言葉が当てはまります。このように、色から連想されることでも「オレンジ」は躍動感のある、いろいろな若いエネルギーがいっぱいな青春時代によく合う言葉なのかもしれません。

ちなみに、当管理人は夏になると家族から「酸っぱいね。」と言われますが、これは”甘酸っぱい”わけではなく、ただ単に汗臭いだけで、褒め言葉でもなんでもありません。こういうふうに言われて、オレは爽やかな柑橘系男子なんだと思っているオジサンがいたら、それは大きな勘違いですからご注意を!単に酸っぱいだけの男はもてません。いや、むしろ嫌われます。やっぱり、いろんな甘さもないとダメですね。すみません、まったくいらない情報でした。

「オレンジジュースは甘く、酸っぱく、切ない味がした。」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って感じの一文ですね。
ヒロインの女子高生が、好きな男子から買って貰ったオレンジジュースを飲んでの一言なんです。今日は、青春を遥か彼方においてきてしまった皆さんに是非、ご自身の昔を思い出しつつ見ていただきたい作品をご紹介いたします。

そのものズバリなタイトル作品「orange」。ジャンルは”SF青春ラブストーリー”です。

原作は漫画家”高野苺(いちご)”さんが書いた同タイトルの漫画です。2012年4月~12月で「別冊マーガレット」に掲載され、その後、高野さんの体調不良で休載。そして2014年2月~2015年10月に「月刊アクション」で不定期連載され完結されたようです。シリーズで470万部も売れた人気漫画だそうです。

昨年は実写版映画化となり、NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインを演じた土屋太鳳さんと、その相手役となった山崎賢人さんのお二人がこの映画でも主役となって再登場、話題になりました。アニメ化はその後となり、ついこの間の7月~9月で全13話がBS11他で放送されたばかりです。監督は、SFラブストリーアニメ「STEINS;GATE」も手掛けた”浜崎博嗣(ひろし)”監督で、アニメーション制作は「ルパン三世」テレビシリーズを主につくっているテレコム・アニメーションフィルムです。

私は2日で観終わりましたが、この作品はむしろ大人が観て腑に落ちるストーリー展開と結末かもしれません、とだけ言っておきます。ファンタジーの要素も有りますが、結構現実的な辛さもあり、それが大きく教訓となる作品でもあります。それともう一つ、後半で涙腺崩壊となりますこと必至ですので、後半はティッシュをおいて御覧くださいませ。

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舞台は長野県松本市(高野苺さんは松本市在住の漫画家さんだそうです)。主人公の”高宮菜穂(たかみや なほ)”は16歳の高校2年。4月の始業式の朝、菜穂はその日、人生で初の朝寝坊をし、急いで学校へ向おうと靴を履いて玄関を出ようとした。すると玄関に1枚の手紙が落ちてきた。裏を見ると差出人は自分の名前になっていた。不思議に思いながらも手紙をカバンに入れ、菜穂は学校へと向かった。

朝のホームルームの時間、菜穂はその手紙を見始める。するとそこには、今日、東京から転校生が来ることが書かれていた。名前は"成瀬翔(なるせ かける)"。そして菜穂の隣の席に座ることまで。目の前では担任教師が転校生を紹介している。黒板を見るとそこにはその名の通りの名前が書かれていた。まるで予告なのかそれはすでに起こってしまったことなのか、手紙のとおりに事が運ぶのであった。手紙の続きには、その日の放課後、仲の良い友人たちと一緒に翔を誘って帰ることになるが、その日だけは翔を絶対に誘わないで、と書かれてあった。

放課後になり、仲の良いグループの一人”須和弘人(すわ ひろと)”は良かれと思い、みんなで一緒に帰ろう、と翔に声をかけた。一度は断る翔だったが、再度、弘人に誘われ翔は承諾する。仲間の”村坂あずさ””茅野貴子(ちの たかこ)””萩田朔(はぎた さく)”、菜穂・弘人の5人は雑談しながら翔と帰宅。みんなと一緒の帰り道、楽しそうに笑う翔を見て、菜穂は誘って良かったと思った。明くる日、翔は学校に来なかった。翔が再び学校に来たのは、それから2週間が過ぎてからであった。

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その後数日経って、菜穂に翔と二人で話をする機会が訪れた。菜穂は翔が学校を休んでいた理由をなにげに聞いてしまう。すると翔は菜穂に2週間の出来事を話はじめた。翔の母がみんなと一緒に帰ったあの日に亡くなったこと。そしてそれは自殺だったこと。2週間で母のお葬式やおばあちゃんの家に引っ越しをしていたことを。菜穂は、そこで初めて手紙の重要性を感じはじめる。あの時やっぱり翔を誘わなければ自体は変わっていたのだろうか?なんで誘ってしまったのだろう。手紙を読み進めていくとそこには、翔が悲しそうにしている時はいつでも助けてあげてほしいと書かれていた。そして菜穂が翔を好きになることや翔が先輩の女子と付き合う事になったり、12月に翔が事故で亡くなることも書かれていた。その手紙には、10年後にはやはり翔が存在しないこと、そして10年前のいろいろな出来事がすごく悔やまれること、どうにかすれば翔を救う事ができたであろうことが綴られていたのである。紛れもなくそれは、10年後の自分が10年前の自分に宛てたメッセージであった。後悔しないように未来を変えてほしいという10年後の菜穂からの願い。

それからの菜穂は手紙に書かれていることを信じ、翔を救うため、未来を変えるための行動をとるようになっていった。そして少しずつ手紙に書かれていた悪い出来事は回避され始めていくのであった。一方で、菜穂のことが好きな弘人は、二人のことをいつも温かく見守っていた。仲間である翔のことも好きな弘人は二人のことを取り持つようになる。自分の片思いの菜穂が悩んでいると、弘人は菜穂の相談にのった。そしてある時、弘人は菜穂にあることを告げる。10年後の自分から手紙が届いていたこと、そしてその手紙の内容は、未来の自分から翔を救ってほしい、というお願いごとが書かれていたことを。衝撃的な事実が明かされた。

自分だけでは本当に翔を救うことが出来るのかと半信半疑な菜穂だったが、同じように翔を救いたいと考える新たな協力者が現れた。菜穂も未来の自分から手紙が届いたことを弘人に話し、二人は絶対に翔を救おうと誓った。そして二人は、翔に対して、悩みがあったらなんでも話してほしいと伝える。翔はそこで初めて自分の胸の内を二人に話しはじめた。母の死に責任を感じていて毎日生きてゆくことが辛いと言うことを。二人はそれが翔の責任ではないこと、そして翔は自由に生きて構わないんだということを翔に伝える。みんないつも翔のそばにいるということも。話をして翔の気持ちは軽くなったようだった。しかし、これからの行動で二人は本当に翔のことを救ってあげられるのだろうか?未来を変えることは果たして出来るのだろうか?

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この作品を観ると、目の前の今この一瞬一瞬を大切に生きないといけない、という至極当たり前のことにあらためて気付かされます。嫌なことから逃げた、今この時は時間が経つに連れ取り戻すことが出来ない過去に変わって行ってしまうこと。後からそれを取り戻そうとしても自分が思い描く方向にはなかなか事が運ばないということ。そして未来は今の行動の積み重ねで見えてくること。

時間は止まらない。リセットも出来ない。だから今を精一杯生きる。自分のために。愛する人のために。
SFラブストーリーではありますが、老若男女問わずにみんなに当てはまるそうしたテーマがこの作品にはあるように感じました。
そして自分のことだけじゃなく、誰かを救ってあげられる力というものが人にはあって、少なからず自分の周りの人間が危うい時にはそれに気づいて手を差し伸べられる人間でいたいと思いました。人間は弱いですから支えあってなんぼですよね。自分だけじゃどうにも解決できないことも、人からの助言や勇気をもらえたらきっと良い方向に変われますよね。

今回のオープニングテーマ・エンディングテーマは大変メージャーな方々が作品の世界を大いに膨らませてくれていますのでこちらもぜひ、聴いてみてください。

オープニングテーマ「光の破片/高橋優」
エンディングテーマ「未来/コブクロ」

今回の注目の声優さんは何と言ってもメインヒロインの高宮菜穂役”花澤香菜”さんです。とても艶のある声で特徴があり、小さな女の子から成人女性、はたまたま女性っぽい男性などいろんな役で数多くの作品に出ている声優さんであります。私が個人的に好きな役は「STEINS;GATE」の椎名まゆりと「化物語」の千石撫子、「僕は友達が少ない」の羽瀬川小鳩あたりです。どのキャラもハートドキュンであります。
そしてもう一人、注目すべきは村坂あずさ役の”高森奈津美”さんですが、記憶に新しい「田中くんはいつもけだるげ」の田中くんに弟子入りする女性”宮野さん”を演じた方です。どちらも個性のある脇役で、今回もとっても楽しい菜穂の友人役で話を盛り上げてくれています。

最後になりましたが、「orange」のタイトルの意味するものですが、ラストを観るとそれを象徴するシーンが登場いたします。それを観てどのように解釈するかは人それぞれですので、それぞれにとっての「orange」を感じていただければ良いのかもしれません。
どうぞ13話の最後まで観てくださいね。

このアニメはつい先日、18日から劇場版「orange-未来-」が2週間限定で全国一斉ロードショー中であります。テレビ版にプラスアルファの描き下ろしも加わった内容です。テレビ版アニメを先に観てから劇場版を観るか、それとも劇場版から先に観てしまうか、これは大いに悩みますね(^_^)
 
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450年の時を経て侍、現代に目覚め、馬ならぬ巨大ロボに乗りて鬼退治にいざ、参る!!「クロムクロ」

”愛すべき者を守る”というコンセプトアニメは、私にとってはそれがあれば他におかずはいらないぐらいの主食なるもので、アニメを観る上でとても好きなテーマです。ヒーローアニメでなくとも広く、こうしたテーマが盛り込まれた作品には心ひかれますし、実際、心の琴線に触れる作品がほとんどかと思います。好きなジャンルによって観る作品を選ぶのとは別に、こうしたコンセプト作品と認識してジャンルをまたいでアニメを観る、というのも付加価値が高くおすすめです。

そしてそれらのアニメを観ると、私は日頃のたるんだ精神が引き締まり「もっとしっかりせなあかんなぁ(何故かこういう時は関西人じゃないのに関西人口調な私の心の声)。」と、戒めの気持ちが出てきます。そして、さらに「損得じゃなく誰かを助けたり守ることが出来たらええのになぁ。」なんて3日間ぐらいはでっかい気持ちになったりします。最終的には「そうか、これらの系統のアニメを観ることは、私にとってはオトナになってからの道徳心を振り返る、いわば再学習の時間なのだ」、なんて内心思いながらアニメ三昧な自分を正当化してしまうのです。

しかしながら、冗談抜きに、ときにはアニメに勇気づけられたり反省させられたりと言うこともありまして、”愛すべき者を守る”というたぐいの作品には特にチョコレートのポリフェノール効果ならぬ、アニメポリフェノール効果が多く含まれている、と私は考えております(カカオ80%入りのオトナチョコ並に)。それはどんな効果かと言うと、「目の前の嫌なことから逃げない」・「途中で物事を諦めない」・「正しい行いをしようとする」・「ポジティブな考え方になる」などのプラス効果です。よって、それらのアニメを多く好む私はそれらが増幅してかなり最強になっているはずなのです。きっと・・・おそらくは?・・・そうであってほしい!(希望)

そんなわけで、今回は正義の心とポジティブな気持ちが増す効果が高い”誰かが誰かを守る”がいっぱい詰まったお話を紹介いたします。作品名は「クロムクロ」。ジャンルはSF・アクション・ロボット

恋愛・青春ものが得意なアニメーション制作会社P.A.WORKSが、自社の15周年記念として初めてロボットアニメに着手した興味深い作品です。オリジナルアニメ制作で定評のあるP.A.WORKSならではの、こちらもオリジナル作品です(アニメのもととなる漫画や小説などの原作がなく、自社で書き起こした作品)。2016年4月~9月にBS11他で全26話が放送されました。作品の監督は、「YAWARA!」、「新世紀エヴァンゲリオン」、「フルメタル・パニック」の絵コンテ・演出を担当した”岡村天斎(てんさい)”さんです。

クロムクロ1

時は2016年のまさに現在。舞台は富山県の黒部ダムのある黒部町。その町はかつて60年前のトンネル工事の最中に地球には存在しないとされる謎の遺物”アーティファクト”を発見したことから、そこはやがて国連の管轄下に置かれ、その物体の研究のために黒部研究所が設立され、解明するための様々な研究が現在まで行われてきた。

その町にある立山国際高校は、黒部研究所で働く、世界から集まったエンジニア・研究者の子どもたちが通う国際色豊かな高校でる。そこに通う”白羽由希奈(しらはねゆきな)”は高校2年生。黒部研究所の所長であり母である”洋海(ひろみ)”といっしょに進路指導を受けていた。由希奈の進路は漠然と火星。先生に言わせれば、火星探査の仕事に着くには母のように優秀でもなく、何の努力もしない由希奈には到底無理との判断。娘の希望と可能性を無視する先生に対して憤慨しながらそそくさと研究上へ戻る洋海。

大事な携帯電話を忘れていった母にそれを届けるために、由希奈は同級生の”荻野美夏(おぎのみか)”といっしょに黒部研究所へと向かった。研究所に着く、と美夏はそこで働く父に面会するため由希奈と別行動をとることに。由希奈は洋海に面会する途中で、謎の遺物”アーティファクト”のひとつであるザ・キューブと呼ばれるものを目の当たりにする。そしてそれに関わる顔見知りのエンジニアからどのようなシロモノなのか説明を受けていた。そんな最中、事件は起きる。

未確認飛行物体が黒部周辺に落下したのだった。それは隕石などの落下ではなく、異星人による地球襲来であった。これに応戦するために国連部隊の人型機動兵器が出動し攻撃するが、まるで歯が立たない。黒部研究所が作り出した”ジオフレーム”と呼ばれる最新型の人型機動兵器ガウス1・2も出動し応戦。一方、外部からのものすごい衝撃を受けた黒部研究所内では、由希奈たちに避難指示がくだされていた。避難する前に、由希奈は目の前の”ザ・キューブ”に何らかの反応が起こっている事に気が付き、思わず、その反応している光る部分に手を触れてしまう。するとその四角い箱は反応し、中が開いた。その中にはうつ伏せに裸で横たわっている男性らしき人の姿があった。間もなくその男は目を覚まし、由希奈を見ると「姫、ご無事でしたか!」と言葉を発した。そして振り返るやいなや携えていた刀を手に取り、「我は”青馬剣之介 時貞(おうまけんのすけ ときさだ)”、うぬらは鬼の手先か」と名乗りを挙げ、目の前まで侵入してきた敵の人型機動兵器に向かっていき、その刀で敵を倒してしまう。しかし、間もなく男は意識を失くしてその場に倒れてしまう。目の前で起こっている状況を飲み込めずにただ呆然と立ち尽す由希奈であった。

クロムクロ3

男は一度捕らえられたが脱走してしまう。そして、由希奈を見つけると由希奈の手を取って突然走り出したのだった。しかし、それはその男の勘違いであった。昔仕えていたお家のお姫様と由希奈を見間違ってお守りしようと連れてきてしまったようだ。間もなく男の目の前にザ・キューブが移動して現れた。男が「馬!」と叫ぶとそれはトランスフォームして、乗り物に変形。男は由希奈を強引にそれに乗せ移動しはじめた。着いた先は研究所の地下施設で、そこには巨大ロボットらしきものが存在していた。そのロボットもまた地球には存在しない遺物”アーティファクト”であった。次の瞬間、その馬は変形し、コックピッドとしてロボットに合体。由希奈の首にチクリと何かが刺さる。初めて乗ったにも関わらず、由希奈はコックピッドの状況がわかるらしい。モニターに敵らしき大型の人型起動兵器が映ると男は「鬼!」とそう呼んだ。ロボットを起動し、研究所の外に出ると山の斜面をものすごいスピードで駆け上がっていった。山から見下ろした市街のビルを見て男は見たことのない景色に由希奈に「あれ何だ!」と問いかける。ここまでのいきさつから由希奈は彼が現代の方ではないことをあらためて感じるのであった。

向かった先で二人の乗ったロボット”ムクロ”は大型の人型機動兵器(巨大ロボット)と遭遇。応戦しているうちにたちまちまわりをぐるっと敵に囲まれてしまう。男はそれでもその敵に立ち向かおうとする。わけもわからないうちにいつの間にか戦いに巻き込まれてしまった由希奈。彼女は直接ロボットは操作しないが、何故かこのロボットに適合し敵の所在が手にとるようにわかるため、敵からの攻撃方向を剣之助に伝え、成り行き上、戦いに協力し出すようになる。ふたりはこの窮地を突破することが出来るのだろうか?そしてこの状況を作り出している剣之助は敵それとも味方?黒部だけじゃなく世界規模で異星人が襲来してきた理由とは一体?

クロムクロ5

この作品には、誰かが誰かを守るという伏線が本当にたくさん入っております。家来が姫を、執事がお嬢様を、母が我が子を、父が娘を、少年が好きな女の子を、国が国民を、そして敵が敵を守るという展開もあったりと、そこに多くの人間味あふれるストーリーが組み込まれています。また、アクション・ロボット系アニメなので敵とのバトルがもう一つの見処です。敵がとにかく強すぎます。難敵を相手に打ちひしがれる場面も有りますが、それでも人々は立ち上がり戦いに挑みます。未来を信じて。そしてこのお話の後半で素敵な言葉が登場します。「お前は俺が命に変えて守る!」というフレーズ、とてもしびれます。さあ、誰が言っているのでしょうか?男性なら一度は言ってみたいし、女性も言われてみたい言葉ですよね。全26話ですが、とてもテンポの良いストーリー展開で、アクションあり笑いありな作品ですのでさくさくっと見進めていけます。早い方なら4~5日でコンプリート出来るでしょう。

オープニングテーマ1「デストピア/GLAY」(第2話~13話)
エンディングテーマ2「永遠ループ/和島あみ」(第14話~24話)

今回の作品に出てくる注目の声優さんは3人います。まずは主人公の白羽由希奈役が”M・A・O”さんで、海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイイエローの方です。次いで由希奈のクラスメイトのお嬢様で、ガウス2のパイロットであるソフィー・ノエル役の”上田麗奈”さんですが、前に紹介した「ばくおん!!」の主人公・佐倉羽音役もこなしている旬な方です。そしてもう一人、由希奈の親友・荻野美夏役は「TARI TARI」では主人公・宮本来夏(こなつ)役をやっていた”瀬戸麻沙美”さんです。3人ともヒロイン役をこなしている方ですし、役柄もそれぞれが個性的なのでそれぞれに萌え要素があるかと思います。あなたのお気に入りが見つかるかもしれませんよ。

最後になりましたが、愛の力があふれる感動の最終話が、皆さんを釘付けにすること必至です。どうぞ見る予定の方は最後までご期待下さい!2期もあるだろうなあ、きっと。

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”太田くんがいつもやさしげ”な癒し系アニメ、「田中くんはいつもけだるげ」

普段、生活をしている中で、一歩外に出れば他人と関わる以上、自分が思うほど自分の思い通りには行動出来ないものです。例えばまわりとの協調をはからなければならない局面では他人をまず優先しなければならないでしょうし、公共の場では人に迷惑をかけないために当然自我はセーブしなければなりません。これらは当たり前としてその他として考えられることは、基本的に他人に気を使いすぎる性格の方や、相手方の主張が強すぎるために先手を取られて主張できない場合なども考えられます。過度に自分を抑えすぎたり、自由が利かない状態が続くとストレスとなって、心身共によくありませんよね。ということで、ただいま諸々の事情により、当ブログ管理人もまたストレスが120%のため(数値は当管理人比による自己申告)、前回に引き続き”癒し系”の網目アニメを紹介いたします。

今日ご紹介する作品は「田中くんはいつもけだるげ」です。ジャンルは”コメディ”。

この作品の中の主人公はストレス・レスな生き方をしております。自分の身の丈をわかっていて、それ以上なことは決して無理はしない。頑張らない。いや、それ以上に超無気力モード全開で、省エネで日々を過ごしている”ナマケモノ”のような彼なのです。単なる”怠け者”は嫌われますが、彼は”ナマケモノ”のようにみんなから好かれているのです。気がつくとよく寝ているような彼が何故に?それは恐らく、あるがままの自分を他人にさらけ出しているからです。出来ないことは出来ないという潔さの姿勢と、実際、見た目に細く、体力もないのでまわりが思わずほっとけない存在と捉えてしまう、”助けられキャラ”。他人から観てすごくわかりやすいのです。

自分を出せずにいる人、素直な気持ちを伝え難い人は他人にとっては逆にその人の”なり”がわかりにくいので、理解されるまで時間がかかります。「言葉にしてくれなきゃわからない!」という、女子がよく言うこのフレーズとっても大事です。試験には出ませんが、このように、人は言葉にしないとより良く自分を相手に理解してもらえません。そう言う私も、今も現役で日々家庭で、そして職場でそう言われ続けております。ダメダメですね、テヘ、ペロッ。しかし、彼はぼそっとつぶやきます。「ああ。オレ無理かも。」それを聞いたみんなは彼をサポートし出します。「あいつならしょうがないよな。」と思いながら。でも彼は決して腹黒で計算づくのあざとい性格でそう言っているのではないのです。身の丈と自分に正直な生き方を実践しているが故に出る言葉なのです。言葉にするということも大切な自己アピールポイント。ナマケモノであってもさり気なく自己表現をしているところに感心いたします。

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遅くなりましたが、彼の名はタイトル通りの”田中くん”です。高校1年生。彼のモットーは「頼られたくない・活躍したくない・注目されたくない」という3ない主義。彼には”太田くん”という頼れる親友がいます。田中くんはほぼ毎日、太田くんの支え(介護?)があって生きています。彼いわく「オレって太田なしでは生きていけない。」と言っております。田中くんが外でまどろんで寝ていると、さりげなく太田くんが彼を担いで授業に間に合うように教室まで運んで行きます。田中くんが食欲がないと言うと、彼の食事をコントロールします。バトミントンダブルスなら太田くんは田中くんの分まで二人分動きます。なんて太田くんは良いやつなんだ!少々どころじゃないぐらいの過保護ですが。この作品はもしかしたら本当は、「太田くんはいつもやさしげ」だったりして。なんて思う程に太田くんは田中くんの面倒を見ます。太田くんがいてこその田中くんなのです。でも太田くんは見返りもなく自分が好きでそうしているようなので、太田くんもまた然りなのです。彼らはケンカをしません。なぜなら、彼らの関係はすでになんでもわかりあえている”寄り添う老夫婦”の関係に近いからです。

田中くんは毎日、何もしない至福の時、最高の「けだるさ」を追求しています。彼のベクトルはいつも、そして常に、そこに向かっています。それだけは揺るがないという、そこに全力を使わずに向かうというポリシーに何か矛盾は感じますが、そういう生き方を望んで実践しています。”平穏でない変化のある日常”は、普通の高校生にとっては刺激のあるイベントとして好かれるはずですが、田中くんにとってはそれは疲れてしまう一番の原因そのもの。彼に取っては”平穏な日常”こそがパラダイス。そのために、そんな毎日であることを願いに神社にお参りするという、変な努力もしたりします。しかし、何故か彼の思惑とは裏腹に、彼を中心に騒がしい毎日がやってきます。果たして田中くんはその困難を乗り越えられるのでしょうか?
なんか、日常の中ですごくドラマティックな事が起こるように締めてますが、ごくごく小さな波であります、しかし、田中くんの周りに起こる波風は田中くんを含めて素敵な笑いというビックウエーブに姿を変えます。

この作品には太田くんの他にも様々な個性的な?人物が登場します。田中くんの「けだるさ」を学ぼうとする”宮野さん”という頑張り屋さんで努力家のクラスメイトの女子。訳あって、田中くんを師匠と呼び、その持ち前の頑張りで「けだるさ」を習得しようとします。わざわざ不必要な雰囲気を会得しようとは彼女に一体なにがあったというのだろうか?その他に、田中くんのクラスの学級委員長であり、男女の憧れのまとの”白石さん”が登場しますが、彼女も訳ありな存在。そして田中くんに好意を持ち始めてしまうのです。田中のくせに!そんな声も聞こえてきそうです。あと、田中くんの妹”莉乃ちゃん”も出てきますが、この妹は兄の田中くんが大好きなのです。太田くんをライバル視するぐらいにお兄ちゃんLOVEであります。登場人物はまだおりますが、あとは見てのお楽しみということでこの辺にしておきますね。

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ところで、なぜにこうも田中くんはモテるのという疑問が生じます?一つの理由としては、実は田中くんは人を見る目がそこそこあるところでしょうか。相手の良いところを的確に分析し、相手に長所を伝えてあげる事が出来るという彼の長所。相手を認めてあげることが出来るということはそれだけで立派な長所になり得るということかもしれません。どうやらこのあたりが女子にウケている要因のようです。とどのつまり、田中くんもけっこう良いやつなのです。田中くんの将来は私も心配していたのですが、観進めていくうちに恐らくは”けだるさ”はキープしつつ、カウンセラーのような仕事に従事しているかもしれないと思ったら大丈夫な気がしました。

作品の人物の個性がこの作品の特徴ですが、癒し系アニメいうだけあって、”絶妙な会話の間合い”がやはりもう一つの特徴です。笑いであったり、ゆるさであったり、微妙な空気感がこの作品の一番のベースであり、見所です。そのオチが決まったところで必ず「田中くんはいつもけだるげ」のタイトルINが決まり、思わず「けだるげだなあ。」と観る側を頷かせる瞬間が訪れます。そう言う演出の巧さも光る作品でしょうか。

この作品は、漫画家の”ウダノゾミ”さんの作品が原作となっております。2013年7月よりスクエア・エニックスのウエブコミック配信サイト「ガンガンON LINE」に連載で、現在既刊7巻まで出ていますが、2016年4月~6月にアニメ化、BS11他で全12話が放送されました。アニメーション制作は、癒し系アニメ「のんのんびより」、魔法少女系アニメ「Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ」などの最近ヒットしているアニメを手がけた”SILVER LINK.”というアニメーション制作会社です。そして監督は、その「のんのんびより」も監督したSILVER LINK所属の”川面真也(かわつらしんや)”さんです。どうやっったら癒しになるかをわかっている人たちがしっかりとつくっているように感じます。

最後にこの作品を観て思ったことは、人は社会の中においてその人にあったそれぞれの役割を与えられて生かされている、ということです。常に人助けする側にまわる人、いつも助けられる側にいる人、そしてその真ん中の人。良くも悪くもそんなバランスを保って世の中は成り立っているのかもしれないと。みんなが一つのカテゴリーにだけ属すると世のバランスはおそらく保てなくなるはずです。そして、その中でその人なりの自分にあった好きな生き方を選び、自分に正直に、他人には優しくそれぞれが助け合って生きられたらストレス・レスな世の中にはならないだろうか、なんて妄想してみました。

田中くんの「けだるげ」な日常を綴った当作品ですが、あなたも忙しい最中にちょっとだけ「けだるげ」な1日というやつを覗いてみませんか?田中くんのピアノ演奏の妙にも乞うご期待!?そして、真面目な方も長い人生、たまには「けだるげ」な1日をつくってみてはいかがでしょうか。

オープニングテーマ 「うたたねサンシャイン/Unlimited tone」

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日常でちょっと素敵なことが出来るなら、それはもう、立派な魔女か魔男の仲間入りかもしれません。「ふらいんぐうぃっち」

残暑と仕事の忙しさで私は少々お疲れ気味です。だいぶ暑さは峠を越えましたが、私の部屋にはエアコンがないので夜中には暑さで目が覚める事がしばしば。熟睡できない日々が続いたことが一番の原因かもしれません。
そんな時に観るアニメはやはり、精神的にも優しいアニメを好んで観てしまうのは必然でしょうか?もっとも最近は癒やし系(ヒーリング系)のアニメも割りと多く出ている傾向にあることもそれを後押ししていると思います。

アニメでは作品自体が癒し系と呼ぶに値するものもあれば、そうでなくても個々のキャラクターに萌えや癒しを感じることも多々あります。後者については個人個人の趣味に左右されるので、個々のキャラに関しては個人レベルでぶち当たったキャラに癒やしや想いを寄せればそれで良いかと思います。なので、私が紹介するアニメはトータル的に作品全体が癒し系であるアニメについて触れたいと思います。

代表的な癒し系アニメはやはり、「ARIAシリーズ」や「のんのんびより」あたりなのですが、「ARIA」シリーズについては奥が深いのでまだ記事にしておりません。「のんのんびより」については過去に書いております。新たにお伝えしたい癒し系アニメは今のところ4つありますが、まずはその中から本日はこちらをご紹介いたします。

「ふらいんぐうぃっち」という、ジャンルは日常ファンタジーの作品です。

直訳すれば”空飛ぶ魔女”となりますが、この作品に出てくる魔女は恐らく皆さんが抱いているであろう、悪い魔女・怖い魔女ではなく、むしろ可愛らしく良い行いをする魔女についての日常のお話です。と言っても、ロリコン的なキャラまで幼くはならない、高校1年生の設定です。黒髪で前髪ぱっつんの敬語で話す、おっとり型のやや天然系女子高生が主人公です。最近、私の記事の中で必要以上に露出している「氷菓」の主人公”えるたそ”(千反田 える)にもそのキャラがどことなく似ているかもしれません。

この作品は主人公の女の子たちの可愛さにはもちろん癒されますが、癒し系作品の基本的である全体の流れる時間経過がとてもゆっくりなところ、その場面場面の会話や間合い、そして背景の自然美で魅せるところが実に忠実であり、バランスの良い作品ではないでしょうか。前回の「たまゆら」もそういう意味では同じくそれらの要素が入っている癒し系作品といえますが、2つの作品の明確な違いはジャンルと笑いの方向で魅せるか泣きの方向で魅せるかのそれぞれのパーセンテージ(割合)の違いかと思います。そして今回の作品は泣きの方向は殆ど無く、笑いの癒しに特化したタイプであります。

舞台は、りんごの生産地で有名な東北は青森県弘前市の岩木山(地元では東北の富士山とも呼ばれている綺麗な山)を見渡せる大自然に囲まれた片田舎の街。

魔女界では15歳になると一人前の立派なオトナとみなされ、修行と独り立ちのために家を出るしきたりがあるらしい。主人公”小幡真琴(こわた まこと)”もまた、そのしきたりで横浜の家を出ることになったが、真琴の母曰く、最近の魔女の仕事は不安定なこともあるので高校も出ておいた方が後々良いかも、ということで真琴は弘前市の親戚の家”倉本家”に居候しながら高校に通うことになった。

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倉本家に足を運ぶのは7年ぶり。使い魔の雌の黒猫”チト”と一緒に電車とバスを乗り継ぎ、倉本家に近いバス停でふたりは降り立った。魔女と言っても彼女の能力は全能ではなく、人並みに、いやそれ以上に彼女は方向音痴であった。それを察した又いとこの”倉本圭(くらもと けい)”が途中まで迎えに来た。真琴と圭はお互いの成長ぶりを確認しつつ、真琴は圭に倉本家までの道順を覚えてるアピールするが、向かった一歩目からすでに逆方向に進んでいて、昔となんら変わらない一面も覗かせる。

家に着くと圭の妹の”千夏(ちなつ)”とご対面。7年前は3歳であった千夏は真琴のことを覚えていない。真琴が黒猫のチトに話しかけている様子を知った千夏は、真琴の第一印象を危ない人だと認識する。真琴はこれからの生活に足りないものを買い足し街に出たいと圭に話す。あいにく付き添えない圭の代わりに千夏がしぶしぶ真琴をホームセンターまで案内することになった(真琴一人だと店にたどり着けないために)。そして一通りの買い物を終え、店を出た真琴は外でホウキを発見する。何やらホウキの外観・強度を確かめはじめる真琴であったが、その次に取った行動は、おもむろにホウキにまたがったかと思うとその場で宙に浮いて見せたのだった。驚きを隠せない千夏であったが、それ以上にすごい出来事に遭遇した彼女は素直に感動し、真琴の評価は一気に”危ない人”から”カッコいいマコねえ”へと格上げされる。

その帰り道ふたりは、圭とその幼馴染の”石渡那央(いしわたり なお)"がいる前に突如、空から現れた。ちょうど圭が那央に、真琴のことを変わった居候だと話していた矢先のことなので、こちらの真琴に対しての反応というと、単純に狐につままれたような当たり前に一般的なオトナの驚き方であった。

高校の入学式で那央と再会する真琴であったが、自分が魔女であるけれども那央と変わらない普通の高校生であることをさらりと那央に話す。那央は、魔女であることを一般人に話して良いのかと真琴にツッコミを入れると、真琴曰く、「魔女であることは身内と親戚以外には秘密にしなければならないルールだった」と思い出したように那央に伝える。知らなくても良かった事実を勝手に教えられ、那央はうろたえてしまう。余計なことに巻き込まれたくない那央ではあったが、いつしか真琴のペースに乗せられてしまい、日を増すに連れ、日常ではありえない、いろいろな奇想天外な出来事に彼女は巻き込まれていくのでした。

その後、魔女である真琴のもとには様々な人物?が訪れるようになります。冬を送り、春を運んでくる”春の運び屋”。そして真琴の姉の”茜”。彼女は魔女界でもずば抜けて魔術を扱える魔女であり、自由奔放であるがゆえに、現在は高校をやめて世界を旅してまわっている(魔女は悪いことをしなければ基本的にはなにをしても自由であるらしい)。真琴が新天地で修行していることを想い出して、真琴のもとに突如、瞬間移動の魔術で現れる。そして時折、真琴に魔法を幾つか伝授するのだが、これが何かとプチハプニングを引き起こすことに。そしてこの姉の魔術の犠牲になったという茜の友人も登場。果たしてその犠牲とはどんなことなのでしょうか?ゆったりとした自然と時間と純粋な人々の日常に魔女たちが素敵な奇跡を巻き起こします。

ふらいんぐうぃっち1

この作品は、作品の舞台となる青森の地元出身である男性漫画家”石塚千尋(ちひろ)”さんによる漫画が2012年9月から別冊「少年マガジン」に連載中となっており、それが原作となっております。
2016年4月~6月に東北の青森放送・宮城テレビ放送・日本テレビ(関東広域圏)・BS日テレ他で放送(全12話)されましたが、全国放送としては露出が少ないため、非常に残念です。良い作品なだけにぜひ、TSUTAYAあたりで見つけて観てくださいね。
アニメーション制作は、「灼眼のシャナ」「とらドラ!」「とある科学の超電磁砲」「のだめカンタービレ」などのヒット作品を手がけたJ.C.STAFFです。

今回の主人公たちを演じる声優さんは、小幡真琴役/”篠田みなみ”さん、倉本千夏役/”鈴木絵理”さんとお二人ともフレッシュな顔ぶれですが、それぞれがそのキャラを個性的に見事に作り上げております。今後、大いに期待出来る注目の方々です。今のところ、鈴木絵理さんは夏アニメの「あまんちゅ!」でも主人公役をこなしていますが、全く違う声優さんに聴こえるくらい器用な方のようで、頭角を出しつつあります。こちらの作品はいずれ良い作品なのでアップする予定でおります。
また、二匹の使い魔の猫役に中堅どころの”茅野愛衣”さんと”佐倉綾音”さんが起用されています。作品全体が力を抜いていない証かと。チトとケニーという猫ちゃんたちにも注目です。

オープニングテーマ「シャンランランfeat.96猫/miwa」  
※ポップな曲を10代に絶大な人気を誇るシンガーソングライターmiwaさんが歌っております。

エンディングテーマ「日常の魔法/小幡真琴&倉本千夏」
※主人公たちのふたりの女の子の歌声にこれまた癒やされます!

天然な新米魔女のまわりはいつも楽しいハプニングに包まれます。それは、ゆったりと広がる大自然と魔女に理解のある人々との暮らしの中だからこそ、彼女の魔術が活かされ、素敵なひとときに変わって行きます。彼女一人の力では決してなくて、まわりの様々な条件が整った時にその魔法は開花されます。決して派手ではない魔術や行動ですが、それらによってまわりが幸せな気持ちになって行きます。

そんなことを考えると、私達のまわりにも素敵なことを引き起こす達人がいると思いますが、もしかすると実は秘密にしているだけで私達が知らない本物の魔女だったりするかもしれません。馬鹿げた考え方だとお思いでしょうが、常識にとらわれていると本当のことに気が付かないなんてことも。主人公の圭くんもそんなワンフレーズを作品の中で残しております(ちなみにこの圭君、料理が得意で女子力が高く、ある意味、一般人ですが魔法を持っていると思います)。まあ、そんなふうに柔軟に考えた方が何かと人生楽しいですよね。

日頃お疲れの方、魔法にかかりたい方はまずはこの作品を一度試してみてはいかがでしょうか。

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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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