坂道を一歩、一歩のぼる足跡がいつか輝くなら、遠回りも愛しい物語。「冴えない彼女の育てかた♭」

私が過去に記事にしたアニメ作品は基本、2度は載せないというルールがあります。もちろんそんなことは皆さんが知るはずもない、どうでも良いルールです。アニメ1期放送の後、続編で2期が放送になる作品は数知れずあります。2期が間違いなく予想されるような作品は、面白くとも2期放送後まで記事にするのを待ちます。しかし、中にはどうしても1期で記事にしてしまいたい「辛抱たまらん」、な例外作品があります。また、1期・2期放送後に一旦記事にした作品ですが、その後に劇場版が登場し、感動ひとしおな作品というものもありまして、再び紹介するということも稀にあります。過去101作品の中で、この私なりの”鉄の掟”を破った作品がふたつあります。ひとつは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」、ふたつめは「たまゆら」です。どちらも感動の泣きアニメ作品です。そうして、本日、それを新たに破る作品がございます。つまり2度目の紹介となります。

その作品とは「冴えない彼女の育てかた♭」です。読み方は”冴えないヒロインの育てかたフラット”です。

どうして2度目を書こうと思ったか、なのですが、1期の「冴えない彼女の育てかた」が登場し記事にした際は(全放送すらも待てずにお話が半ばで記事を書いてしまいました)、とにかく、登場する女の子がすべて”美しくカワイイ”ということに感動し、これだけレベルが高いキャラがたくさん登場するアニメ作品はぜひ、皆さんにお伝えしないといけないのではないか、という正義感にも似た使命感にかられたからであります。これまたどうでも良い、えらく自己中な使命感です(笑)メインヒロイン他全ての女子キャラが美しくカワイイ。メインヒロインは確かにタイトルのように、”感動が薄いリアクション”をとる冴えない娘なのですが、すでに冴え渡るくらい美しく、カワイイのです。そしてサブキャラ全てがこれまた美しくカワイイ。タイトルに偽り有りじゃないですか?制作会社さん、訴えてやる!とまでは言えませんが、そう思えるほど何度も言いますが、美しくカワイイのです。観てもらえれば皆さん納得するはずです、きっと。わたしの目が腐っていなければ、ですが。老眼にはなりつつありますが、まだ腐ってはいません。

そして今回、2期目の放送を全て観終わり、昔の小泉元首相じゃ無いですが「感動した!」なのです。ジャンルが”ラブコメディ”なのですが、そのようなジャンルのたどる結末であれば2度めの記事は無いものと思っていたのですが、そうではなかったのです。着地はそれぞれのキャラの未来が語られていたからです。ラブコメというよりは青春といった具合です。みんながどう輝くかが描かれているアニメはとっても素敵だと私は思います。輝いていない私でも、少しは輝けるかしら?と勇気つけられるのがアニメの良いところですね。

この作品は”九戸史明”さんによるライトノベルが原作で、挿絵のイラストは”深崎暮人”さんが描かれています。「富士見ファンタジア文庫」から既刊12巻まで出ているようです。2015年にアニメ化1月~3月に1期全13話がフジテレビ系列とBS11で放送されました。2017年4月~6月には2期全12話がフジテレビ系列で放送されております。アニメ制作会社は”A-1Pictures”です。アニメのキャラクターデザインは”高瀬智章”さんが担当されています。個人的にはアニメのキャラデザの方が私は好きです。

冴えない彼女の育て方♭ 1

主人公の”安芸倫也(あき ともや)”は、見た目も中身もオタク丸出しの都内私立高校2年生。アニメグッズを手に入れるために複数のバイトを掛け持ちしている。そんなある日、バイト終わりで自転車で帰宅途中の坂道で、倫也は桜の花びらが舞う中、風に飛ばされたベレー帽を拾った。振り返って見上げた先には、坂の上で風に吹かれた髪を押さえる白いワンピースの眩しいばかりの女の子が立っていた。「ある春の日、オレは運命と出会った。」思わず、倫也はそう思った。

彼女とのその出会いによって、オタクの倫也は彼女を主人公にしたゲーム(萌系感動ギャルゲー)を作ることを決意する。しかし、自分ではイラストもシナリオもかけない倫也はゲームを共同で作り上げる方向を考えはじめる。先ずは幼馴染の隠れオタクで美術部のエースにして新進同人誌の人気イラストレーターである、”澤村・スペンサー・英梨々”にイラストの作画をお願いする。昔は仲が良かったが、今はあることが原因でお互いに学校では話しかけない間柄になっていた。そして、あっけなく断られる。それでも倫也はもう一度話をするために、放課後に視聴覚室に来てほしいと英梨々に伝えた。次に、倫也は3年の学年トップの成績にして累計50万部発行のライトノベル”恋するメトロノーム”の作家である”霞ヶ丘詩羽(かすみがおか うたは)”にゲームのシナリオを頼むがこちらもあっさりと断られてしまう。倫也は彼女にもやはり、放課後、視聴覚室に来てほしいと頼むのであった。

放課後までに、倫也は必至にゲームついての概要を書き綴り、出来上がったものを持って視聴覚室に向かおうと教室を出ると、背後から一人の女子に呼び止められた。彼女いわく、担任の先生が呼んでいると。それどころじゃなく、今は忙しいんだと倫也が伝えると、彼女は「この前は坂道で帽子を拾ってくれてありがとう。」と倫也に伝え、立ち去ろうとした。倫也は先日のその眩しいまでの光景を2次元のヒロインとの出会いとして脳裏に焼き付けてはいたが、肝心の3次元としての彼女の顔を認識してはいなかったのだ。「あの時の・・・」彼女の名は”加藤恵”。実は1年のときも、そして2年になってのクラス替えでも倫也と同じクラスだったのだ。よく観ればそこそこにカワイイが印象が薄い彼女。メインヒロイン候補との再会であった。そんな事をよそに、視聴覚室では英梨々と詩羽が鉢合わせし、クリエイター同士でお互いを牽制する火花が飛び散っていた(ふたりとも半分は倫也に対する私的なLOVEな気持ちも手伝ってのこと)。倫也の同人ゲームづくりはうまく進み始めるのだろうか?

こんな具合で1期・1話がスタートしていきます。徐々にサークルとして形作られて、サークルメンバーも増えていきますが、いろんな紆余曲折が待ち受けているわけです。感動するゲームを作り上げるという同じ方向に向かって進んでゆくわけですが、それぞれのクリエイター同士のぶつかり合いや作品のクオリティや方向性の問題など。 そして、メインヒロイン候補の冴えない女子の恵は、最初はゲームづくりに無理やり参加させられたわけだが、参加するうちにゲームにも詳しくなっていき、自身も徐々に積極的にゲームづくりに加わっていくようになる。

2期では物語の修正や別ルートの追加などさらに負荷がかかってゲームづくりは佳境へと入っていきます。参加メンバーのそれぞれの納得がいく作品を彼らは作り上げることが出来るのでしょうか?ラブコメ的な要素はもちろんあって面白くお話は進んでいきます。2期の方は、ラブコメ要素よりはクリエイターとしての人間性やそのクリエイターの力を引き出すプロデューサーとしての才覚も語られ、非常にものづくりをする人間にとっては考えさせられる場面が多く登場します。日頃、リアルでそのような仕事に携わる方には参考になるアニメとなるでしょう。相手の才能・能力を引き出すためにはどうするのが最適なのか、相手に合った対応がとても大切だということを感じます。

冴えない彼女の育て方♭ 2

そう言ったことで、ラブコメでありながらラブコメだけじゃないこのお話は、1期の「冴えない彼女の育て方」からぜひ順序立って観てください。青春グラフィティの中にも、大人が観ても思うところが多々あるはずです。1話の前に0話「愛と青春のサービス回」(1期)、0話「恋と純情のサービス回」(2期)という、ちょっとムフフな回もありますので男性はお楽しみに、女性はアホやね、と軽く流して観てくださいね。大抵、こういう回は7話か8話目に”水着回と”か”花火回”とか中だるみをなくしたいあたりで登場することが多い場面展開ですが、このアニメはいきなり来ますので、はじめてご覧になった方はある意味、衝撃を受けるかもしれませんので心の準備をして御覧くださいませ。

その他にこの作品の特徴的なところは、各キャラを魅力的に魅せるために体の部分カットで魅せる手法が多いところにあります。また、キャラごとに目元に色の違うアイラインがのせられていたりと、それが場面場面でとても印象に残ります。他のアニメにはない表現方法かもしれません。高校生ながら方や作家やイラストレーターとしての顔持つサブキャラたちの、そういったキャラを大人っぽく引き立たせる工夫が観られる作品でもあります。 

そして、最後にはそれぞれの登場人物の夢がかなえられるのかどうかが焦点となりますが、それはどうぞ皆様の目で確かめてくださいね。最後に感動が待っていることだけはお伝えしておきます。他の二人に比べて際立った才能や特技もない恵が、メインヒロインを演じながら冴えな彼女からどう成長してゆくのかも楽しみなポイントです。おそらく原作からするといずれ3期もありそうな作品ですので、私はそれが心待ちです。ぜひ、今のうちに2期まで追いついてくださいね。

声優さんについてですが、この作品は先ず男性の倫也役の”松岡禎丞(よしつぐ)”さんですが、 「ソードアート・オンライン」の主人公”キリト”が一番有名かもしれません。その他、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の主人公”ベル・クラネル”や「ノーゲーム・ノーライフ」の主人公の”空(そら)”も演じており、割と戦うちょっとクールなカッコイイイ系キャラが多い方で、私は男性声優さんの中では好きな方ですね。

女性キャラはみんなお上手な方ばかりです。この作品はそれぞれの女子キャラが立っていますので(個性的ですので)各声優さんが役にしっかりと成りきってますので申し分ないです。メインキャラの恵役の”安野希世乃”さん、無感情でツッコミを入れる役どころがとても癖になります。英梨々役の”大西沙織”さん、個人的にツンデレキャラ大好きです。詩羽役の”茅野愛衣”さん、知的でクールでさり気なく下品なこという役どころはさすが場数を踏んでいる声優さんの幅を感じます。茅野さんは「ノーゲーム・ノーライフ」では空/松岡さんの妹役の”白(しろ)”で共演されています。あと、前回の記事で書かなかったのですが、茅野さんの一番の代表作は「あの花~」のメインヒロイン・めんまです。めんまには泣かされます。

最後にオープニングテーマ・エンディングテーマですが、1期・2期共に映像も音楽も見応え聴き応えがあります。出て来る女子キャラはまさにピンナップ・ガールとして輝いていますし、その両方を”春奈るな”さんが可愛らしく歌っております。どちらも素敵な曲で作品の世界を盛り上げるにぴったりな印象を受けます。ぜひこちらもお楽しみください。

ですが、今回は2期の方のこの1曲をアップします。

オープニングテーマ「ステラブリーズ/春奈るな」

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No title

取り上げたものは2度は載せないというルールがあったんですね~。
逆にいえば2度載せられたものは、
本当に面白く感じた作品という事ですね(´∀`)

それにしても、『冴えない彼女の育て方♭』は、
恋愛要素を主軸にしつつも、
クリエーター面に対しても描いていたのでなかなか楽しめました。
恋愛もののアニメだと1期目は単に恋愛要素を前面に立てて作ってもいいですが、
2期目となると別に要素を付け加えないと、
単に1期の焼き回しになるので上手い感じにクリエーターの話を混ぜていて、
個人的には2期の方がより面白く感じましたね。

3期があるかは楽しみながら待つしても、
英梨々と詩羽がサークルから離脱したので、
そこからどうサークルが進んでいくのか、
そこも楽しみにしつつ3期を待ちたいですね^^

Re: お帰りなさいませ、ツバサ様。

お帰りなさいませ、ツバサ様。

> 取り上げたものは2度は載せないというルールがあったんですね~。
> 逆にいえば2度載せられたものは、
> 本当に面白く感じた作品という事ですね(´∀`)

まあ、後づけのルールでもありますが、ブログを始めた当初はそこまでは
明確に線引をしていませんでしたので、全話観なくても面白ければ記事に
していました。冴えカノが面白すぎて思わず書いてしまいました。でも、
途中までの視聴だとおすすめポイントが多くだせなくて苦労しますね。
ツバサ様に言われるように、冴えカノは本当に面白く、また、過去の記事が
不完全だったことも半分は2度目の記事の理由になりますね。

> それにしても、『冴えない彼女の育て方♭』は、
> 恋愛要素を主軸にしつつも、
> クリエーター面に対しても描いていたのでなかなか楽しめました。
> 恋愛もののアニメだと1期目は単に恋愛要素を前面に立てて作ってもいいですが、
> 2期目となると別に要素を付け加えないと、
> 単に1期の焼き回しになるので上手い感じにクリエーターの話を混ぜていて、
> 個人的には2期の方がより面白く感じましたね。

ツバサ様に同意見ですね。2期目でクリエイターについての厚みのある話が
加わって、恋愛ものアニメにとどまらなかったところが変化があって良かったですね。
上積みされた分、2期がより面白く感じたのかもしれませんよね。
私も2期がより面白く感じられましたよ。

> 3期があるかは楽しみながら待つしても、
> 英梨々と詩羽がサークルから離脱したので、
> そこからどうサークルが進んでいくのか、
> そこも楽しみにしつつ3期を待ちたいですね^^

まさかの英梨々・詩羽先輩抜けは非常に観る側にも
痛手ですよね。でも、それ以外の要素で楽しく
魅せてくれる予感も感じます。
3期は絶対あるでしょう!楽しみですね(^_^)

では、ツバサ様、リアルな世界へ行ってらっしゃいませm(_ _)m

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Re: No title

いつもお越しいただきありがとございます。

本当に暑さが厳しくなってまいりましたね。
お互いに健康管理には気をつけましょう。

ブログもがんばりましょうね。
コメントありがとうございますm(_ _)m

過去からのコメント届いたコレ!

 わんばんこ!
2年前に書いたコメント…今と変わらないような…変わったよな…
不思議な気持ちでいたんです。
たま~に2年前の自分コメントを読んでみたりしてみたり、
逆にtakapon46さんは2年前のコメントにどんな切り返しを見せるのか!
とか(笑)それで先日打ち明けたんです。
なるほど「ブラック・ブレット」はアンサー記事だったんですねピックリだ、
そいつはまったく「天誅!天誅!」です(天誅ガールズのスピンオフが「来る」と思っていましたが寝言だったようです)。
「ブラック・ブレット」は原作が2014年(7巻)発行後途切れているようです、アニメは原作4巻までにあたるようなので続きは難しいですね。
「機巧少女は傷つかない」も2015年(15巻)発行後に同じ状況・・・
あ!これ長くなるパターンですので続きは長~い夜にでも。
2期が「ある・ない」を少し調査したことがあるんです!つい最近でつが。

Re: いらっしゃいませ!yutethu 様

ようこそお越しいただきました、yutethu 様。

2回目以降のご来店者は旦那様もしくはお坊ちゃま設定です。

yutethu 様、機巧少女とブラック・ブレッドはダメでございますか。

TAKAジイは悲しゅうございます。
2期を信じて記事を書いたのに残念でなりません_| ̄|○
ダメですか~ とっても面白いのに・・・

この続き、詳しくはWEBで!

本当にコメントごめんなさいでございますm(_ _)m
コメントを貰い慣れていない時期で、システムを理解してませんでしたね。
あまりの失態に”世界線を越えてきました!”とかの気の利いた
コメントをする余裕もなかったです。

TAKAジイはyutethu 様のブログからネタを頂いたりしておりますので、
あっ、執事の分際ですみません、旦那様^^;

これからもTAKAYAとTAKAジイをよろしくお願いいたします。

それではyutethu 様、リアルな世界へいってらっしゃいませ!
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