Blue heavenーかけがいのない地球に生かされた、我々人類がなすべきこととは・・・「ALDNOAH. ZERO(アルドノア・ゼロ)」
「マスタング1-1、応答せよ。マスタング2-2、応答せよ。だめだ、敵のジャミングで通信が妨害されている、あっ、うちの小隊長から通信が入ったもよう。そう、うちの通信はホテルと同じあのチ~ン!というベルなのである。電波障害もなんのその、ミッションが入った。”ヨークベニマルで本日、格安でコメ20KGを奪還GETせよ!本作戦名は”ササニシキで錦をかざれ!”とのこと。我が家の小隊長の命令は絶対!TAKAPON4-6起動、オールレディ、発信!」ということでしばし、リアルな世界へ戦いに行ってきます。
あれから20年、あれから2時間、無事ミッション達成で帰還、本題です。
ここ最近、ロボットアニメについて書いてないことにふと気が付きました。肉ばかり食べると魚も食べたくなるようにアニメも同じです。何事も生活においてバランスをとるということが肝要です。
「ロボットアニメを見ています」なんて堂々と大人の男性が口にすれば、女性の方は「いい大人が子供じみてるわね」と大抵の方が言うかもしれません。しかし、そこは男のロマンの領域ということで、寛大な目で見てやってください。正義という名のもとに現実では成し得ないことを主人公がカッコ良くやってのけるのがヒーローものであり、ロボットものであります。いつもそんなものを小脇に抱えるようにして、現実で強く真っ直ぐでありたいと常に願う男心をちょっと理解してもらえたら幸いです。
ロボットものは当然、自分の力以上にその何千倍も、何万倍もの能力を引き出す道具であり、それを扱う人間の技量が試されるところです。なのでその能力に長けた主人公には尊敬の念を持って男性は見届けるのであります。あっ、やっぱりただの痛いだけのおじさんでしょうか?そんなふうに思った女子の皆さん、騙されたと思ってこのアニメを見てください。大人女子も気に入ってもらえるロボットアニメかも知れませんよ。主人公がとってもクレバーで、沈着冷静ながら内に秘めた闘志を燃やすクールビューティGUYなのです。リアルで言ったら羽生結弦君タイプでしょうか。
そのアニメは「ALDNOAH. ZERO(アルドノア・ゼロ)」です。
1972年、人類の月面におけるアポロ計画の最中、月と火星をつなぐ「ハイパーゲート」なる古代文明の遺産が見つかり、人類は”レイガリア”博士率いる調査団を、その瞬間移動が可能なハイパーゲートを使って火星に送り込んだ。やがて調査団は、火星の3万年前の古代文明テクノロジー「アルドノア」を発見する。その後、火星側は「アルドノア」の使用独占を主張し、かたや地球側は火星との共有化を主張。お互いの見解の相違によって、火星と地球は「アルドノア」をめぐって対立が生じるようになった。

1985年、レイガリア博士は自らを皇帝とし、火星に「ヴァース帝国」を築き、火星を統制。1999年、レイガリア皇帝の息子”ギルゼリア”は資源が豊富な地球を配下に治めようと、地球に宣戦布告をする。しかし、惑星間戦争の中、突如起こったハイパーゲートの暴走によって月が崩壊し大惨事となり、それに巻き込まれたギルゼリアは戦死してしまう。月のカケラが落下した地球はその被害によって人口が半減する事態となった。翌2000年、火星と地球は休戦協定を結ぶ。月日は流れて2014年。火星は地球と和平交渉を進める一環として、親善大使を地球に派遣することにした。それを担うこととなったのが当物語のヒロイン、火星の皇女”アセイラム・ヴァース・アリューシア”であった。
主人公である高校生の”界塚伊奈帆”(かいづかいなほ)はアセイラム皇女のパレードが行われるとあって、その手伝いに借り出されていた。彼女の歓迎パレードが行われている最中、何者かがアセイラム姫を襲撃、彼女は生死不明となる。火星側はこれを火星に対する地球側の宣戦布告と認識し、これが引き金となってヴァース帝国は火星の軍人”火星騎士を地球に集結させ、世界各地を一斉総攻撃し始める。
再び惑星間戦争となるが、実はアセイラム姫は生きていた。パレード当日、体調不良のために影武者を立てていたことが功を奏し、難を逃れていたのだ。彼女は侍女”エデルリッゾ”とともに地球人の服装に扮して安住の場所を探していた。伊奈帆は避難先へ向かう途中、偶然にもアセイラム姫とは知らずに彼女たちと遭遇。3人は一緒に避難先を目指すこととなる。途中、クラスメートの乗る軍用車にピックアップしてもらうが、それもつかの間、火星騎士の操縦する”カタフラクト”(人型起動兵器)に攻撃されてしまう。救助に来た伊奈帆の姉で軍人の”界塚ユキ”が操縦するカタフラクトが応戦するが、全く歯がたたない。その戦いの最中、ユキを救うために伊奈帆のクラスメートが命を落とした。
伊奈帆は逃げることを止め、戦う事を決意する。彼が乗り込むのは学校にある練習用のカタフラクトKG-6。かたや、火星のカタフラクトは地球にはない”アルドノア”のテクノロジーによって起動し、受けた弾丸をも吸収してしまう表面バリア構造のスーパーロボットである。無謀だと思われる戦いに伊奈帆は残されたみんなを守るために挑もうとしていた、しかし、彼は沈着冷静であった。学年一の秀才がその頭脳を持ってして地球外のテクノロジーに対抗するというのである。彼に勝機はあるのだろうか?一方、アセイラム姫はどうにか自分の生存をヴァース帝国に伝え、無駄な戦争を早く終わらせることを願っていた。火星側の通信衛生の破壊とジャミングによって通信手段が途絶えた今、その思いは火星に届くのだろうか?

この作品は、A1-PicturesとTROYCAの共同制作のオリジナルアニメであり、2014年7月~9月に第1クール12話、2015年1月~3月に第2クール12話の、計24話がBS11他で放送されました。ジャンルはロボット&ファンタジー。
ストーリー原案は、「魔法少女まどか☆マギカ」のシナリオ担当の”虚淵玄”(うろぶちげん)さんが手がけております。
文明・資源の豊かさを求めるあまりに、我が先とばかりに人類の身勝手さが戦争という最悪のシナリオを選択してしまう愚かさ、それと同時に人間の優しい部分も描かれていてとってもヒューマンな内容です。この地球は特定の個人の所有物ではなく、そこに住まう人類が共有すべき奇跡の産物であることが教訓となっているように感じる作品でした。この作品を通して、今生きているこの世界がいかに素晴らしくかけがいのないものであるかに気づかされるはずです。リアルな世界でみんながそう思えたら戦争なんてなくなるのにと。それと平行して、地球のロボットがテクノロジーの差が歴然である火星のスーパーロボットにどう立ち向かっていくかが見どころです。戦闘シーンのBGMの演出も緊迫感があって絶妙です。それとアセイラム姫を慕って救出しに地球にやってくる”スレイン・トロイヤード”との伊奈帆の対決とアセイラム姫をめぐって2人の心模様がドラマティックであります。
そして今回の作品も、私の好きな声優さんが二人登場しております。ヒロインのアセイラム姫を演じる”雨宮天”(そら)さんですが、 「一週間フレンズ。」の主人公のピュアな女の子”藤宮香織”役で大好きになりました。もう一人は本作品の中の”網文韻子”(あみふみいんこ)役の”小松未可子”さんです。彼女は「凪のあすから」の主人公”先島光”の義理の妹”汐留美海”(しおどめみう)役がいじらしい乙女心全開でおじさんのハートを打ち抜きました。育ちの良さそうなアセイラム姫と主人公大好き少女韻子の役どころを彼女たちがしっかり演じております。そのあたりもお楽しみポイントです。
それと今回は伊奈帆のお姉さん”界塚ユキ”が”大原さやか”さんですが、こんなお姉さんも最高です。「○○君、ダメだぞ!コラ♡」って言われたいですね。先生役やお母さん役が多い大原さんですが、この役どころはドストライクです。
ではみなさん、本作品を楽しみながら、今いるBlue Heavenのすばらしい奇跡を再認識してみてください。
第1クールオープニングテーマ「heavenly blue/kalafina」 ※この曲は聴くたびに胸が熱くなります。
第2クールエンディングテーマ「GENESIS/藍井エイル」
見る参考になったよ、という方はぽっちいただけるとうれしいです。

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ここ最近、ロボットアニメについて書いてないことにふと気が付きました。肉ばかり食べると魚も食べたくなるようにアニメも同じです。何事も生活においてバランスをとるということが肝要です。
「ロボットアニメを見ています」なんて堂々と大人の男性が口にすれば、女性の方は「いい大人が子供じみてるわね」と大抵の方が言うかもしれません。しかし、そこは男のロマンの領域ということで、寛大な目で見てやってください。正義という名のもとに現実では成し得ないことを主人公がカッコ良くやってのけるのがヒーローものであり、ロボットものであります。いつもそんなものを小脇に抱えるようにして、現実で強く真っ直ぐでありたいと常に願う男心をちょっと理解してもらえたら幸いです。
ロボットものは当然、自分の力以上にその何千倍も、何万倍もの能力を引き出す道具であり、それを扱う人間の技量が試されるところです。なのでその能力に長けた主人公には尊敬の念を持って男性は見届けるのであります。あっ、やっぱりただの痛いだけのおじさんでしょうか?そんなふうに思った女子の皆さん、騙されたと思ってこのアニメを見てください。大人女子も気に入ってもらえるロボットアニメかも知れませんよ。主人公がとってもクレバーで、沈着冷静ながら内に秘めた闘志を燃やすクールビューティGUYなのです。リアルで言ったら羽生結弦君タイプでしょうか。
そのアニメは「ALDNOAH. ZERO(アルドノア・ゼロ)」です。
1972年、人類の月面におけるアポロ計画の最中、月と火星をつなぐ「ハイパーゲート」なる古代文明の遺産が見つかり、人類は”レイガリア”博士率いる調査団を、その瞬間移動が可能なハイパーゲートを使って火星に送り込んだ。やがて調査団は、火星の3万年前の古代文明テクノロジー「アルドノア」を発見する。その後、火星側は「アルドノア」の使用独占を主張し、かたや地球側は火星との共有化を主張。お互いの見解の相違によって、火星と地球は「アルドノア」をめぐって対立が生じるようになった。

1985年、レイガリア博士は自らを皇帝とし、火星に「ヴァース帝国」を築き、火星を統制。1999年、レイガリア皇帝の息子”ギルゼリア”は資源が豊富な地球を配下に治めようと、地球に宣戦布告をする。しかし、惑星間戦争の中、突如起こったハイパーゲートの暴走によって月が崩壊し大惨事となり、それに巻き込まれたギルゼリアは戦死してしまう。月のカケラが落下した地球はその被害によって人口が半減する事態となった。翌2000年、火星と地球は休戦協定を結ぶ。月日は流れて2014年。火星は地球と和平交渉を進める一環として、親善大使を地球に派遣することにした。それを担うこととなったのが当物語のヒロイン、火星の皇女”アセイラム・ヴァース・アリューシア”であった。
主人公である高校生の”界塚伊奈帆”(かいづかいなほ)はアセイラム皇女のパレードが行われるとあって、その手伝いに借り出されていた。彼女の歓迎パレードが行われている最中、何者かがアセイラム姫を襲撃、彼女は生死不明となる。火星側はこれを火星に対する地球側の宣戦布告と認識し、これが引き金となってヴァース帝国は火星の軍人”火星騎士を地球に集結させ、世界各地を一斉総攻撃し始める。
再び惑星間戦争となるが、実はアセイラム姫は生きていた。パレード当日、体調不良のために影武者を立てていたことが功を奏し、難を逃れていたのだ。彼女は侍女”エデルリッゾ”とともに地球人の服装に扮して安住の場所を探していた。伊奈帆は避難先へ向かう途中、偶然にもアセイラム姫とは知らずに彼女たちと遭遇。3人は一緒に避難先を目指すこととなる。途中、クラスメートの乗る軍用車にピックアップしてもらうが、それもつかの間、火星騎士の操縦する”カタフラクト”(人型起動兵器)に攻撃されてしまう。救助に来た伊奈帆の姉で軍人の”界塚ユキ”が操縦するカタフラクトが応戦するが、全く歯がたたない。その戦いの最中、ユキを救うために伊奈帆のクラスメートが命を落とした。
伊奈帆は逃げることを止め、戦う事を決意する。彼が乗り込むのは学校にある練習用のカタフラクトKG-6。かたや、火星のカタフラクトは地球にはない”アルドノア”のテクノロジーによって起動し、受けた弾丸をも吸収してしまう表面バリア構造のスーパーロボットである。無謀だと思われる戦いに伊奈帆は残されたみんなを守るために挑もうとしていた、しかし、彼は沈着冷静であった。学年一の秀才がその頭脳を持ってして地球外のテクノロジーに対抗するというのである。彼に勝機はあるのだろうか?一方、アセイラム姫はどうにか自分の生存をヴァース帝国に伝え、無駄な戦争を早く終わらせることを願っていた。火星側の通信衛生の破壊とジャミングによって通信手段が途絶えた今、その思いは火星に届くのだろうか?

この作品は、A1-PicturesとTROYCAの共同制作のオリジナルアニメであり、2014年7月~9月に第1クール12話、2015年1月~3月に第2クール12話の、計24話がBS11他で放送されました。ジャンルはロボット&ファンタジー。
ストーリー原案は、「魔法少女まどか☆マギカ」のシナリオ担当の”虚淵玄”(うろぶちげん)さんが手がけております。
文明・資源の豊かさを求めるあまりに、我が先とばかりに人類の身勝手さが戦争という最悪のシナリオを選択してしまう愚かさ、それと同時に人間の優しい部分も描かれていてとってもヒューマンな内容です。この地球は特定の個人の所有物ではなく、そこに住まう人類が共有すべき奇跡の産物であることが教訓となっているように感じる作品でした。この作品を通して、今生きているこの世界がいかに素晴らしくかけがいのないものであるかに気づかされるはずです。リアルな世界でみんながそう思えたら戦争なんてなくなるのにと。それと平行して、地球のロボットがテクノロジーの差が歴然である火星のスーパーロボットにどう立ち向かっていくかが見どころです。戦闘シーンのBGMの演出も緊迫感があって絶妙です。それとアセイラム姫を慕って救出しに地球にやってくる”スレイン・トロイヤード”との伊奈帆の対決とアセイラム姫をめぐって2人の心模様がドラマティックであります。
そして今回の作品も、私の好きな声優さんが二人登場しております。ヒロインのアセイラム姫を演じる”雨宮天”(そら)さんですが、 「一週間フレンズ。」の主人公のピュアな女の子”藤宮香織”役で大好きになりました。もう一人は本作品の中の”網文韻子”(あみふみいんこ)役の”小松未可子”さんです。彼女は「凪のあすから」の主人公”先島光”の義理の妹”汐留美海”(しおどめみう)役がいじらしい乙女心全開でおじさんのハートを打ち抜きました。育ちの良さそうなアセイラム姫と主人公大好き少女韻子の役どころを彼女たちがしっかり演じております。そのあたりもお楽しみポイントです。
それと今回は伊奈帆のお姉さん”界塚ユキ”が”大原さやか”さんですが、こんなお姉さんも最高です。「○○君、ダメだぞ!コラ♡」って言われたいですね。先生役やお母さん役が多い大原さんですが、この役どころはドストライクです。
ではみなさん、本作品を楽しみながら、今いるBlue Heavenのすばらしい奇跡を再認識してみてください。
第1クールオープニングテーマ「heavenly blue/kalafina」 ※この曲は聴くたびに胸が熱くなります。
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