大好きな人にはきっと会える、世界はそういうふうにできている。「R.O.D-THE TV-」

最近、我が”R-40overアニメおすすめ専門店”「TAKAYA」に、とんでもなく面白いアニメ情報が入ってきた。
D.I.T通信社の突き出し記事に取り上げられた情報をもとに、我が社のスタッフ総勢が総力を集め・・・と言いたいところだが、現在スタッフは私一人のため、店主自ら調査したわけだが、遺跡を掘り当てたような感動に心躍る(掘り当てたことはありませんがおそらくそのようなときの感動に近いのではないかと!?)、そんなアニメに出くわしたのであった。 

そのアニメとは、「R.O.D-READ OR DIE」、直訳すると読むか死ぬか、読まずに死ねるか、読まなければ死ぬ、なんて称される作品です。ジャンルはSF・アクション
”本の街”神保町に出没し、生活費を使い果たすぐらいに本を買い漁っては読みふける、無類のビブリオマニア(蔵書狂)”読子・リードマン”。彼女は普段は非常勤講師の仕事をしているが、実は彼女にはもう一つの顔があった。彼女は大英図書館に特殊工作員として所属し、紙を自由自在に操る”紙使い”と呼ばれる凄腕のエージェントである。手持ちの紙をいかようなものにも変化させ、場合によっては大きい紙飛行機を創って空を飛ぶことだってできる特殊能力の持ち主である。彼女の任務は大英図書館の本と英知を守ることである。

ある時、世界各地で”偉人”と名乗る異能者の集団が図書館・博物館を襲撃し、各施設の稀覯本を奪うという事件が多発した。これを重く受け止めた大英図書館は、その集団の行動を阻止し、稀覯本奪回のために、コードネーム「ザ・ペーパー」こと読子・リードマンと、あらゆるものをすり抜ける特殊能力を持つ「ミス・ディープ」こと”ナンシー・幕張”をコンビとして招集、サポート役として傭兵の”ドレイク・アンダーソン”をつけ、ことにあたるのであった。果たしてその一団の狙いとはいかに?ザ・ペーパーたちはその脅威から世界を守り、無事に稀覯本を奪回することが出来るのであろうか?

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アニメ脚本家・小説家”倉田英之(くらたひでゆき)”さんのライトノベルが原作で、2001年~2002年にかけてOVA版として3巻が発売されたようです。そのあと、その続編として「R.O.D-THE TV-」が作られ、2003年10月~2004年3月で全26話がフジテレビの深夜枠で放送された模様。今から15年も前に世に登場したアニメですが、完全に大人向けに作られた娯楽アニメであり、作者及び制作スタッフ陣の遊び心がいっぱい詰まった大スペクタクル作品であり、この良作をどれだけの大人が知っているのだろうか?という思いに駆られました。見てなければ実にもったいないと! 「フルメタル・パニック」というアニメもそうですが、次世代に残したい「アニメ遺産」だと私は思います。

方や、「R.O.D-THE TV-」の内容はと言うと、「R.O.D-READ OR DIE」 のお話から5年後が舞台となっての続編です。
やはり、セオリー通りに「R.O.D-READ OR DIE」の3話を先に見てから、「R.O.D-THE TV-」の26話を見た方が良いと思います。先の3話が後の26話のベースになるので、最初にその3話を見ていると内容の厚みが増すからです。ぜひOVA版からどうぞ!

作家”菫川(すみれがわ)ねねね”は、23歳の小説家。13歳でデビューをはたした天才小説家であったが、大切な人であり、ねねねの作品を読んでくれる一番の読者であった読子・リードマンが失踪し、それ以降の4年間、ねねねは小説を書くことができなくなっていた。日本では忘れ去られた彼女の作品が、香港で映画化されることになった。彼女は現地で開かれるサイン会に出るために香港へと向かう。彼女には熱烈なファンが付いている反面、過激なアンチファンも多く、危険にさらされることが予想されるため、彼女の編集担当者”リー・リンホー”は、現地で3人の護衛を雇うことにした。

その3人とは、読子とはまた違った紙技を使う”紙使い”の3人で”三姉妹探偵社”と名乗る者たちであった。末っ子の”アニタ・キング”は本が嫌いだが紙を自在に操ることが出来、紙を刃物のように扱い、近距離戦闘が得意な13歳。次女”マギー・ムイ”は活字中毒なビブリオマニアで紙で傀儡(くぐつ)と呼ばれる動物や亜人を作り出し操ることが出来る。長女の”ミシェール・チャンはマギーと同じくビブリオマニアであり、本の買い過ぎでいつも家計を圧迫している張本人。戦闘の際は紙を弓矢のように扱い遠距離戦が得意である。長女として2人をうまくまとめ上げ、チームワークで依頼の任務をこなす美人なお姉さん。
3人は、ねねねの護衛に就きサイン会を見守るが、案の定、事件は起きる。だが3人は無事にねねねを守り、任務は遂行された。

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やがて、ねねねは日本に帰国。3人の任務はそれで終わりに見えたが、編集担当者のリー・リンホーの計らいで3人は日本に呼ばれ、引き続き護衛をすることとなる。小説を書けないねねねに対し、3人の存在が刺激となって、小説をまた書き始めきっかけになればという彼の算段もあっての事だった。いろんな事情もあって3人はねねねの家で共同生活をすることになる。読子がいなくなり一人ぼっちでいたねねねに対して3人がいい刺激となって、それによってねねねの執筆が復活し、やがて新しい小説が誕生しようというところまで来た。

そんな折、3人は、ねねねの安全な状況もあって護衛の契約解除をリー・リンホーから言い渡され、香港に帰国。しかしその後、ねねねがある謎の組織にさらわれてしまう。3人は多額の金を積まれ、ねねねの件には立ち入らないように忠告を受ける。一生本を買うのにも、生活するにも十分なお金を手にした彼女達。果たして彼女たちの選択はいかに?
そして、謎の組織がねねねをさらった理由とは?ねねねはいずれ、失踪した読子にふたたび会うことは出来るのでしょうか?

お話はめまぐるしく展開していきます。小説ならではですね。回を追うごとに様々なことが明らかになって行きます。

この作品は26話もあるので、各登場人物の生き方や行動における人間模様がたくさん描かれております。切れない絆、紡ぎたい絆など、人にとってそのつながりがあってはじめて人は生きて行けることなど、それぞれのヒューマンドラマが登場し、感慨深い作品でもあります。紙使いのアクションシーンの楽しさはもちろんですが、そうしたドラマが作品全体を非常に熱くしております。思わず引き込まれてしまう、そんな魅力ある作品です。

そして、お決まりのフレーズがこの作品にも登場しますが、そういうフレーズがある作品というのはなんともいいものですね。
「大好きな人にはきっと会える、世界はそういうふうにできている」という、この言葉。
自分たちの人生の中でもそうあってほしい言葉ですよね。
夢と希望の膨らむアニメはやはり最高です!
だいぶ前の作品ではありますが、時代を越えた良い作品かと思いますのでぜひ、視聴してみてください。

26話の作品の方の主人公”アニタ・キングは声優の”斎藤千和”さんが演じてますが、物語シリーズの戦場ヶ原ひたぎ役とはひと味違った彼女の魅力を感じることが出来ると思いますので、そのあたりも見どころです。
ちなみに、読子・リードマンは女優の”三浦理恵子”さんなのでびっくりでした(゚∀゚)

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運命とは一人じゃ変えられないもの?だけど二人だったら・・・「境界の彼方」

自分で言うのも何ですが、私は割りとロマンチストな方です。過去の記事を見てもらえればわかりますが、ファンタジー&ラブストーリー要素の作品を結構取り上げてきました。私は、リアルな世界で口ベタも手伝ってか、最愛な方々にうまくそれを表現できない事が多く、現実はかなりしょっぱい日常を過ごしております。残念ながら・・・、あっ、私はやっぱり残念系キャラ?だったのね。
それ故に、アニメの世界では思う存分、素敵なストーリーを楽しんでおります。

ファンタジー作品というのは基本、ハッピーエンドです。ラブストーリーについてもハッピーエンドが望ましいと私も思いますが、中にはそうでないものもそれなりにありますよね。それはそれで、思い通りにならないという人生のスパイスとして必要でしょうし、別な意味で心に刻まれるお話になるかと思いますので、たまにはそういう作品も悪くはありません。
そしてそれらが面白いのは、いずれにしてもそれがどっちに転ぶか、ハッピーエンドなのか否か、最後まで見て見ないとわからない、という展開がやはり面白いものです。

本日の作品もそのように、最後までどちらかわからないドキドキのお話です。
その作品とは「境界の彼方」です。
まず第一にこの作品、タイトルからしてとても意味深で、スケールの大きさを感じませんか?
意味がよくわからないタイトルって、結構考えられた上でつけられたんじゃないかと思いますので、そういう作品は絶対に面白いはず、と私は踏んで、割りとタイトルからは内容が読めないような作品にチャレンジしたりします。それが私の作品選びの一方法です。

ジャンルからすると”ダークファンタジー”なので、決して正統派のラブストーリーではありません。最初から割りとショッキングな展開から入りますので多少グロいところは有りますが、それを差し引きしても見るに値するエンターティメント作品です。
会話の楽しい掛け合いあり、妹大好きのシスコン兄貴登場あり、メガネフェチの主人公、そしてお決まりのフレーズを語る主人公のお約束あり、とダークとは言いつつも、実にオモシロ要素が各所に地雷のごとく設置されていますので、ダークというほど緊迫した展開ばかりではなく、メリハリがあって大いに楽しめます。

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主人公”神原秋人(かんばらあきひと)”は文芸部の副部長で高校2年生。メガネフェチでツッコミ上手な少年なのだが、実は不死身な存在である。なぜなら、彼は人間に害を及ぼすとされる「妖夢」と「人間」の間に生まれた”半妖”と呼ばれる稀な存在であり、普通の人間より傷を負った後の再生能力に長けているため、痛みは伴うが死には至らない体を持っている。しかし、ある程度のダメージを受けると妖夢の特性が人間性を上回り、自我をコントロール出来ない場合、破壊と殺戮に暴走してしまう危険をはらんでいる。

街には妖夢を討伐する”異界士”と呼ばれる特殊能力を持つ人間がいて、それらを生業として”異界士協会”の管理下で街を監視し、それらの人間たちで街の治安が保たれていた。
彼はある時、学校の屋上で今にも屋上から飛び降りそうなメガネ女子を目の当たりし、彼女を説得しようととっさに声をかけるのであった。「僕はメガネ女子が大好きです!」と。しかし、彼女はいきなり「不愉快です!」と発したかと思いきや秋人に持っていた剣で襲いかかってきた。
不意打ちを食らって体を刺されてしまうが、そこは半妖なので、痛みはものすごいものの死には至らない。
彼女は何故に剣を持ち、何故に秋人を刺してきたのか?そしてそれは秋人の存在を知ってのことなのか?

彼女の名は”栗山未来(くりやまみらい)”、メガネが似合う高校一年生。彼女は自らの血液を剣に変えることが出来る異能を持った異界士であった。彼女はその日の出来事以来、毎日彼を付け回しては好きを狙って攻撃を加えるという行動に出た。
だけど、いくら襲っても秋人は不死身のまま。彼女は半ば、秋人を襲うことを諦めはじめた。秋人は彼女に興味を示し、彼女が一人暮らしで大変なことを知り、妖夢退治でお金が稼げることを未来にアドバイスする。そして彼女を文芸部に勧誘しようとする。なぜなら、文芸部には異界士の”名瀬美月(なせみつき)”がおり、同じ異界士なら仲良く出来ると思ったからであった。

しかし、彼女は文芸部には入ろうとはせず、自分にあまりかかわらないで欲しいと秋人に告げる。だが、秋人は未来の面倒を見ようとし、妖夢退治で一緒に行動をするようになる。そんな秋人に対して美月は、「未来にあまりかかわらないほうが良い」と忠告するのである。何故美月はそうアドバイスするのか?徐々に彼女の過去が明らかになってゆく。そして二人は妖夢討伐の中で今までにない強敵に出くわすのであった。その妖夢とは、未来の過去に暗い影を落とす、ある事件にもつながっていた。ふたりのそれぞれの思いが交錯していく。その先に待っているのは過酷な試練?もう後戻りは出来ない。課せられた運命をふたりは乗り越えて行けるのだろうか?

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この作品はライトノベル作家の”鳥居なごむ”さんの小説が原作であり、KAエスマ文庫より2012年6月から今までで3巻まで出ているようですが、それが元でアニメ化され、2013年10月~12月にBS11他で12話が放送されました。制作会社は京都アニメーションです。

ファンタジー作品でありながら、しっかりと人間の生き方についての深いテーマも掲げながら物語は進行していきます。
あらためて人は一人じゃ生きられない生き物であること、だからこそ誰かをお互いに守ることが出来てこそ人間たる役割を果たし得ること、相手のために生きる、自分ために生きる、そのどちらもが同じくらい大切なことなど、多くの事を思い起こさせてくれます。
そして運命だって一人じゃなかなか変えられないけど、二人ならば変えられるかも?なんてこともお話の中にあるとかないとか。

そういえばこれもまた劇場版まである作品です。2015年3月に劇場版 境界の彼方-I'LL BE HERE-”過去篇”、4月に”未来篇”が公開されております。
過去篇は12話のダイジェスト的な話から最後に新たなお話に続きます。そして更にその続きが未来篇となっております。本編12話まで見ればまずは一区切りですが、それで楽しいと思えた人は劇場版まで進むと良いでしょう。

自称、ロマンチストな人、妹属性が好きな人、メガネフェチな人は必見の作品かと思いますので該当の方はぜひぜひ御覧くださいませ。あと、主人公の未来役”種田梨沙”さんは作品によって声が七変化する方ですので皆さん、抑えておいてくださいね。

オープニングテーマ「境界の彼方/茅原実里」
挿入歌「約束の絆/妖夢討伐隊(栗山未来、名瀬美月、新堂愛)」 この曲、結構ノリノリでいい曲です!

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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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