自己責任・自分スタイルで生きるのが今の時代のスタンダード?「おそ松さん」

昨年は、R40ーOVERの世代に一世を風靡したギャグ漫画「天才バカボン」の偉大なる生みの親”赤塚不二夫”先生の生誕80周年という節目の年であったそうです。

そのタイミングで、私が生まれた1967年に毎日放送で全56話(1966年2月~1967年3月)が放送された「おそ松くん」の第3作目が作られました。題名は「おそ松くん」から「おそ松さん」に代わって、六つ子のおそ松くんたちが20歳以上の大人になった設定での日常アニメに仕立てられています。

第1作目「おそ松くん」は私が生まれた年の作品なので、私はリアルタイムでは視ていません。それから27年が過ぎた第2作目も、私が20歳~21歳の頃(1988年2月~1989年12月・全86話・フジテレビ放送)なのでスルーしておりました。
ですので、「おそ松くん」に関しては全く触れてこなかったので、”イヤミ”のギャグ「シェー」以外、正直おそ松くんを知らずに「おそ松さん」を視ることになった、全く持っておそ松な話であります(お後がよろしいようで)。ですが、これが自分の予想を超える想定外の面白い内容だったのでご紹介いたします。

「おそ松さん」はおそ松くんを知っている世代にはちょっと懐かしく、知らない世代にとってはまったく新しいアニメであります。
ただし、おそ松くんたちが約半世紀の歳月を過ぎてようやく大人になったので、今の時代背景で生きる「おそ松さん」たちに対して、昔リアルに視られていた方々にとっては相当なショックがある作品かもしれません。時代は変わったのです。そして本来、日常アニメでは不変的なキャラが時代を超えて成長すること自体がまれですので、ダブルの衝撃かも知れません。そのあたりは覚悟をして寛大な心でご覧いただければと思います。自分の子供達が親の思い通りに育たないのと一緒です。あくまでこの作品は「おそ松くん」ではなく、「おそ松さん」なので、ご容赦くださいませ。

「おそ松くん」を知らない今の10代~20代には天井知らずの人気作品となっています。特に女子たちに。あまりの人気に、今年5月の若者女性雑誌「an an」では、モデルではないアニメキャラ「おそ松さん」たちが雑誌の表紙を飾るという、異例の自体にも発展しております。その人気の理由は様々あると思います。

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「おそ松くん」時代の彼らは、両親が見間違えるくらいに個性があまりなく、また、六つ子を4人の女性声優さんで演じていたそうです。声の違いでキャラをすみ分けしていたようです。(その中にはサザエさん役の”加藤みどり”さんが長男のおそ松くんを演じていたそうです。)
方やの成長をとげた「おそ松さん」は、ビジュアル的にも個性いっぱいの六つ子となり、彼ら6人を、今をときめく人気男性声優さん6人がそれぞれの役どころをより個性的に演じています。

ちなみに、下記はそれぞれ声優さんの配役と代表的な出演(主役)作品を挙げてみました。

長男:<おそ松>”櫻井孝宏”さん/「金色のガッシュベル!!」の主人公”高峰清麿”
次男:<カラ松>”中村悠一”さん/「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の主人公”高坂桐乃”の兄”京介”
三男:<チョロ松>”神谷浩史”さん/「ノラガミ」の主人公”夜ト”、「化物語」シリーズの主人公”阿良々木暦”
四男:<一松>”福山潤”さん/「中二病でも恋がしたい」の主人公”富樫勇太”
五男:<十四松>”小野大輔”さん/「ばらかもん」の主人公”半田清舟”
六男:<トド松>”入野自由”さん/「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の主人公”宿海仁太(じんたん)”

アニメ好き女子にとっては”夢の共演”と呼べるくらいの豪華なラインナップなのではないでしょうか。
そのあたりも人気の秘密だと思いますが、アニメのイケメン主人公に飽きてきた女子たちの、現代の何処か頼りない男性像のアソート的なラインナップに好みの男性(推し)を見つけることが出来るあたりが、多くの女性の共感を得られている、という話もあるようです。実際、私のまわりの知り合いの女性たち(20代の方たち)の中でも、あなたは誰推し?という会話が出ております(決してキャバクラをお仕事にされている方々ではありません、なぜ、あえて言い訳する?一応・・・)。

おそ松さん3

このアニメは、今の世の中を反映させた日常を取り巻く内容が作品のベースになっておりますので、ブラック企業・社畜問題や、両親の離婚問題、若者の合コン事情やサブカルチャーなどいろいろな世相が盛り込まれています。その中で、おそ松さんたちがどのように生きていたいかが楽しくブラック・コメディで綴られています。

自己犠牲はまっぴらご免、楽しいことだけやって過ごしたい彼ら。しかし、それを貫くためにはある意味、雑草のごとく、タフでたくましく、図太い神経を持ち合わせていないと今の世の中をそのようには生きては行けません。誰にも迷惑をかけないで生きて行ければ、この混沌とした世の中、自己責任の上でならそれもありな時代かもしれません。
一方、作品のマドンナ”トト子”ちゃんは六つ子の憧れの存在ではあったようですが、彼女も成長してどのように変わったか?、主役を食うサブキャラ”イヤミ”のギャグ「シェー」は健在か?”チビ太”はちゃんと大きく成長したのか?などなど気になる側面もたくさんあるかと。

半世紀をかけて大人になりかけている彼らなので、あと半世紀もすればまっとうな大人にみんなが仕上がっているかもしれません。あと半世紀は待てない、はい、ごもっともです。私も視ることができるか怪しいものです。
まあ、先のことはわかりませんので、あまり力を入れずに過度の期待もしないで気軽に見てください。

全26話でたくさんお話がありますが、1話完結の日常ものなので、途中でリタイアしても構いません。賛否両論のアニメですが、中には感動のお話もあります。第9話「恋する十四松」だけは必ず視て欲しいと思います。ギャグアニメの中にも感動は存在するのです。

「おそ松さん」は2015年10月~2016年3月にテレビ東京・テレビ大阪・BSジャパン他で放送となりました。アニメ数年前にフジテレビ日曜朝9時代放送の「銀魂」の制作監督”藤田陽一”さんが監督、同じく銀魂の脚本・シリーズ構成担当の”松原秀”さんが脚本・シリーズ構成を、映画ドラえもんシリーズの総作画監督を担当している”浅野直之”さんがキャラクターデザインを担当しています。女子向けを狙っていないところの、はちゃめちゃな何でもありの作品を創ったところ、意図していない女子たちが食いついた、というエピソードありの本作品、視るか視ないかはあなた次第です!

第1クールオープニングテーマ「はなまるぴっぴはよいこだけ!/A応P」
第2クールオープニングテーマ 「全力バタンキュー/A応P」
※この曲を歌うサブカル的な彼女たちの音楽も一興の価値あり?

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笑いの銃弾からあなたは逃げ切ることができるか?「キルミーベイベー」

日常系のジャンルのアニメは数知れずあります。
○○な日常系と、それぞれに当てられるテーマは千差万別ですが、およそ、ほのぼのとした作品・ギャグ作品・コメディ作品が主流で、見ていて肩に力が入らないのが前提かと思われます。

その中でエッジの効いている、ちょっと変わった設定の日常系作品があります。

それは「キルミーベイベー」という作品です。
物騒なタイトルなのですが、ギャグ作品であり、そのようなショッキングなシーンは一切登場しませんのでどうぞご安心を。

この作品は漫画家・イラストレーターの”カヅホ”さんの4コマ漫画で、”まんがタイムきららキャット”に2008年1月に登場し、同年7月から連載開始された作品です。
2012年1月~3月にTBS系でアニメ化放送されています。全13話。

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主人公は、普通の高校生の”折部(おりべ)やすな”とその高校に通う普通でない高校生”ソーニャ”の二人で、この二人の高校生活が面白おかしく描かれたとっても楽しいギャグ満載の作品です。

”やすな”は普通の高校生ではありながら、かなりの天然系であり、物騒な本職を持つソーニャに物怖じせず、いつもソーニャにちょっかいを出しては手痛い仕打ちを受けているのでした。天然+おバカキャラのため、学習能力がほとんど無いために。
かたや、金髪の外国人少女”ソーニャ”はやすなと同じ高校に通っているものの、それは仮の姿であり、とある組織に所属するいわゆる”殺し屋”であります。
職業柄か、背後に立たれると条件反射で体が動き相手を撃退、学習能力ゼロのやすなの挨拶に毎度、一撃が繰り出されるのは言うまでもありません。反面、ソーニャは動物と虫が苦手な少女の一面も覗かせる事もしばし。
お話はこの二人がメインで、やすなのボケとソーニャのツッコミで構成されています。
メインの二人のほかには、ソーニャと同じ暗殺組織に所属する殺し屋・忍者である”呉織(ごしき)あぎり”も登場します。
彼女は忍者ゆえに突然と現われては常にその場をかき乱してゆく凄腕忍者?。
胡散臭い忍術?を常に繰り出し、やすなはソーニャと互角に張り合うためにそれらを常に会得しようとしています。
毎回、彼女たちのドタバタな日常に笑いがいっぱい詰まっております。

作品の面白さのほかに、やすな役の”赤崎千夏さん”の力量に注目です。やすなの天然っプリとはじけ具合がハンパないのです。メーターを振り切っているぐらいの演じ方かと。
おそらく、この役は彼女以外にはこなせる人はいないのでは?というより、彼女が作り上げた完成されたキャラに他ならないと思われます。
彼女は「中二病でも恋がしたい!」の”丹生谷森夏(にぶたにしんか)”役を演じていますが、とても同一人物とは思えないくらい落差があります。時間のある方はぜひ、そちらの方も比べてもらえるといっそう楽しめるかと思います。

ありえない日常の設定だと、その何気ない日常がすごく面白く移るという事でしょうか。
一度ご覧になって、あなたも笑いの銃弾に容赦なく打たれてみることをおすすめいたします。

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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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