ポジティブな人との出会いによって、まだ知らない新たな世界への扉は開かれる。「あまんちゅ!」

いつもご訪問いただいております皆様、昨年はなんのお構いも出来ませんでしたが、痛いブログにお越しいただき、誠に有難うございました。そして新たに当ブログに迷い込んでしまった方々、何かお目に叶うアニメとの出会いがありましたら幸いです。

新年、アニメ増しておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い、痛します m(_ _)m

月日が経つのは早いもので、40代後半のオジサン(もういくつ寝ると50?)にとっては3日前に2016が明けたばかりだと思っていたのにもう2017。いや、それはあまりに言い過ぎでした。もとい、1週間前に・・・   とにかく、どのくらいかはさておいて、年々サイボーグ009並に加速スイッチがONになりっぱなしで、2016もあっという間に過ぎ去ってしまったという感覚でございます。
皆さんにとっての2016はいかがでしたでしょうか?そして2017は皆さんにとって良い年になりそうですか?平穏無事が一番かもしれませんが。ご訪問頂きました皆様が幸多き一年でありますように願っております。

新たな年が明けましたということで、2017の第1話としましては、清々しいアニメを紹介したいと思います。
癒し系アニメと言うよりは、このアニメは”ヒーリングアニメ”と言うにふさわしい作品です。ストーリーもアニメーションも劇中音楽も、全てがあなたの心と体に溶け込んでいくような感覚を味わうことが出来るかもしれませんよ。

作品名は「あまんちゅ!」。沖縄で魚師をする海人(うみんちゅ)と海女(あま)の造語のようなタイトルです。
ジャンルは”日常・青春”。スキューバダイビングをする少女と出会ったもう一人の少女が、その出会いを通して自分の知らない海の世界に目覚めはじめていくお話です。

この作品は、キング・オブ・ファンタジーアニメと言っても過言ではない「ARIA」シリーズの原作者である”天野こずえ”さんによる、月刊コミックブレイド2009年1月号より連載している同タイトル名漫画が原作となっております(既刊11巻)。それがアニメ化され、2016年7月~9月にBS11他で全12話が放送されました。アニメーション制作はJ.C.STAFF。このアニメは、「メジャー」「ハチミツとクローバー」「のだめカンタービレ」などのヒット作を手掛けた”カサヰケンイチ”さんが監督を務め、更にその上に総監督として「美少女戦士セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」「ケロロ軍曹」「たまゆら」を監督、そして「ARIA」も監督した”佐藤順一”さんが再び天野こずえさんの作品を指揮する形をとっている、とてつもない力の入り方を感じるスタッフ陣営作品です。劇中音楽はアコースティック・ギターデュオで有名な”ゴンチチ”さんが担当しており、こちらも楽しみな要素となっております。

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静岡は伊豆の海で、少女は今日も大好きなスキューバダイビングに明け暮れている。彼女の名は小日向光(こひなた ひかり)、15歳。この春から静岡県立夢ヶ丘高校に通うことになった1年生。もう一人の少女、大木双葉(おおき ふたば)は16歳。彼女は中学の卒業と同時に家族と伊豆に引っ越して来た。彼女は家庭の事情で見ず知らずの町に住むことになり、通学のために無理やり原付きを取らされ、その原付バイクで町を散策がてらに海を見に来ていた。しかし彼女は、肝心の海をろくに見もせず、携帯を見て旧友からの新たなメールを待ち望んでいた。海の家「海女人屋(あまんちゅや)」を営んでいる光の祖母が、彼女に気が付き話しかける。「せっかく海に来たなら海を観ないと」と、そう言うやいなや、次の瞬間、双葉の立つ岩場に波がぶつかり、勢いよく波しぶきが上がり彼女は海の凄さを目の当たりにし、驚く。光はバイクで帰り始める髪の長い彼女・双葉の姿を遠目から追っていた。

高校の入学式の日、双葉は登校途中で、ホイッスルを吹きながら通学しているちょっと変わった女の子”光”を目にする。クラス分けの結果、双葉は光と同じクラスであることがわかり、更に前と後ろの席であることにちょっとびっくり。光は双葉を後ろからじっと眺め、彼女にあだ名を付ける。眉毛が薄い女の子だから、”おでこ”のてんてんを取って”てこ”。マイペースな光は有無も言わせずに彼女にそのあだ名を付けた。そして自分のことは”ぴかり”と呼んでほしいと。

”ぴかり”はプラス思考でとっても明るく行動派な女の子。でも、口下手で自分の思っている事を相手に伝えることが苦手なためにいつもオーバーリアクションになりがち。独特な感性を持ち合わせている。祖母のお店のダイビングサービスをアマチュアのインストラクターとして手伝いながら、将来はプロになることを夢見ている。

”てこ”は引っ込み思案な女の子。自分から進んで行動するのが苦手なタイプ。環境が変わって仲の良かった友人もそばにいなく、毎日不安を抱えながら学校にも通っていた。でも、ぴかりとの出会いが少しだけ彼女に変化をもたらそうとしていた。

入学してから日が浅いある日、担任教師から部活動についての話があった。部活動をはじめたいと思っている生徒はよく話を聴いて、納得してから入部を決めるようにと。それを聞いた”てこ”は自分は帰宅部で良いと思い始めていた。放課後、帰ろうとした際に、”てこ”は”ぴかり”の怪しい行動を目にする。”ぴかり”に声をかけてみると、”てこ”は”ぴかり”に手を取られ、とある部室前に連れて行かれる。そうかと思えば、”ぴかり”は勝手に部室に入ってしまう。ダメだとわかりながら、”てこ”もそこを覗くと、そこはスキューバダイビングをやっている「ダイビング部」であることがわかる。部室には誰もいない。いたのは一匹の猫だけ。

かけてあったダイビングスーツを珍しそうに眺めていた”てこ”。”ぴかり”はそのスーツの説明を”てこ”にしながら勝手にそのスーツを着てしまう。ダメだと言いながらも、”ぴかり”にそそのかされた”てこ”は、”ぴかり”のペースに乗せられながら自分もスーツを着てしまう。”ぴかり”はおもむろにプールへと向かってしまった。成り行き上、”てこ”もプールへと向かった。”ぴかり”はスーツの空気抜きをてこに説明したかと思えば早速プールへ飛び込んでしまった。大胆な”ぴかり”に、”てこ”は戸惑いながらも気持ちよさそうにプールに浮かぶ”ぴかり”を見て、てこの中の気持ちが吹っ切れた。次の瞬間、彼女はプールにダイブしていた。”ぴかり”の影響で、引っ込み思案の”てこ”の行動が変わった瞬間でもあった。プールに仰向けに浮かぶ二人。”ぴかり”は海の中に潜る素敵体験を”てこ”に話して聞かせるのであった。

やがて二人は「ダイビング部」に入部することになります。しかし、誰もいない部室に勝手に入り、勝手にスーツを使った者がいることを知った先輩がカンカンになっているとの情報。二人は先輩たちとまだ面識がないのですが当然、会いづらい様子。ダイビングをするためにはまずこの困難をどうにか乗り越えて先輩と仲良くしないと・・・  二人はこれをどう対処するのか?そして、泳ぐことが出来ない”てこ”が果たしてスキューバダイビングをすることが出来るのでしょうか?二人は無事にバディになれるのでしょうか?

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今回の作品では、私も知らない地上とは違うもう一つの世界、”海の世界”を美しい映像と心地よいBGMで疑似体験することが出来、ヒーリングアニメであることを実感いたしました。それともちろん物語の中の素敵な出会いや、そこで起こる数々のエピソードにも癒やされる感じがあって最高でしたね。そして、ポジティブな人と出会うとその人に刺激を受けて、今まで知らなかったことにチャレンジしてみようかと、自分もプラスに引っ張られる作用を再認識しましたし、ぴかりやダイビング部の先輩の相手への何気ない心遣いが人として素晴らしいなって思える作品でした。また、”ぴかり”の祖母と”ぴかり”と”てこ”のクラス担任の”火鳥真斗(かとり まと)”先生の名言にもしびれましたし、注目してみてもらいたいところですね。あと、学校の制服が海のお話だけにマーメイドドレスっぽいところも、作者先生のこだわりを感じます。先生は猫好きで、出て来る猫ちゃんは先生宅で飼われている子達がモデルだそうですよ。

片やの声優さんも今回も素敵です。主人公ぴかり役は「ふらいんぐうぃっち」の”倉本千夏ちゃん”を演じた注目株の”鈴木絵理”さんですが、感性豊かなぴかりを作り出しております。てこ役は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」/めんま役・「ギルティクラウン」/楪(ゆずりは)いのり役・「さくら荘のペットな彼女」/ましろ・「ノーゲーム・ノーライフ」/白役・「冴えない彼女の育て方」/霞ヶ丘詩羽(かすみがおか うたは)役など数々の主役を演じた”茅野愛衣(かやの あい)”さん です。今回は、恥ずかしそうで、それでいて透明感のある少女、てこ役が見れて満足しております。火鳥真斗先生役は”伊藤静”さんですがカッコ可愛い先生に惚れそうになりますね。

BGMもさることながらオープニングテーマはやはり癒し系アニメに最適な真綾さんが担当です。
オープニングテーマ「Million Clouds/坂本真綾」

最後に真斗先生のお言葉を借りて2017の幕開けをしめたいと思います。

楽しいは最強!楽しいは正義!楽しいは無限大!

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”太田くんがいつもやさしげ”な癒し系アニメ、「田中くんはいつもけだるげ」

普段、生活をしている中で、一歩外に出れば他人と関わる以上、自分が思うほど自分の思い通りには行動出来ないものです。例えばまわりとの協調をはからなければならない局面では他人をまず優先しなければならないでしょうし、公共の場では人に迷惑をかけないために当然自我はセーブしなければなりません。これらは当たり前としてその他として考えられることは、基本的に他人に気を使いすぎる性格の方や、相手方の主張が強すぎるために先手を取られて主張できない場合なども考えられます。過度に自分を抑えすぎたり、自由が利かない状態が続くとストレスとなって、心身共によくありませんよね。ということで、ただいま諸々の事情により、当ブログ管理人もまたストレスが120%のため(数値は当管理人比による自己申告)、前回に引き続き”癒し系”の網目アニメを紹介いたします。

今日ご紹介する作品は「田中くんはいつもけだるげ」です。ジャンルは”コメディ”。

この作品の中の主人公はストレス・レスな生き方をしております。自分の身の丈をわかっていて、それ以上なことは決して無理はしない。頑張らない。いや、それ以上に超無気力モード全開で、省エネで日々を過ごしている”ナマケモノ”のような彼なのです。単なる”怠け者”は嫌われますが、彼は”ナマケモノ”のようにみんなから好かれているのです。気がつくとよく寝ているような彼が何故に?それは恐らく、あるがままの自分を他人にさらけ出しているからです。出来ないことは出来ないという潔さの姿勢と、実際、見た目に細く、体力もないのでまわりが思わずほっとけない存在と捉えてしまう、”助けられキャラ”。他人から観てすごくわかりやすいのです。

自分を出せずにいる人、素直な気持ちを伝え難い人は他人にとっては逆にその人の”なり”がわかりにくいので、理解されるまで時間がかかります。「言葉にしてくれなきゃわからない!」という、女子がよく言うこのフレーズとっても大事です。試験には出ませんが、このように、人は言葉にしないとより良く自分を相手に理解してもらえません。そう言う私も、今も現役で日々家庭で、そして職場でそう言われ続けております。ダメダメですね、テヘ、ペロッ。しかし、彼はぼそっとつぶやきます。「ああ。オレ無理かも。」それを聞いたみんなは彼をサポートし出します。「あいつならしょうがないよな。」と思いながら。でも彼は決して腹黒で計算づくのあざとい性格でそう言っているのではないのです。身の丈と自分に正直な生き方を実践しているが故に出る言葉なのです。言葉にするということも大切な自己アピールポイント。ナマケモノであってもさり気なく自己表現をしているところに感心いたします。

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遅くなりましたが、彼の名はタイトル通りの”田中くん”です。高校1年生。彼のモットーは「頼られたくない・活躍したくない・注目されたくない」という3ない主義。彼には”太田くん”という頼れる親友がいます。田中くんはほぼ毎日、太田くんの支え(介護?)があって生きています。彼いわく「オレって太田なしでは生きていけない。」と言っております。田中くんが外でまどろんで寝ていると、さりげなく太田くんが彼を担いで授業に間に合うように教室まで運んで行きます。田中くんが食欲がないと言うと、彼の食事をコントロールします。バトミントンダブルスなら太田くんは田中くんの分まで二人分動きます。なんて太田くんは良いやつなんだ!少々どころじゃないぐらいの過保護ですが。この作品はもしかしたら本当は、「太田くんはいつもやさしげ」だったりして。なんて思う程に太田くんは田中くんの面倒を見ます。太田くんがいてこその田中くんなのです。でも太田くんは見返りもなく自分が好きでそうしているようなので、太田くんもまた然りなのです。彼らはケンカをしません。なぜなら、彼らの関係はすでになんでもわかりあえている”寄り添う老夫婦”の関係に近いからです。

田中くんは毎日、何もしない至福の時、最高の「けだるさ」を追求しています。彼のベクトルはいつも、そして常に、そこに向かっています。それだけは揺るがないという、そこに全力を使わずに向かうというポリシーに何か矛盾は感じますが、そういう生き方を望んで実践しています。”平穏でない変化のある日常”は、普通の高校生にとっては刺激のあるイベントとして好かれるはずですが、田中くんにとってはそれは疲れてしまう一番の原因そのもの。彼に取っては”平穏な日常”こそがパラダイス。そのために、そんな毎日であることを願いに神社にお参りするという、変な努力もしたりします。しかし、何故か彼の思惑とは裏腹に、彼を中心に騒がしい毎日がやってきます。果たして田中くんはその困難を乗り越えられるのでしょうか?
なんか、日常の中ですごくドラマティックな事が起こるように締めてますが、ごくごく小さな波であります、しかし、田中くんの周りに起こる波風は田中くんを含めて素敵な笑いというビックウエーブに姿を変えます。

この作品には太田くんの他にも様々な個性的な?人物が登場します。田中くんの「けだるさ」を学ぼうとする”宮野さん”という頑張り屋さんで努力家のクラスメイトの女子。訳あって、田中くんを師匠と呼び、その持ち前の頑張りで「けだるさ」を習得しようとします。わざわざ不必要な雰囲気を会得しようとは彼女に一体なにがあったというのだろうか?その他に、田中くんのクラスの学級委員長であり、男女の憧れのまとの”白石さん”が登場しますが、彼女も訳ありな存在。そして田中くんに好意を持ち始めてしまうのです。田中のくせに!そんな声も聞こえてきそうです。あと、田中くんの妹”莉乃ちゃん”も出てきますが、この妹は兄の田中くんが大好きなのです。太田くんをライバル視するぐらいにお兄ちゃんLOVEであります。登場人物はまだおりますが、あとは見てのお楽しみということでこの辺にしておきますね。

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ところで、なぜにこうも田中くんはモテるのという疑問が生じます?一つの理由としては、実は田中くんは人を見る目がそこそこあるところでしょうか。相手の良いところを的確に分析し、相手に長所を伝えてあげる事が出来るという彼の長所。相手を認めてあげることが出来るということはそれだけで立派な長所になり得るということかもしれません。どうやらこのあたりが女子にウケている要因のようです。とどのつまり、田中くんもけっこう良いやつなのです。田中くんの将来は私も心配していたのですが、観進めていくうちに恐らくは”けだるさ”はキープしつつ、カウンセラーのような仕事に従事しているかもしれないと思ったら大丈夫な気がしました。

作品の人物の個性がこの作品の特徴ですが、癒し系アニメいうだけあって、”絶妙な会話の間合い”がやはりもう一つの特徴です。笑いであったり、ゆるさであったり、微妙な空気感がこの作品の一番のベースであり、見所です。そのオチが決まったところで必ず「田中くんはいつもけだるげ」のタイトルINが決まり、思わず「けだるげだなあ。」と観る側を頷かせる瞬間が訪れます。そう言う演出の巧さも光る作品でしょうか。

この作品は、漫画家の”ウダノゾミ”さんの作品が原作となっております。2013年7月よりスクエア・エニックスのウエブコミック配信サイト「ガンガンON LINE」に連載で、現在既刊7巻まで出ていますが、2016年4月~6月にアニメ化、BS11他で全12話が放送されました。アニメーション制作は、癒し系アニメ「のんのんびより」、魔法少女系アニメ「Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ」などの最近ヒットしているアニメを手がけた”SILVER LINK.”というアニメーション制作会社です。そして監督は、その「のんのんびより」も監督したSILVER LINK所属の”川面真也(かわつらしんや)”さんです。どうやっったら癒しになるかをわかっている人たちがしっかりとつくっているように感じます。

最後にこの作品を観て思ったことは、人は社会の中においてその人にあったそれぞれの役割を与えられて生かされている、ということです。常に人助けする側にまわる人、いつも助けられる側にいる人、そしてその真ん中の人。良くも悪くもそんなバランスを保って世の中は成り立っているのかもしれないと。みんなが一つのカテゴリーにだけ属すると世のバランスはおそらく保てなくなるはずです。そして、その中でその人なりの自分にあった好きな生き方を選び、自分に正直に、他人には優しくそれぞれが助け合って生きられたらストレス・レスな世の中にはならないだろうか、なんて妄想してみました。

田中くんの「けだるげ」な日常を綴った当作品ですが、あなたも忙しい最中にちょっとだけ「けだるげ」な1日というやつを覗いてみませんか?田中くんのピアノ演奏の妙にも乞うご期待!?そして、真面目な方も長い人生、たまには「けだるげ」な1日をつくってみてはいかがでしょうか。

オープニングテーマ 「うたたねサンシャイン/Unlimited tone」

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日常でちょっと素敵なことが出来るなら、それはもう、立派な魔女か魔男の仲間入りかもしれません。「ふらいんぐうぃっち」

残暑と仕事の忙しさで私は少々お疲れ気味です。だいぶ暑さは峠を越えましたが、私の部屋にはエアコンがないので夜中には暑さで目が覚める事がしばしば。熟睡できない日々が続いたことが一番の原因かもしれません。
そんな時に観るアニメはやはり、精神的にも優しいアニメを好んで観てしまうのは必然でしょうか?もっとも最近は癒やし系(ヒーリング系)のアニメも割りと多く出ている傾向にあることもそれを後押ししていると思います。

アニメでは作品自体が癒し系と呼ぶに値するものもあれば、そうでなくても個々のキャラクターに萌えや癒しを感じることも多々あります。後者については個人個人の趣味に左右されるので、個々のキャラに関しては個人レベルでぶち当たったキャラに癒やしや想いを寄せればそれで良いかと思います。なので、私が紹介するアニメはトータル的に作品全体が癒し系であるアニメについて触れたいと思います。

代表的な癒し系アニメはやはり、「ARIAシリーズ」や「のんのんびより」あたりなのですが、「ARIA」シリーズについては奥が深いのでまだ記事にしておりません。「のんのんびより」については過去に書いております。新たにお伝えしたい癒し系アニメは今のところ4つありますが、まずはその中から本日はこちらをご紹介いたします。

「ふらいんぐうぃっち」という、ジャンルは日常ファンタジーの作品です。

直訳すれば”空飛ぶ魔女”となりますが、この作品に出てくる魔女は恐らく皆さんが抱いているであろう、悪い魔女・怖い魔女ではなく、むしろ可愛らしく良い行いをする魔女についての日常のお話です。と言っても、ロリコン的なキャラまで幼くはならない、高校1年生の設定です。黒髪で前髪ぱっつんの敬語で話す、おっとり型のやや天然系女子高生が主人公です。最近、私の記事の中で必要以上に露出している「氷菓」の主人公”えるたそ”(千反田 える)にもそのキャラがどことなく似ているかもしれません。

この作品は主人公の女の子たちの可愛さにはもちろん癒されますが、癒し系作品の基本的である全体の流れる時間経過がとてもゆっくりなところ、その場面場面の会話や間合い、そして背景の自然美で魅せるところが実に忠実であり、バランスの良い作品ではないでしょうか。前回の「たまゆら」もそういう意味では同じくそれらの要素が入っている癒し系作品といえますが、2つの作品の明確な違いはジャンルと笑いの方向で魅せるか泣きの方向で魅せるかのそれぞれのパーセンテージ(割合)の違いかと思います。そして今回の作品は泣きの方向は殆ど無く、笑いの癒しに特化したタイプであります。

舞台は、りんごの生産地で有名な東北は青森県弘前市の岩木山(地元では東北の富士山とも呼ばれている綺麗な山)を見渡せる大自然に囲まれた片田舎の街。

魔女界では15歳になると一人前の立派なオトナとみなされ、修行と独り立ちのために家を出るしきたりがあるらしい。主人公”小幡真琴(こわた まこと)”もまた、そのしきたりで横浜の家を出ることになったが、真琴の母曰く、最近の魔女の仕事は不安定なこともあるので高校も出ておいた方が後々良いかも、ということで真琴は弘前市の親戚の家”倉本家”に居候しながら高校に通うことになった。

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倉本家に足を運ぶのは7年ぶり。使い魔の雌の黒猫”チト”と一緒に電車とバスを乗り継ぎ、倉本家に近いバス停でふたりは降り立った。魔女と言っても彼女の能力は全能ではなく、人並みに、いやそれ以上に彼女は方向音痴であった。それを察した又いとこの”倉本圭(くらもと けい)”が途中まで迎えに来た。真琴と圭はお互いの成長ぶりを確認しつつ、真琴は圭に倉本家までの道順を覚えてるアピールするが、向かった一歩目からすでに逆方向に進んでいて、昔となんら変わらない一面も覗かせる。

家に着くと圭の妹の”千夏(ちなつ)”とご対面。7年前は3歳であった千夏は真琴のことを覚えていない。真琴が黒猫のチトに話しかけている様子を知った千夏は、真琴の第一印象を危ない人だと認識する。真琴はこれからの生活に足りないものを買い足し街に出たいと圭に話す。あいにく付き添えない圭の代わりに千夏がしぶしぶ真琴をホームセンターまで案内することになった(真琴一人だと店にたどり着けないために)。そして一通りの買い物を終え、店を出た真琴は外でホウキを発見する。何やらホウキの外観・強度を確かめはじめる真琴であったが、その次に取った行動は、おもむろにホウキにまたがったかと思うとその場で宙に浮いて見せたのだった。驚きを隠せない千夏であったが、それ以上にすごい出来事に遭遇した彼女は素直に感動し、真琴の評価は一気に”危ない人”から”カッコいいマコねえ”へと格上げされる。

その帰り道ふたりは、圭とその幼馴染の”石渡那央(いしわたり なお)"がいる前に突如、空から現れた。ちょうど圭が那央に、真琴のことを変わった居候だと話していた矢先のことなので、こちらの真琴に対しての反応というと、単純に狐につままれたような当たり前に一般的なオトナの驚き方であった。

高校の入学式で那央と再会する真琴であったが、自分が魔女であるけれども那央と変わらない普通の高校生であることをさらりと那央に話す。那央は、魔女であることを一般人に話して良いのかと真琴にツッコミを入れると、真琴曰く、「魔女であることは身内と親戚以外には秘密にしなければならないルールだった」と思い出したように那央に伝える。知らなくても良かった事実を勝手に教えられ、那央はうろたえてしまう。余計なことに巻き込まれたくない那央ではあったが、いつしか真琴のペースに乗せられてしまい、日を増すに連れ、日常ではありえない、いろいろな奇想天外な出来事に彼女は巻き込まれていくのでした。

その後、魔女である真琴のもとには様々な人物?が訪れるようになります。冬を送り、春を運んでくる”春の運び屋”。そして真琴の姉の”茜”。彼女は魔女界でもずば抜けて魔術を扱える魔女であり、自由奔放であるがゆえに、現在は高校をやめて世界を旅してまわっている(魔女は悪いことをしなければ基本的にはなにをしても自由であるらしい)。真琴が新天地で修行していることを想い出して、真琴のもとに突如、瞬間移動の魔術で現れる。そして時折、真琴に魔法を幾つか伝授するのだが、これが何かとプチハプニングを引き起こすことに。そしてこの姉の魔術の犠牲になったという茜の友人も登場。果たしてその犠牲とはどんなことなのでしょうか?ゆったりとした自然と時間と純粋な人々の日常に魔女たちが素敵な奇跡を巻き起こします。

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この作品は、作品の舞台となる青森の地元出身である男性漫画家”石塚千尋(ちひろ)”さんによる漫画が2012年9月から別冊「少年マガジン」に連載中となっており、それが原作となっております。
2016年4月~6月に東北の青森放送・宮城テレビ放送・日本テレビ(関東広域圏)・BS日テレ他で放送(全12話)されましたが、全国放送としては露出が少ないため、非常に残念です。良い作品なだけにぜひ、TSUTAYAあたりで見つけて観てくださいね。
アニメーション制作は、「灼眼のシャナ」「とらドラ!」「とある科学の超電磁砲」「のだめカンタービレ」などのヒット作品を手がけたJ.C.STAFFです。

今回の主人公たちを演じる声優さんは、小幡真琴役/”篠田みなみ”さん、倉本千夏役/”鈴木絵理”さんとお二人ともフレッシュな顔ぶれですが、それぞれがそのキャラを個性的に見事に作り上げております。今後、大いに期待出来る注目の方々です。今のところ、鈴木絵理さんは夏アニメの「あまんちゅ!」でも主人公役をこなしていますが、全く違う声優さんに聴こえるくらい器用な方のようで、頭角を出しつつあります。こちらの作品はいずれ良い作品なのでアップする予定でおります。
また、二匹の使い魔の猫役に中堅どころの”茅野愛衣”さんと”佐倉綾音”さんが起用されています。作品全体が力を抜いていない証かと。チトとケニーという猫ちゃんたちにも注目です。

オープニングテーマ「シャンランランfeat.96猫/miwa」  
※ポップな曲を10代に絶大な人気を誇るシンガーソングライターmiwaさんが歌っております。

エンディングテーマ「日常の魔法/小幡真琴&倉本千夏」
※主人公たちのふたりの女の子の歌声にこれまた癒やされます!

天然な新米魔女のまわりはいつも楽しいハプニングに包まれます。それは、ゆったりと広がる大自然と魔女に理解のある人々との暮らしの中だからこそ、彼女の魔術が活かされ、素敵なひとときに変わって行きます。彼女一人の力では決してなくて、まわりの様々な条件が整った時にその魔法は開花されます。決して派手ではない魔術や行動ですが、それらによってまわりが幸せな気持ちになって行きます。

そんなことを考えると、私達のまわりにも素敵なことを引き起こす達人がいると思いますが、もしかすると実は秘密にしているだけで私達が知らない本物の魔女だったりするかもしれません。馬鹿げた考え方だとお思いでしょうが、常識にとらわれていると本当のことに気が付かないなんてことも。主人公の圭くんもそんなワンフレーズを作品の中で残しております(ちなみにこの圭君、料理が得意で女子力が高く、ある意味、一般人ですが魔法を持っていると思います)。まあ、そんなふうに柔軟に考えた方が何かと人生楽しいですよね。

日頃お疲れの方、魔法にかかりたい方はまずはこの作品を一度試してみてはいかがでしょうか。

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都会じゃ出来ないイベントがいっぱい!「のんのんびより」

 年を追うごとに情報化の波は加速し、その場に居ながらにして何でも、情報・知識をネットを通じて得ることができるようになりました。
手間をかけずに知らなかったことが解ることは非常に便利で合理的です。ただ、世の中のみんなが情報を得るスピードが増した分、効率を求めすぎて、何でも時間をかけずに得ようとする傾向は強まっています。
47歳である私が小さかった頃は、当然そんな時代ではなかったので、何でも体験して覚える事が圧倒的に多かったと思います。テレビ・ラジオからもちろん得ることはあっても、リアルな体験こそが記憶の奥底に残る大事な思い出となって今でも懐かしく思います。

今現在、私の生活スタイルはリアルじゃない知識の刷り込みがベースとなって仕事をこなし、休日はその休息に当てることで終わってしまう繰り返しのような気がします。不便さを感じはしないものの、どこかドライな生活をしているようで、たまに温泉などに行くとものすごく脱力して癒されます。なかなかどうしてそう何回もは行けませんが。

そんな生活の中で、唯一、私の息抜き・ストレス解消がアニメを見ることです。

今日は、年配の方や田舎をお持ちの方なら懐かしさを感じるアニメをご紹介いたします。

日本の田舎暮らし、スローライフがテーマの「のんのんびより」です。

この中に出てくる山並みの風景がすごく実写に近く、見るだけで気持ちが和みます。
映像もさる事ながら、時間の経過がかなりゆったりなのです。間のとり方がまさしくスローライフそのものです。

そしてこの作品の中で出てくる田舎のイベントが昔のあるある出来事であり、記憶がフラッシュバックするのです。
なので、田舎育ちの方には懐かしく、そうでない方には新鮮に映るかと思います。

2009年から月刊コミックアライブに連載の漫画で、2013年10月~12月にテレビ東京他でアニメ化放送された作品です。

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お話の舞台は、とある田舎町です。コンビニもない、バスが2時間に1本しか来ないという田舎のお話です。
小学校と中学校がいっしょのいわゆる小中一貫校に通う5人の生徒が繰り広げる日常の出来事が中心となっています。
一貫校と言っても今の流行の学校スタイルでは決してありません。
5人しか生徒が居ないから一貫なのです。
その5人とは、中学3年生の唯一の男子・越谷卓(こしがやすぐる)、卓の兄妹で中2ながら小柄で子供っぽい性格の越谷小鞠(こしがやこまり)、同じく兄妹で中1の自由奔放な越谷夏海(こしがやなつみ)、そして都会育ちの小5の一条蛍(いちじょうほたる)、小1で独特の感性を持つつかみどころのない性格の宮内れんげ。

ある日、父の仕事の関係で東京から蛍が転向してきたところから話は始まります。
都会の常識、田舎の常識それぞれの違いがありながらも4人はやさしく蛍を受け入れ、蛍もとまどいながらも田舎の生活に徐々に溶け込んでいくのでした。
毎回、田舎ならではのエピソードが登場します。季節・土地柄、風習もあり、ここでしか出来ない田舎イベント、そして都会にあこがれる田舎の子供たちが起こす行動などが楽しくほのぼのと繰り広げられています。
田舎で暮らす子供たちの素直な感性と行動がとってものびやかでいて、また、助け合っていきていくという、人とのかかわりで本来日本人が大事にしてきたことが田舎の常識として語られ、あらためてその大切さを認識させられる作品でもあります。
あなたが知っている常識とどのくらいあっているか見る方によって与える印象が変わる面白い作品です。

それぞれが味のあるキャラばかりですが、特にれんげの行動と言動に注目です。子供らしさとそうじゃない二面性が顕著な彼女。愛らしい彼女にみんなが世の中の常識?を教えるのでした。
また、れんげよりも大人なのにまだ大人になりきれない幼い性格の小鞠も、都会にあこがれる背伸びした女の子の姿が表現されていて、そのあたりも楽しいポイントです。

テーマ曲もとってものびやかで素敵なので意識して聴いてみてください。
オープニングテーマ 「なないろびより/nano.RIPE」
エンディングテーマ「のんのん日和/宮内れんげ(小岩井ことり)・一条蛍(村川梨衣)・越谷夏海(佐倉綾音)・越谷小鞠(阿澄佳奈)」

田舎の暮らしを見ると、便利ではありながら、ざるから抜け落ちたような現在の暮らしぶりが浮き彫りにされるような気がします。なんか大事なものを忘れてきたような・・・。
スローライフで気づかされる何かが見つかるかもしれません。

見るだけでほっと癒される良い作品ですので日ごろ疲れている方はこの作品でのんびりしてみることをおすすめいたします。
見たあとはぜひ、「にゃんぱすー」といっていただくとベストな楽しみ方です。

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