待っていてくれる人がいる。だいじょうぶと言ってくれる人がいる。君の「これから」はみんなの想いに包まれている。「たまゆら~卒業写真~」

ついに、私の大好きなアニメ「たまゆら」シリーズが今年の6月に完結しました。とても心温まる良作ですが、最後の完結編はこれで終わってしまうという切なさが同時に沸き起こり、見終わった後は巷でよくいわれている”○○ロス”と同じように私もまた、”たまゆらロス”に陥ってしまったのです。「いやいや、アニメの世界ですからそんなにいい年したおっさんがどっぷりと入り込まれても。」、なんておっしゃられると話が終わってしまいますので、2次元と3次元を行き来出来る特異能力者ということでご理解を頂いて話をすすめますね。なにが言いたいかというと、それぐらい引き込まれる魅力溢れる作品だったということです。そして、いつしか親の立場で主人公たちみんなの成長を見守るようになって行き、その娘達がついに私達のもとから旅立つ時がやってきたのであります。その成長の喜びと同時に、親元から旅立ってゆく寂しさがなんとも心に残ってしまいました。いやあ、本当にいい作品でした。

ジャンルは”撮影写真”となっているようですが、”青春”ものでもあるかと思います。シリーズは順にご紹介しますと4つあります。

「たまゆらOVA(オリジナル・ビデオアニメーション)」
2010年11月~12月・全2巻4話。

「たまゆら~hitotose~」(第1期)
2011年10月~12月・特別編含む全13話。アニメ専門チャンネルATーX他独立UHF局放送。

「たまゆら~もあぐれっしぶ~」(第2期)
2013年7月~9月・特別編含む全13話。アニメ専門チャンネルATーX他独立UHF局放送。

「たまゆら~卒業写真~OVA」
2015年4月~2016年4月・完結編4部作。1部と4部は劇場公開あり。

尚、「たまゆらOVA(オリジナル・ビデオアニメーション)」は「たまゆら~hitotose~」の第2話のあとに続くお話になりますが、たまゆらのダイジェスト版的な作りですので、まずはこれを観て、順に上の流れで観すすめていって構わないかと思います。

「たまゆら」シリーズにつきましては過去記事で一度、第1期「たまゆら~hitotose~」12話についてだけは触れておりますが、「たまゆらOVA」を足しての第1期につきましてあらためて簡単なあらすじを紹介いたします。

たまゆら1

舞台は瀬戸内の広島県竹原市で、主人公はその街の女子高校に通う1年生”沢渡楓(さわたりふう)”。中学卒業を期に父の田舎であり、小さい頃に父とよく訪れていた竹原市に家族と一緒に引っ越し、新しい生活が始まった。彼女はカメラで写真を撮ることが趣味。ただ、大好きだった父が5年前に他界し、父が残した形見のフィルム式カメラ”ローライ35Sで撮ったアルバム写真を見ると、楓は父を思い出して悲しくなるので、母に頼んで中学のときにはそのカメラとアルバム写真を押入れにしまってもらっていた。あるとき、弟がそのアルバムを押入れから出して楽しそうに眺めているのを見て、ふたたびそのカメラで写真を撮ることを決意。亡き父との思い出を結ぶカメラに再び向き合うようになる。

カメラ・写真を通して、楓は少しずつ父の後姿を追いかけ、前へ一歩ずつ進み始めていくのであった。竹原市で昔よく遊んだ幼馴染の”塙(はなわ) かおる”との再会、新しい友達”桜田麻音(さくらだまおん)・”岡崎のりえ”も出来、楓の生活に輝きが戻り始める。楓の憧れの写真家”志保美りほ”との出会いもまた楓の未来に光を与え始める。

かおるの姉”塙(はなわ)さよみ”も楓のことを気にかけ、みんなで楓が父と訪れたであろう思い出の場所を探しに度々連れ出すのであった。楓の行きつけの街の写真館「日の丸写真館」の店主”マエストロ”もまた、楓の良き理解者であった。亡き父の同級生でもあり、いつも楓の成長を温かく見守っている。かたや、竹原に来る前に住んでいた横須賀市では、楓の父に対する悲しみを考えていつも楓のために泣いていた友人”三次ちひろ”が遠くから楓が元気になることを気にかけていた。

みんなの温かさに包まれ、楓の抱く父との悲しい思い出はやがて、楽しい思い出へと変わっていくのでした。

第2期「たまゆら~もあぐれっしぶ~」は、同じく写真を撮るのが大好きな竹原南高校の3年生で写真展で入賞も果たした”三谷かなえ”との出会い、そしてあぐれっしぶになった楓がそのかなえ先輩を誘って写真部をつくる話と、その活動がメインになっております。

「たまゆら~卒業写真~OVA」は、楓・かおる・のりえ・麻音の4人がいよいよ高校3年生となってのお話です。最終作品でありますこちらでは、それぞれが自分の進むべき道を決め、どのように歩んでいくかが描かれております。4人の成長の過程が愛おしく、それぞれの旅立ちと別れに「我が娘達よ頑張れ!」とエールを送りたくなる本当にこれがラストのお話になります。

たまゆら2

 この作品は、主人公”楓”のファインダーごし&写真から観た瀬戸内・竹原の美しい情景と家族・友人・街の人々との温かなエピソードが中心となり、そして楓や友人たちそれぞれが、自分達のおぼろげな「夢」を追いかけていくお話でもあります。楓を囲む街の人たち、家族、そして友人の温かさに見る側も心が洗われるお話がたくさん登場します。とても優しい気持ちになれる素敵な物語ですので、まだご覧頂いてない方はぜひぜひ、ゆっくりと時間をかけて構いませんので、全てを観て頂けたなら幸いです。

作品を作った方々ですが、原作・監督が”泣かせの佐藤順一”と言われている「美少女戦士セーラームーン」「ケロロ軍曹」「ARIAシリーズ」「おジャ魔女どれみ」を手がけたアニメーション監督であり演出家でもある”佐藤順一”さんです。脚本の一部と全体のシリーズ構成も担当しております。脚本は「ARIAシリーズ」「けいおん!!」「のんのんびより」「ガールズ&パンツアー」の脚本家”吉田玲子”さんが多く携わっております。制作会社は「たまゆらOVA」がハルフィルムメーカー、それ以降の作品はTYOアニメーションズとなっております。

声優さんも大変豪華でメジャーな方々が沢山登場しております。
主人公の佐渡楓”竹達彩奈”さん、塙かおる”阿澄佳奈”さん、岡崎のりえ”井口裕香”さん、三谷かなえ先輩 ”茅野愛衣”さん、かおるの姉さよみ”大原さやか”さん、お好み焼き「ほぼろ」の八色(やくさ)ちも”松来未祐”さんです。(松来未祐さんは突然の訃報でしたが、昨年お亡くなりになられました。謹んでご冥福をお祈りいたします。大変惜しまれた方で、皆さんの記憶に残る素敵な声優さんです。)

この作品は音楽もとても素敵です。以下は特に私が好きな4曲です。

「たまゆらOVA」オープニングテーマ「やさしさに包まれたなら/坂本真綾」
「たまゆら~hitotose~」オープニングテーマ「おかえりなさい/坂本真綾」
「たまゆらOVA」第4話・
「たまゆら~hitotose~」第2話エンディングテーマ「夏鳥/中島愛」
「たまゆら~hitotose~」エンディングテーマ「神様のいたずら/中島愛」

OVA完結編「卒業写真」オープニングテーマ「これから/坂本真綾」
               エンディングテーマ「卒業写真/坂本真綾」
こちらも最高にいい曲ですがアップ出来ませんのでみなさん、こちらは本編を観ながらじっくりと聴き惚れてください。

さいごに”たまゆら”とは何かと言いますと、このお話の中でいう”たまゆら”とは、うれしい気持ちの時に撮った写真に稀に映り込む白い光の点をそう呼んでおります。ドットのような光の点のことです。うれしい気持ちがいっぱいだと映るそうで、写真が素敵に見えるそうですよ。皆さんはそんな写真を観たことがありますか?

「たまゆら」よ、たくさんのやさしさをありがとう。そしてみんなの記憶にも永遠であれ!!

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忘れたくない想い、ありますか?聴こえますか?真実のメロディ。「ef - a tale of memories.&melodies.」

「このアニメを観たい」と思うきっかけになるのは、旬な時期ならネット上の話題からが一番です。そうでない過去物アニメにおいては以前にも書きましたが、自分で面白そうなタイトルを見つけ、そのアニメのイラストやジャンル・あらすじを視て判断することがほぼほぼです。ただ稀におすすめアニソンなんてのを聴いて、オープニング&エンディングテーマの良さから入る場合もあります。
今日ご紹介するアニメは、どちらかというと後者のテーマ曲の良さから観るに至ったパターンです。

その作品は「ef-a tale of memories.」(第1期12話)&「ef-a tale of melodies.」(第2期12話)です。

とてもしゃれたオープニングテーマであり、第1期&第2期共にアップテンポの英語歌詞で、バックの映像も色使いを抑えたモノトーン基調がアーティスティックな作りでもの珍しく、その融合がとてもインパクトありで惹かれました。始めはそのオープニングの映像の意味がわからないのですが、作品を観すすめていくうちにそれが作品の包括的なテーマを表していることにやがて気が付きます。
第1期だと回が進むに連れ、主人公たちのアウトラインに色が増えいき(第1期の主人公が女性漫画家なこともあってモノクロっぽいところから徐々に色づいていくという職業的な関連があるらしい)、最終話12話では日本語歌詞が登場し、作品の普遍的なテーマがそこで堂々と明かされるという、にくい演出になっております。

方やの第2期は、最終話12話まで毎回エンディングが少しづつ変わっていて、主人公たちをいろんな角度から見ているような作りになっています(これは私が勝手に想像するに、第2期のメインの主人公の一人が建築家であることに由来しているのかもで、その職業柄の特性をもじっているのではないかと)。

こうなると、オープニングテーマから本編までを含めてが作品であり、魚のアンコウのように無駄に捨てるところが一切ない、妥協なき作品だといえます。オープニングが毎回変わっていくという手法はこのあとのその他の多くのアニメにも多大な影響を与えているとの話もあります。

第1期のオープニングテーマ「euphoric field(ユーフォリック・フィールド)/ELISA」は私が英単語を調べた限り、”幸福に満たされた場所”というタイトルだと思われます。あっ、今更ですが、この作品のジャンルは「恋愛ストーリー」でありますので、それを踏まえて読み進めてくださいね。そして第2期のオープニングテーマ「ebullient future(イブリアント・フューチャー)/ELISA」は”あふれんばかりの未来”という意味(たぶん)。
このどちらもナベアツなムネアツな一曲で、皆さんのハートを鷲掴みにすること間違いなしです(おそらくは)。

この作品、"ef"というタイトルの頭のアルファベット2文字が何を表しているのかすごく気になりませんか?
上のふたつのオープニングの単語の頭文字もそれぞれeとfになるように計算され韻を踏んで作られているとしか思えないのですが。

私はすごく気になりました。(アニメ「氷菓」の主人公の”えるたそ”も恐らくは気になっているはずです。)そのはっきりとした由来は明らかにはされていないようですが、第2期の1話タイトルが"ever"(いつか)で、最終12話タイトルが"forever"(永遠に)となっております。第2期最終12話のエンディングでは”ever forever”(恐らく、”ますます永遠に”という意味?)いう曲が流れます。この辺りが作品のテーマであり、タイトルの由来なんじゃないかと私は思っております。

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ちなみに、第2期の1話~6話のタイトルの頭文字を6話から縦読みすると"future"という単語が浮かび上がってきます。7話~12話の頭のre,forを取った頭文字も順に縦読みすると"future"が読み取れます。これら3つの言葉"ever""forever""future"がキーワードのごとくアチラコチラに見え隠れしていて、この恋愛ストーリーの伝えたいベースなのかもしれませんね。

恋愛ってやっぱり永遠につづくものではないのかもしれませんが、そうあって欲しいと願う気持ちは当事者なら絶対持っていたい想いですよね。恋愛される方の未来(future)が、どれもever foreverであってほしいという普遍的な願いが込められた作品なのかもしれません。

この作品は第1期・2期共に2組ずつの男女の恋愛模様が描かれています。それぞれの期でふたつの恋愛が平行して進んでいきます。そして、それらの4つの恋愛は全く関係のないオムニバスではなく、段々とつながりを持って後半に進んでいきます。第2期最終話でそれらは・・・これ以上は言えません。ネタバレが多くなってしまうと楽しみが半減しますので。

とにかく最終話に大きな感動・フィナーレが待っています。私は第2期の10話からすでに涙腺崩壊で残り3話までそのペースでゴールしました。第1期だけでもすごく感動しますが、第2期の最後がそれ以上に感動的な結末が待っておりますので、どうかこの作品は途中でリタイアしないで、最後まで見届けてください。

この作品はアクションによる怖さはないのですが、途中、人間の心の奥底、心の叫びがリアルに表現されているので、怖く感じる場面もそれなりにあります。ただし、恋愛マスターのR40ーOVERの男子・女子の皆さんならそれを踏まえて観ることが出来ると思います。人が相手を好きになった時の相手を想っての行動・自分の気持ちを全面に出したい想いとの間で悩み苦しむ姿がストレートに表現されていて、より人間味のある作品内容に、なにかしら共感を持って観ることが出来る恋愛ストーリーかも知れません。入りはオープニングテーマからではありましたが、作品の中身は非常に濃厚で、個々人の内面の動きを詳細に伝えている良い作品です。

今回のブログのタイトルはそれぞれのキャッチコピーからとっております。
第1期「忘れたくない想い、ありますか?ef-a tale of memories.」
第2期「聴こえますか?真実のメロディ。ef-a tale df melodies.」

そういう私には、忘れられない思い出があります。かれこれ25年前の恋愛ですが、結婚一歩手前で振られた経験があり、その時の出来事がすごく私にとっては大きく、後にも先にもそれが一生に一度の大恋愛であったと思います。その時は「明日のジョー」状態で恋愛というリングの上で灰になっておりました。あれから25年たっても未だに思い出は色あせません。辛い時に忘れたいと何度思ってみても、それは深く私のこころに刻まれていたのです。その想いに情けないと思うこともしばしば。なかなか時間が経過しても記憶はまったく薄れないものですね。 

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そんな時にこの作品を観て私はハッと気が付きました。そんな、彼女と過ごした過去も私の人生の一部であり、宝物であり、私だけしか経験できないシナリオであることを。忘れられないのではなく、実は私自身が無意識に忘れたくなかったのだということに。そして何も忘れなくても良いんじゃないかと思うようになり、私は救われました。そう思うようになってすごく気が楽になり、忘れられずにいる今の自分をやっとその呪縛から開放してやることができました。今ならきっとありがとうって心から言えるはずです。

efの中に出てくる恋愛の話をひとだけしますね。

少年は一人の少女に出会います。そこは少年がいつも一人で居るお気に入りの場所。そんなある日いつもと同じその場所に少年が向かうと、そこにはすでに先客の一人の少女が。音羽(おとわ)という名の無人駅のベンチ。「ここは電車は止まりませんよ。そ、それじゃあ。」そう告げると少年は、彼女に手を振りその場をあとにした。それは45秒未満の邂逅だった。翌日、学校の放課後に再び、少年はその無人駅へと向かった。すると、そこには昨日の彼女がいた。やがて彼と彼女は少しずつ会話をするようになり、毎日会うようになっていった。でも、彼女はいつもどこかよそよそしい。毎日あっているのになぜ。彼にとっては重ねる毎日、しかし、彼女にとっては全く新しい一日一日であった。

なぜなら、彼女は13時間という時間の中でしか、記憶をとどめておけないという記憶障害を抱えていたからである。彼女は彼との楽しい毎日を日記に綴り、翌日その出来事を振り返り、そしてまた駅へ向かう。やがて彼女は、描いたものを何度も読み返して時間を遅れさせ、徹夜で彼との過ごした出来事を記憶に留ようと・・・。そしてついに彼女は倒れてしまいます。彼は重い現実を受け止めなければならなかった。彼はそれから彼女に対してどう接するのか?彼女は13時間という記憶の限界を超えて新しい世界へ羽ばたくことが出来るのか?ふたりの向かうこれからの未来はいったい?

第1期「ef-a tale of memories.」は2007年10月~12月に全国の独立UHF系5局で放送、第2期「ef-a tale df melodies.」は2008年10月~12月に全国の独立UHF系4局で放送という、大変少ない放送局数にとどまってしまいました。放送局数の少なさと、2007年の「CLANNAD」、2008年の「CLANNAD After story」「とらドラ!」の恋愛作品の人気の影になり、人気が今一つ出なかったらしいのですが、内容が大人仕様であったこともまた理由のようです。ですので、むしろ大人が見て正解の作品であります。

アニメーション制作は、背景の美しさでも定評のある制作会社”シャフト”ですので、恋愛ストーリーをより神秘的に盛り上げてくれています。原作はゲーム会社のブランド名minoriが担当、「ひだまりスケッチ」「化物語」シリーズ・「魔法少女まどか☆マギカ」の監督で有名な”新房昭之”さんが監修、監督はその新房さんのもとで長年スタッフとし動かれたアニメーション演出家の”大沼心”さん、脚本・シリーズ構成は「アルドノア・ゼロ」も手がけた”高山カツヒコ”さんが担当されています。これらの方々が創った作品なので、観る価値がありありです。

ちなみにさっき出てきた邂逅(かいこう)っで言葉は難しいですね。私は知らない言葉でしたが、この作品でこの言葉の意味を知りました。”思いがけない偶然の出会い”という意味のようです。アニメってお勉強にもなるのですね。実に素晴らしい!
では、みなさんにとってもこの作品が、「それは26話未満の邂逅だった」となることを期待してお開きといたします。

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大人にも絶対に見てほしい泣きアニメ、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

最近は、今まで見たアニメの中で劇場版まで登場しているものについては必ずそれを見るようにしています。
例えば、「花咲くいろは」ですが、本編アニメの一部分をクローズアップした内容で、本編を見た方がより感動出来る仕立てになっております。もちろん、劇場版だけを見ても楽しいのですが、本編を見てから見たほうが、感動がとてつもなく大きいことに驚かされます。
また、劇場版をやるくらいの作品は当然、ベースとなる本編が面白いわけで、ヒットしているからこそ本編の続編であったり、本編のより詳しい内容仕立てにしたりして劇場版での展開ができるのだと思います。
そして、この劇場版というものは、本編をきちんと見た方への作り手側からのサプライズ、あるいはご褒美のようなシロモノだと私は考えます。だとすれば、それを受け取らない手はないですよね!本編だけで終わらせないで、その先の世界を堪能したほうが絶対に良いからです。まだ自分の好きな作品で、劇場版まで登場している作品があれば、それは要チェックです。絶対に見たほうが良いでしょう。今すぐ皆さん、行動を!

そんなわけで、今日は何を紹介するかといえば、これまた劇場版まで作られた感動の物語、
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という作品です。

これは、私が以前の記事で一度紹介している作品ですが、前回、割りとストーリーもあっさり目に紹介しており、劇場版にもあまり触れていない記事でしたので、ちょっと片手落ちの内容でありました。改めて劇場版まで紹介いたします。この作品は本編の感動が半端なく、更に本編を見た後に劇場版まで見進めると、その感動が更に何倍にも膨れ上がり、涙腺崩壊どころか、滝のごとく花の水(いや、もとい、鼻水)までもがダム決壊かと思わせるくらいに流れ出してしまう内容です。例えはあまり良くないですが、それぐらい泣かされる作品であることは確かですし、老若男女問わずに見ることが出来る秀逸な作品ですが、是非、大人の方に見てほしい作品です。
自分が大好きな人のために、仲間のために、愛する人のために何を考え・何を行動すべきなのかを考えさせられる物語です。
そして、過去に後悔や懺悔の気持ちがあっても、それを挽回するチャンスが仮に巡ってきたならば、それをきちんと相手に伝える行動が出来ることが素直に素敵でカッコいい、と思える作品なのです。だからこそ、まだ見たことがない大人の方には是非とも見て頂きたく、見て何かを感じて欲しいなあって、思います。じんたん、カッケーんすよ!
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主人公、宿海仁太(やどみじんた)”じんたん”はその昔、小学校時代は”世界の平和を守るグループ”「超平和バスターズ」六人組のリーダー。なんでも思う通りに自由に行動できる強さを持っていた。しかし、”あの日の出来事”を境にいつしか、その強さは影を潜め、高校受験にも失敗して、その地域の1番底辺の高校に通うようになってからは徐々に高校への足は遠のき、やがて引きこもりとなってしまった。

そんな、高校1年の夏休みのある日、仁太が家でテレビゲームをしていると、そのゲームにツッコミを入れてくる女の子の声と姿がが・・・。それは、昔一緒に遊んだ超平和バスターズの一員で、事故で亡くなった本間芽衣子(ほんまめいこ)”めんま”のちょっと成長した姿だった。ふとそれに気が付いた仁太であったが、自分のストレスが生み出した魔物だと、それに気がつかない素振りで日常を続けていた。
しばらくすると仁太の親父が帰ってくるが、親父にはめんまの姿が見えていないし、声も聞こえていないらしい。
何故か突然に、めんまは仁太の目の前に現れたのだった。それは単なる魔物、それとも幽霊?
めんまは、願い事を叶えてもらうために仁太の前に現れたのだと仁太に話す。そしてそのお願いごとはなんだか分からないが、超平和バスターズのみんなじゃないと叶えられないお願いだと思う、と告げるのであった。

同じ高校に通う昔の超平和バスターズの一員、安城鳴子(あんじょうなるこ)”あなる”は、学校に来なくなった仁太に、先生から預かった夏休みの宿題を届けにやってきた。やはり、あなるにもめんまの姿は見えていないらしい。仁太とあなるに昔のような仲の良い接点はなくなっていた。めんまは、仁太にあなるに願い事を手伝ってほしと頼むように伝えるが、仁太はあなるに憎まれ口こそたたくものの、めんまについては何も言えなかった。

その後、気晴らしに外に出ると、仁太が通うはずだった高校に通う、超平和バスターズの一員、松雪集(まつゆきあつむ)”ゆきあつ”と鶴見知利子(つるみちりこ)”つるこ”にばったり再開する。この二人とも、仁太は疎遠になっていて、しばらくぶりに合ったにもかかわらず、ゆきあつのさげすんだ言動に仁太は耐え切れずにそこから逃げ出してしまう。

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うまくいかない現実に、仁太はめんまを突き離し、一人家路につく。だが、その後仁太は、めんまが亡くなる前にめんまに謝ることがあったにも関わらず、それが出来なくて後悔していたことを思い出し、そういう自分の気持ちこそがめんまを呼び起こしたのだと悟り、仁太はめんまを探しに家を飛び出した。めんまがいそうなところ、向かった先は超平和バスターズの基地。

そこで仁太はかつての超平和バスターズの一員、久川鉄道(ひさかわてつどう)”ぽっぽ”に出会う。ぽっぽは、中学卒業後はアルバイトをして貯まったお金で世界を旅する生活をし、日本にいる時はその秘密基地で暮らしているのだと。
仁太は成り行きでめんまの事をぽっぽに話してしまうが、ぽっぽはそれを信じ、一緒に願い事を見つけ、めんまを成仏させると言い始める。二人が思いついたお願い事は、昔みんなで一緒にやっていたゲーム”のけもん”のキャラ集めで、みんなでゲームを繋がないと達成出来ない事であった。二人はキャラ集めのためにあなるに協力を求めゲームに興じる。そしてキャラを集めることに成功するがめんまは消えなかった。どうやら、願い事はそれではなかったようだ。
しかし、徹夜でゲームをしたことで、三人の距離は一気に昔の超平和バスターズの時のように縮まり始めた。

めんまが現れたことで仁太の日常は大きく動き始める。それをきっかけに、超平和バスターズの4人との必然的な再開。めんまのお願いごとを叶えるために”ふたたび”超平和バスターズは動き出す。いろんなわだかまりをそれぞれが抱えながら・・・
じんたん、あなる、ゆきあつ、つるこ、ぽっぽの五人は、めんまのお願いごとを兼ねることが出来るのでしょうか?そしてめんまは無事に成仏することが出来るのでしょうか?
感動のラストが皆さんの心を鷲掴みにします!
  
劇場版は、その夏から時が流れて1年後のみんなのお話。どうなったかを書きたいけど書けないのが案内人の切ないところです。
どうかみなさん、劇場版までたどり着いてください!
これを書いている今ももう、すでにストーリーを想い出して泣きそうです。

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この作品はアニメーション制作会社のA1ーPicturesがアニプレックスとフジテレビと一緒に手がけた完全オリジナルアニメです。
漫画やライトノベルの原作からではありません。2011年4月~6月にフジテレビの関東広域圏でノイタミナ枠として11話が放送、劇場版の2013年8月31日公開時にはそれに先駆けてその7月~9月に全国のフジ系で放送となりました。2015年9月21日には実写版ドラマがフジで放送されています。
アニメの監督はラブコメの「とらドラ!」、SF・ファンタジー系「とある科学の超電磁砲」も手がけた”長井龍雪”さん。同じく「とらドラ!」のスタッフの”岡田麿里”さんが脚本、”田中将賀”さんがキャラクターデザインを受け持つ最強タッグの作品です。

声優さんもめんま役が”茅野愛衣”さん、あなる役が”戸松遥”さん、つるこ役が”早見沙織”さんという声優界を代表するJAPANメンバーといっても過言ではない婦人(布陣)です!

そして音楽がこれまた最高で、シュワっとはじけるようなオープニングテーマが
「青い栞/ガリレオ・ガリレイ
エンディングは、ZONE名曲のカバー
「secret base~君がくれたもの~10years after Ver./本間芽衣子・安城鳴子・鶴見知利子」
とってもいい曲たちが作品をバックアップしています。

誰でも過去に後悔や懺悔のひとつやふたつはあるはずです。
それらがあって今の自分があるんだと思います。
ただ、人生のこれからで、もし、それらが晴れる日が訪れるとしたら・・・あなたならどうしますか?

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大切な人といつかまた巡り会えますように。「プラスティック・メモリーズ」

 昔見たドラマの最終話で語られた1節ですが、
「人は生まれた時から死へと向かって生きていく、そのためには人には愛が必要である。
愛を知るために人は生まれ、愛を見つけるために人は生きていく。」
こんな言葉だったと思いますが、とても哲学的な1節で今でも私の心に残っています。
そして最近見たアニメの中で、再びこれを思い起こさせる作品に出会いました。

「自分の命の時間があらかじめ決まっていたとしたら、オレならどう受け止めるだろう?」
衝撃的な主人公のフレーズから物語はスタートとします。

「プラスティック・メモリーズ」。

この作品は先月終わったばかりの2015年春アニメです。
シナリオライター”林直孝”さんが原作・脚本を手がけたオリジナル作品で、4月~6月でBS11で放送されました。
ジャンルはSF・ロボット・ラブコメとなっていて、アンドロイドと人間の純愛を描いていますので、”SF純愛ラブストーリー”というのが一番ぴったりかもしれません。

人間とほとんど見分けがつかない機能と外観、そして人口の心を積んでいるアンドロイドが人間社会で共存している近未来が舞台です。
主人公、”水柿(みずがき)ツカサ”は虫垂炎による受験失敗で、親のコネで世界的大企業SAI社に就職することになった。
SAI社は高性能のアンドロイド”ギフティア”を製造・管理している企業であり、ツカサが配属されたところは”ターミナルサービス課”という、寿命間近のギフティアを回収する業務を遂行する部署であった。
ギフティアは高性能であるがゆえに、人間と一緒に仕事をしたり、家族として子や孫、親としての役割を果たすくらいに深く人間社会に関わりをもつ存在であるが、耐用年数が81,920時間(およそ9年4ヶ月)という限界の中で生かされている存在でもある。
その時間を越えると、ギフティアは人格や記憶が壊れ出すため、法律によって期限前の回収が義務付けられている。
ターミナルサービス課では、人間とギフティアがペアを組み、回収作業にあたる。回収作業は、オーナーが同意書にサインをした後に、”マークスマン”と呼ばれるギフティアと回収対象がペアの指輪をはめ、マークスマンがOSを消去するスイッチを入れて完了となる。方やペアの人間の方は、”スポークスマン”と呼ばれ、その全体の遂行を管理(見届ける)するのが役目である。9年4ヶ月ものそれなりの時間を過ごした「人間とギフティアの思い出を引き裂く仕事」という見られ方もする仕事であった。
しかし、全世界にある29あるターミナルサービス課の中でも唯一、ツカサの所属する第一ターミナル課は、ギフティアのオーナーの心のケアも徹底することを業務方針に打ち立てて、任務を遂行していた。 

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 ツカサは入社後、主にお茶酌みをしているギフティア”アイラ”とペアを組むことになった。ほとんど感情を表に出さないアイラであったが、昔は感情豊かなギフティアであったらしく、とある事件以後心を閉ざすようになっていた。
アイラは久しぶりにマークスマンとなって現場復帰し、必死にツカサの役に立とうとする。
それには理由があり、アイラは自分の寿命がすぐ近くまで来ていることを悟り、残りの時間を人の役に立つことをする事で自分の存在意義を見出そうとしていたのであった。
ぎこちない二人が少しずつ互いを理解し、仕事も順調に過ぎていこうとしている。
そして、第二話にしてアイラの寿命があと2,000時間しかないことが、上司の”カヅキ”からツカサに告げられる。
それを聞いたツカサは、最後までアイラとパートナーを組むことをカヅキに申し出るのであった。
いつしか二人の中にアンドロイドと人間を超える感情が芽生えていく。パートナーとしてはもちろん、それ以上の感情が・・・。
楽しく幸せで、それでいて切ない時間が刻々と過ぎていく。
二人の遠くない未来はどうなるのか?

この作品は最初から二人の別れへ向けてのカントダウンが描かれていることが予想される物語であり、結末はうすうすわかってはいるけれど二人のことを見届けないわけにはいかない、ガチなラブストーリーです。
相手がアンドロイドという設定がむしろ、よりお互いの人間的な感情のぶつかり合いを引き出していて作品の絶妙さを感じます。
二人がお互いを想う気持ちがとてもいじらしく、時間の経過にドギマギし、いつしかこちらも入り込んでしまいます。
”想いを作れるのはこの一瞬だけ”、アイラの言葉が心に響いてきます。

ヒロインのアイラ役は、私が好きな”雨宮天(あまみやそら)”ちゃんです。一週間フレンズのヒロイン藤宮香織役もよかったですが、今回も優しく純真な役柄をうまく演じています。
また、同僚の”絹島ミチル”役もサブヒロインながら”赤﨑千夏”さんが作品を良く盛り上げています。

最後にオープニングとエンディングテーマですが、どちらも原作者の林直孝さんが作詞をしているようでして、ストーリーにとても則したすごく心に染みる良い曲かと思います。
オープニングテーマ「Ring of Fortune/佐々木恵梨」
エンディングテーマ「朝焼けのスターマイン/今井麻美」

私は全13話のうち3回は号泣してしまいました。
そして最終話を見たあとは、家族に優しく接することが出来ました。
この作品は、限りある時間を好きな人と過ごせる幸せをあらためて感じることが出来る作品かも知れません。
ぜひあなたもご覧ください。

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あの日見たはずの「超平和バスターズ」をあなたはまだ知らない?

人生の中で、自分が正しいと思ってもそう出来ない事っていろいろあるもんだと思います。なぜなら、人それぞれが持っている叶えたい事が何かあったとしても、自分のために叶えたいのか、それとも人のために叶えたいのかを無意識に選択して生きているからなのかもしれません。

今日お話する作品は、そんな何かを大人になったあなたがたまには立ち止まって考えてみるにふさわしい、愛と感動の物語です。
その作品とは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。

2011年4月~6月にフジテレビ”ノイタミナ枠”で放送されたアニメです。
また、2013年8月には劇場版も公開された作品なので、かなりメジャーどころではあります。
ジャンルは伝奇(ファンタジー)・ラブコメに分類されていますが、青春ストーリーというほうがはまっているような気がします。
最近面白いリアルタイムの「四月は君の嘘」「冴えない彼女の育て方」を作っているA-1Picturesという制作会社が手がけた作品です。

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どんな内容かと言いますと、子供の頃の仲良し6人組みが、高校生になって、昔作っていた”超平和バスターズ”の活動を再始動するお話です。今回のこの作品はこれ以上内容に触れると見る方の大切な感動体験を損ねてしまうこと、語るにはあまりに尊い多くの事が詰まった作品ですので、見てくださいにとどめておきたいと思います。
おそらく、この作品の前では何の言葉をもってしても陳腐になりそうなぐらいすばらしい物語です。
平成のすばらしいアニメ作品の5本のうちに入ると1本といっても過言じゃないぐらい、私個人としては大切な作品となりました。

エンディングテーマ 「君がくれたもの」はこの作品のメインヒロイン3人が歌い上げていますが、毎回見終わったあと、このエンディングがまた染み入ります。

また、声優にはメインヒロインのめんま役が”茅野愛衣さん”、あなる役が”戸松遥さん”、つるこ役が”早見沙織さん”と個人的に好きな方がそろい踏みで大変満足しています。
特に、めんまのかわいさは120%なのです。

11話のラストは、あまりの感動で号泣し、見ていたモニター画面が涙でうまく見えないぐらいに泣かされました。
見る前に木綿のハンカチかティッシュをご用意することをおすすめいたします。

そして、あなたにもある”超平バスターズ”活動のスイッチをぜひ、点検してみてください。

見る参考になったよ、という方はぽっちいただけるとうれしいです。
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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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