氷の上では主役はオレだ!演じる男たちが追求する美と技の世界。「ユーリ !!! on ICE」

スポーツアニメの魅力は何か。それは、あなたが知らないスポーツならばその競技の解説がちょくちょく入ったりしますので、当然その作品を楽しみながら知らなかったルールやその競技の見処を知ることが出来るところにあります。知っているスポーツならば、そのアスリートに同調しながら 心理状態や精神論についてより突っ込んだ深い部分に触れる楽しみが出てきます。

私が今までに紹介したアニメ作品の中で、スポーツジャンルものは唯一、「ピンポン」(卓球)というタイトル作品だけにとどまっています。決してスポーツが嫌いなわけじゃないのに、自分がスポーツアニメをあまり取り上げていないことにふと気がつき、なにゆえかをあらためて考えてみました。要するにそれは、私がメインで取り上げようとするアニメ作品の大方が深夜帯ものであることに起因します。大人も子供も楽しめるスポーツジャンルの作品は当然、人気が出るので、大半が日中の帯で組まれまるために深夜帯でのスポーツものは絶対数が少ないわけです。

そして、深夜帯で取り上げられる作品は、どちらかと言うと逆に万人受けする方向のスポーツではなくなっていきます。例外的に、人気のスポーツではあってもお話の作りが大人仕様の場合は深夜枠になるかとは思います。果たしてこのスポーツアニメはみんなに紹介するに値するものなのか?40代以上の方には楽しんでもらえるのか?それらも考慮すると、おのずと私の紹介するスポーツアニメはそこで更にふるいにかけることになり、少なくならざるおえないということになるわけです。

理由がわかって私自身もスッキリしたところで、今回はスポーツジャンルの作品を紹介したいと思います。今の話の流れからいくと、メジャーじゃないスポーツということになりそうですが、今回は違います。男子フィギュアスケートの世界を描いたアニメです。

作品タイトルは「ユーリ!!!on ICE」です。

女子のフィギュアスケートならアニメに取り上げられそうですが、男子というのが珍しい気がします。このアニメはイケメンがたくさん登場するので、美男子大好き女子にはもちろんですが、男性が観ても十分に楽しめる作品かと思います。単に勝った負けたのスポーツの熱さが先行する中高生向けアニメとは一線を引いた作品かと。トップアスリートたるものが乗り越えるべき自分自身・相手・そして様々なプレッシャーとの闘いを、引退を考えながらラストシーズンに臨む主人公を軸に他のスケーターの生き様も合わせ描く青春群像劇は、フィギュアスケートという限られた者たちにしか見えない独特な世界を私たちにより身近に感じられるようにしてくれる意義ある作品と言えます。

元フィギュアスケーターの”宮本賢二”さんが、登場人物の課題曲20曲の全てにオリジナルの振り付けを加えているらしく、自らがそれを滑って動画撮影し、作画につなげているようです。それも登場人物のキャラをよく考えて振り付けをしたらしいので、力の入れようが半端ないですね。各キャラの滑りが見どころでもあり、それに合わせた各々の本格的なオリジナル曲も聴きどころが満載なアニメです。今は解説者として活躍され始めた”織田信成”さんもゲスト解説者として実際に声の出演がありますので、そちらもお楽しみに。

この作品は、漫画家の”久保ミツロウ”さんとアニメーション監督・演出家である”山本沙代”さんの二人の原案がもととなっております。山本さんが監督兼アニメ全体のシリーズ構成を担当、久保さんがキャラクターデザイン兼脚本を担当しております。そして、第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した「この世界の片隅に」を制作した、”MAPPA(マッパ)”がアニメーション制作を行っております。2016年10月~12月に全12話がBS朝日・テレビ朝日(関東広域圏)・AbemaTV(インターネット配信)他で放送されました。では物語の始まりを少し紹介いたします。

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日本フィギュアスケートの特別強化選手である”勝生勇利(かつき ゆうり)”23歳は、グランプリファイナル初出場を果たした。しかし、背負ったプレッシャーの大きさとグランプリファイナル直前の飼い犬の死が重なり、メンタルの弱さから滑りのミスを繰り返し、最下位(グランプリファイナルは6人で争われる)とボロ負けをしてしまう。試合終了後、勇利はジュニアファイナル優勝者のロシアのユーリ・プリセツキー(15歳)とトイレで遭遇。「来年は俺がシニアに出るからユーリは二人はいらない。弱いやつはさっさと止めてしまいやがれ!」と因縁までつけられてしまう始末。そのファイナルのダメージを引きずったまま続く日本選手権大会もボロ負けし、そのため、その他のメジャーな大会には声がかからずにシーズンを終了。デトロイトを拠点に専属コーチと練習を積んできたが、そのコーチとの契約も解消、スケートのために留年までしていた大学も卒業し、5年ぶりに日本に帰国する。

勇利の実家は九州の長谷津町(はせつちょう)という海沿いの城下町にあった。温泉の街でもあったが、段々と温泉をやる家が少なくなって、現在は勇利の実家「ユートピアはせつ」だけが温泉施設を営んでいた。町には「アイスキャッスルはせつ」というスケート場があり、小さな頃に勇利はそこでスケートをはじめたのだ。これからは地元でひとりでスケートを続けることになり、勇利は今後の自身に何が必要なのかを考えはじめていた。

久しぶりに地元のスケート場・アイスキャッスルはせつに行くと、そこにはそのリンクで働く、かつてのリンクメイトで勇利の憧れのマドンナ”優子”がいた。営業が終了した時間帯ではあったが、優子は傷心の勇利に対して、「ひとりで滑ってもいいよ」と優しく声をかける。そんな優子に対して勇利は「僕の滑りを観てほしい」というと、自分が小さな頃からずっと憧れ続けているフィギュア界のトップ・ロシアの”ヴィクトル・ニキフォロフ”選手(27歳)のプログラム(課題曲)を滑走し始める。それはヴィクトルの完全コピーの滑りであったが、勇利と共に昔からヴィクトルに憧れていた優子は勇利のその滑りに痛く感動する。勇利は試合後にずっと落ち込んでいたが、その落ち込みにも飽きて、ヴィクトルの滑りをずっと練習していたらしい。自分が好きなスケートを、ヴィクトルのプログラムを滑ることで思い出したかったからだ。

そんな完コピの滑りを、勇利のファンでもある優子の三つ子の娘達が動画に撮っていたようで、思わず勇利に無許可でネットにアップしてしまう。「勇利、ヴィクトルFS(フリースタイル)滑ってみた」のタイトルで。勇利の知らぬ間に、それはあっという間に世界に拡散。スケート関係者はもちろん、完コピされた本人”ヴィクトル”もこの滑りをネットで観てしまう。

数日後、”ユートピアはせつ”の温泉に浸かる、鍛えられた体の外国人がひとり。なんとそれは、あのヴィクトル・ニキフォロフそのものであった。目の前に憧れのヴィクトルがいることに勇利は信じられない。「どうしてヴィクトルがここに?」勇利の頭の中は??? ヴィクトルは答える。「は~い、ユーリ。今日からオレはユーリのコーチになる。そしてグランプリファイナルで優勝させるぞ。」ネットがきっかけでヴィクトルが日本に来てしまった。何故に?それは曲に調和したユーリの滑りを見てヴィクトルが何かを感じたからに他ならない。勇利をコーチするって本当?そのためには彼は現役を休業して勇利のコーチに専任するらしい。彼が勇利のコーチする狙いは一体?そして勇利は再びグランプリファイナルに出場する力を出す事が出来るのだろうか?
ヴィクトルがはせつに来たことによって勇利は再び始動し始める。憧れの存在がパートナーとなってここから勇利は進化を遂げられるのだろうか?

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この作品は、大枠でのフィギュアスケートの採点方法について説明が入っておりますので、それを多少の知識として軽く頭の片隅に入れればそれ以上は必要なく、むしろ、選手の心理的な内面や各人が今まで背負って来たストーリーを想いながら選手のスケーティングを観るということで、よりフィギュアスケートを感慨深いものにしてくれる作品です。フィギュアスケーターは氷上での演目がスタートすれば、その持ち時間を精一杯自分ひとりで滑りますが、その舞台に立つまでのコーチと二人で費やした時間の中で作り上げてきた、美と技の集大成が試されるのが本番のスケートであります。見た目には一人でも、そのスケーターひとりひとりはそのスケーターを応援する家族・仲間・関係者・多くのファンの支えと想いを背負って氷の舞台に降り立ちます。そう考えるだけで目頭が熱くなりそうです。 

どのスケーターも自分の力量を考えた演目の構成になりますが、氷の上の世界はスケーターひとりひとりがドラマの主役です。その中で最優秀の主演男優・女優賞を決めるのがフィギュアスケートなのでしょう。先行で滑る選手の結果を知り、それを上回るために、ときには用意した演技構成という名の台本を、滑りの中で書き換える選手もいるようで、自分自身との闘いの他に同じリンク上での他の演技者との攻防もありうるようです。ただ、自分の演技以外では同じリンクで滑る選手を応援したり、健闘を称え合う姿勢があるようで、すごく紳士なスポーツだとこのアニメを見て尚思うところがありました。

どのスポーツでもメンタルの強さが大切ではありますが、本番でのノーミスの演技というのが限りなく難しいフィギュアスポーツにおいては、ミスするのは割りと当たり前で、持ち時間数分の中でのミス後に気持ちを引きずらずに瞬時にリセットし、その先をリカバリーすることが出来るメンタルの強い選手がより結果を残しやすいスポーツのような気がします。私たちはスポーツ選手ではありませんが、スポーツ以外でも平常なメンタルを一定に保つということは日常の中でも必要とされることのように思えます。ここからそんなことが学べたら良いですね。

さて、今回の声優さんについてですが、正直、私は男性声優さんは詳しくはありません。ですので独断と偏見で、今回の主役3人の声優さんが出ている知っているアニメキャラを紹介いたします。

主人公の勝生勇利役の”豊永利行”さんは私が割りと好きなアニメ(まだ紹介はしていませんが)「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」の主人公”西村英騎(にしむら ひでき)を演じておりました。このアニメヒロインがめちゃくちゃ可愛いです。すみません、豊永さんの話でしたね。続きましてヴィクトル・ニキフォロフ役の”諏訪部順一”さんですが、今回のアニメでは二枚目でありながらおちゃめな一面を魅せてくれる幅のある役でした。「Fate/stay hight」のアーチャー役もこの方の代表的な役柄で、とてもカッコいいですね。 最後に勇利のライバルとなるロシアのユーリ・プリセツキー役である”内山昴輝”さんですが、このお話の中ではわかりやすく言うと、ロシアのヤンキー役です。柄悪いですね。この方は「甘城ブリリアントパーク」の主人公”可児江西也(かにえ せいや)”役ではイケメンでクールな青年を演じていました。こちらも結構面白い作品ですよ。

では皆さん、スケートアニメは見ても、リアルな世界では何かと滑らない様にご注意くださいませ。

オープニングテーマ「History Maker/DEAN FUJIOKA」 
    ※あのディーン・フジオカさんが作詞・作曲・歌まで歌っており、ビックリです。

エンディングテーマ「You Only Live Once/YURI !!!on ICE feat.W.hatano」
    ※ロシア人選手ギオルギー・ボボーヴィッチ役の”羽多野渉”さんが歌っております。

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いくつになろうと、胸キュンな日常ってやっぱり私たちには必要?「デンキ街の本屋さん」

以前はMY携帯を持っていた私ですが、会社のPHSが、”誰とでも10分間無料通話”が出来るプランに数年前に入ったのを機に、もったいないからとMY携帯を解約させられました(誰にかって、それはもちろんうちの影の司令塔ですが)。なので、もしこの1台の携帯が無くなると私は公私共に非常に困るのです。先日のことですが、そのPHSが壊れてしまいました。新しいPHSに変更しようとYモバイルショップに問い合わせると、「PHSはかなり希少になって、いつ入荷するかわかりませんのでガラケーへの機種変更をおすすめします。電話番号も変えずに機種変出来ますし、通話エリアもPHSよりも広がって便利ですよ。」とのこと。

それを聞いて安心してショップへ出向くと、店のガラケーコーナーには「”LINE”もできます!」のポップが。LINEを言葉でしか知らない私は、LINEに対し強い憧れがあり、「これで私も時代に追いつけるかな?」と思わず内心にやり。会社ではIPadミニとWI-FI I端末を持たされているので、出先ではネットは使い放題のためにスマホまでの機種変は料金も考えるとさすがに止めました。そして、10分間無理通話については通話数が無制限に進化しているようでしたので、納得してPHSからガラケーに機種変完了。しかし、保存データの何百という電話登録が新機種に移せないという事態に。電源も入らなくなってしまい、ついに最後を迎えたMYーPHS。「仕方ないか、今まで私を支えてくれてありがとう!」とPHSに敬意をはらって一から登録することを決意。

本題はここからです。家に帰ってLINEをする前にまずは電話リストの登録と思い、妻に「新しい携帯に電話のリストが移行できなかったから、登録するから電話してね。」と意気揚々と頼むと、「寝るから明日にして。」と予想もしない答えが。連絡が取れない間に万が一があったら大変と思っているのに、明日でいいか?とあなたはおっしゃいましたか。そこはやっぱりせめて「そんなにかけてほしいって言うならかけてあげなくもなくてよ。」とツンデレの回答でお願いしたいとこなんですけどね。我が家はデレが無い!世のお嬢様たち、”アメとムチ”・”ツンとデレ”はどっちも必要ですよ。旦那様や世の殿方を上手に手のひらの上で転がしてくださいね。とにかく、それを聞いて私は言葉を失い、胸がとっても苦しくなりました。思わず胸キュンですよ。別な意味で!たかだか電話を一回ポチッとかけるだけですよ。まだ結婚して20年にも満たないのにきみまろさんの”あれから40年。うちの妻は~”のくだりが私の脳裏をかすめた瞬間でした。結婚前に「貧乏してもいいからいつも一緒にいたい。」と言ってくれた妻ですが、未だに貧乏なのがやっぱりいけないのでしょうかね?(笑)-おしまい-

そんなわけで、私のリアルな日常回第◯◯話”これって本当の胸キュン?”でしたが、通常、”日常アニメ”と言われる「日常」ジャンルの作品は笑いがほぼほぼで、胸キュンのラブコメ要素はそれほど入ってきません。日常ものアニメは物語性があまりないのでストーリー仕立てのラブコメは成立しにくいということになります。 「WORKING !!」あたりは日常ものでもうまくストーリーがあってラブコメ要素があった作品です。そんな日常ジャンルにラブコメ要素ありで、さらに胸キュンな隠し味までプラスされたアニメが本日のオススメ作品であります。笑い7割:胸キュン3割といったところのラブコメでしょうか?ラブコメでも笑いだけじゃ何もあとに残らない、という欲張りなあなたにぜひ、お届けしたい作品です。でも、ちょっと軽いエロ話もありかもよ、の作品なので、すごく真面目な方はそのあたりをご容赦頂き寛大な心でご覧くださいませm(_ _)m

作品名は「デンキ街の本屋さん」です。

漫画家の”水あさと”さんが描いている同タイトル漫画が「月刊コミックフラッパー」に2011年7月号より連載となり、既刊13巻まで出ています。こちらが原作となりアニメ化し、2014年10月~12月にBS11・東京MX他で全12話が放送されました。ジャンルは日常・青春ラブコメ。アニメーション制作はドラえもん・クレヨンしんちゃん・あたしんちのTVアニメを手掛けた”シンエイ動画”です。

デンキ街の本屋さん1

ここは、とある電気街にある漫画専門書店「COMICうまのほね」。全国チェーン書店の電気街店である。各フロアがまるごと様々なジャンルの漫画や同人誌・関連グッズで埋め尽くされていて、ビルまるごとがオタッキーな特殊な空間。その磁力に引き寄せられて、ある種に於いてコアなお客様たちがこの店を訪れる。そこで働く店員さんもみんな個性派揃いであり、日頃彼らは互いをニックネームで呼び合うフレンドリーな社風のお店なのだ。ではそこに集う店員さんについて説明しよう。

まずはこの店の正社員”カントク”から。彼はこのフロアのリーダーであり、店長の他にいる唯一の正社員である。映像を取るのが趣味で元映画監督志望であるところからそう呼ばれている。好きな子をいじりまわす典型的な子供のような大人である。日頃から女性店員”ひおたん”の行動を追っかけて、彼女のおもしろ映像をコレクションしている。

そしてメインヒロイン”ひおたん”はこのお店にしてはかなり普通な部類の女の子。だが、天然なドジッ娘であり、素直な性格ゆえに騙され易く、よくカントクにいじられている。オタク系には知識が浅く、非オタクなところからそう呼ばれている。しかし、お店のBL本(BOYS LOVE)の表紙を見て知らない世界にドキドキし、そっちの方向に今後目覚めつつある?

”主人公の”海雄(うみお)”はお店で一番新しいバイト店員でひおたんが海雄の教育係。漫画・ゲーム・ライトノベル・フィギュアなど多くのオタク趣味をもっているが、割りと常識人。と思いきや、やっぱり趣味の話になると相手構わず話が止まらなくなってしまうほどの筋金入りのオタクだ。うみおだけはそのまま名前に君付けで呼ばれている。なぜ彼だけ名前で呼ばれるのかは不明。

”カメ子”はいつも大きなキャスケット帽がトレードマークの女の子。その帽子で癖っ毛を隠すシャイな娘で、カメラが好きでいつも一眼レフのカメラを持ち歩き、シャッターチャンスを狙っている。語尾には必ず「◯◯ですぞ!」とつけて話すのが口癖。自分の事より他人を優先し、周りがよく見える気遣い上手な女の子でもある。ニックネームはもちろんカメラ好きから生じているようだ。

”先生”はプロ漫画家志望のメガネ女子。黒髪にジャージ姿でいつもほとんど変わらない。でも微妙に変わっている?ファッションにはかなり無頓着。服装ばかりではなく、先生の女子力は世間と比べてかなり低いらしい(時々お店にやってくる、元うまのほねの店員で今はライトノベル作家の女子”つもりん”いわく)。先生の描く同人誌漫画は海雄も大ファンであり、先生の夢を応援するべく、締め切り前は徹夜作業を海雄も手伝う間柄となるが、二人はお互いを意識しつつも関係はなかなか縮まらない。

”ソムリエ”は客の望む漫画を的確に勧める事が出来るほど、豊富な漫画知識を持っていて、その能力をいかした「大ソムリエ会」が定期的にこのビルの別フロアで開催されている。自分に合った本を選んでもらおうと、毎回多くのソムリエファンが参加するこのお店の人気イベントである。ソムリエというニックネームがついたのは小学校までさかのぼる。その当時に友達からつけられたらしく、その感動?エピソードがある回で語られている。

”腐ガール(ふガール)”は店員の中で一番背が低く、内気なツインテール少女である。16歳の現役女子高生。ゾンビが大好きでゾンビを観るとゾンビ退治をしたくなり、思わずバットを振りかざしてしまうという、少々デンジェラスな一面を併せ持っている。特殊メイクが上手で、海雄がゾンビキャラにぴったりな事がわかり、特殊メイクをしたがるが、その後の彼女の変貌ぶりには恐怖の結末が伴うことは言うまでもない。ニックネームはゾンビ好きから来ているらしい。ソムリエに好意を抱いているようだ。

電気街の本屋さん5

この作品は、そんな7人の店員さんたちが繰り広げる漫画書店ラブコメディであります。彼ら彼女らの店内外で起こる様々な笑いと感動のエピソードに思わず拍手を送りたくなるお話がいっぱい登場します。ただこの作品、それだけに終わらず、意外と仕事にかけての情熱を感じさせるエピソードも多数盛り込まれているところがじつに素晴らしいと思います。顧客満足第一主義のお店の姿勢にあいまって、一見馬鹿げたコーナーづくりがお客様のニーズを反映する創意工夫の表れであったり、商売の原点を感じさせてくれます。やっぱり、楽しめてなおかつ、希少価値のあるものにお客様は魅力を感じてお金を使ってくれるということですかね。

今回の注目の声優さんは、ひおたん役の”高森奈津美”さんと腐ガール役の”竹達彩奈”さんです。高森さんは「田中くんはいつもけだるげ」の天然系の宮野さんを演じた方で、今回のひおたん役も宮野さんとは一味違った天然の役どころを観ることが出来ます。個性的な天然キャラを演じさせたらベスト10には入る声優さんではないでしょうか。竹達さんは「けいおん!」中野梓役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」高坂桐乃役、「たまゆら」佐渡楓役などメインヒロインを数多くこなす売れっ子声優さんです。いろんな性格の役をこなせるマルチプレーヤーです。今回登場の内気な腐ガールには萌えること間違いなしです。

オープニングテーマ「齧(かじ)りかけの林檎/竹達彩奈」

この作品を観て、日本においての漫画やアニメの世界がより細分化と深化を遂げていることを感じつつ、オタクの領域がすでにオタクと言えない世の中のスタンダードになっていることを理解いただけましたら幸いです。

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人生において一度ぐらい、ファンタジーな出来事が現実になるとしたら、あなたなら何を願いますか?「天体のメソッド」

子供の頃は、根拠のない自信に満ち溢れていて、自分はなんだって出来ると可能性を信じ、自分を過剰評価していたあの頃。商店街を走る車と並んで車道を全速力で駆け抜け、オレは車よりも速く走れるんだ、と自負していた幼少時代。あれから40年、すっかり大人を通り過ぎ、現実を重く受け止め、自分の出来る限界を日々痛切に感じる今日この頃。大人になるにつれ、知識や経験が増えてくると当然、自分のできる能力や限界を知り、世の中での自分の立ち位置・分相応をはっきりと理解するわけです。現実ってやつを・・・。でも、あまりにその現実を受け止めすぎると受け身な生き方にシフトしすぎて 夢もいつしか見なくなります。なんかつまらない生き方をしてはいないか?自分の未知なる可能性はいつ・どこに置いてきてしまったのか?

年齢に関係なく、多少の夢は見たほうが明日に希望が持てるってものですよね、尊敬する日本サッカー界のレジェンド”キングカズ”こと、三浦知良様。50歳過ぎても現役プロで居続け、自分はもっとうまくなれるとあなたは言っております。すごいよ、カズ!明日を前向きに生きていくにあたって、自分で自分の限界をつくってしまうこと・そういう気持ちを持ってしまうことが一番よくないことかもしれませんね。夢はいつか叶う、そう信じてそのために努力と行動を惜しまない、むしろこれからは下降線は辿らずにある意味、分相応のハードルを上げる生き方が出来たら良いかなって最近の私は思っています。

そう思える同士の皆さん、まずはありえないと思うファンタジーの世界を覗いて気持ちを高めましょう。昔願ったバカバカしい想いって純粋な気持ちからなるものなので、自分の原点かもしれませんよ。いつか願いは叶う、そういった気持ちを思い起こさせてくれるようなアニメを見て、自分の固定観念・限界を一回リセットしてみましょう。そんな気持ちに立ちかえったら、もしかしたらこれからの人生で一回ぐらい、ファンタジーな出来事やミラクルだって起こり得るかもしれませんよ。

本日は、青春・ファンタジーのジャンルから「天体のメソッド」を紹介いたします。タイトルはそらのメソッドと読み、通称”ソラメソ”と呼ばれております。オープニングテーマ良し、ストーリー良し、キャラクターデザイン可愛良し、キャスト(声優さん)良し、エンディングテーマ良し、結果全て良し!のトータルでバランスの取れた優れ作品です。

この作品は、アニメーション制作会社の”3Hz(サンヘルツ)”が2013年に設立してから初めて手掛けた自社オリジナルアニメ作品で、2014年10月~12月にテレビ北海道・BS11他で全13話が放送されました。注目すべきはこの作品の脚本ですが、恋愛アドベンチャーゲームの中でも感動に特化した、通称”泣きゲー”と呼ばれるゲームの先駆けとなったkanon の企画・脚本を担当したシナリオライターの”久弥直樹”さんが担当されたそうです。そのくらいの方が関わっていたら大いに期待が持てるってものですよね。

天体のメソッド4

”古宮 乃々香(こみや ののか)”は中学最後の夏、父の転勤のために東京から引っ越すことになり、7年ぶりにかつて住んだことのある霧弥湖町にまた戻ってきた。引っ越し移動の車の中、周りの景色を眺める乃々香に対して父は、7年ぶりの霧弥湖町はそれなりに変わったと言うが、乃々香には7年前の確かな記憶が何故か欠落していたため、どう変わったかがいまひとつわからなかった。ただ一つ驚いたことは、この町に差し掛かったトンネルを抜けて乃々香が目にした光景だった。なんと目の前の空に大きな円盤が浮かんでいたのであった。そう、この街は現在は空飛ぶ円盤を観ることが出来る観光の街となっていたのだった。

霧弥湖町に引っ越してきた翌日、ふたり暮らしである父が仕事の引き継ぎのために急に仕事に駆り出されることとなり、引っ越しの掃除や片づけを乃々香一人がやることになってしまった。部屋の掃除をしていると、乃々香の部屋に見知らぬ少女が立っていることに乃々香は気づく。誰なの?と乃々香が尋ねると、その少女は振り向き「乃々香~!」と名前を呼びながら抱きついてきた。名前は"ノエル"。過去に乃々香と会っていたらしく、乃々香のことを知っているようだが乃々香はわからない。しかし、かすかな記憶が断片的に蘇ろうとしていた。それはともかく、ノエルが全身泥だらけであることに乃々香は気づき、ノエルをお風呂に入れ、服を洗濯をしてあげるのであった。それから食事を作るために乃々香はひとり、町へと買い出しに出かけた。その間、留守番をしていたノエルだが、乃々香を喜ばせようと引越の荷作りを片付けはじめた。

戻ってきた乃々香は、勝手に荷解きをされてむしろ散らかっているような有り様と、ガラスが壊れた写真立てを持ったノエルを見て怒り出した。大事な母が映る写真立てを壊されたと思った乃々香は、思わずノエルにここからすぐに出で行くように命じるのであった。夕方、父が帰宅すると、乃々香は母の写真立てが壊れてしまったことを父に謝った。すると父は、引っ越しの荷作りの際に写真立てのガラスを壊してしまい、乃々香が気づく前に写真立てを交換しようと写真立てを買ってきたことを乃々香に告げた。ノエルが壊したのではない事に気づいた乃々香はノエルに謝ろうとその一心で家を飛び出していった。

ノエルを探す途中で少しずつ、乃々香の脳裏に過去の記憶が蘇り始める。乃々香は過去に確かにノエルと会っていたのだ。7年前に天文台で。その時、乃々香の鼻歌を褒めたノエルに対し、母のほうがもっとうまいから連れてくると言ったきり、乃々香は東京に引っ越してしまったのだった。それを思い出した乃々香は二人が出会った場所、天文台へと向かった。そこにノエルはいた。「ごめんなさい、ノエル。」乃々香は泣きながらノエルに謝った。「信じてたよ、乃々香が来るって。お帰りなさい、乃々香。」ノエルはそう答える。次の瞬間、空に浮かぶ円盤が輝き出した。あれから7年間、ノエルは乃々香の帰りをずっと待ち続けていたのだった。「今度はノエルが約束を果たす番。ノエルはそのためにここにいるから。あなたの願いを叶えるために。」

乃々香の叶えたい願いとはどんなことなの?そしてその願いはノエルに叶えられるの?少女ノエルは何処から来たの?そしてこの町に円盤が浮かぶようになった理由とはいったい?

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ここまでが第1話のあらすじですが、その1話の中にその後展開されるお話の伏線がいろいろと登場しています。1話目からすごく濃い内容なので結構引き込まれていきます。2話目以降、主人公である乃々香が転校先の中学校に登校するわけですが、そこで7年ぶりの友達との再会が待ち受けております。引っ越しすることを言い出せずに別れた友達。7年越しの再開は乃々香を受け入れてくれるのでしょうか?そのあたりの友人関係の展開も、乃々香とノエルとの関係と並行して見どころになっていきます。主人公たちの出会い・友情・そしてやがて訪れるだろう別れ?がそれぞれを大人にしていきます。人生の多感な時期の切なさとほろ苦さが程よい作品です。ラスト前の11話でオジサンは涙腺崩壊でした(T_T)。その前に1話でちょっと目頭が熱くなりましたが。

この作品では、出会いの中で互いの確かな友情を育むために何が必要かが問われておりますが、そのために相手を思いやる気持ちはもちろん、相手を信じる気持ちが最も大切だということを感じます。また、当たり前のことですが、信頼ある人間関係の中ではやはり、互いに交わした”約束”は程度の大小に関係なく、きちんと守られるべき事だと言うことをあらためて考えさせられます。失った信頼関係を再び紡ぐことはとても難しくなるということは、むしろ経験から学ぶことかもしれませんね。互いを信頼するからこそ何かしらの約束事が生まれるのであって、その約束事は絶対に守られて然りですよね。逆に言えば、”約束する”という行為は守られる確実性があってじゃないと結んではならないことだとも言えます。相手あっての”約束事”。アニメながら道徳心が正されます。

今回の作品の声優さんですが、メインヒロインである乃々香は”夏川椎菜”さんが演じております。夏川さんはまだ20歳そこそこの若い方ですが、この作品をステップとして最近メインヒロインをはることが多くなってきた注目の声優さんです。乃々香の真っ直ぐで一生懸命な役にぴったりな方だなと思わせられました。方や、相手役のノエルですが、とっても愛らしい役柄を見事に演じているのが”水瀬いのり”さんです。最近は「ご注文はうさぎですか?」のチノ・「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のヘスティア・「がっこうぐらし!」の丈倉由紀といったメインヒロインをこなしています。この方はやはり、可愛らしい系の役がはまりどころな声優さんかと思います。そしてもう一人注目の声優さんを挙げると、元気でマイペースな友人の水坂柚季役ですが、”豊崎愛生(とよさき あき)”さんが演じております。「けいおん!!」の平沢唯・「とある科学の超電磁砲」の初春飾利・「シドニアの騎士」の科戸瀬イザナなどのメインヒロインを演じております。この方は声質の特徴よりもいろんな特徴あるタイプの役柄をこなせるオールランドプレイヤーといったところでしょうか。

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最後はオープニング・エンディングテーマについてですが、今回はどちらもすごくいい感じのアップテンポな曲です。オープニングは映像の青春ぽさとすごくマッチしていて最高ですし、エンディングテーマはファンタジーぽさが全面に出ていて、またオープニングテーマを食うくらいの中毒性のある曲です。私はもう何十回ときいていますが未だに何回聴いても飽きません。エンディングのアーティストはfha'na(ファナ)というアニソン専門のバンドですが、私はこの作品でこのバンドの素晴らしさを知りました。ファンタジーな曲をやらせたら天下一品なバンドかと思っていますし、もっとメジャーになっても当然と言える実力のあるバンドです。ボーカルのtowanaさんの歌唱力も飛び抜けております。この曲ではとってもチャーミングに乃々香を真似た感じで情感込めてこの歌を歌っています。ぜひこちらのPVもお楽しみに!

オープニングテーマ 「Stargazer/Larval Stage Planning」  ※Stargazerは星を見つめる者、天文学者の意味
エンディングテーマ「星屑のインターリュード/fha'na」  ※インターリュードとは間奏曲・エピソードの意味

可愛らしいノエルに会えたなら、あなたの願いも叶えられるかもしれませんよ、きっと。

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ポジティブな人との出会いによって、まだ知らない新たな世界への扉は開かれる。「あまんちゅ!」

いつもご訪問いただいております皆様、昨年はなんのお構いも出来ませんでしたが、痛いブログにお越しいただき、誠に有難うございました。そして新たに当ブログに迷い込んでしまった方々、何かお目に叶うアニメとの出会いがありましたら幸いです。

新年、アニメ増しておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い、痛します m(_ _)m

月日が経つのは早いもので、40代後半のオジサン(もういくつ寝ると50?)にとっては3日前に2016が明けたばかりだと思っていたのにもう2017。いや、それはあまりに言い過ぎでした。もとい、1週間前に・・・   とにかく、どのくらいかはさておいて、年々サイボーグ009並に加速スイッチがONになりっぱなしで、2016もあっという間に過ぎ去ってしまったという感覚でございます。
皆さんにとっての2016はいかがでしたでしょうか?そして2017は皆さんにとって良い年になりそうですか?平穏無事が一番かもしれませんが。ご訪問頂きました皆様が幸多き一年でありますように願っております。

新たな年が明けましたということで、2017の第1話としましては、清々しいアニメを紹介したいと思います。
癒し系アニメと言うよりは、このアニメは”ヒーリングアニメ”と言うにふさわしい作品です。ストーリーもアニメーションも劇中音楽も、全てがあなたの心と体に溶け込んでいくような感覚を味わうことが出来るかもしれませんよ。

作品名は「あまんちゅ!」。沖縄で魚師をする海人(うみんちゅ)と海女(あま)の造語のようなタイトルです。
ジャンルは”日常・青春”。スキューバダイビングをする少女と出会ったもう一人の少女が、その出会いを通して自分の知らない海の世界に目覚めはじめていくお話です。

この作品は、キング・オブ・ファンタジーアニメと言っても過言ではない「ARIA」シリーズの原作者である”天野こずえ”さんによる、月刊コミックブレイド2009年1月号より連載している同タイトル名漫画が原作となっております(既刊11巻)。それがアニメ化され、2016年7月~9月にBS11他で全12話が放送されました。アニメーション制作はJ.C.STAFF。このアニメは、「メジャー」「ハチミツとクローバー」「のだめカンタービレ」などのヒット作を手掛けた”カサヰケンイチ”さんが監督を務め、更にその上に総監督として「美少女戦士セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」「ケロロ軍曹」「たまゆら」を監督、そして「ARIA」も監督した”佐藤順一”さんが再び天野こずえさんの作品を指揮する形をとっている、とてつもない力の入り方を感じるスタッフ陣営作品です。劇中音楽はアコースティック・ギターデュオで有名な”ゴンチチ”さんが担当しており、こちらも楽しみな要素となっております。

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静岡は伊豆の海で、少女は今日も大好きなスキューバダイビングに明け暮れている。彼女の名は小日向光(こひなた ひかり)、15歳。この春から静岡県立夢ヶ丘高校に通うことになった1年生。もう一人の少女、大木双葉(おおき ふたば)は16歳。彼女は中学の卒業と同時に家族と伊豆に引っ越して来た。彼女は家庭の事情で見ず知らずの町に住むことになり、通学のために無理やり原付きを取らされ、その原付バイクで町を散策がてらに海を見に来ていた。しかし彼女は、肝心の海をろくに見もせず、携帯を見て旧友からの新たなメールを待ち望んでいた。海の家「海女人屋(あまんちゅや)」を営んでいる光の祖母が、彼女に気が付き話しかける。「せっかく海に来たなら海を観ないと」と、そう言うやいなや、次の瞬間、双葉の立つ岩場に波がぶつかり、勢いよく波しぶきが上がり彼女は海の凄さを目の当たりにし、驚く。光はバイクで帰り始める髪の長い彼女・双葉の姿を遠目から追っていた。

高校の入学式の日、双葉は登校途中で、ホイッスルを吹きながら通学しているちょっと変わった女の子”光”を目にする。クラス分けの結果、双葉は光と同じクラスであることがわかり、更に前と後ろの席であることにちょっとびっくり。光は双葉を後ろからじっと眺め、彼女にあだ名を付ける。眉毛が薄い女の子だから、”おでこ”のてんてんを取って”てこ”。マイペースな光は有無も言わせずに彼女にそのあだ名を付けた。そして自分のことは”ぴかり”と呼んでほしいと。

”ぴかり”はプラス思考でとっても明るく行動派な女の子。でも、口下手で自分の思っている事を相手に伝えることが苦手なためにいつもオーバーリアクションになりがち。独特な感性を持ち合わせている。祖母のお店のダイビングサービスをアマチュアのインストラクターとして手伝いながら、将来はプロになることを夢見ている。

”てこ”は引っ込み思案な女の子。自分から進んで行動するのが苦手なタイプ。環境が変わって仲の良かった友人もそばにいなく、毎日不安を抱えながら学校にも通っていた。でも、ぴかりとの出会いが少しだけ彼女に変化をもたらそうとしていた。

入学してから日が浅いある日、担任教師から部活動についての話があった。部活動をはじめたいと思っている生徒はよく話を聴いて、納得してから入部を決めるようにと。それを聞いた”てこ”は自分は帰宅部で良いと思い始めていた。放課後、帰ろうとした際に、”てこ”は”ぴかり”の怪しい行動を目にする。”ぴかり”に声をかけてみると、”てこ”は”ぴかり”に手を取られ、とある部室前に連れて行かれる。そうかと思えば、”ぴかり”は勝手に部室に入ってしまう。ダメだとわかりながら、”てこ”もそこを覗くと、そこはスキューバダイビングをやっている「ダイビング部」であることがわかる。部室には誰もいない。いたのは一匹の猫だけ。

かけてあったダイビングスーツを珍しそうに眺めていた”てこ”。”ぴかり”はそのスーツの説明を”てこ”にしながら勝手にそのスーツを着てしまう。ダメだと言いながらも、”ぴかり”にそそのかされた”てこ”は、”ぴかり”のペースに乗せられながら自分もスーツを着てしまう。”ぴかり”はおもむろにプールへと向かってしまった。成り行き上、”てこ”もプールへと向かった。”ぴかり”はスーツの空気抜きをてこに説明したかと思えば早速プールへ飛び込んでしまった。大胆な”ぴかり”に、”てこ”は戸惑いながらも気持ちよさそうにプールに浮かぶ”ぴかり”を見て、てこの中の気持ちが吹っ切れた。次の瞬間、彼女はプールにダイブしていた。”ぴかり”の影響で、引っ込み思案の”てこ”の行動が変わった瞬間でもあった。プールに仰向けに浮かぶ二人。”ぴかり”は海の中に潜る素敵体験を”てこ”に話して聞かせるのであった。

やがて二人は「ダイビング部」に入部することになります。しかし、誰もいない部室に勝手に入り、勝手にスーツを使った者がいることを知った先輩がカンカンになっているとの情報。二人は先輩たちとまだ面識がないのですが当然、会いづらい様子。ダイビングをするためにはまずこの困難をどうにか乗り越えて先輩と仲良くしないと・・・  二人はこれをどう対処するのか?そして、泳ぐことが出来ない”てこ”が果たしてスキューバダイビングをすることが出来るのでしょうか?二人は無事にバディになれるのでしょうか?

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今回の作品では、私も知らない地上とは違うもう一つの世界、”海の世界”を美しい映像と心地よいBGMで疑似体験することが出来、ヒーリングアニメであることを実感いたしました。それともちろん物語の中の素敵な出会いや、そこで起こる数々のエピソードにも癒やされる感じがあって最高でしたね。そして、ポジティブな人と出会うとその人に刺激を受けて、今まで知らなかったことにチャレンジしてみようかと、自分もプラスに引っ張られる作用を再認識しましたし、ぴかりやダイビング部の先輩の相手への何気ない心遣いが人として素晴らしいなって思える作品でした。また、”ぴかり”の祖母と”ぴかり”と”てこ”のクラス担任の”火鳥真斗(かとり まと)”先生の名言にもしびれましたし、注目してみてもらいたいところですね。あと、学校の制服が海のお話だけにマーメイドドレスっぽいところも、作者先生のこだわりを感じます。先生は猫好きで、出て来る猫ちゃんは先生宅で飼われている子達がモデルだそうですよ。

片やの声優さんも今回も素敵です。主人公ぴかり役は「ふらいんぐうぃっち」の”倉本千夏ちゃん”を演じた注目株の”鈴木絵理”さんですが、感性豊かなぴかりを作り出しております。てこ役は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」/めんま役・「ギルティクラウン」/楪(ゆずりは)いのり役・「さくら荘のペットな彼女」/ましろ・「ノーゲーム・ノーライフ」/白役・「冴えない彼女の育て方」/霞ヶ丘詩羽(かすみがおか うたは)役など数々の主役を演じた”茅野愛衣(かやの あい)”さん です。今回は、恥ずかしそうで、それでいて透明感のある少女、てこ役が見れて満足しております。火鳥真斗先生役は”伊藤静”さんですがカッコ可愛い先生に惚れそうになりますね。

BGMもさることながらオープニングテーマはやはり癒し系アニメに最適な真綾さんが担当です。
オープニングテーマ「Million Clouds/坂本真綾」

最後に真斗先生のお言葉を借りて2017の幕開けをしめたいと思います。

楽しいは最強!楽しいは正義!楽しいは無限大!

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みんなで作ると楽しいね。みんなで食べると美味しいね。愛情いっぱい召し上がれ!「甘々と稲妻」

皆さんの食卓は楽しいものですか?一人で食事をされる方は、誰に気兼ねせずに自由に自分の好きなものをセレクトして楽しむことが出来るのが最大の特権・メリットですよね。彼氏彼女がいる方やルームメイト・友人と一緒に食べるという方は、相手となにを食べるかシェアする喜びがあるかと思います。そして家庭を持っている方は、特に晩ごはんを囲んだ中で、家族のそれぞれの1日のドラマに笑ったり怒ったり、そして子供の食を観て成長を感じたりと、食べることの他に家族内のコミュニケーションをはかるという、すごく大事な役割を持ってたりするものじゃないかと思います。

そう言う我が家は4人で食卓を囲んでおります。私と妻と高校生の息子と義理の母との4人構成です。私の会社がブラック?それとも単に私が仕事大好き?なせいか、私が帰宅するのはいつも夜の10時前後。ごくまれに7時ぐらいに帰るものなら「今日は早いわね、もうひと働きしてきたら?」とブラックジョークを噛まされます、誰とは言いませんが(これってブラックジョークですよね、あくまで^^; そうであって欲しい)。なので平日はほぼ、お一人様で食事を済ませます。その分、休みの日の食卓でいろいろとコミュニケーションを取るチャンスなのですが、普段、仕事の際には全力で営業トークしていることも手伝って、 家では割りと無口になってしまいます。ただそれは言い訳ですので、やはり休みの日ぐらいは家族ともっと話をしないといけないですよね。ですが、ついつい全脱力してしまっています。「田中くんはいつもけだるげ」の田中くんのように。またもや反省の日々でありますm(_ _)m

本日はそんなことで、食卓の大切さがものすごく身にしみるアニメ、”笑って泣いて美味しく食べる”がたくさん出てくる作品をご紹介いたします。タイトルは「甘々と稲妻」。ジャンルは料理・グルメ・食育となっておりますが、一生懸命に幼い娘のために食事を作り、一緒に食べることで娘に喜んでもらおうと頑張るお父さんの”子育て物語”でもあります。このアニメは2013年3月より「good!アフタヌーン」で連載中の”雨隠(あまがくれ)ギド”さんの同タイトル漫画が原作で(既刊7巻)、それがアニメ化され、2016年7月~9月にBS11他で全12話が放送されました。

甘々と稲妻5

主人公”犬塚公平(いぬづか こうへい)”は、とある高校の数学教師。5歳の娘”つむぎ”と二人暮らしで、仕事とつむぎの幼稚園の送り迎え、そして家事・子育てに毎日奔走中。半年前に妻に先立たれ、料理がまともに出来ないこともあり、食事にはいつも四苦八苦している様子。朝はパン、夜はお弁当屋さんのお弁当がメイン。つむぎの幼稚園のお弁当は、ほぼほぼ冷凍食品の詰め物で構成されている。公平は早く帰るために家に仕事を持ち込むことも多く、つむぎはそのためテレビを観ながら一人でお弁当を食べる日々が続いていた。

なかなかつむぎのことをかまってやれない公平は、休日に二人でお花見に出かけることにした。休みの日、やるべき家事を済ませ、二人はお花見スポットへと向かった。そこはたくさんの人と笑顔に溢れていた。そんな中で一人だけ、泣きながらおむすびを頬張っている少女がいることに二人は気がつく。つむぎは彼女に近づき「だいじょうぶ?」と声をかけた。すると彼女は「悲しくて泣いているのではなく、お弁当が美味しくて泣いているの。一緒に来るはずの母が来れなくなったために二人分のお弁当を食べていたら、そのお弁当がすごく美味しくて、忙しい最中にお弁当をつくってくれた母のことを考えたら思わず泣けてきたの。」と、つむぎにそう答えた。「そんなに美味しいの?」と聞きながら、つむぎはそのお弁当箱を見るが、2段重ねのお弁当は全て空っぽ。彼女は体型に見合わず、かなりの大食いであった。彼女は母が営んでいる「恵」という料理屋の名刺を公平に渡し、美味しいので食べに来てくださいね、とお店を紹介するのであった。

お花見の帰り道、今晩はなにを食べようかと公平はつむぎに尋ねるが、つむぎは食べ物にあまり興味を示さない。結局、いつもと代わり映えのしないお弁当屋さんのお弁当で済ませることにしたが、つむぎの食は進まず、最近はお弁当を残す事が多くなった。ある日、公平が家に帰ると、つむぎはテレビの中の圧力釜で料理された美味しそうな肉に釘付けになっていた。「おとさん、これママにつくってって、頼んでね。」それを聞いた公平は愕然とした。つむぎに美味しいものを食べさせたいと瞬間的に思った公平は、つむぎを連れてすぐに、料理屋「恵」を目指し走り始めた。途中からお店に電話をかけると、この前の彼女が電話に出たが何か気が乗らない返答。お店に着くとそこには彼女だけがいた。

彼女は制服姿であり、公平が勤務する高校の生徒であることがわかった。更に、公平の副担任として受け持つクラスの生徒でもあった。彼は全く覚えていなかったが、彼女の名前は”飯田小鳥(いいだ ことり)”。母が急用でいないために今日はなんのお構いもできないことを彼女は公平にわびた。公平は仕方なく帰ろうとするが「ごはんは?」とつむぎは納得していない様子。思わず小鳥は二人に「ご飯出来ます!」と言ってしまう。覚悟を決めた小鳥は土鍋でご飯を炊き始めた。見よう見まねでかなり時間はかかったが、無事にご飯は炊き上がった。眠かけをしているつむぎを起こし、三人は土鍋で炊きあがったツヤツヤふっくらご飯を実食。ただおかずは何もない。小鳥は自分の炊いたご飯に感動しつつ早速食べ始めた。つづいて、つむぎもごはんを口に運ぶと次の瞬間、「うまい!」の一言が。そんなつむぎの笑顔を観て公平は嬉しさのあまりホロリとしてしまう。自分もそのご飯を食べてみるとそれはとても美味しく、公平は手作りの美味しさに、はっと気がつく。そしてつむぎに対して約束をする。これからはお父さんが美味しいごはんを作り、ふたりでいっしょにそれを食べることを。

それを聞いていた小鳥は公平に突然、思いついたようにお願い事をするのであった。「私とごはんをつくって食べませんか!」と。唐突なお願いにもちろん公平はすぐさま同意はしなかった。見ず知らずの親子と高校女子がごはんをつくって食べるというシチュエーションは、高校教師の公平にとっては常識としては考えられないことだったが、小鳥はえらく真剣。これは公平に対しての恋、それとも・・・何か彼女には思うところがあるらしい。それには一体どんな理由が?

甘々と稲妻1

この作品は、”料理を美味しく作る”そして”みんなで美味しく食べる”という事が前提の料理アニメであります。毎回、日本人にはお馴染みの美味しそうな料理が登場します。料理が得意じゃない主人公たちが毎回試行錯誤しながら、食べてもらいたい相手のためにとにかく頑張ります。結果、美味しい料理ができるのですが、そこまでたどり着くのに毎回いろんなドタバタやエピソードがあって、最後に美味しい笑顔で締めくくられるという、とってもハッピーな物語です。ときには笑い、そして涙。父と娘が互いを思いやり、そして理解しようとするエピソードに毎回心を打たれます。子供って本当によく親を観ているものですし、親は我が子をもっと正面から見てあげないといけないですよね。子供の行動にはそれなりの理由があることも忘れずに。子育て世代のお父さん・お母さんにはぜひ観ていただきたい作品です。私はこの作品を観て、あらためて家族のあり方を再認識させられました。つむぎがお父さんのために大冒険をする第7話も必見ですよ。

今回の作品には、上記の3人の他にも日常で絡むさまざまな人物が登場しますが、この3人がほぼほぼメインであります。3人を演じているのは、まず公平役が”中村悠一”さんです。セクシーな低音ボイスにとても特徴があり、女性には魅力的な声質を持つ声優さんかと思われます。本当に数多くの作品の主役をこなしている方ですので、まだ知らない方は抑えておきたい声優さんの一人です。そして5歳のつむぎ役は11歳の女優さん&声優さんの”遠藤璃菜”さんが演じています。天真爛漫かつ、時にむくれてしまう子供っぽさが上手に出ていて好感が持てました。「ばらかもん」のひな役も演じていて、今後活躍が大いに期待される声優さんでしょう。最後は小鳥役ですが、こちらは”早見沙織”さんが演じております。本当に食べることが大好きなんだと思わせる女子高生役を見事に演じていらっしゃいます。数々の主役&個性的な脇役を演じている声優さんで、アニメに石をぶつけたら(ぶつけちゃダメですが)早見さんに当たるといっても過言じゃないくらい多くの作品に出ている、引っ張りだこな声優さんですよ。個人的には彼女が演じている「終わりのセラフ」の”柊(ひいらぎ)シノア”が好きですね。

寒い冬には心温まるお話と、そして美味しそうな料理を観て、自分たちも楽しい我が家を作りましょうね(^_^)

オープニングテーマ「晴レ晴レファンファーレ/みみめめMIMI」
エンディングテーマ「Maybe/Brian the Sun」


柊シノア
おまけ/柊シノア


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楽しさ・感動がいっぱい詰まった深夜帯TVアニメ作品。まだ知らない40代以上の方々にも知って頂けるよう、おすすめアニメ情報館TAKAYAの店主兼アニメ効能調剤薬局調剤師(仮)兼貴方様の執事がわかりやすくお届けいたします。日常に疲れた方、ストレスが溜まっている方、暇な方は処方箋も出でおりますので、どうぞお好きなアニメを処方してみてください。

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